TOPハウツー・学習歴史十二単着付け師の【にちにち気づきだより】第539話 【人の成長】は、こちらの思い通りには進まない。08:37 6月12日 39再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次人の成長はなぜ思い通りに進まないのか「できない」の裏にある成長の兆しを見抜く視点相手の歩みを信じ「待つ」ことの真の意義回り道が深く身につく成長へと繋がる理由健全な心境がもたらす周囲への好循環とは?AI文字起こし(β版) # チャプター 1 日にち気づきだより佐藤美奈子です。 今日もお聞きいただきありがとうございます。 このチャンネルでは、エモン道や日本文化の学びを通して感じた 心の在り方や人との向き合い方を 仕事や暮らしに優しく重ねてお届けしています。 このチャンネルをお聞きの皆さん、 受講生の方もたくさん聞いてくださっていて、 先日の講習の時も 先生、聞いているのですが、なかなかいい音が押せずに ごめんなさいというふうに謝っていただいた方もいますが、 もう全然大丈夫です。 本当に日々忙しい中で、 どこか合間の時間にあっと思い出していただいて、 私のこのVoicyを聞いていただいているだけで、 私は本当に大丈夫です。 本当にお聞きいただいてありがとうございます。 あの時のあの内容について、 こうでしたねというふうにお話をかけてくださる方もいらっしゃるし、 本当にありがたい。続けてきてよかったなと思っています。 今日のテーマですけれども、 昨日の続きのようなテーマになるでしょうかね。 人の成長はこちらの思い通りには進まない というテーマでお話をしてみたいと思います。 教える仕事で大切にしていることについて、 先日お話をしました。 できない理由というものを責めてはいけないよと、 どこで止まっているのかを見ることが大切だよというお話でした。 今日はその続きのようなテーマになろうかなと思います。 人の成長というのはこちらの思い通りにはもちろん進みません。 私ではないのでですね、人は人です。 これは教える仕事をしている中で何度も感じてきたことです。 中高生さんと向き合っていると、 こちらとしてはこの説明で伝わるかなとか、 そろそろ自信が持てるかなというふうに こちらの方が思うことがあるんですけれども、 実際にはそう簡単には進まないこともあります。 同じところで何度も不安になっていらっしゃる方も実はいらっしゃって、 一度できたことが次にはまた怖くなっちゃうという人もいます。 頭では分かっているんですけれども、 手が追いつかないという方もいます。 でもそれは悪いことではなくて、 その人その人の育っていく、 習得していくペースというものがありますので、 全くこちらの方は問題ありません。 自分に腹落ちしていくというか、 どんどんどんどん蓄積しているペースというのは人それぞれです。 外から見ると変化がないように見えていて、 多分自分が成長しないように思う方もいるのかもしれませんけれども、 その方の中では、その私たちの中では、 少しずつ少しずつ整理されていくということがあります。 例えば質問できるようになったとか、 あとは自分の不安を言葉にできるようになった、 素直に私に話してくださる方もいます。 そして前よりも落ち着いて取り組めるようになった、 それもちゃんとした成長ですよね。 若い頃の私はその変化を待つことがちょっと苦手だというお話もしましたよね。 なんでできないのかなとか、なんで伝わらないのかなというふうに、 前にしっかりそのことを説明しているのに、 なんでまたここでつまずいちゃうのかなというふうに思ってしまうこともあったんですけれども、 今は少し考えが変わりまして、 人の成長というのはこちらの予定表通りには進まないものだというふうに思います。 そしてこちらが望む速さではなくて、その方自身の速さで進んでいきます。 だから教える側に必要なのは、 忙せることではなくてよく見ること、待つこと、 今この方はどこにいて、どこをさまよっているのかとか、 怖がっているのかとか、どこに不安を感じているのか、 どこに小さな変化が出ているのか、 そういうところを見落とさないようにすることが大事だなと思います。 待つというのは何もしないことではなくて、見放すことでもない。 相手の歩みを信じながら、必要な時に手を添えられる状態でいることです。 そのためには焦ってはいけませんし、遠目から見ることもあります。 でも遠目から見ると言っても離れすぎてはいけないので、 何かあった時に、あっという感じで手を添えられるとか、 アドバイスができるという距離感ですね。 それはすごく大事なことだなと思っています。 その方が自分の足で進んでいけるように、 私の中に余白を作っていく、余白を残しておくということがとても大事だなと思います。 これは本当に受講生さんだけではなくて、 お子様やご家族、あとは仕事の仲間、同僚の方にも通じることだなと思うんですね。 