TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#83 富士山噴火ハザードマップ改訂、煽りコンテンツには注意10:56 2021年3月29日 2,063再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次富士山噴火ハザードマップ、17年ぶり改定の背景想定範囲拡大!溶岩流の新たな脅威とは?ハザードマップの盲点:毎年確認の重要性煽り記事に注意!過剰な不安を避けるには噴火想定の多様性:最悪ケースの真実AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー高荷友矢がお送りする 知らない防災 備えるラジオ。 3月29日週の始めの月曜日、本日も備えてまいりましょう。 # 17年ぶりに改定 本日のテーマはハザードマップでございます。 さて先日、山梨、静岡、神奈川県などで作る富士山火山防災対策協議会が、 富士山噴火時のハザードマップを改定したと発表しました。 従来のハザードマップは国が2004年に策定をしたものということになりますので、 およそ17年ぶりに改定されたということになります。 今回改定されました新しい富士山噴火ハザードマップでは、 例えば溶岩流、火災流、こういったものが到達するエリアが広がったりですとか、 溶岩の到達予想時間が最大で10時間程度早まった地域などがあるということでございます。 今回の想定の見直しでは、富士山で過去に起きた噴火、過去5600年間のデータを基にいたしまして、 例えば富士山の噴火、火口が一体どこに生じるのか、どこから炎が、溶岩が噴き出すのかという火口が生じる範囲、 これを富士山の山頂から半径4キロ以内の全部に設定するですとか、 あと溶岩が噴出してくる量ですね、溶岩噴出量そのものも過去の最大規模の噴火を基にして、 従来の2倍程度に量を増やして設定をしたりですとか、もしくは噴火直後に襲ってくる恐ろしい現象、 火災流につきましても従来の4倍程度の規模に見直しをする、 さらに地形のデータも2004年の策定時と比べて詳細なものを用いるようにするなどなど、 全体的に被害想定を大きめにして新しく策定をしたということでございます。 この結果ですね、従来の富士山噴火ハザードマップでは、例えば溶岩流が到達する範囲につきましては、 静岡県、そして山梨県の自治体、これに限られていましたけれども、 今回見直しがなされました新しい富士山噴火のハザードマップ、こちらでは、 例えば神奈川県相模原市には噴火から9日後に、神奈川県小田原市には噴火から17日後に、 もちろん途中をいくつかの自治体も通過するということになりますので、 新たに神奈川県が溶岩流の到達範囲として設定されるなど、被害の範囲が広がったということになります。 また富士山の麓、例えば山梨県藤吉田市の市街地にも、溶岩流が噴火から2時間で到達をするとか、 静岡県富士市東海道新幹線にも、噴火から5時間後に溶岩流が到達するかもしれないということで、 従来の静岡山梨県立自治体への被害想定というところも見直しがされております。 今回この見直しされたハザードマップの元、これを使いまして、それぞれの自治体が詳細なハザードマップか避難場所を掲載したりとか、 そういった地図作りに取り組んでいくということでございます。 ちなみにこのハザードマップはもちろん噴火だけではなくて、津波、高潮、洪水、内水氾濫、土砂災害、地震火災などなど、 さまざまな災害に対してハザードマップが作られております。 また、このハザードマップに記載される被害の想定というものは定期的に見直しなどが行われますので、 ハザードマップもですね、ご家庭であるいは職場で一度見ればOKということではなくて、 毎年地図が更新されていないか確認をしていただきまして、自宅の周りに危険が起こるという場合には、 災害の種類ごとに避難場所、命を守るために逃げ込む場所がどこなのかということをですね、必ずチェックしておくということが重要でございます。 特にですね、水害のハザードマップなどは定期的に更新されますので、新年度になった後、そして水害シーズンに入る前、 大体4月から5月ごろ、特にゴールデンウィークで家族が揃うときなどにですね、ハザードマップの確認、今年新しくなっていないかなとチェックをしていただくのがお勧めでございます。 # パワーストーンや壺を買わない さて、良い情報があれば悪い情報もあるということで、 今回のようにハザードマップの改訂が行われますと、 いろいろと、良からぬ煽りコンテンツとか、あまりためにならない過剰反応ニュースとかですね、 こういうものをSNS、インターネット、あと一部の雑誌とか、そういうもので見かけることがございます。 例えば、今回の富士山噴火ハザードマップの見直しでは、 神奈川県などが新たに溶岩流の到達する地域に加わったと、 そういう新しいトピックが入りましたので、こういう情報が来るとですね、 すぐにYouTubeとかでですね、 富士山噴火で静岡・山梨・神奈川壊滅か、助かりたければこのパワーストーンを購入すべし、 というようなですね、しょうもない記事が出てくることがあり得ます。 ハザードマップというのは、基本的に最悪の状態を、最悪の状況を想定した地図でございます。 ですので、今回のこの富士山噴火ハザードマップの場合も、 かなりですね、広範囲に溶岩流の到達がするよと、 要は溶岩流が到達すると、そういった地域などが記されているんですけれども、 これはあくまでも最悪の最悪の噴火が発生した場合の想定ということになります。 富士山、核火山です。いつ噴火してもおかしくありません。 今この瞬間に富士山が噴火しました、そういうヤフーニュースが出てくるかもしれません。 ところがですね、その次の富士山の噴火が、このハザードマップの最悪の想定、 この噴火とイコールになるかどうかは分かりません。 もちろん最悪に備えておくということは非常に重要ではあるんですけれども、 あまり過剰に心配しすぎないということも、メンタルヘルスケア的には重要なポイントということになります。 