【書籍×音声】音声連携の新しい形、最新の出版事例をご紹介します。
こんにちは、Voicy編集部です。今回は、日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」を運営している立場から、新たな書籍出版の形をご提案させてください。
最近、出版直前に「はじめに」を全文公開したり、トークイベントで著者に質問ができたりサインがもらえたりする企画を実施したりして、書籍のPR活動を行う著者・出版社が増えてきています。
発売日の数週間前から、SNSを活用して告知し、読者になりうるファンの方を巻き込んでいくことも重要だといわれています。
そんな中、新たな取り組みとして、書籍に「音声」を連携させることで、書籍の販促活動やファンプールの形成につなげている事例が生まれているのです。
今回は、書籍出版において、どのように音声を連携させるのか、どんな効果があるのか、実際の事例をまじえてご紹介していきます。
【こんな方におすすめの記事です!】
・書籍の出版をしており、新たな手法をさがしている方
・すでに音声発信をしていて、書籍出版を控えている方
・これから書籍を出版したいと考えている方
・音声の未来に興味がある、ワクワクしている方
【こんなことが分かります!】
・書籍の新たな売り方、販促での盛り上げ方
・書籍と音声を連携させることの効果
・音声連携して出版した事例
書籍出版を手がける出版社や著者の方から、こんなお声が出てきています。
「出版後に情報が古くなってしまう」
「販促にSNS活用が必須になっている」
「本が売れづらくなってきている」
発売日直前に「はじめに」を全文公開したり、トークイベントやサイン会を企画したり。本が売れづらくなってきている今こそ、読者になりうるファンの方を巻き込んでいくことも重要だといわれていますよね。
そんな中、新たにご提案したいのが、書籍に「音声」を連携させる方法です。詳しくご紹介します。
まず、「書籍と音声連携」では、具体的にこんなことができるようになります。
【書籍×音声の連携でできること】
・書籍の内容を音声で聴ける
・声のメッセージがきっかけで書籍を知り、購入する
・出版後、追加のメッセージを有料で販売できる
書籍につけたQRコードを読み取ると、音声が聞けるWebページに遷移。そこから、購入前の方へのメッセージや、「はじめに/おわりに」の朗読、追加のメッセージを届けることができます。
音声でのメッセージがきっかけで、著者の本人性が伝わり共感し、購入を決める方もいると思います。また、書籍を読んだあとに著者の声を聞いて、さらに理解を深める方もいるでしょう。
これらの声のメッセージは、Voicyなら有料で販売することもできるので、書籍から派生した新たなマネタイズにもつながります。
ご紹介したようなイメージで、書籍と音声を連携させると、以下のようなメリットや効果があると考えています。
【書籍×音声の連携メリット】
・声で情報をアップデートできる
・本を広めるファンプールになる
・新しいマネタイズになる
書籍を発売してから月日が経つと情報が古くなってしまう、といった課題も、事前にQRコードを書籍に仕込んでおけば、声で情報をアップデートできます。
また、声だからこそ著者の「人となり」「人間性」が伝わりやすくなるので、書籍に興味を持っているユーザーがファンになりやすいです。きっと書籍の口コミや感想をSNSで広げてくれる、熱狂的なファンに育っていくでしょう。
そして、追加で届けていく音声でのメッセージを、有料で販売することで新たなマネタイズにもなります。たとえば、随時更新される、有料の「音声セミナー」として活用することもできるのです。
これまでのやり方だけでなく、新たに音声を取り入れることで、書籍の販促や情報の届け方が広がっていきます。
では、実際にどんな音声を届けて、書籍の販促や新たなファン獲得につなげているのか、最新事例をご紹介します。どこよりも早く取り組んでいるVoicyパーソナリティの事例です。
【今回ご紹介する活用イメージ】
・制作秘話や裏話が聞ける「副音声」
・「はじめに」を音声で収録、QRコードを店頭販促POPや帯へ
・章ごとに学べる「音声セミナー」を書籍内に埋め込み