こちらが思うタイミングでは人というものは変わりませんし、 何度言っても変わらないように見えているだけで、 けれどもちょっとしたことで、このちょっとした声をかけて、 ふわっと今までは何だったんだろうと思うぐらい、 うまく動き出すことだってあるんですよね。 きっかけというのがやはりあります。 ですから目の前の結果だけで判断しすぎない方がいいのだと思っています。 今日できなかったからできないと決めつけない。 その方の中でまだ育っている途中なのだから、 ちゃんと待ちましょうというお話です。 人の成長というのはこちらの思い通りには進みません。 進まないからこそその人らしい成長というのがあるわけです。 時間がかかった分深く身につくことだってあります。 皆さんもそうじゃないですか。 振り向いてみたらこんなに長い道のりやってきたなって、 でもやってきたからこそ何も考えずとも手が動くとか、 パッとやってって言われた時にはいはいと言いながらも、 やれるというのは相当蓄積したという証ですからね。 遠回りに見えていた道がその方にとってはとっても必要な道で、 時間がかかった分その分ちゃんと身についているわけです。 そういう方々の成長というのを私は見逃さずにいたいなと思いますね。 それだけでもやっぱり人との接し方というものが変わってくる気がします。 いかがでしたでしょうか。 この人の中で何が今育っているのかなって見れる、 ということは自分のコンディションが良くないということですよね。 私が私のことでアップアップになっていると、 生徒さんを迎え入れる側の私がアップアップだと、 生徒さんのアップアップをもっとアップアップにさせてしまって、 もう溺れちゃいそうなことになっちゃうと、 それは本当に申し訳ないことですので、 その方々の成長というものを見届けるには、 私がとても健全で元気で日々いるということが大事なんですよね。 今日の大事なところは、待つというのは見放すということではなくて、 相手の歩みを信じながら必要な時に手を添えられる状態でいること、 そしてそういう状態の人間であること、 そういうことで周りにも良い影響が与えられるのかなと思いました。 今日も穏やかな一日をお過ごしください。 また次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。 それではごきげんよう。 もっと見る #寄り添う #成長する #離れない 十二単着付け師の【にちにち気づきだより】さとうみなこ08:371.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
第672話 霜降〜露と霜の違いは? 11分・一昨日・ 37再生AI目次梅雨と霜、その形成メカニズムの差二十四節気に刻まれた秋の深まり暦が示す日付と各地の季節のずれ十二単が教える変化の美しさとは日々の小さな変化に気づく心の豊かさ
第671話 平安京はなぜ、東へ広がったのか? 15分・10月22日・ 45再生AI目次平安京建都の日に振り返る歴史設計図通りの都にならなかった理由理想と現実の間で都はどう変化したか守るべきものと変えるべきもの見極め世代を越え育まれた古都の姿とは
第670話 清少納言は、なぜ御簾を上げたのか。 13分・10月21日・ 66再生AI目次平安貴族を魅了した白詩文集の世界紫式部を悩ませた漢詩の学びと女性清少納言が御簾を上げた、その真意言葉なき対話を生む共通認識の力知を分かち合う教養が繋ぐ人と人
第669話 神様の留守を守る「恵比寿さま」 13分・10月20日・ 79再生AI目次カンナ月に出雲に残る神様とは?商売繁盛を司る恵比寿さまの役割目立たぬ場所を守る「留守神」への感謝「べったら市」が今に伝える恵比寿講日常を支える「見えない貢献」の価値
第668話 「百日の祝」生後百日、もう一度祝った理由 12分・10月19日・ 78再生AI目次平安時代の「百日の祝」その真意とは医療が未発達な時代の「日々の重み」「百日の祝」から「お食い初め」へ「できた」だけではない継続の価値誰かと分かち合う「日々の歩み」
第667話 虫の声と、言葉にしない「寂しさ」 12分・10月18日・ 79再生AI目次暦と虫の声 古代のキリギリスとは和歌が紡ぐ独り眠る夜の情景「衣片しき」に秘められた寂しさ言葉なき感情を察する仕事の視点現代社会と日本語の余白の美
第666話 新米を、まず神さまへ 13分・10月17日・ 78再生AI目次「新米をまず神様へ」平安の智慧稲作と「衣」に宿る感謝の祈り「良いものをまず誰かのため」仕事術自分の喜びより先に「誰かを想う」「いただきます」千年の感謝と恵み
第665話 琵琶の音から、弾く人が見えてくる 13分・10月16日・ 81再生AI目次平安貴族の琵琶:女性も奏でた優雅な音色源氏物語に学ぶ、技は「かきあわせ」に宿る姿見えぬ琵琶の音に込められた心のあり方着付けの心:最初の所作に表れるプロの技小さな変化を見抜く、聴き手の感性とは
第664話 菊の節句は九月、菊が咲くのは十月? 15分・10月15日・ 90再生AI目次菊の節句と開花時期の不思議なずれ新暦と旧暦が変えた行事の風景重陽の節句が現代で薄れた理由暦と現実の季節感を繋ぐ工夫とは伝統継承と日々の暮らしの調和