TOPエンタメ音楽日野真奈美のクラシックに恋して♡ブラームスが60歳で残した作品05:50 6月12日 123再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ブラームス「6つの小品」作品118の魅力60歳ブラームスの内面の声とは言葉以上に雄弁なピアノの響きクララ・シューマンへの晩年の献呈内向的な世界観が描くブラームスAI文字起こし(β版) # 6つの小品より間奏曲op.118-2 こんばんは、フルーティストの檜山奈美です。 心がウォーク音楽のテーマに、クラシック音楽の魅力や、日々の音楽家の舞台裏をお届けしている番組です。 さて、今日はですね、ブラームスが作曲しました6つの商品、作品118のお話をしたいと思います。 この6つの商品、作品118、その中でも118-2という曲が大変人気の曲でして、私も先日リリースしましたソロアルバムラブレターズに収録したんですけど、こんな曲です。 ピアノの曲なんですけれども、変曲をして好きすぎてフルートで吹いたという曲なんですが、この6つの商品、作品118は1893年の作品になります。 ブラームスは64歳で亡くなっているので、亡くなる4年前の作品になります。 当時のブラームスは、公共曲や競争曲といった大作を書く時期を過ぎ、室内楽やピアノ曲を中心に作曲していました。 この6つの商品も、その晩年を代表する作品の一つです。 この曲を皆さんにご紹介するにあたって、本を読んでいたんですけれども、その中に書いてあった言葉で印象的だったものがありまして、ブラームスの内面の声が聞こえてくるような作品という紹介でした。 この6つの商品というのは、6曲それぞれ性格が異なる曲が入っておりまして、穏やかなものもあれば情熱的なものもあるんですね。 でもどの曲にも共通しているのは、外に向かって語りかけるというより、どこか内面へ向かうような、60歳のブラームスが書いたんだなという印象を持つような響きなんですね。 さらに本の中には、ピアノには言葉はないが、音色は言葉以上に有弁であるという趣旨の記述もありました。 確かにこの作品を聴いていると、ブラームスって絶対音楽主義なので、例えばショパンの雨だれは雨が降っている日に着想を得て書いていたりしますけど、 ベルリオーズの幻想公共曲みたいな感じで、何かの表題にのっとって書かれたものではなくて、そういうのいらないんだ、音楽だけで純粋に楽しめるんだっていうのを絶対音楽主義って言うんですね。 そんなこんなでワーグナーと、表題音楽の代表的な作曲家ワーグナーとブラームスはぶつかるわけなんですけど、なのでブラームスもこの作品118-2っていうのも何か物語を説明しているというわけではないんですが、 そこに込められた感情の動きだけは伝わってくるというか、皆さんの人生のいろんなシーンに重ねて聴いてしまうんじゃないかなっていうくらい、みんなの心に寄り添ってくれるような作品なんですね。 これがまたぐっとくるポイントなんですけど、この作品はクララ・シューマンに検定されています。ブラームスとクララの関係については様々な解釈がありますけれども、少なくとも長年にわたり深い信頼関係があったことは知られています。 ブラームスの恩師であるシューマンの奥さん、そしてクララが大変だった時に子育てまで一緒にした仲なんですけれども、そんな特別なクララのために好きになったって言われているのは20歳ぐらいの時の話ですからね。 それから40年ぐらい経った、ブラームスが60歳になった頃にもクララに検定しているっていうのもすごく素敵だと思うんですよね。そうした背景を思い込みながら聞くとまた違った聞こえ方をするかもしれません。 ブラームスっていうと、この曲が重厚で厳格な音楽、あとはハンガリーズ曲っていうすごくキャッチーな曲を、キャッチーな音楽をイメージされる方も多いかと思いますけれども、晩年のピアノ作品にはこのような力強さとは少し違う静かで内向的な世界観というのが 強調されているのではないでしょうか。ブラームスの6つの商品より作品118の2、もう特に私が大好きな曲なので、ぜひ皆さん聴いてみてください。 もっと見る #音楽 #クラシック音楽 #ブラームス 日野真奈美のクラシックに恋して♡プレミアム放送配信中!05:501.6つの小品より間奏曲op.118-2コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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