・イメージが湧くようなオリジナルボイスドラマ
・執筆中の公開インタビュー音源を公開
まずは、ファンの熱量をより高めるような取り組みです。
お笑い芸人のキングコング西野さんが出版した『みにくいマルコ 〜えんとつ町に咲いた花〜』では、絵本の裏話や制作秘話を「副音声」として届けています。
長い時間をかけて心を込めて届ける絵本を、どのような思いでつくったのか等、読者が絵本だけでは味わえないような小話を声で発信します。
キングコング西野さんの場合、Voicyでフォローしていれば誰でも聞ける状態で公開しています。
無料で誰でも聞ける音声ではあるものの、本が手元にないと楽しめない音声だからこそ、リスナーの本の購買意欲を高めることにもつながっています。
合計40分以上のボリュームで、読了後の満足度もアップ。SNSでの感想の投稿も生まれています。
つづいては、購入前の方に本の魅力を届けるのに音声を活用した事例です。
子育てをしながら働くパパママに人気の、ワーママはるさん。2冊目となる著書『ライフシフト習慣術』では、書籍の「はじめに」を声で収録し、本屋の店頭のPOPに掲載。購入前の方にメッセージを届けています。
「はじめに」を読んで書籍を購入する方がいるように、著者のメッセージを聞いて購入を検討してもらいたいという狙いです。
Voicy代表の緒方も、初の著書『ボイステック革命』では、「はじめに」が音声で聞けるQRコードを帯につけて、書店を訪れていない方でも聞けるようにしています。
他にも、ワーママはるさんの場合、章ごとに音声が聞けるQRコードをつけています。
QRコードを読み取ると、Voicyの放送回がWebページで開き、関連する内容をより深く知りたい方が楽しめます。
テキストを見ながら、声で補足することによって、「授業」や「セミナー」のような体験を提供できます。
また、声の授業は、第1回を無料公開し、第2回以降を有料設定にするなど、従来のDVD特典のようなイメージでも活用できます。
Voicy代表 緒方が執筆した『ボイステック革命』では、すでに書籍購入者向けの有料放送をおこなっています。
このケースでは、追加でお金を払って応援したいという方向けの裏話放送として作り、多くの方にご購入いただきました。
さらにファンを巻き込んだ取り組みとして、Voicy代表の緒方は、書籍の冒頭でオリジナルのボイスドラマを挿入しています。
声でストーリーを聞くことで、よりイメージが膨らみます。小説やライトノベル、ビジネス短編と相性がよいと思います。
ボイスドラマがきっかけで書籍を知る方もいるため、音声自体が販促につながります。
また、編集者によるインタビューを公開収録とし、その音源を公開して、書籍や記事の制作段階からファンを巻き込んでいく取り組みをおこなっています。
声でストーリーを聞くことで、よりイメージが膨らみます。小説やライトノベル、ビジネス短編と相性がよいと思います。
ボイスドラマがきっかけで書籍を知る方もいるため、音声自体が販促につながります。
また、編集者によるインタビューを公開収録とし、その音源を公開して、書籍や記事の制作段階からファンを巻き込んでいく取り組みをおこなっています。
企画段階から巻き込んでいくことで、ファンの熱量を高めていけます。書籍発売後は有料コンテンツへと切り替えることで、より詳細を知りたくなった読者が聞くようにすることも可能です。
声は、活字よりも本人性を持ちます。
「こんな声の人が書いているんだ」
「こういう思いで届けたいんだ」
「著者のことをもっと知りたいな」
そう思いながら読書する時代が当たり前になるかもしれません。
書籍の出版を検討している方、出版社の方、Voicyで一緒に新たな読書体験、販促活動をつくっていきませんか?
ご興味をお持ちの方は、以下からお気軽にお問合せください。
Voicyは手軽に放送ができて、声を通してファンとの距離を縮めることができます。
発信内容のジャンルは問いません。声で発信したい!伝えたい想いがある方!
Voicyであなたの声を届けて、リスナーの生活をより豊かにしていきましょう。
そして一緒に「声のある世界」を盛り上げていきましょう!
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