DeFiを「金融の基本」から考える。ステーキングの仕組みと報酬の裏側(「そうだったのかブロックチェーン Ep.17」内田善彦・酒井勇也・大津賀新也)
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「そうだったのかブロックチェーン」Ep.17
このポッドキャスト番組では、日銀・金融庁で銀行監督の経歴をもち、現在は周南公立大学情報科学部でブロックチェーンについて教鞭を執る内田善彦と、グルメアプリのファウンダーとして、Web2サービスにブロックチェーンを掛け合わせ、Web3事業を構築したキャリアを持つ酒井勇也、そしてクリプト専門メディア「あたらしい経済」副編集長の大津賀新也の3人が、ブロックチェーンについて今知っておくべきことを紹介します。
第17回となる今回は、前回に続き、第2部「既存金融×ブロックチェーン」として、ステーブルコインに続く論点「DeFi(分散型金融)」を取り上げました。
DeFiを「ミドルマン(仲介者)のいないマーケットプレイス」と定義。ユニスワップ(Uniswap)の流動性プール(X×Y=K)が、従来の取引板に代わる仕組みとして、流動性の評価を観測ではなくルールでつくり、価格に織り込む革新的な発想だったことを確認しました。さらに、カーブ(Curve)がステーブルコイン同士の交換に特化した点や、CRVのロック期間に応じて付与されるveトークンなどの仕組みを振り返りました。
そのうえで、価格付けの土台となる「無リスク金利」が、そもそもクリプトの世界に存在するのかを問い、DeFiで提示される10〜15%のAPRがどこから来るのかを掘り下げました。ネットワークへの貢献に対するPoSでのステーキングと、価値創造を伴わず、独自トークンの流通量を減らして売り圧を抑える「謎ステーキング」を対置。リスクの説明が曖昧なまま、リターンだけが明快な商品には注意が必要だと整理しました。
金融は本来、価値を生み出す可能性のある相手への「融通」であって、「ギャンブルではない」という視点から、DeFiへの期待と現状のズレを問いかけました。
次回、第18回は9月22日に配信予定です。パーペチュアル(無期限先物取引)を起点に、株式のトークン化や予測市場などについても掘り下げていきます。
【出演者】
・内田善彦
1994~2023年日本銀行。金融研究所・企画役、金融機構局・企画役(グループ長)等。金融機関のリスク管理・経営管理に関して様々な角度から考察を加える。この間、金融庁、大阪大学、東京大学でも勤務。2023年6月〜11月株式会社クエストリー取締役、2024年4月〜12月カシェイ取締役として、web3スタートアップに経営者として参画。現在は、周南公立大学情報科学部教授(2023年6月から)として教鞭を執る傍ら、株式会社サイバーリンクス社外取締役(2024年3月から)としてデジタルIDや電子署名関連のビジネス等を推進するほか、株式会社ゆいづむ代表取締役(2025年10月から)としてブロックチェーン活用に関連するコンサルティングを行う。
Xアカウント:x.com/uchida_tomato
・酒井勇也
学生時代に株式会社SARAHを共同創業。日本最大級のメニュー特化型グルメアプリ「SARAH」に加え、大手食品メーカー向けの外食ビッグデータサービス「FoodDataBank」を構築した。COOとして累計10億円の資金調達やM&A、PMIを主導。2019年より、SARAHのWeb3化を主導。食・ヘルスケアのデータ管理に特化したレイヤー1独自ブロックチェーン「ONIGIRI Chain」の開発や、トークンエコノミーを構築した。2025年の代表取締役退任を経て独立。現在は、実需を伴うブロックチェーン活用やWeb3事業の社会実装に特化したコンサルティングを展開している。
Xアカウント:x.com/skyuya03
聞き手:あたらしい経済 副編集長 大津賀 新也
そうだったのかブロックチェーン公式Xはこちら:x.com/soublock
そうだったのかブロックチェーン公式サイト:https://soublock.com/
