【グローバル】それは豊かなのか?スペイン在住サッカー経営者佐伯さんとサッカーと人生談議
1:38:13
745再生
佐伯さん↓
佐伯 夕利子(さえき ゆりこ)
ビジャレアルC.F. フットボールマネージメント部(経営管理領域)
元Jリーグ常勤理事
1973年イラン・テヘラン生まれ。
幼少期から父の転勤に伴い日本国内および海外を転々とし、1992年よりスペイン在住。
スペインで指導者としてのキャリアをスタート。スペインサッカー協会ナショナルライセンス(レベル3)および欧州最高位の「UEFA Proライセンス」を保持。
レアル・マドリードのサッカースクールなどで経験を積みながら、2003年、スペイン男子3部リーグのプエルタ・ボニータにて、女性として史上初となる監督に就任。後にアトレティコ・マドリード、バレンシアといった名門クラブで要職を歴任。「ニューズウィーク日本版」の「世界が認めた日本人女性100人」に選出。2008年からビジャレアルの経営領域フットボールマネージメント部に所属。スペインサッカー界の第一線で30年以上のキャリアを築く。
日本国内においても、2020年から2022年までJリーグ常勤理事を務めたほか、WEリーグ理事などを歴任。現在はJOC選手強化本部指導者ワーキング、Neural Sports社外取締役など多数の要職に就き、国内外のスポーツ界の発展に取り組む。特に近年はスポーツ界の環境改善を目指し、スポーツハラスメントZERO協会理事として活動。
著書に『情熱とサッカーボールを抱きしめて』『教えないスキル』『本音で向き合う。自分を疑って進む』がある。
佐伯さんのNick評↓
なぜ私がニック大西さんをお奨めするのか。
私は、ニックさんのVoicyが好きでいつも拝聴しています。
このたびご縁あって、ただのリスナーだった私が対談という形で出演させて頂くことになりました。
せっかくのご縁なので、オーディエンス(リスナー)を代表して、ニック大西さんという方の魅力を紐解きながらグローバルについて考える機会になれば嬉しいです。
さて、私は仕事柄、サッカーの試合会場にいることが多いのですが、選手や監督の記者会見、ヒーローインタビュー、ミックスゾーンインタビューなどを見る(聴く)のが、試合を観るのと同じくらい好きです。
たぶんですが、おそらくそれは、「その人の”language”を通じてその人を知る」という過程が好きだからなのだと思います。
言葉とは「その人の素性」つまり「その人の無意識の姿映す鏡」だと感じます。
つまり、良くも悪くも、人の語りにその人の本心や本性が映し出されるもの。そんな風に思うのです。
世の中には魅力的な人がたくさんいます。知らない世界を見せてくれる人が、次から次へと私の前にも現れます。魅力的な人に出会ったときには、その人の言葉を通じて知らない世界を垣間見る瞬間にワクワクします。
私にとって、そんな素敵な出逢いのひとつがニック大西さんのVoicyでした。そして、「いつかこの人に会いたい!」と思っていた方のおひとりでした。(ちなみに、ここでいう「会いたい」は、然るべき対価を払って講演・講義を拝聴するという意味の「会いたい」です)
さて、なぜ私はニック大西さんを友人・知人にお勧めしたいと思うのか。
私なりに改めて言葉にしてみました。
ニック大西さんとは、
• 言葉の選択からその人に宿る価値観を見抜き、排他や分断を好まず、尊厳や人権侵害にしっかりと線を引く人。
• 言語(英語)をスキルやツールとしてではなく、自己拡大に繋がる世界への扉として扱う人。
• グローバル・世界での経験を「知識の誇示」ではなく「人間理解の深さ」へ変換して語る人。
そんな風に表現してみました。
言葉、英語、グローバルの3つをキーワードとし、そこから広がる「6つの好き」を紐解きながら、ニック大西さんの魅力に迫ってみたいと思います。
明日、楽しみにしております!くれぐれもよろしくお願い致します!
