Voicy Journal

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「声にカギカッコで抑揚を付けよう」しゅうへいさんに聞く、相手に伝わる話し方のコツ

「声にカギカッコで抑揚を付けよう」しゅうへいさんに聞く、相手に伝わる話し方のコツ

「今日からうまくいく話し方」は、Voicyの人気パーソナリティにコミュニケーションのコツを伺うインタビュー企画です。今回は「1年後の自分を楽にするラジオ」、ボイスブロガーのしゅうへいさんに話し方のコツについて伺いました。こちらは、そのインタビューを元に書き起こした記事です。(動画で見たい方はこちら

しゅうへいさん
音声メディアの専門家、ボイスブロガーとしてフリーランス活動を続けるしゅうへいさん。2018年からVoicyで放送をスタートし、累計再生回数は290万回を超えています。瀬戸内海の島にある、古民家スタジオから毎日放送中!
Twitter:@shupeiman

話を伝えるために、意識している3つのこと

——話を伝えるために意識していることは何ですか?

伝えるために意識していること① ポイントを整理して話す

ポイントを必ず整理して話すようにしていますね。

例えば「上手く話す3つのポイント」とか、3つ縛りでもいいし、5つでもいいんですけれど、なるべくポイントを整理して1つ目のコツから話してあげて、2つ目のコツを話して、3つ目のコツを話して…で、まとめるとこうですよっていう話のスタイルにしています。

相手も迷わすことがないし、自分も迷わず話すことができるんですね。順番通りに話せばいいので。相手も僕も楽だっていうようなイメージですね。

伝えるために意識していること② 伝えたいことは、1つに絞る

伝えたいことを1つに絞るということですね。

これは広告の世界でも「ワンメッセージ・ワンアウトカム」って言ったりするんですけれど。1つのメッセージに1つの行動です。僕がVoicy撮ったりする時にも、こういう行動をリスナーにしてほしいなとか、こういうことを知ってほしいなと、1つのゴールですよね。ワンアウトカムっていうのを1つのゴールに設定して話しているので、とにかくそこに導いていくというか、迷わせない。

「そうだ京都に行こう」というのも、もう京都に行くことをとにかく伝えてるじゃないですか。あれが、「そうだ京都に行こう。大阪にもよって、岡山にも行き、いや鹿児島にも行こう。」っていうことだったら、「どこ行きゃいいねん!」っていグダグダになるんですよね。

あれもこれも伝えたい、もうこれも大事だから、これも大事だから、これも大事だからって言ってビャーって台本とか用意してやっていくんですけれど、結局伝えたいことが絞れてなくて何も伝わらなくなるんですね。なので、最初に言った話し方の3つのポイントとか、3つありますよっていう1つのメッセージにくくってあげたりすることによって、より伝えやすくなるし、グダグダしないですね。

伝えるために意識していること③ しゃべり言葉にも「」を付ける意識

誰かに向けてアウトプットするときは普段のトーンだと駄目なんですね。家電がなって急にオカンが電話に出て「あ〜↑○○さん↑」みたいな、ああいうイメージでちゃんと切り替えなくちゃいけない。これにまず慣れないんですよね。テンション高い自分に慣れていない。そういうアウトプットの場所では、テンションを上げて話す自分が普通になる。

僕も苦手だったんで、自分の声。でもVoicyをやってリスナーさんが「すごいいい声で聴きやすいです」って言ってくれるんですよ。それでやっぱり自分の声のイメージ、セルフイメージが変わって、自分の声が好きになりましたね。Voicyで累計1,100本投稿してるので、自分が話していることが普通になるんですよね。

だからこううまく話せないな〜とか、緊張するなって言う人は結構その話すこと自体が普通になっていない。たぶん最初は話すことでいっぱいいっぱいなんですよ。トーンを変える余裕がないとか、なんかこうスピードを変える余裕がないとか、表現力のこう余裕がなくなっていて。

野球で考えても、入部1日目ってユニフォームを着ていること自体珍しい。何かこう「似合っているのかな?」とか、そういうことがいろいろ気になるじゃないですか。でも多分それやってる間はヒットも打てない、ホームランも打てないと思うんですよね。でそれがもう当たり前になっていって、自分はもう野球をしていることが当たり前だし、上手い人のやり方を盗んだりとか、あの人こういうふうにしてるんだ、じゃあ自分もやってみようとか。多分それの繰り返しで、とにかく話して話して話して、上手くなっていくのかな。しゃべりも1年2年3年かけていくっていうのが大切だなと思いますね。

相手の話したいことを引き出す

——普段の会話の中でのルールは?

やっぱり相手が気持ちよく話せる、相手が話したかったこととか、相手が気が付かなかった自分でこういうこと話したかったんだっていうのを、どこまで引き出してあげるか。そしてそれを自分の人生にも活かしていく。こういう姿勢っていうか態度が、すごく大切なんじゃないかと思っていますね。

僕、今まで本当に相手をすぐ否定する人だったんですよ。自分がこう思ってることと違ったら、すぐ対決させてしまう。自分は気持ち良くなるけれど、場は盛り上がらなくて。みんな自分を認めてほしいわけなんですよね。

僕の方がよく知ってるから相手に「それは違うよ」って言ってしまうとか、自分を認めてほしいっていう精神のもと誰かと会話してしまうと、いい会話というのは作れない。それよりも質問してあげたりとか、話を膨らませてあげたりとか、相手の話を引き出して相手の話もネタとして仕入れたりとか、そういう目線がすごく大事かなと思いますね。

自分が認められたいっていう気持ちだけじゃ、結局誰からも認められないっていう現実に気づくことが大事かもしれませんね。だからまず相手を先に認めてあげて、自分も認めてもらう。先に先にファーストアクションを自分が取ると、結果自分が認められて自分も気持ちよくなる。

良い会話、話し方=ジャズ

——聴きやすくてわかりやすい話し方を一言でいうと何でしょうか?

「ジャズみたいに話せ」ということですかね。
僕、ジャズが好きなんですけれど、日常の中にジャズって結構あって、ジャズと知らずに聴いてる人もいるんです。ジャズって一曲の中に物語と言うか抑揚とか変化とかがあってですね、飽きさせない。聴いた後の気持ちがリラックスするというか。心地いい話し方、抑揚をつけながらとか、いい響きとか、なんか言葉選びとか、一つの楽器を奏でてるイメージだから、作品づくり・演奏をしていると思うと、すごくこう話していることが楽しくなると言うか。こう自分の体とか体験とか、人生を使って表現をできると思うと、話というのはものすごく高尚と言うか、素晴らしい行為だなと思いますね。

しゅうへいさんのインタビューを動画で見る

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