2025年9月
子どもへの性暴力を減らすために、社会の側でできることーー斉藤章佳『「小児性愛」という病』を読んで
38:48
▧ 斉藤章佳『「小児性愛」という病 ―それは愛ではない』(ブックマン社)
https://amzn.to/48cD3Uf
著者は、これまで3000人以上の性犯罪者の治療に関わってきた斉藤章佳さん。
そのうち、子どもへの性加害者は150名を超えるそうです。
(子どもへの性加害は表面化しにくいことも指摘されていました)
精神保健福祉士・社会福祉士で、現在は西川口榎本クリニックの副院長を務められている方です。
編集を担当されたのがブックマン社の編集長であり、私に人生で初めての本となる『オードリー・タンの思考』を書かせてくださった編集さんだったこともあり、ずっとKindleの中に入っていました。
✍️今回のVoicyと同じ内容について書いた無料noteはこちら
https://note.com/yaephone/n/n4a81bb1ed390
※ 記事内には性暴力についての言及があります。心と身体の状態が大丈夫そうな時にお読みください。
▧ よぴらさんがコメントで教えてくださった
斉藤章佳・ 櫻井裕子『性的同意は世界を救う: 子どもの育ちに関わる人が考えたい6つのこと』(時事通信社)
https://amzn.to/4nOyYtY
性犯罪再犯防止プログラムにおける
包括的性教育の取り組み「性的同意は世界を救う」プロジェクト
■男子の子育てをしている保護者に役立つ知見を抽出
追って詳しく見ていくが、性加害者たちの実態は、多くの一般の方たちが想像しているであろう、「性欲が異常に強く、抑制が効かない人間」というわけでは決してない。加害者臨床の視点からは、むしろ、何らかの要因で生きづらさやコンプレックス、困難さを抱え、「自己治療」の手段として、加害するといったケースのほうが目立つ。
つまり、誤った「自己治療」やストレス・コーピングの手段を選択しているというのが、多くの性加害者の姿であるというのが私の実感である。
そうであれば、治療環境の調整や再犯防止スキルを身に付けることはいうまでもなく、生きづらさを少しでも軽減し、さらに、性暴力を自己治療の手段としてはいけないことであるという再学習が達成できれば、性加害から距離を置くことは可能となるはずというのが、私たちの結論である。そして、この本は、得られた膨大な結論の中から、男子を育てている保護者などに役立つ知見にフォーカスして、6つのテーマでお届けするものである。
1性を「言語化」する
2AVとの付き合い方を考える
3ソロプレイ(いわゆるマスターベーション)の不安を取り除く
4子どもが「自立」できる人間関係を築く
5性を自己決定する
6誤った「男らしさ」から解放される
ぜひ多くの関係者にこの本を手にとっていただき、子どもたちを性暴力の加害者にも、被害者にも、傍観者にもしないためには何が必要かを話し合うきっかけにしてもらえたら幸いである。
(本書「はじめに―本書ができるまでの経緯と刊行の目的 斉藤章佳」より)
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著者は、これまで3000人以上の性犯罪者の治療に関わってきた斉藤章佳さん。
そのうち、子どもへの性加害者は150名を超えるそうです。
(子どもへの性加害は表面化しにくいことも指摘されていました)
精神保健福祉士・社会福祉士で、現在は西川口榎本クリニックの副院長を務められている方です。
編集を担当されたのがブックマン社の編集長であり、私に人生で初めての本となる『オードリー・タンの思考』を書かせてくださった編集さんだったこともあり、ずっとKindleの中に入っていました。
✍️今回のVoicyと同じ内容について書いた無料noteはこちら
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※ 記事内には性暴力についての言及があります。心と身体の状態が大丈夫そうな時にお読みください。
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包括的性教育の取り組み「性的同意は世界を救う」プロジェクト
■男子の子育てをしている保護者に役立つ知見を抽出
追って詳しく見ていくが、性加害者たちの実態は、多くの一般の方たちが想像しているであろう、「性欲が異常に強く、抑制が効かない人間」というわけでは決してない。加害者臨床の視点からは、むしろ、何らかの要因で生きづらさやコンプレックス、困難さを抱え、「自己治療」の手段として、加害するといったケースのほうが目立つ。
つまり、誤った「自己治療」やストレス・コーピングの手段を選択しているというのが、多くの性加害者の姿であるというのが私の実感である。
そうであれば、治療環境の調整や再犯防止スキルを身に付けることはいうまでもなく、生きづらさを少しでも軽減し、さらに、性暴力を自己治療の手段としてはいけないことであるという再学習が達成できれば、性加害から距離を置くことは可能となるはずというのが、私たちの結論である。そして、この本は、得られた膨大な結論の中から、男子を育てている保護者などに役立つ知見にフォーカスして、6つのテーマでお届けするものである。
1性を「言語化」する
2AVとの付き合い方を考える
3ソロプレイ(いわゆるマスターベーション)の不安を取り除く
4子どもが「自立」できる人間関係を築く
5性を自己決定する
6誤った「男らしさ」から解放される
ぜひ多くの関係者にこの本を手にとっていただき、子どもたちを性暴力の加害者にも、被害者にも、傍観者にもしないためには何が必要かを話し合うきっかけにしてもらえたら幸いである。
(本書「はじめに―本書ができるまでの経緯と刊行の目的 斉藤章佳」より)
近藤弥生子の、聴く《心跳台湾》
台湾在住ノンフィクションライター 近藤弥生子
- 00:401.
9月のプレミアムLIVEは9/27(土)日本時間夜21:30〜になりました!🐓「トリキーズ」LINEオープンチャットのリンクはこちら
- 01:112.
🍙10/11の朝、11/4の朝に実施します! 「ぶらり台湾朝ごはんの会」LINEオープンチャットのリンクはこちら
- 02:413.
⚠️性暴力についての言及があります。心と身体の状態が大丈夫そうな時にお聴きください🙏 子どもへの性暴力を減らすために、社会の側でできることーー斉藤章佳『「小児性愛」という病』を読んで

- 04:334.
私が日本社会で感じていた生きづらさと、社会的に弱いとされる女性や子どもへの性加害が、地続きだと思えてならなかった
- 06:215.
いまの日本社会が「ペドフィリア(小児性愛障害)」を生み出し続けているといっても過言ではない
- 07:016.
性犯罪の中でも、「子どもへの性犯罪」の再犯率は特に高い/子どもに性加害を行う人々は「教員、塾講師、スポーツインストラクターなど、子どもに指導的な立場として接する職業を利用して性加害を繰り返す」
- 04:017.
「児童ポルノを見た時に、パンドラの箱が開いた」と感じた小児性愛障害者が多いーー「つまり、小児性愛障害は、社会の中で学習された行動である」
- 07:248.
加害者の要望がきっかけで、加害者臨床に包括的性教育を取り入れ始められ始めた/🔗著者の斉藤章佳さんインタビューのリンクはこちら
- 05:009.
まなっぺさんから最新情報「性犯罪の規定が2023年7月に改定され、性交同意年齢は「16歳未満」に引き上げられました」
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