ニックさんの「あり方」が好き。
心地良さ
• 声が素敵
• 声質だけでなく、言葉の丁寧さ、敵意のなさ、押しつけのなさが心地良い
誠実さ
• 体裁を守るような自己美化をしない
• 見栄えより本音
• 作為ではなく本質
嫌味・下心・私心の無さ
• リスナーを見下さず、知識と経験を誇示せず
• ニックさんの語りには「売り込み」の香りがしない
• 「披露する」ではなく「一緒に考える」
• 自分を大きく見せるためではなく、人間理解を深めるために、ご自身の知識と経験を共有している
• 視座の提供が語りの中核にある
「子ども」を主語にするニックさんが好き。
常に子どもが主語
• ニックさんは二人のお嬢さんをお持ちの父でありながら、「自分の子ども」だけでなく、常に人類すべての子どもたちを主語に社会を見渡している
• 子どもを守られるべき主体という前提で扱っている
• 教育の文脈においても、子どもを希望、そして未来そのものとして見ている
本当に大切なことを大切にする
• 教育、異文化理解、社会の健全さ、子ども、言葉の精度など、すぐに数字にならないものを丁寧に扱う。ここに、ニックさんの基準の価値がある
レガシー感覚がある
• ニックさんは、獲得、保有、所有という価値ではなく、共有、継承、レガシーに意味を見出していらっしゃる
• ニックさんの語りは、「小さな戦に勝つ(論破する)」より、「未来に何を残すか」に立脚している
• 自分がいない未来に何を手渡せるか、豊かさをどう継承するか、という視点が常にある
ニックさんの「健全性と正義」が好き。
健全な視点
• 短絡的な断罪では社会がよくならないという前提でものを見ている
”Not my battle” オレの戦じゃねぇ。
• 感情的な私刑には乗らない
自己確立=意思を持て!
• 本当に線を引くべきところでだけ線を引く。だからそれらの判断基準に信頼を得る
ニックさんが正義の実行ボタンを押す基準
• 人の尊厳や人権が傷つけられる場面において、ニックさんの正義の輪郭がはっきりする
• 明確な尊厳侵害に毅然と意思表明をする
ニックさんが牙を剥く瞬間
• 良い例が、「子どもの性被害」や「校則で禁じる髪型」の回で、いつになくニックさんの喋りのスピードが速かった点などにみてとれる
• これらの介入のバランスがニックさんの魅力
「言葉と違和感」を大切にするニックさんが好き。
言葉を大切にする
• 言葉への感度が高い
• 言葉を、単なる情報伝達の道具としてではなく、価値観の痕跡として見ている
• 言葉の選び方から、その人の無意識やコンテクストまで読み取ろうとする
違和感を大事にする(違和感をスルーしない)
• 「自分の妻を『嫁』と呼ぶことへの違和感」を扱った回では、単なる呼び方の話しではなく、その言葉ににじむ価値観や関係性の問題として見ていた
• ニックさんの言葉への感度の高さは、言葉の背後にある人間観や社会観、つまり「本質」を追求する姿勢そのもの
ニックさんの「英語から自己拡大を促す世界観」が好き。
言語=英語を切り口に自己を拡大
• 英語をスキルとしてではなく、自己拡張の入口として扱っている
• 英語の話に留まらず、「どう生きるか」「自分は何者か」という話に接続させている
• 英語を通して、世界の見え方と自分に搭載されているOSを書き換える大切さを示唆している
• 英語は単なる「勉強」ではなく、思考プロセスのアップデートとしての「学習」として扱われている
• 言語の背後にある文化・歴史・風土、日本の教育観との違いにまで論点を広げている
• 同様に、英語を糸口に教育観・人間観へと話を拡大
グローバルを身体感覚で語る
• 知識としての英語ではなく、「そこに身を置くことでしか得られないもの」への感受性を大切にしている
• 異文化理解を、身体感覚と人生経験で語る人。
ニックさんの「グローバル観」が好き。
複数の軸足を持っているため見えている世界が広い
• 取り扱うテーマは、英語、異文化、教育、社会、コンプライアンス、スポーツ、政治的論点と幅広い
• いずれも「人間の尊厳と社会の健全さ」という一本の軸が通っている
• テーマの多さよりも、視点の幹の太さが特徴
こんなに「世界」を上手に語れる人はいない
• ニックさんのグローバル論は、単に海外の情報を持っているだけではなく、日本の現状や個人の生き方に接続して語るのが特徴
• 情報の輸入ではなく、「世界を通して自分たちを見直す作業」を提供してくださっている
白黒・善悪の二項対立思考ではない
• ニックさんは対立議論をしない
• 「どちらが良い悪い」ではなく「なぜそれが起きているのか」を問う
• 単純な善悪図式に乗ることなく、構造を見つめる人
収束的思考ではない
• ひとつの正解に急がず、複数の視点を残したまま深め、すぐに決着をつけようとしない
• 複雑さを複雑なまま扱う知性を備えていらっしゃる
グローバル観
そして最後に、ニックさんのグローバル観について。
ニックさんのグローバル観は、国や文化は違えど最終的には「同じ船に乗るクルー」として人間を見ていらっしゃる視点に起因しているのだろう。
「グローバルとは、英語が喋れることでも、海外事情に詳しいことでもなく、人類がみな運命共同体であると知ること」