このポッドキャスト番組では、日銀・金融庁で銀行監督の経歴をもち、現在は周南公立大学情報科学部でブロックチェーンについて教鞭を執る内田善彦と、グルメアプリのファウンダーとして、Web2サービスにブロックチェーンを掛け合わせ、Web3事業を構築したキャリアを持つ酒井勇也、そしてクリプト専門メディア「あたらしい経済」副編集長の大津賀新也の3人が、ブロックチェーンについて今知っておくべきことを紹介します。
第17回となる今回は、前回に続き、第2部「既存金融×ブロックチェーン」として、ステーブルコインに続く論点「DeFi(分散型金融)」を取り上げました。
DeFiを「ミドルマン(仲介者)のいないマーケットプレイス」と定義。ユニスワップ(Uniswap)の流動性プール(X×Y=K)が、従来の取引板に代わる仕組みとして、流動性の評価を観測ではなくルールでつくり、価格に織り込む革新的な発想だったことを確認しました。さらに、カーブ(Curve)がステーブルコイン同士の交換に特化した点や、CRVのロック期間に応じて付与されるveトークンなどの仕組みを振り返りました。
そのうえで、価格付けの土台となる「無リスク金利」が、そもそもクリプトの世界に存在するのかを問い、DeFiで提示される10〜15%のAPRがどこから来るのかを掘り下げました。ネットワークへの貢献に対するPoSでのステーキングと、価値創造を伴わず、独自トークンの流通量を減らして売り圧を抑える「謎ステーキング」を対置。リスクの説明が曖昧なまま、リターンだけが明快な商品には注意が必要だと整理しました。
金融は本来、価値を生み出す可能性のある相手への「融通」であって、「ギャンブルではない」という視点から、DeFiへの期待と現状のズレを問いかけました。
次回、第18回は9月22日に配信予定です。パーペチュアル(無期限先物取引)を起点に、株式のトークン化や予測市場などについても掘り下げていきます。
【出演者】
・内田善彦
1994~2023年日本銀行。金融研究所・企画役、金融機構局・企画役(グループ長)等。金融機関のリスク管理・経営管理に関して様々な角度から考察を加える。この間、金融庁、大阪大学、東京大学でも勤務。2023年6月〜11月株式会社クエストリー取締役、2024年4月〜12月カシェイ取締役として、web3スタートアップに経営者として参画。現在は、周南公立大学情報科学部教授(2023年6月から)として教鞭を執る傍ら、株式会社サイバーリンクス社外取締役(2024年3月から)としてデジタルIDや電子署名関連のビジネス等を推進するほか、株式会社ゆいづむ代表取締役(2025年10月から)としてブロックチェーン活用に関連するコンサルティングを行う。
Xアカウント:x.com/uchida_tomato
・酒井勇也
学生時代に株式会社SARAHを共同創業。日本最大級のメニュー特化型グルメアプリ「SARAH」に加え、大手食品メーカー向けの外食ビッグデータサービス「FoodDataBank」を構築した。COOとして累計10億円の資金調達やM&A、PMIを主導。2019年より、SARAHのWeb3化を主導。食・ヘルスケアのデータ管理に特化したレイヤー1独自ブロックチェーン「ONIGIRI Chain」の開発や、トークンエコノミーを構築した。2025年の代表取締役退任を経て独立。現在は、実需を伴うブロックチェーン活用やWeb3事業の社会実装に特化したコンサルティングを展開している。
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聞き手:あたらしい経済 副編集長 大津賀 新也
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あたらしい経済ニュース(幻冬舎)
あたらしい経済(暗号資産/ブロックチェーン専門メディア)
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DeFiを「金融の基本」から考える。ステーキングの仕組みと報酬の裏側(「そうだったのかブロックチェーン Ep.17」内田善彦・酒井勇也・大津賀新也)
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