#994. 挨拶って言語学ではどう考えられているの? --- 言語の交感的機能
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Baugh, Albert C. and Thomas Cable. *A History of the English Language*. 6th ed. London: Routledge, 2013. この一押しの英語史概説書は12章264節からなる英語史の通史です.これを最初から1節ずつ読んでいき,Voicy heldio にて私が自由自在にコメントしていくという有料配信(1回200円)の試みを始めています.
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1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.
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・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方
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以上,よろしくお願いいたします😄
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- 00:431.
先週ちらっと話題に挙がった「挨拶」を言語学してみます✨
- 10:002.
交感機能 (phatic communion) を導入します⚡ hellog の関連記事もお読みください📖
- 01:563.
挨拶の言語学いかがでしたか? 皆さんのご意見,コメントをお寄せください📪
コメント

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http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2022-10-24-1.html
phatic communionには、狭義に「話者と聴者の間に,言語による通信の回路が開かれているかどうかを確認・追認するための言語使用」の場合と、さらに広く、内容よりも「言語使用それ自体が社会的な意味をもつ」ケースがあるというのは興味深いです。
内容が濃い例でいえば、全体主義が席巻した時代の「~万歳」系の挨拶フレーズは、shibboleth的に、その言葉で挨拶するか否かで踏み絵に使われた側面がありましたし、地域によってはどのフレーズを選ぶかで宗教背景を鮮明に映し出すひとことになるので、注意しないといけない場合もあります。
Helloはどんな語源なのでしょうか。Hey!と言うことばの派生形であれば、挨拶の通信回線が開かれているかの確認機能とのつながりがあり面白いなと思いました。
例えばあの人の挨拶は覇気がない、暗くて感じが悪いというように。
機能による差が面白いですが、沈黙も含めて、私たちは他者から何かを読み取らずにはいられないのですね…
交感機能の他の例としては、愚痴り合いが挙げられると思います。
ウチとソトの区別や仲間意識といったことにもつながりますし、今度ぜひ愚痴の言語学を!
(データはたくさん提供できますので😂)
以前タイ人の友人(日本語学習)から、よく「もうご飯を食べましたか?」と聞かれることがありました。
私は情報量たっぷりの問いかけだと思い、「まだです」等答えていましたが、単にタイ語を日本語に訳した”タイの情報量の少ない”挨拶でした😂
世界にはこのような挨拶がたくさん存在すると思うと面白いですね!
面白い!&たしかに(゚ー゚)(。_。)ウンウン 楽しく有意義なアプローチですね😆
日本語の
こんにちは→今日は
さようなら→左様なら
このあたりも普段は意味を考えることないですよね😂
https://fin.miraiteiban.jp/habuku%EF%BC%BFnihongo/
最後の方で「あけおめ」や「ことよろ」など、おめでたい言葉は省略されることがある一方、お悔やみの言葉は基本的に省略されないと述べられています。
情報量は少なくても丁寧に時間をかけて言うことでこそ伝わることもあり、シチュエーションにより使い分けをしているんだと気付かされました。
これからもどんどん情報を持ち寄りましょうね。
目指せ知の共同体✨
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