今月、NASAの「アルテミス2号」が有人月周回ミッションを終え地球に帰還した。その報告会で語られた、宇宙飛行士クリスティーナ・コックさん(Christina Koch)の4分ほどのスピーチが最高だった。彼女は自分のスピーチを、「あなたがたは一つのチーム(クルー)なのです」と締めくくるのだが、このメッセージは言葉以上に意味が深く、大変多くの示唆に富むものだった。以下、私の意訳。
≪窓の外を眺め、宇宙の暗闇の中にある地球を見たとき、そこには境界線(国境)など存在せず、ただ一つの脆く、美しい一つのつながった生命体があるだけだということをはっきり確信しました。「クルー」(乗組員)とは、同じ目的を持ち、互いに犠牲を払い、思いやりを持ち、責任を共有する、美しく義務的に結ばれた存在である。地球に住むあらゆる人たちも、それぞれが独立・分断された個体ではなく、皆が運命を共にしている、みんなの船(地球)とお互いを大切にしなければならない。あなたがたは一つの宇宙船に乗る大切な「クルー」なのです。≫
おそらく彼女は、いま世界で起きている紛争や社会情勢に向けての人類レベルに向けてメッセージを送りたかったのだと思うが、この辺りの世界観がまさに「ニック大西的」だと感じた!
宇宙から見れば境界線はなく、地球は一つの脆く美しい生命体である、という宇宙飛行士的な世界観は、ニックさんの大海から見た視点ともぴったりくる!
さえき
佐伯 夕利子(さえき ゆりこ)
ビジャレアルC.F. フットボールマネージメント部(経営管理領域)
元Jリーグ常勤理事
1973年イラン・テヘラン生まれ。
幼少期から父の転勤に伴い日本国内および海外を転々とし、1992年よりスペイン在住。
スペインで指導者としてのキャリアをスタート。スペインサッカー協会ナショナルライセンス(レベル3)および欧州最高位の「UEFA Proライセンス」を保持。
レアル・マドリードのサッカースクールなどで経験を積みながら、2003年、スペイン男子3部リーグのプエルタ・ボニータにて、女性として史上初となる監督に就任。後にアトレティコ・マドリード、バレンシアといった名門クラブで要職を歴任。「ニューズウィーク日本版」の「世界が認めた日本人女性100人」に選出。2008年からビジャレアルの経営領域フットボールマネージメント部に所属。スペインサッカー界の第一線で30年以上のキャリアを築く。
日本国内においても、2020年から2022年までJリーグ常勤理事を務めたほか、WEリーグ理事などを歴任。現在はJOC選手強化本部指導者ワーキング、Neural Sports社外取締役など多数の要職に就き、国内外のスポーツ界の発展に取り組む。特に近年はスポーツ界の環境改善を目指し、スポーツハラスメントZERO協会理事として活動。
著書に『情熱とサッカーボールを抱きしめて』『教えないスキル』『本音で向き合う。自分を疑って進む』がある。
佐伯さんのNick評↓
なぜ私がニック大西さんをお奨めするのか。
私は、ニックさんのVoicyが好きでいつも拝聴しています。
このたびご縁あって、ただのリスナーだった私が対談という形で出演させて頂くことになりました。
せっかくのご縁なので、オーディエンス(リスナー)を代表して、ニック大西さんという方の魅力を紐解きながらグローバルについて考える機会になれば嬉しいです。
さて、私は仕事柄、サッカーの試合会場にいることが多いのですが、選手や監督の記者会見、ヒーローインタビュー、ミックスゾーンインタビューなどを見る(聴く)のが、試合を観るのと同じくらい好きです。
たぶんですが、おそらくそれは、「その人の”language”を通じてその人を知る」という過程が好きだからなのだと思います。
言葉とは「その人の素性」つまり「その人の無意識の姿映す鏡」だと感じます。
つまり、良くも悪くも、人の語りにその人の本心や本性が映し出されるもの。そんな風に思うのです。
世の中には魅力的な人がたくさんいます。知らない世界を見せてくれる人が、次から次へと私の前にも現れます。魅力的な人に出会ったときには、その人の言葉を通じて知らない世界を垣間見る瞬間にワクワクします。
私にとって、そんな素敵な出逢いのひとつがニック大西さんのVoicyでした。そして、「いつかこの人に会いたい!」と思っていた方のおひとりでした。(ちなみに、ここでいう「会いたい」は、然るべき対価を払って講演・講義を拝聴するという意味の「会いたい」です)
さて、なぜ私はニック大西さんを友人・知人にお勧めしたいと思うのか。
私なりに改めて言葉にしてみました。
ニック大西さんとは、
• 言葉の選択からその人に宿る価値観を見抜き、排他や分断を好まず、尊厳や人権侵害にしっかりと線を引く人。
• 言語(英語)をスキルやツールとしてではなく、自己拡大に繋がる世界への扉として扱う人。
• グローバル・世界での経験を「知識の誇示」ではなく「人間理解の深さ」へ変換して語る人。
そんな風に表現してみました。
言葉、英語、グローバルの3つをキーワードとし、そこから広がる「6つの好き」を紐解きながら、ニック大西さんの魅力に迫ってみたいと思います。
明日、楽しみにしております!くれぐれもよろしくお願い致します!
