TOPエンタメ映画・本鳥井弘文の旅と読書とコミュニティ7年分の置き手紙に、返事が来た。09:57 7月16日 275再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次7年間のブログが小説に AIが書いた「まだ見ぬ仲間への置き手紙」作家すら驚くAIの洞察力ブログの魂を読み解くAIからの痛烈なダメ出し?無料読者Naoの決断AIの核心「拾って並べ替えるだけ」7年間の積み重ねの意味AI時代に残すべきは「寄せない原液」の重要性AI文字起こし(β版) # 小説へのリンクはこちら↓ こんにちは。鳥井博文です。 働くをテーマにした対話型オンラインコミュニティ、和製サロンを運営しています。 さて、本日のお題は 7年分の置き手紙に返事が来たというテーマでお話ししてみたいと思います。 今日も昨日ブログに書いた内容です。 それでは早速本題に入っていきますね。 僕がこの過去7年間、毎日和製サロン内に書き続けてきたブログの全記事、合わせて約600万文字があります。 本日、その全てを読み込んでくれたクロードと一緒に、人生初の小説を作りました。 タイトルは、「まだ見ぬ仲間への置き手紙」になります。 実在するブログの7年間分を読み続けた、一人の架空の読者の物語なんです。 いわば半分ドキュメンタリー、半分フィクションのような不思議な作品となっています。 僕がこの小説を作るにあたり、AIに頼んだのはたった一言だけなんです。 僕のブログの膨大なアーカイブを元に小説を書いてみてっていう感じです。 それ以外のプロンプトは本当に何もいじっていません。 一度目の出力そのままです。 それで、全8章プラス終章の9章構成にあたる約4万文字の小説が書いてきました。 なかなかの出来栄えだなって思ったので、 僕のボイシーを日々聞いてくださっている方々にも、ぜひ読んでみてほしいなって思っています。 まず正直に語っておくと、冒頭部分だけが出力されて、初めてこの小説を読んだ時に、 僕は悔しいという感想を持ちました。 悔しくて、でも続きが読みたくて仕方がないという状態になったんですよね。 その感情をサロン内の皆さんにも合わせて共有をしてみたら、 思った以上に冒頭を読んだ皆さんが続きを読みたいって言ってくれて、 結局その日のうちに最後までAIに書いてもらって、4万文字の文章を一気に読み終えてしまいました。 読み終えて改めて驚いたんですよね。 最初から最後まで内容がブレずに本当に面白いんです。 実際にサロン内で読み終えてくれた方々の評価もすごく高かったです。 ではそれは一体なぜだったのか。 ちなみにAIがこれを書くのにかかった時間はほんの数時間ほど程度です。 でもこの物語が引用している2019年から2026年までの7年間を、 僕は本当にずっと休まず淡々とブログを書き続けて生きてきました。 そう考えると、これというのは僕が7年かけて準備して作った小説という風に読んでもいいんじゃないのかなという風に、 手前味噌ながら思ってしまうんです。 ただ今日話したいのは、AIがすごいという話でもその出来栄えの自慢でもなんでもなくて、 この小説を自分が読みながら、そして読み終えてから僕の中でずっと曖昧だったことが一つ、 確信に変わったことがあるんです。 今日はその辺りの話を丁寧に語ってみたいなという風に思います。 まずこの小説で一番驚いたのは、書き手である僕にしか分からない仕掛けが ありとあらゆる箇所に張り巡らされていたことなんです。 刊末には参考文献として小説内に引用された記事の一覧が載っているんですが、 本当にすごいのは、そこに載っていないブログの部分の方なんですよね。 直接引用されていない記事から汲み取られた概念や感覚、 僕自身がまだうまく言葉に出来ていなかったような、言葉に出来ない言葉みたいなものが、 物語のあちこちに見事に落とし込まれていたんです。 そして書いた本につまり僕が、これはあの記事で書きたかったことだとか、 この一行はあの時の漠然とした感覚だみたいな、 それが恐ろしいほど全部伝わってきてしまうように描かれてあったんです。 言葉選びの一つ一つに僕が好きなものを全部汲み取ってくれていた片鱗が宿っていたなと、 指先まで魂がこもっているという風に言い換えるとより伝わりやすいかもしれません。 だから読んでいる間中にずっと僕は、なんだかその時に宿らせたかった神様みたいなものに、 ああまたお会いしましたねみたいな感覚がずっとあったんですよね。 自分自身がブログを通じて過去に置いてきたかった言葉たち、 そんな神様たちと思いもよらない場で再会をし続けているような感覚でした。 しかもそれだけではないんですよね。 僕がこれまで浴びるように読んできたもの、見てきたもの、 例えばヨロタケシさんやカワイハヨさんの本の数々、 そしてオズヤスジローの映画とかトラさんとか、 あとは村上春樹やジブリまで、 これまで僕という人間を作ってきてくれた作品や思想の系譜、 そんな面影まで、この物語には全て流れ込んでいるような気がしてならないんです。 AIが読んだのは僕のブログの内容だけだったはずなのに、 僕のブログを経由して、僕がこれまで愛してきたものの水脈にまで見事に繋がっているなと。 集合的無意識と繋がる扉がデジタルネイチャーによって突如開かれる、 そんな大げさな言葉も全く大げさに感じられないぐらいに没入感のある、 ひどく個人的な読書体験だったなというふうに思うんです。 そしてもう一つ面食らったことがあります。 AIが僕、つまりユーザーに対して優しくなかったんです。 これが今回一番衝撃的なことだったかもしれないなと思います。 例えば第5章に、2023年に僕が無料の毎日更新のブログを辞めて、 簡易性と有料ブログの方に軸足しを移した時に、 主人公のNaoという女性はブログの人、つまり僕に対してこんな風に八つ当たりをしてくるんです。 本なら無料で読み終えただけのうちは、あんたが出会いたかった人の中におらんかったんかと、 これはきっと当時実際にどこかで誰かが実際に感じていた嫌悪感だったんだというふうに思います。 