TOPトーククリエイター編集者ひのなおみの読んで、旅して、恋をして。#461 超リアルな起業のすべてを描いた『アットコスメのつぶれない話』、成功する経営者に共通することとは。18:42 2024年10月17日 319再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次アットコスメ25年の軌跡と、その知られざる苦闘成功への鍵は「諦めない心」?幾多の困難を乗り越えた経営戦略とは?Amazonとの業務提携、その舞台裏に迫る起業家の真の資質、粘り強い執着心AI文字起こし(β版) # 8月に刊行した『アットコスメのつぶれない話』 皆さんこんにちは、編集者日野直美の軽井沢の音放送を始めます。 この番組は、編集者である私が四季折々の軽井沢の様子や、 編集者の視点を通して日々感じていること、発見したこと、 心が震わされたことを皆さんと共有するVoicyです。 10月17日木曜日のお昼に配信しております。 何とか復活して2回は続けられることができていると感じています。 毎週木曜日は、私が編集中に手がけた本や、 今作業しているものなどについてお話をできればと思っています。 夏に更新が途絶えていたので、その間にも一冊本が出ています。 今日はその本のお話をさせていただければと思います。 タイトルがアットコスメのつぶれない話ということで、 吉松哲郎さんという経営者の方の著作になります。 アットコスメは女性の方だと結構皆さん知っている人が多いというか、 化粧品の口コミサイトで、今だと口コミサイトだけではなく、 化粧品の通販であたりだとか、もしくはリアル店舗も持っていて、 化粧品の専門店を展開していたりもするという、 化粧品のコスメに興味のある人、もしくは女性だったら大体知っているのではないかというほどの、 化粧品の口コミサイトから出発したのだけれども、 小売もやっているというふうな会社ですね。 実は私自身も、ここのボイシーでも話したのかな、 5月にザ・スタートアップということで、2000年に出た本を復刊したんですよね。 まさにインターネット黎明期に誕生したスタートアップの一つが、 アットコスメでもあるんです。 時代背景的にもつながっていたりもするんですけれども、 化粧品の口コミサイトでもあるので、裏側の経営はほとんど知られることもなかったし、 順調に成長してきたんじゃないかと思っている方が結構多いと思うんですよね。 女性向けの化粧品の口コミサイトということで、 イメージもドロドロの経営の話みたいなのは、 特にこれまで表にも出てこなかったと思うんですけれども、 ちょうどこの会社が1999年に創業して、 今年25年、四半世紀経ったということで、 この25年を振り返るという意味でも、 小松さんが今までの経営の話を書いてくださったというのが、 このアットコスメのつぶれない話という本になります。 これもともとのきっかけは、コロナ禍の中で、 連続起業家の孫大蔵さんが何かの起業家の方たちを集めて、 それぞれの苦しかった時というか、つぶれない話というのを、 お互いに懐中し合うということをやられたらしいんですよね。 最後にみんなでつぶれんな、つぶれない話に関連してというか、 オマージュというのかな、つぶれない話というのをやられていたそうです。 そこで吉本さんはその時にお話をされて、 そこから自分の経営を振り返ろうというふうに思われたようなんですけれども、 一つの大きなきっかけになったようではあるんですけれども、 面白いというか、これ取材してから本になるまでに、 2年ぐらいかかっているのかな、 ちょっと途中いろんなトラブルもありつつということで、 時間がかかったりはしたんですけれども、 取材中からこれはすごい面白いなと思った本でもありました。 なかなかこの面白さというのが、 実際に経営をされていらっしゃる方であれば、 まさに身につまされるというか、 そうなんだよってわかってくれるような内容ばかりかなと思っていますし、 私は企業家の方とかお話も聞かせていただくことが多いんですけれども、 いわゆるスタートアップあるあるというか、 本当にたった数人からスタートしたベンチャー企業がどんどん大きくなっていく中で、 直面するハードシングスが全部入っているという感じなんですよね。 