ニックさんの「あり方」が好き。
心地良さ
• 声が素敵
• 声質だけでなく、言葉の丁寧さ、敵意のなさ、押しつけのなさが心地良い
誠実さ
• 体裁を守るような自己美化をしない
• 見栄えより本音
• 作為ではなく本質
嫌味・下心・私心の無さ
• リスナーを見下さず、知識と経験を誇示せず
• ニックさんの語りには「売り込み」の香りがしない
• 「披露する」ではなく「一緒に考える」
• 自分を大きく見せるためではなく、人間理解を深めるために、ご自身の知識と経験を共有している
• 視座の提供が語りの中核にある
「子ども」を主語にするニックさんが好き。
常に子どもが主語
• ニックさんは二人のお嬢さんをお持ちの父でありながら、「自分の子ども」だけでなく、常に人類すべての子どもたちを主語に社会を見渡している
• 子どもを守られるべき主体という前提で扱っている
• 教育の文脈においても、子どもを希望、そして未来そのものとして見ている
本当に大切なことを大切にする
• 教育、異文化理解、社会の健全さ、子ども、言葉の精度など、すぐに数字にならないものを丁寧に扱う。ここに、ニックさんの基準の価値がある
レガシー感覚がある
• ニックさんは、獲得、保有、所有という価値ではなく、共有、継承、レガシーに意味を見出していらっしゃる
• ニックさんの語りは、「小さな戦に勝つ(論破する)」より、「未来に何を残すか」に立脚している
• 自分がいない未来に何を手渡せるか、豊かさをどう継承するか、という視点が常にある
ニックさんの「健全性と正義」が好き。
健全な視点
• 短絡的な断罪では社会がよくならないという前提でものを見ている
”Not my battle” オレの戦じゃねぇ。
• 感情的な私刑には乗らない
自己確立=意思を持て!
• 本当に線を引くべきところでだけ線を引く。だからそれらの判断基準に信頼を得る
ニックさんが正義の実行ボタンを押す基準
• 人の尊厳や人権が傷つけられる場面において、ニックさんの正義の輪郭がはっきりする
• 明確な尊厳侵害に毅然と意思表明をする
ニックさんが牙を剥く瞬間
• 良い例が、「子どもの性被害」や「校則で禁じる髪型」の回で、いつになくニックさんの喋りのスピードが速かった点などにみてとれる
• これらの介入のバランスがニックさんの魅力
「言葉と違和感」を大切にするニックさんが好き。
言葉を大切にする
• 言葉への感度が高い
• 言葉を、単なる情報伝達の道具としてではなく、価値観の痕跡として見ている
• 言葉の選び方から、その人の無意識やコンテクストまで読み取ろうとする
違和感を大事にする(違和感をスルーしない)
• 「自分の妻を『嫁』と呼ぶことへの違和感」を扱った回では、単なる呼び方の話しではなく、その言葉ににじむ価値観や関係性の問題として見ていた
• ニックさんの言葉への感度の高さは、言葉の背後にある人間観や社会観、つまり「本質」を追求する姿勢そのもの
ニックさんの「英語から自己拡大を促す世界観」が好き。
言語=英語を切り口に自己を拡大
• 英語をスキルとしてではなく、自己拡張の入口として扱っている
• 英語の話に留まらず、「どう生きるか」「自分は何者か」という話に接続させている
• 英語を通して、世界の見え方と自分に搭載されているOSを書き換える大切さを示唆している
• 英語は単なる「勉強」ではなく、思考プロセスのアップデートとしての「学習」として扱われている
• 言語の背後にある文化・歴史・風土、日本の教育観との違いにまで論点を広げている
• 同様に、英語を糸口に教育観・人間観へと話を拡大
グローバルを身体感覚で語る
• 知識としての英語ではなく、「そこに身を置くことでしか得られないもの」への感受性を大切にしている
• 異文化理解を、身体感覚と人生経験で語る人。
ニックさんの「グローバル観」が好き。
複数の軸足を持っているため見えている世界が広い
• 取り扱うテーマは、英語、異文化、教育、社会、コンプライアンス、スポーツ、政治的論点と幅広い
