TOPハウツー・学習歴史土方歳三資料館チャンネル【287】桜田門外ノ変に反応した土方歳三06:58 2025年3月3日 331再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次土方歳三と桜田門外ノ変の意外な関係26歳の歳三を揺るがした事件とは?歳三が残した句が語る、時代の空気貴重な句集『宝玉北区集』に秘められたもの歳三の心情、そして資料館の役割AI文字起こし(β版) # はじめに みなさんこんにちは。ひじかたとしぞう資料館の館長、ひじかたです。 今日は3月の3日、みなさんは桃の節句を思い浮かべるかと思いますけれども、 としぞうさんにとっては、桜田門外の変が起こったという特別な日だったようです。 今から165年前、安政7年に起こった桜田門外の変に際して、 としぞうさんは特別な関心を寄せて、句を読んでいます。 今日はそんなことについてお話ししていきたいと思います。ゆるっと聞いていってください。 # ふりなから きゆる雪あり 上巳かな 165年前の安政7年3月3日、桜田門外ノ変が起きた時、歳三さんは数え26歳でした はい、としそうさんが、安政7年、1860年の3月3日、桜田門の外で起きた、 伊太郎・伊直助を暗殺した事件ですね。 この桜田門街の編に際して、読んだ句が残されております。 振りながら気うる雪あり、上司かな。 この一句ですけれども、上司とは3月3日の節句のことを指しています。 3月の3日、上司の日に暗殺された、伊直助・伊太郎を雪に例えて、振りながら気うる雪あり、という風に読んでおります。 当時、多摩地方の農村部でも、この桜田門街の編という事件がですね、かなりの衝撃を持って人々に語られたということで、 その当時、としそうさんというのは数え26歳だったんですけれども、 としそうさんも、この政治事変に際して特別な関心を持っていたからこそ、この句を残したということが伝わってきます。 この句がどのように伝わっているかといいますと、 菱形県に残されている宝玉北区集という、としそうの区集があるんですね。 こちらは自作の区集なんですけれども、読まれたのが文旧3年の春です。 としそうさんが老子組参加のために出発準備をしていた頃に取りまとめたものということになりますね。 豊かな玉と書いて宝玉というのが、としそうさんの学校でして、それにちなんで宝玉北区集、宝玉の読んだ区集だよというタイトルが付けられております。 この時の政治情勢を見ますと、京都というのは一度も行ったことのない都ですし、 動乱の京ですから幕末時代になると、京都に行ったら生きて帰ってこれるかどうか果たしてわからないといった覚悟があっての出発だったと思います。 それで命を落としてお役目を果たしてくるんだという覚悟で、それまで多摩で読みためた自作の区からお気に入りを41区書き連ねてまとめられた区集、作品集がこちらになっております。 内容はですね、春にまとめられたということもありまして、梅のことを読んだり、月とかボタンとか雪のことだとか、多摩の季節の自然を扱った優しい内容の区が多いんですけれども、 中には恋の区が1区、そして今日ご紹介している桜田文街の編について読んだ、つまり社会情勢について読んだ区が1区含まれているという構成になっています。 この多摩では当時俳句がとても流行しておりまして、農民たちは区会などを開いて、それでお題に沿った区をみんなで連句って言って読んでいったり、いろんな遊びとして楽しんでいたそうです。 俳句というのは、その時の自分の心情だとか興味のあることを読むので、その人の感性だとか人柄がとても現れるものだと思うんですよね。 少なくとも20代の年相さんの頭の中は、多摩の自然をめでる内容が大半で平和だったんでしょうね。そして時々に恋の歌があったり、政治なんか世の中の動きにも関心があった、そんな人だったということがわかります。 現在はこのひじかた家の宝玉北州ですね、ひじかた年蔵資料館で公開をしております。そうしますとご来館者の方から、これって本人が誰に見せるわけでもなくまとめた自分の作品集ですよね。 それを万人に向けて公開されて、なんだか恥ずかしくないのかな、かわいそうだなと思っちゃいます。というようなご意見をいただくこともあるんですね。 確かに一理あるんですけれども、歴史上の人物として年相さんのことを検証するときに、その人となりがわかるものが非常にその人のことを知る手立てにもなると思うんです。 確かに歴史の史実に残された行動からもその人を知ることができますよね。 そしてお手紙なんかを読み解けば、その使っている表現だとか、筆を走らせている筆使いだとか、いろいろなところから教養のレベルが見えたり、その人の人柄が忍ばれたりはしますけれども、 本当に句っていうのは、その人の心持ちがすべて表したものに表現されたものになりますので、とてもその人を知るのに良い手立てだなというふうに思って公開をさせていただいております。 この句が上手だとか下手だとかを論じる方が後を絶えないんですけれども、私的には俳句の先生になろうと思って検査していたわけではなくて、気軽に年相さんは日々を楽しむ手段の一つとして俳句を楽しんでいたわけですから、 私は個人的には上手だとか下手だとか技巧的だとか、そういったことで俳句そのものを評価するのはあまり意味がない、ナンセンスなことだと思っています。 その人となりが忍べるものを残してくれてありがとうという感謝の気持ちで年相さんの残した作品を大切に伝えていこうと思っております。 話が少し俳句の方になりましたけれども、今日は3月3日、165年前の安政7年、1860年に江戸城の桜田門の周辺で起きた桜田門街の変があった日ということで、年相さんの読んだ一句を紹介させていただきました。 またこのひじかた年相資料館チャンネルでお会いしましょう。さよなら。 もっと見る #土方歳三 #桜田門外ノ変 土方歳三資料館チャンネルプレミアム放送配信中!00:361.はじめに06:232.ふりなから きゆる雪あり 上巳かな 165年前の安政7年3月3日、桜田門外ノ変が起きた時、歳三さんは数え26歳でしたコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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