それこそお金が足りない、債務浄化みたいな話とか、 面白いのが最初、吉本さんがアットコスメを運営するアイスタイルを創業した当時というのは、 ギリギリITバブルがはじける直前だったので、 ファンドからの出資なんかも受けられたそうです。 なんですけれども、ファンドに出資して結構株を持ってもらっていたんだけど、 そのファンドそのものがITバブル崩壊した後に、 ファンド解散したいみたいな話があって、 うちの持っている株どうなるのみたいな話だったりだとか、 もしくは数人で始めた創業者同士の対立、 特に吉本さんの場合はご夫婦で始めていらっしゃるので、 ご夫婦の間での、どんどんどんどん意見が合わなくなっていくとか、 そういったところもセキュララに書かれていますね。 あとはよくある、これも本当にあるあるだと思うんですけれども、 組織の崩壊というのかな。 スタートアップってどんどんどんどん大きくなってくるにつれて、 入ってくる人材というのも全然変わるわけですよね。 最初は本当に知人とか友人の杖をたどってとか、 極めて条件の悪い中でも理念に共感した人たちが、 それこそ手弁当で手伝ってくれるところからスタートするんですけれども、 それがどんどんどんどん大きくなっていくと、 会社としてブランドもできてきて、 いわゆる出来上がった組織にいろんなことを期待して入ってくる人たち、 もしくは組織が大きくなることでようやく採用できるようになった、 超優秀な人材みたいなのが入ってくると、 組織の在り方ってどんどん変わっていくんですよね。 その時にやっぱり創業期からいたメンバーと、 結構ある程度大きくなってから来るメンバーの対立というのでもないんですけれども、 どんどん組織が変わっていって、 それに違和感を覚えた創業メンバーがどんどんやめていくということは、 結構どのスタートアップにも起こっていることだなと思うんですけれども、 そういった時にどうするかとか、もしくは事業のピボットですよね。 ピボットというか拡大をしようとした時に取り締まり厄介で、 全員に反対されて結局なかなかできなかったとか、 もしくは上場申請を自分たちで上場しますというふうにしておいたんですけれども、 直前で取り下げたりもしてるんですよね。 最後にですね、これ冒頭の第一章に持ってきたんですけれども、 実はこのアットコスメという会社はですね、 日本の企業で唯一なのかな、 Amazonと業務資本提携をしているんです。 Amazonって基本的にはもう気になる会社っていうのは、 MAをして参加に収めていく、 自分のグループの中に収めていくということをするんだけれども、 一応はですね、まずは業務資本提携から始めるということでですね、 そういったことをやられたりとか、というのもありましたね。 どれもなんですけれども、面白いというかですね、 それこそこの第一章で書いたAmazonとの業務資本提携も、 吉松さんご本人がこれからのITの世界で生き残っていくためには、 やっぱり今最も力を持っているところと組むしかないと。 自前でですね、これからAIとかも進化していく中で、 もしくはデータセンターなんかがコストをかかる中でですね、 自前で全部やっていくというのはちょっと現実的じゃないんじゃないかというのを考えて、 どこと組むかとかいうのを考えながら、 Amazonとじゃあ組んでいこうみたいな話をしかけていくんだけれども、 当然ね、圧倒的なこのシリコンバレー最強の世界の中でもね、 本当にご本の指に入るぐらいのメガプラットフォームを作っているAmazonなわけですから、 そんなに簡単にですね、業務資本提携の話は進まないし、 やっぱり交渉そのものもハードシンクスなんですよね。 その中でどういうふうに乗り越えていくのかみたいなのも、 結構ね、セキュララにも書いていただいたりもしました。 それ以外の先ほど申し上げた内容なんていうのも全部セキュララに書いてるんですよね。 この本の中で私が一番感動したというか、 結局そういうことなんだなというふうに感じたことがあるので、 ちょっと次のチャプターでそれをお話しします。 # 成功する経営者がやっているたった一つのこととは。 何を感じたかという話なんですけれども、 結局、成功する経営者としない経営者というか、途中で終わってしまう経営者の違いは何かなというのを、この本を作りながらひしひしと感じたのは、 結局はですね、諦めないというか、ひたすら粘り強く執着心を持ってやり続けるということだと思うんですよね。 