• いずれも「人間の尊厳と社会の健全さ」という一本の軸が通っている
• テーマの多さよりも、視点の幹の太さが特徴
こんなに「世界」を上手に語れる人はいない
• ニックさんのグローバル論は、単に海外の情報を持っているだけではなく、日本の現状や個人の生き方に接続して語るのが特徴
• 情報の輸入ではなく、「世界を通して自分たちを見直す作業」を提供してくださっている
白黒・善悪の二項対立思考ではない
• ニックさんは対立議論をしない
• 「どちらが良い悪い」ではなく「なぜそれが起きているのか」を問う
• 単純な善悪図式に乗ることなく、構造を見つめる人
収束的思考ではない
• ひとつの正解に急がず、複数の視点を残したまま深め、すぐに決着をつけようとしない
• 複雑さを複雑なまま扱う知性を備えていらっしゃる
グローバル観
そして最後に、ニックさんのグローバル観について。
ニックさんのグローバル観は、国や文化は違えど最終的には「同じ船に乗るクルー」として人間を見ていらっしゃる視点に起因しているのだろう。
「グローバルとは、英語が喋れることでも、海外事情に詳しいことでもなく、人類がみな運命共同体であると知ること」
今月、NASAの「アルテミス2号」が有人月周回ミッションを終え地球に帰還した。その報告会で語られた、宇宙飛行士クリスティーナ・コックさん(Christina Koch)の4分ほどのスピーチが最高だった。彼女は自分のスピーチを、「あなたがたは一つのチーム(クルー)なのです」と締めくくるのだが、このメッセージは言葉以上に意味が深く、大変多くの示唆に富むものだった。以下、私の意訳。
≪窓の外を眺め、宇宙の暗闇の中にある地球を見たとき、そこには境界線(国境)など存在せず、ただ一つの脆く、美しい一つのつながった生命体があるだけだということをはっきり確信しました。「クルー」(乗組員)とは、同じ目的を持ち、互いに犠牲を払い、思いやりを持ち、責任を共有する、美しく義務的に結ばれた存在である。地球に住むあらゆる人たちも、それぞれが独立・分断された個体ではなく、皆が運命を共にしている、みんなの船(地球)とお互いを大切にしなければならない。あなたがたは一つの宇宙船に乗る大切な「クルー」なのです。≫
おそらく彼女は、いま世界で起きている紛争や社会情勢に向けての人類レベルに向けてメッセージを送りたかったのだと思うが、この辺りの世界観がまさに「ニック大西的」だと感じた!
宇宙から見れば境界線はなく、地球は一つの脆く美しい生命体である、という宇宙飛行士的な世界観は、ニックさんの大海から見た視点ともぴったりくる!
さえき
それでも地球は回ってる!
プレミアム放送配信中!
- 04:521.
魂が共鳴する人
- 1:29:022.
【グローバル】スペイン在住の佐伯さんとサッカー人生談議
- 04:203.
エンディング
コメント

感想・質問・応援メッセージを書こう
今年のW杯の応援にも力が入ります!またぜひ対談お願いします🥺
世界を見るということが、実は日本における自分の毎日を考えると言う事であると言うことに気がついて欲しいなと思います。気がついていただくために、微力ながらこういう配信をし続けています。
メッセージありがとう!
痺れました⚽️🏆
大西さん評の核心をついた表現に、その通り〜と何度も頷きながらお聴きしました。
的確な言語化に目が覚めるようでした。
失礼ながらサッカーそのものも殆ど知らなかったのですが、まずはご本から読ませていただきます。
Instagramも♪
またお声✨を聴かせていただける日を本当に楽しみにしております。
エンディングのお話。
未来の子ども達に何を残せるかとの問いを考えるとき、まさに皆で正義のボタンを押すタイミングは今だと思います。
ありがとうございました✨
佐伯さんの話、素晴らしいですよね。
第二弾。第3弾もぜひやりたいと思っています。
また聞いてくださいね。
いつもコメントありがとうございます。