TOPエンタメ映画・本ショートストーリーの朗読C級の試験官05:16 11月2日 2再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次C級観測者・誠、孫への試験準備祖父の解答と孫チナツの発見祖父を驚かせた孫の三つの発見「試験官見習い」名札に込めた意味AI文字起こし(β版) # C級の試験官 C級の試験官 聞きどころ 誠は胸にC級観測者の名札を付け、孫を待っています。 用意した三つの正解と、チナツが見つけるものがありません。 公園の小さな試験で、名札を受け取るのは誰でしょう。 5分物語 誠はC級観測者と書いた紙を胸へ留めた。 小学校3年生の孫チナツに、いつもの公園で祖父の腕前を見せたかった。 手帳には赤い服、落ち葉、雲と三つの正解を書いてある。 昨夜は写真を3枚選び、名札用の白い紙も切っておいた。 チナツには知らなかったと驚いてほしかった。 紙をポケットに入れ、手帳の答えを隠す。 チナツが胸の文字を指したので、自分で作る観測遊びの階級だと説明をした。 昨日の写真と比べて違いを3つ見つければ昇格だよ。 私、今は何級? 今日からだから、二来かな? 喫茶店の前で昨日の写真を見せる。店員の服は今日から赤くなった。 チナツは画面と店を交互に見て窓を指した。 昨日は窓が開いている。今日は閉まっている。 確かに閉まっている。でも、誠の手帳には服と書いてある。 もっと大きな違いだよ。 窓、大きいよ。 誠は写真を閉じた。 次の道なら黄色い葉っぱが増えている。 次の道なら黄色い葉っぱが増えているはずだ。 ところが清掃の後で昨日より少なかった。 誠が言い直す前にチナツは石の縁を指さす。 昨日葉っぱで見えなかった線がある。 誠は落ち葉という答えを指で隠した。 そうなんだが何が増えたかを。 見える石! 誠は空を見た。 最後は雲だ。 昨日は灰色。今日は白い。 今度こそ同じ答えになる。 チナツへ写真を渡すと誠は空より先に画面の隅を覗いた。 昨日おじいちゃんの指が写ってる。 誠はスマホを受け取り慌てて写真を拡大した。 黄色い雲だと思いたいほど指は大きく写っていた。 今日は同じ場所を撮っても指は入らない。 チナツは三本指を立てた。 三つ何級になるの? 誠は手帳を開いた。 三つとも自分の答えとは違う。 でも違いを見つけろと言ったのは誠だった。 チナツは名札を見上げている。 試験を作るのは初めてなんだ。 C級なのに? 観測のC級。 試験官の方はまだ。 誠は三つの答えの横へチナツの見つけたことを書き出した。 窓、石の線、自分の指。 それぞれに丸を付け白い名札とペンをチナツへ渡す。 今日は三つとも正解。見習い卒業だね。 チナツはベンチで何かを書き、名札を誠へ返した。 試験官見習い。 誠は船の紙と見比べた。 二枚付けるのかい? 仕事が違うから。 誠は二枚目も止めた。 チナツはスマホを構え祖父の写真を撮る。 誠は背筋を伸ばした。 明日はこれと比べようね。 誠は胸の二枚を押さえ、まず指が映っていないか画面を覗いた。 もっと見る #日常喜劇 #祖父と孫の散歩 ショートストーリーの朗読ソフトウェアテストTACT 「そふてた」と呼んでください05:161.C級の試験官コメント感想・質問・応援メッセージを書こう