#202【ゲーム理論】裁判員裁判での拒否権の話、投票力指数のことなど:あなたの1票と私の1票は同じ価値を持っているのか?
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佐々木宏夫のアカデミア紀行
佐々木宏夫(経済学+α、早稲田大学名誉教授)
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拒否権の話の続きです。古代ローマの護民官、国連安保理の常任理事国の拒否権、アメリカ大統領拒否権など、制度化された拒否権はいくつかありますが、日本の裁判員制度における採決の仕方でも、拒否権者が導入されています。そこでは職業裁判官が拒否権者となります。
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投票における投票者の「力」の大きさは持っている票数に比例しません。たとえ票数は少なくてもキャスティングボートを握っている人はそうでない人よりも強い力があります。投票力指数と言うのは、各投票者がキャスティングボートを握れる可能性の大きさを計量したものです。
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