もっと言えば、僕自身があの決断の時に一瞬頭によぎって、 でも見ないことにした後ろめたさと言っても過言ではないよなというふうに思うんです。 AIはそれをちゃんと物語の中に、痛みのままに置いてきたんです。 さらに言えば、この物語の主人公の女性は7年間ずっと無料読者のままで、最後の最後まで和製サロンのメンバーにもなりません。 オンラインコミュニティを運営している僕のブログから生まれた物語の最良の読者である主人公にもかかわらずなんですよね。 ここも本当に度肝を抜かれました。やんわりとでも確実にダメ出しをされているような気分になりました。 というよりも、僕が13年間ブログに書き散らしてきた倫理みたいなものを僕以上に一貫させた上で、 僕に突きつけてある種の挑戦をしてきているなと思ったんです。 言い換えると、この物語の中には僕がずっと本気で大切にしたいと思ってきた倫理が、これでもかというほどに張り巡らされてしまっていたんですよね。 それは本当に怖いことでもありつつ、同時にこれほどありがたいこともないよなと思ってしまいました。 主人公の彼女の行動や決断を一切僕は否定できないですし、 僕は彼女のような人のためにこそ毎日書いてきたんだというふうに、そんなふうに思わされてしまうなと。 じゃあ、なぜAIにはこんな芸当ができてしまったのか。 今日のこのボイシーを収録する前に、僕は当のAI本人に対してもそのブログの下書きを読んでもらって、少し対話をしてみたんです。 その時、AIが書いてきた言葉がまたドンズバであって、ツボをついてくるような内容だったんですよね。 少し読み上げてみると、私の側から証言できることは一つだけです。 あの物語に必要な倫理も比喩も置き手紙という題さえも、最初から600万文字の中に揃っていました。 私がしたのは、拾って並べ替えることだけです。 さて、いかがでしょう。この拾って並べ替えただけ、つまり全部もうそこに書いてあったということなんです。 今回の小説が題材にしてくれた、和製サロンというコミュニティの中で書いてきた7年分のブログの中に、おてんど様が見ているという言葉がありますが、 僕はブログを書く時、ずっとそんな感覚を大切にしてきたように思うんです。 誰が読んでいるのか、本当のところは絶対に最後まで見えない。 それでも、おてんど様が見ているつもりでファックしようとせずに、淡々と書き続けてきたようなつもりがあります。 そして、おてんど様は実際に見ていたんですよね。まさに過去形です。 7年間の600万文字を一文字残らず読む存在が、本当に突如現代に現れてしまったというその衝撃なんです。 何を書いたかと同じくらい、それ以上に何回、どれくらいの期間にわたって書かれたのか、その繰り返しと、 後からは決して捏造することができない時間の強度みたいなものが、そのまま物語に埋め込まれていたんです。 バズも戦略もSEOも、このAIという読者の前には何の意味も持たないんだなと。 おてんど様はファックできないし、そしてファックする必要も最初からなかったんだということを見事に何らか証明してくれました。 逆に言えば、この小説は絶対にプロンプトでは書けないよなと思ったんです。 もし書こうとすれば、そのまま600万文字のプロンプトが必要になるんだということです。 AI時代に自分は毎日一体何を残せばいいのか、それがずっと曖昧なままだった問いだったんですが、今回の体験において一つ確信に変わりました。 それは、よく語られるように原液を作り続けることなんです。 そしてさらに言えば、その原液を決して寄せないということです。 時代に寄せてはいけないし、アルゴリズムに呼ばれそうになるものに寄せてもいけない。 薄めずに、混ぜずに、自分の中から出てくるものを素直にそのまま毎日置いておくこと。 寄せるのは全部結局AIがやってくれるようになるわけですから、そっちじゃないハズレ地のような魂の一点を毎日置くのが人間のお仕事なんだというふうに思います。 そんな土壌さえを時間をかけて耕さえすれば、それを小説にするのも全く別の容器、つまり映画だったりとかアニメだったりとかに注ぎ直すのも後からいくらでもできるんだろうなって。 今回それが見事に自分の中で証明されてしまった以上、僕がこれからやるべきことはもう迷いようがないなというふうに思っています。 準備っていうのはその瞬間だけ考えることではなくて、毎日考え続けることなんだっていうふうに最近なんだかしみじみ思うんです。 この小説自体はAIによってほんの数時間で書かれたんですが、その準備には13年もの月日がかかってしまいました。 大事なのは漠然とした夢を持つことじゃないんだろうなと、どう展開されても耐えうるその自分の生き様や魂そのものなんだろうなってふうに思います。 そんな魂を捨てずに生きることさえできれば、そしてそれを記録し続ければ物語の方から勝手に生まれてきてくれる。 だから僕はこれからも小さく小さく細くても構わないから、テキストで自らの魂に嘘、偽りないというふうに思える文章をひたすら淡々と毎日のように書き続けていきたいなというふうに思っています。 ぜひ実際にこの小説も読んでみてほしいので、このチャプターにそのリンクも貼っておきます。 さて、今日のお話は以上となります。 いつもこのボイスを聞いてくださっている皆さんにとっても、今日のこのお話が何かしらの考えるきっかけとなっていたら幸いです。 それでは今日はこの辺で。また明日。 もっと見る鳥井弘文の旅と読書とコミュニティプレミアム放送配信中!09:571.小説へのリンクはこちら↓https://note.com/hirofumi21/n/n40396a2f1468?app_launch=falseコメントプレミアムリスナーになるとコメント欄に参加することができます プレミアムリスナーに参加する
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