それこそ先ほどお話ししたAmazonとの後コスメの業務資本提携というのも、何回も何回も実は暗証に乗り上げているんです。 ここで終わりだねって交渉が決裂しましたねということが結構出てくるんだけれども、そのために吉松さんは本当にいろんな手を使って、 コンティジェンシープランがめちゃくちゃあるわけですよね。これがダメだったらこれ、これがダメだったらこれ、というのをどんどんどんどん手を諦めずに交渉を続けていく。 交渉が決裂しないようないろんな選択肢を、最初からすべて用意しているわけじゃないんだけれども、考え続けるんですよね。 手を打っていくということをやるんですよね。それはAmazonとの業務資本提携もそうなんだけれども、それ以外のところでもそうなんですよね。 例えばちょっとちらりと申し上げた、さっきの取締役会で全員に反対されたっていう、これはアットコスメというお店、 アットコスメというもともと基準の口コミから始まった会社がですね、リアルの効率を持ちたいというふうに吉松さんは考えたわけですよね。 なんですけれども、当時は上場申請の途中でもあり、まずは上場してからそれをやればいいんじゃないの、今やる必要ないんじゃないの、みたいな話になって、 取締役会で全員に反対をされて却下されたっていう案件があるんですけれども、普通なら諦めるというか、仕方ないよね、 取締役会で反対されたら無理だよねってなると思うし、そうだと思うんですよね。なんですけれども、吉松さんそこでですね、 だったら自分のお金でやればいいんじゃないの、文句ないでしょっていうことで、会社の経営とは別に自分の持ち金を出資して会社を作って、そこから小売店を始めるっていうことをしていくんですよね。 結局でもそれがどんどん成長していく中で、アットコスメの一つの大きな収益源に結局はなっていくんですけれども、 そういうふうに、一回ダメと言われても絶対諦めないというか、ダメと言われたところから出発点みたいなところがあって、 それを続けていくという話がですね、何章にもわたって、これトータルで何章作ったのかな、10章ぐらい作ったと思うんですけれども、書かれてます。 それこそ業務資本提供もそうだし、創業者同士が衝突したときにどうするか、そうですね、トータルで10章。 Amazonとの業務資本提供につながるコロナ禍での倒産の危機というのは、要は経営を25年もやってて、アットコスメってピカピカのブランドのように見えるんだけれども、 実は一番会社がもうこれ果たすんじゃないかっていうふうに、吉島さんご本人も思った瞬間というのはコロナ禍、つまり経営し始めて20数年経った時だったんですよね。 それぐらい本当に会社、何ていうのかな、企業ってほっとけば、いつでも危うくなり得る可能性はあるというか、ものなんだろうなとも思うんですけれども、 そこでも変わらず、やっぱり吉島さん粘り強くですね、いろんな手を繰り広げて、特にこの最後のコロナ禍でもうキャッシュがショートしますみたいな時には、撤退戦ですよね。 どんどんどんどん店を閉じるとか、海外進出をしていたのを全部閉じていくっていうことを続けてですね、何とか生き残ったっていう話があるんですけれどもね、 とにかく諦めないことっていうのが一番なのかなと思います。 たまたまですね、すごく私が心から尊敬しており、とても仲良くさせていただいている、シリコンバレーでウェルビングのファンドをやっていらっしゃる素敵な女性がいるんですけれども、 彼女とですね、お話をしていた時にもやっぱりそういう話だったんですよね。 結局、もうシードだったりだとかのレベルでですね、会社にお金を入れるわけじゃないですか。 その会社の何を見てるんですか、もしくは投資先の何を見てるんですかっていうのを聞いた時に、やっぱりおっしゃってたのが、もう経営者ですという話なんですよね。 経営者の何を見てるかというと、この人は本当に諦めないのかどうなのかっていうところを見ていると。 本当にいろんなスタートアップの方々を見ていると、ビジネスモデルとか事業の稼ぎ方みたいなものはしょっちゅうピボットしているわけですよね。 