#255【経済】明治以降の経済成長率等のデータを見てみると、ここ30年位の日本経済の停滞ぶりはかなり異常だという気がします:こういう状況の中でどうすべきかという事に関してJ.S.ミルの考えは示唆的です
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佐々木宏夫のアカデミア紀行
佐々木宏夫(経済学+α、早稲田大学名誉教授)
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ご挨拶:月水金週末の午前8時頃に更新しています。YouTubeもよろしくお願い致します。
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最近必要があって日本の経済成長率の長期的(明治以降)な推移を調べてみたのですが、1991年頃に平成バブルがはじけて以来の実質GDPの年平均成長率は0.81%で、これは戦争期等の一部の例外を除けば、異常値とも言える水準です。それが30年も続いているわけです。
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これは困った問題とも言えますが、これはこれでいいのかもしれないという気もします。この点で参考になるのは古典派経済学者J.S.ミルの考え方です。彼は経済成長がスローダウンしたとしても、人間は自分の知恵を使ってより幸せになる道を模索できるはずだと考えました。
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背伸びせず、自分ができる範囲で仕事をし生活を楽しむという発想はいいと思いました。