2026年9月
地域再生の鍵は人口ではない!重要なのは人口ではなく、課税人口であるという現実(2026/9/27 #2364)
21:51
地方創生と言えば、人口減少がすべての元凶であるかのように語られがちです。人口が減れば地域は終わりだ、という空気が今も根強くあるわけですが、私は昨日、北海道の余市町で齊藤町長とじっくり話してきて、その前提そのものが違うのではないかと改めて確信を深めました。
余市町は10年前と比較して人口が14%ほど減っています。全国平均よりむしろ悪い数字です。ただ、固定資産税収入はこの間、微増しているのです。理由は明快で、人口ではなく課税人口、具体的には所得税や固定資産税をきちんと払える人がどれだけいるかが地域の持続性を左右するからです。
余市はワインのまちづくりを通じて、ワイナリーが数件から20件以上に増え、フランスのブルゴーニュ、ジュヴレ・シャンベルタン村とも正式提携を結ぶまでになりました。銀行が畑には融資するが醸造所には融資しないという的外れな判断をしていたのを、金融機関の頭取クラスを集めた講座で正し、畑と醸造所をセットで融資する環境を整えたことも、課税対象となる償却資産を増やす結果につながっています。
これはヨーロッパの地方都市がずっとやってきたことでもあります。ジュヴレ・シャンベルタン村のような小さな村が、稼ぐ産業に特化して所得を高め、人口を増やさなくても持続しているのと同じ構造です。稼ぐ町とは、稼ぐ人と稼ぐ装置が集まっている町のことだというお話です。皆さんの地元でも、人口の増減だけでなく、課税人口がどう動いているか、一度目を向けてみてください。
余市町は10年前と比較して人口が14%ほど減っています。全国平均よりむしろ悪い数字です。ただ、固定資産税収入はこの間、微増しているのです。理由は明快で、人口ではなく課税人口、具体的には所得税や固定資産税をきちんと払える人がどれだけいるかが地域の持続性を左右するからです。
余市はワインのまちづくりを通じて、ワイナリーが数件から20件以上に増え、フランスのブルゴーニュ、ジュヴレ・シャンベルタン村とも正式提携を結ぶまでになりました。銀行が畑には融資するが醸造所には融資しないという的外れな判断をしていたのを、金融機関の頭取クラスを集めた講座で正し、畑と醸造所をセットで融資する環境を整えたことも、課税対象となる償却資産を増やす結果につながっています。
これはヨーロッパの地方都市がずっとやってきたことでもあります。ジュヴレ・シャンベルタン村のような小さな村が、稼ぐ産業に特化して所得を高め、人口を増やさなくても持続しているのと同じ構造です。稼ぐ町とは、稼ぐ人と稼ぐ装置が集まっている町のことだというお話です。皆さんの地元でも、人口の増減だけでなく、課税人口がどう動いているか、一度目を向けてみてください。
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木下斉
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