右に行ったり左に行ったりっていうのは、それこそ会うたびに考えていることが違うねみたいなことがあるわけです。 それは多分会社の事業を始めていく中で、やってみたらダメだったみたいなことっていっぱいあるわけで、 そしたら今度はこうしてみようとか、あの可能性があるんじゃないかっていうふうに会社って存続していったり。 いろいろピボットを繰り返す中で成長のチャンスみたいなのを見つけて、どっと大きくさせるっていうのがスタートアップだと思うんですけれども。 どんなにピカピカの事業計画書を持ってこられたとしても、それが実現できる保証は何もないわけですよね。 実現しない可能性の方が高くて、その時にやっぱりこれ無理でしたっていうふうに諦めるのか、 そうじゃなくてみたいな、これが無理ならこっちでどうでしょうみたいなことを、 なんていうのかな、王女際が悪くどこまでもあがけるかっていうところが、多分一番の経営者の資質だと思うし、そうなんだと思うんですよね。 ちょうどですね、これ年末は無理かな、年明けぐらいになるのかもしれないんですけれども、 それもすごく日本で今スタートアップの世界もそうだけども、有名なとある事業家の方の本を作ってて、 事業というのはどういうふうに立ち上げて大きくさせていくのかっていうのをまとめた一冊なんですけれども、 その中でもやっぱりその方も同じことをおっしゃってましたね。 結局、もちろん頭で戦力を考えることも大事なんだけれども、 執着心を持って粘り強くやり続けられるかどうかが最後は左右するんだみたいなことをおっしゃられてて、 本当そうだなというのは、あっという間に潰れない話で取材をし、本にまとめていく中でも感じた。 たった一つそれだけなんじゃないかなと思いました。 そんなに人間のホモサピエンスとしての私たちのお互いが持っている遺伝子って違わないし、優秀か優秀じゃないかっていうことよりも、 諦めずにこれをやり続けるんだという覚悟みたいなものの方が実はすごく重要。 これは別に成功が保証されているわけでもなんでもないので、やっぱり心折れるし、 基本的にどのビジネスだって本当に成功させるまでというか軌道に乗せるまでは、 いろんな人に話すんだけれども、それ何ですかとか、こんなの成功するわけないですよっていうふうに批判的な意見を評価するのはすごい簡単ですから、 そういう絶対成功するよという声よりもこれは無理でしょうって言われることの方が多いと思うんですよね。 そんな中でも自分を信じて本当に続けることってやっぱりすごい鋼のメンタルが必要で、 それを極致に落ちれば落ちるほどやっぱりこれって無理だったんじゃないかとか、 これうまくいかないんじゃないかっていう気持ちは人間誰だって出てくるわけで、 そこでもいやいや、これには絶対可能性があるからやり続けるんだって信じることのできる強さというか、 諦めの悪さというか、そういうところこそが本当に成功する人としない人の決定的なたった一つの違いなんじゃないかなというのは、 ここ最近本当によく感じますね。 そういう本ばっかり最近手がけていたからなのかもしれないんですけれども、 はい、ということでしょうかね。 とにかくですね、やるとここまでやるんだというのもあるし、 同時にすごく面白くもあるので、もしよかったらぜひご覧になっていただければなと思います。 はい、ということで、今日は8月に発売したアットコスメのつぶれない話と吉松哲郎さんの一冊についてですね、お話をさせていただきました。 今日もお昼になっておりますけれども、頑張っていきましょう。 もっと見る #ベンチャー #起業 #スタートアップ #経営 #編集 #軽井沢 #軽井沢移住 #アットコスメ #部下を育てるには #アットコスメのつぶれない話 編集者ひのなおみの読んで、旅して、恋をして。ひのなおみ|編集者/メディアの世界の研究員/ラジオパーソナリティ09:251.8月に刊行した『アットコスメのつぶれない話』https://amzn.asia/d/cBVzitc09:172.成功する経営者がやっているたった一つのこととは。https://amzn.asia/d/cBVzitcコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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