#084 『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』が突きつける“不都合な”圧力とは何か
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塚本晋也監督の話題作『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』を観た。ベトナム戦争における「加害」を真正面から描いた衝撃作だ。しかし私が考え込んだのは映画の内容だけではない。当初は全国公開とされながら上映規模は大幅に縮小され、その理由は「諸般の事情」としか説明されていない。そこに本当に圧力があったのかは分からない。だが、なぜ多くの人が政治的配慮や忖度を疑うのか。その背景には、戦後80年を経てもなお続く日米関係と、説明されないことへの不信があるのではないか。映画が投げかけたのは、戦争の記憶だけではなく、私たちの社会そのものへの問いだった。
田淵俊彦の「日々、興奮」
田淵俊彦|桜美林大学教授・元テレビ東京プロデューサー
- 02:541.
オープニング・映画よりも気になったこと
- 01:172.
『ネルソンさん』が描いた戦争の「加害」
- 01:103.
全国公開から上映縮小へ、何が起きたのか
- 01:554.
圧力はあったのか? 私が考える「可能性」
- 01:445.
本当に怖いのは説明されない社会の空気
- 02:196.
エンディング・この映画が私たちに突きつけた問い
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