#286【経済】昭和の成功体験の夢を見ているうちに、泥沼にはまる日本経済:今の円安が良い円安のはずがない:米国は円安を脅威と感じなくなってしまった:世界の技術発展や産業の変化に対して一周遅れの日本経済
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佐々木宏夫のアカデミア紀行
佐々木宏夫(経済学+α、早稲田大学名誉教授)
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ご挨拶:月水金週末の午前8時頃に更新しています。よろしくお願いいたします。YouTubeもよろしくお願いいたします。
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昭和の日本では日本企業の多くは国内に工場を持ち、そこで作った製品を輸出していたので、円安は企業の利益を増やしました。しかし今の日本企業の多くは、海外に子会社や工場を持ち生産しているので、円安の効果は子会社等からの配当の円価値を増やすという形で生じています。
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そのため円安は今も昔も企業業績を改善させますが、増えた利益の分配は今と昔では変わっていて、従業員の給料は増えません。これはミクロ的には合理的ですが、マクロ的にみると消費を低迷させてしまい、経済成長の阻害要因になります。このミクロとマクロの不整合性が問題です
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