#059 役に立たない権利論?いや違う。ドキュメンタリー制作者が向き合う「期待権」という難題
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名誉権、プライバシー権、肖像権。取材や報道の世界で語られる被取材者の権利としては有名だ。しかし、実際の現場で私が最も難しいと感じるのは「期待権」という問題かもしれない。なぜ一般の人は、ギャランティもないのに取材に応じるのか。その背景には「自分を理解してほしい」「自分の思いを伝えてほしい」という期待がある。ところが、制作者の責任は、被取材者の期待を叶えることではなく、事実を社会に伝えることにある。2014年に制作したNNNドキュメント『迷路の出口を探してⅠ ストーカーの心の奥底を覗く』を例に、「期待権」とドキュメンタリーの倫理について語る。
田淵俊彦の「日々、興奮」
田淵俊彦|桜美林大学教授・元テレビ東京プロデューサー
- 05:201.
名誉権、プライバシー権、肖像権、その先にあるもの
- 04:552.
なぜ人はタダで取材を受けるのか
- 07:343.
『迷路の出口を探して』で私が見たもの
- 03:084.
我々は誰のために作品を作るのか
- 02:565.
エンディング
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