TOPトーク専門家毎朝の思考シルバー民主主義は2030年に完全終了する仮説08:53 2023年7月9日 9,421再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次世代間の価値観乖離を深掘り団塊世代の動向と2030年問題新聞業界の激変と世論の行方キシンジャーが語る日本の未来予測テクノロジーが変える社会の姿とはAI文字起こし(β版) # シルバー民主主義は2030年に完全終了する仮説 おはようございます。佐々木敏直です。 最近のマイナーカード保険証をめぐる騒動を見てても、 あるいはいろんなね、例えば安全保障をめぐる話とか、 本当に世代間で価値観とかね、 あるいは政府の政策に対する評価の違いみたいなものが、 くっきり分かれてきてる感じってのはすごくある。 それは世代間っていっても20代と40代とか、 そういう下の方じゃなくてもっと上の方。 より正確に言えば、 今の60代後半から70代、80代のいわゆる高齢者層と、 その元気世代、若者を含めたね、そこの何か対立というか、 対立はしてないのかもしれないけど、 価値観がすごく違うなっていうのは思うんですよね。 テクノロジーに対する見き合い方も。 現状の安全保障環境に対する捉え方とかもね。 これでもどうやって解消するのかというところは、 解消できないんじゃないかと思うんだよね。 そこら辺は本当に世界観価値観が違いすぎるので、 おそらく世代交代を時間をかけて待つしかないんじゃないのか、 っていうのはちょっと思ったりしてます。 残念ながらね。 だって今70代半ばぐらいになっている後期高齢者の人たちに、 今更あなた方の世界観古いから改めなさいなんて言ったって、 まあまあ無理だよね、やっぱりそれはね。 もう長年そういう考え方してきたんだからね。 ただ今後それがいつ変わるのかっていうのをね、 きちんと我々は時間の長い射程で見ていかなきゃいけない、 そういう時期に来てるんじゃないかと思う。 こういうことを言うと怒る人がいるかもしれないので、 今日の放送はちょっと微妙な内容も含みつつ、 それを僕も自覚しながら喋っているので慎重に話したいんだけど、 ダンカンの世代ってのは大体1947年から50年ぐらいまで生まれた人で、 一学年で200万人以上いる。 全部で合わせると800万人から1000万人ぐらいってすごい数なんですよ。 2022年ぐらいから後期高齢者入りして、 2025年、再来年ぐらいですね、ほぼ全員が後期高齢者に突入すると言われている。 皆さんまだ元気なわけですよね。 70代前半ぐらいだと。 でもこれがね、生存曲線っていう数字があって、 要するに何歳の人がどのぐらい生き残るかって、 全員が100%生き残るわけじゃないから、だんだん数が減っていくわけですよ。 70歳ぐらいはまだ皆さん全員が存命してるんだけど、 80歳ぐらいになるとね、 70代半ばぐらい、後期高齢者入ったぐらいだと、 男性が8割、女性は9割が存命って言われてるんですね。 これ別に段階世代に限らず、一般的にそんな感じなんです。今現状。 もちろんこれは健康寿命が今後も伸びていくので、 10年後20年後はもっと数が増えて、存命率が高くなる可能性があるんだけど、 あくまで現状の数字で言うと、75歳ぐらいだと8割、9割。 これが80歳になるとどうなるかというと、一気に6割に減るんですね。 そうだよね。男性の場合だとそのぐらいが平均寿命になってくるわけだから。 90歳になると2割しか残っていない。 そして95歳は5%しか存命されていない。 男性が80歳になると6割が存命。 段階世代が全員80歳になるのは2030年です。 2025年ぐらいからは、あと2年後だけど、段階世代の最初の1946年生まれの人たちが おおむね80歳になってくる。 だから今のところまだ新聞に対する影響力がすごく強いし、 新聞の側も高齢者、特に段階世代というボリュームゾーンに向けた 世論形成とかをしていて、それに向けた記事を書いてるんだけど、 これからの5年間、あるいは7、8年ぐらい、2030年ぐらいに向けてボリュームゾーンがどんどん減っていくんですね。 今、新聞はものすごい勢いで部数を落とし続けてるじゃないですか。 もはや70代、80代しか読んでないぐらいまで言われている。 だから2030年、これから7年後、段階世代が全員80代に突入し、 存命率が6割、男性の場合ね。 っていう時期になると、一気に新聞は一部を除いて、日経とかは生き残ると思うんだけど、 そうではない一般市はかなり消滅に向かう。 生き残ったところだけが生き残る可能性はあるんだよね。 要するに残りの少なくなっていく部数を奪えたところが、 さらに延命できるって可能性はあるんだけど、全市が生き残る可能性はない。 だから2030年ぐらいが結構大きなターニングポイントになるんじゃないのかなっていう感じはしてるんですよ。 それで先日ある記事を読んでたら、 アメリカの著名な元国務長官のヘンリー・キシンジャーが、 エコノミストってイギリスの有名な雑誌にインタビューを受けてて、 こう語っているシンガポールと日本について、 中国の対外的な問題について非常に危機感を感じている。 