またハザードマップというものは、基本的に複数の被害ケース、被害想定を重ね合わせて表示するというような特徴もございます。 噴火の場合などは特にそうなんですけれども、 例えば今回の富士山の場合も、富士山の噴火は必ずしも山の山頂から起きるとは限りません。 例えば前回の江戸時代に起きた富士山、法営噴火では山の中腹から噴火が起こりまして、 今富士山、新幹線などから富士山を見ますと三島あたりから巨大な穴が開いているのが見えます。 あれが前回の噴火の加工、法営山ということになりますので、噴火の加工が一体どこにできるのかということによって、 被害を受ける地域というのはガラッと変わってきます。 今回のハザードマップでも地図に示されていた全ての範囲に同時に溶岩が押し寄せるということは基本的にはありえないんですね。 例えば山梨県側から噴火を起こした場合などは、 例えば藤吉田市などはハザードマップの想定通り大きな被害を受ける2時間で溶岩が到達する可能性があるということになるんですけれども、 山梨県側で噴火をすれば当然逆の静岡県側には溶岩が全く来ないという可能性がありますので、 東海道新幹線などは無傷ということになる可能性も多いにありえます。 あるいは今回のハザードマップで新規で追加された被害想定の地域、小田原市ですね。 富士山の東側、相模湾沿いの小田原市に溶岩流がたくさん到達する、そういう噴火を起こす場合は、 富士山の東側、御殿場方面から噴火をするということになりますが、 そうすると今度は逆の方向、山梨県側はほとんど影響を受けないというような可能性もあるわけでございます。 またその他の噴火の煽りコンテンツの例といたしまして、 例えば富士山の令和大噴火、火山灰で首都圏壊滅、 さらに静岡山梨神奈川は溶岩に埋め尽くされて地獄のような状態に、 助かりたければこの壺を購入すべし、というようなしょうもない記事が出てくるかもしれないということもありえます。 この富士山の噴火というのはいろいろなパターンがありまして、 例えば有史以来、直近2000年間ぐらいの有史以降の大規模な富士山噴火では、 大きく分けますと、火山灰が大量に噴出して首都圏などにも大きな影響を生じるような、 前回の噴火1707年の宝永噴火のようなタイプと、溶岩流が大量に流出して、 例えば青木ヶ原樹海ですね、こういったものを生み出すきっかけとなりました、 864年の蒸岩噴火タイプというような、この火山灰がめちゃめちゃ出る噴火と、 溶岩流がめちゃめちゃ出る噴火という2つのタイプが直近ではございます。 この溶岩がものすごい出てきて、さらに火山灰もいっぱい出てきて、 それこそ首都圏も周りの自治体も全部壊滅というような噴火は最近は起きていないんですね。 ですので、令和噴火で首都圏も周辺自治体も全部壊滅みたいな、 そういうこともあり得ないとは言えないんですね。 次の噴火がそういう可能性ももちろんあるんですが、歴史的に見ると可能性は低いということになります。 どうしようもないインターネットの煽り記事とかに惑わされて、 どうしよう富士山噴火したら怖いなと、そういうことを考えるのは重要ではあるんですが、 あんまり惑わされて不安視することのないようにですね、 情報の内容についてはぜひ見極めるように、そして信頼のできる情報、 もちろんこのラジオでも構いません。 死なない防災備えるラジオを聞いていただくということでも構いませんが、 あんまり不安もしすぎないようにするというところも一つ重要なポイントでございます。 ということで、本日は富士山噴火ハザードマップ改訂のお話でございました。 大地震よりも頻度としては低いですけれども、日本は世界有数の火山大国でもあります。 噴火ハザードマップがあるということは、噴火の危険があるということでございます。 周辺にお住まいの場合には他人事と思わずに、 ぜひ資料の確認を行うようにしていただきたいなと思います。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #富士山 #噴火ハザードマップ 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/3/29/04:232.17年ぶりに改定06:213.パワーストーンや壺を買わないコメント感想・質問・応援メッセージを書こう りく@そなえるらじお2週目8月8日🦀🦀🦀2週目返信 mochi2025年5月20日🦀🦀🦀返信 ちゃとらねこ2021年3月29日高荷先生おはようございます(*´▽`*)ハザードマップ更新ということで「想定外でした」というものがより少なくなるのかなと思ってます。言われてみれば当たり前ですが、噴火って山頂からだけじゃないんですよね…。そんな怪しい壺買うくらいならじゃぐりのぽーたぶる電源がほしい…・:*。・:*三( 'ω')1返信 高荷智也2021年4月5日おはようございます(・∀・)/壺を高い所に置いておくと、地震で揺れてされるコトで、地震の揺れに気づけるんですよ!……それはともかく、ハザードマップの整備が進むほど、想定外がなくなって行きますが、せっかくの資料も活用されなければ意味がありませんので、ハザードマップが新しくなったという情報を知ることが、まず重要なのだと思います。1
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ハザードマップ更新ということで「想定外でした」というものがより少なくなるのかなと思ってます。
言われてみれば当たり前ですが、噴火って山頂からだけじゃないんですよね…。
そんな怪しい壺買うくらいならじゃぐりのぽーたぶる電源がほしい…・:*。・:*三( 'ω')
壺を高い所に置いておくと、地震で揺れてされるコトで、地震の揺れに気づけるんですよ!
……それはともかく、ハザードマップの整備が進むほど、想定外がなくなって行きますが、せっかくの資料も活用されなければ意味がありませんので、ハザードマップが新しくなったという情報を知ることが、まず重要なのだと思います。