だから彼らが5年後には核保有国になるという方向に向かっているんじゃないかって語ってるんですよ。 この言葉はシンガポールを指しているのか日本を指しているのかよくわからない指摘もあったりとか、 そもそもキシンジャーはもう100歳なので、そこまで明確に語れるのかどうかいろんな指摘があるんだけど、 この5年後に日本が核保有国になる方向に向かうっていうのは、 キシンジャーの予測だけではなくて、僕は結構あり得るのかなと。 そのぐらいになると要するに2030年、5年後は2028年だけど。 だからおそらく国内の世論が、さっき言ったように、 後期高齢者からさらに80代に向かっていく段階の世代の退場と新聞の衰退、 そして今の現役世代が社会の中枢になっていくっていう世論をリードするのが、 今の20代30代になっていくっていうところを考えると、 従来の20世紀の価値観とは全く違う価値観が普通に通用する時代がやってくる可能性はあるんじゃないのか。 加えて今テクノロジーの世界でも、おそらくあと5年ぐらいで自動運転、 安全自動運転が実用化しそうだし、AIもひょっとしたらそれこそシンギラリティを超えて、 人間並みの知性を持つようになる可能性が出てきているのかな。 考えれば2030年ぐらいは日本社会にとってはむちゃくちゃ大きな転機がやってくるんじゃないのか。 安全保障の点からも、世論の形成の点からも、あるいはテクノロジーとの関係性も含めて。 だからこれから心して、5年後あるいは7年後、どうなっていくのかをじっくり僕も日本社会と向き合いつつ、 ウォッチしていきたいなというのは本当に思いますよ。 だからもうちょっとの辛抱で、これから面白い時代がやってくるなというのを今すごく感じています。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:531.シルバー民主主義は2030年に完全終了する仮説コメント感想・質問・応援メッセージを書こう pp2023年7月10日投票率が80代以降急速に落ちるというデータを見て2030年で日本は何とか浮上できるかもと思っていました。佐々木さんおっしゃる通り生存率も含めて考えれば、団塊の世代以上の影響力はさらに落ちますね。一方で2025年問題と言われますが介護負担も同時に急速に高まるので、この5年間が日本は堪えどころだなと思っています。3返信 俊尚 佐々木2023年7月14日本当に。この5年をうまく乗りきれば、そのさきには明るい光が見えてくるように私も思っています。2 daremightythings2023年7月10日2025年に労働人口に占めるミレニアル世代以降の人口が、それ以降の世代を上回るらしいですね。政治からはまだ時間はかかりますが、組織ガバナンスの世界からはもうすぐで逆転するはずです。政治より組織ガバナンスや経営活動のほうが重要な影響を持つと思います。2返信 俊尚 佐々木2023年7月14日なるほど。勉強になります。 かえるこ2023年7月9日選挙の度にシルバー民主主義の高い壁に失望していましたが、確かにずっと続くものではなくて、2030年ごろが転換点になるのかもしれないですね。新聞の一般紙が淘汰されていくというお話もなるほどと思いました…我々現役世代で日経新聞以外読んでる人あまり聞かないです。とても興味深いお話でした。いつもありがとうございます😊6返信 俊尚 佐々木2023年7月14日こちらこそありがとうございます。1 に こ2023年7月9日1955年生まれの夫は優れた価値観の人ですが、68歳になった頃からもう後20年しか時間が残されていない、ちゃんと動けるのは後10年間かも、と感じた途端、世の中のことへの憂いが少なくなったようでした。寿命が見えてきたと。61歳の私には まだ理解出来ない感覚です。佐々木さんの言われるように、ここに溝ができるような気がします。4返信 俊尚 佐々木2023年7月14日高齢でもちゃんと考えられる人と意固地になる人がいて、そこの分断もありそうですね。2 武井義勇(たけいきゆう)2023年7月9日本日は、際どいところを攻めてくださりありがとうございました。僕は後5年で日本は変わってくると考えていました。根拠は佐々木さんほど明確ではありませんが、50代半ばから下の世代の方々に希望を感じています。自分もこれからの時代にアジャストできるように、学び続けています。10返信 俊尚 佐々木2023年7月14日ありがとうございます。 もっと見る
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とても興味深いお話でした。いつもありがとうございます😊
もう後20年しか時間が残されていない、
ちゃんと動けるのは後10年間かも、と感じた途端、
世の中のことへの憂いが少なくなったようでした。
寿命が見えてきたと。
61歳の私には まだ理解出来ない感覚です。
佐々木さんの言われるように、ここに溝ができるような気がします。
僕は後5年で日本は変わってくると考えていました。根拠は佐々木さんほど明確ではありませんが、50代半ばから下の世代の方々に希望を感じています。
自分もこれからの時代にアジャストできるように、学び続けています。