TOPトーククリエイター編集者ひのなおみの読んで、旅して、恋をして。#409 大河ドラマと合わせて楽しもう✨2月22日発売予定の『レディ・ムラサキのティーパーティ』がめちゃくちゃおもしろかった!17:37 2024年2月16日 421再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「レディ・ムラサキのティーパーティ」の魅力とは?らせん訳の妙、新たな発見とは?紫式部と現代の接点とは?世界文学としての『源氏物語』の普遍性とは?『レディ・ムラサキのティーパーティ』を読む価値とは?AI文字起こし(β版) # 頭をめちゃ刺激してもらった 皆さんこんにちは、編集者日野直美の軽井沢ノート放送を始めます。 この番組は、編集者である私が四季折々の軽井沢の様子や、 編集者の視点を通して日々感じていること、発見したこと、 心が震わされたことを皆さんと共有するVoicyです。 はい、ということでおはようございます。 2月16日金曜の朝5時にこちら配信しております。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 先日が3連休、10日、11日、12日が3連休だったということもあって、 今週ウィークデーは火水目金と1日短いのですけれどもね、 皆さんいかがですかね。 なんとですね、実はこの週末を乗り切れば来週も手の誕生日が金曜日にあるので、 金土日と3連休になるんですよね。 ということで今日も1日頑張っていきましょう。 毎週金曜は私が感動したような本であったり映画であったりみたいなものをご紹介させていただくのですけれども、 今日は先取りというか、これから発売する一冊の本で、 私がすごく面白かったものを一つご紹介させていただければと思っております。 それが何かというと、タイトルがですね、 レディ紫のティーパーティー 螺旋役 源氏物語というものになりまして、 元々ですね、この著者の方というのかな、 マリア・マリエさんと森山恵さんという、 これお二人のですね、5姉妹になるんですけれども、 お二人で書かれた本になります。 これ元々は、実はですね、ちょうどまさに金曜日なのかな、 この後なんですけれども、 FM軽井沢で今私の方がですね、 軽井沢ブックジャーニーという番組をやらせていただいておりまして、 そちらのですね、収録番組なんですけれども、 3月のギストにですね、 マリアさん、森山さんをお招きして、 お話を伺わせていただくんですよね、ということもあって、 実は2月22日に発売される、 このレディ紫のティーパーティーという本ですね、 交流はされたというふうにお伺いしておりますので、 印刷場で今ちょうど吸ってるぐらいだと思うんですけれども、 その本をですね、一足お先にゲラを読ませていただいたんですけれども、 すごい面白かったという話なんですよね、 今日したいなと思ってます。 もともとですね、このお二人が、 レディ紫のティーパーティー、らしんやくげんじ物語って言ってるんですけど、 これはどんな本かっていうと、 もともとお二人ともですね、 俳句を読まれたりだとか、翻訳をされたりだとか、 いろんな活動をされていらっしゃるご姉妹なんですけれども、 非常に欧米というのかな、欧米とかヨーロッパなのかな、 文学に造形のある方々なんですよね。 それで、実はですね、もともと紫色部が書いたゲンジ物語ってありますよね。 そのゲンジ物語というのを、 イギリスのですね、詩人になるのかな、アーサー・ウェリーって、 非常に文学なんかにも、文学とか言語というのかな、 にも長けている詩人だと思うんですけれども、 アーサー・ウェリーが実は、紫色部の書いたゲンジ物語というのを、 英語に翻訳したんですよね。 ちょっと今ね、念のためにと思って確認したら、 アーサー・ウェリーは東洋の研究者というふうにも、 イギリス人の東洋学者というのかな、 中国とか日本の文学作品の翻訳で高い評価を得た方だというふうに言われておりますけれども、 まさにこのウェリーが、ゲンジ物語というのを翻訳する、 非常に言語に長けた方だったそうです。 それを1925年とか26年くらいに、 The Tales of Genjiというゲンジ物語ということで翻訳をしたら、 かなりそれが世界的にも評価をされて大ヒットをしたということで、 日本の文化を輸出してくれたのがウェリーなんですよね。 実は今回の本で取り上げるマリア・マリエさんと森山恵さんのご姉妹というのは、 このウェリーが日本語から英語に訳したゲンジ物語を、 もう一回英語から日本語に訳すという、 アーサー・ウェリー版のゲンジ物語というのを翻訳した作品としてですね、 出された方々なんですよね。 今回のレディ・ムラサキのティーパーティーというのは、 まさにアーサー・ウェリー版のゲンジ物語を翻訳している、 最中にお二人が感じたことであったりだとか、 苦労したこと、発見したことみたいなのをまとめた評論エッセイという感じなんですけれども、 これがですね、久しぶりに、 私、あんまりね、今すごくやっぱり手がけるのがビジネス用が多くなっているので、 文学の作品、文学をテーマに何かを語られたものとか、 そういうのでそんなに細かく、 普段からすごくしょっちゅう読んでいるというわけではないんですけれども、 久しぶりにですね、このゲンジ論も含めて、 読んだらもうめちゃくちゃ面白かったんですよね。 本当にね、ちょっと番組でもこれ、お話を聞くので、 なかなかね、全てについて語ることはできないんですけれども、 いわゆるこの、やっぱりね、 なんでしょうね、東洋のね、日本で描かれた、 ゲンジ物語というものを、 向こうの西洋のカルチャーとしてですね、 伝えていくときに、 あちらはね、一神教の国でもあるわけですから、 キリスト教の国なわけですからね、 神の存在はどうかであったりだとか、 どういうふうに表現するのか、 日本の場合は、まさに神社もあれば、 それこそお寺もあるし、仏教もね、すごく、 ゲンジ物語の時代というのは、 一生懸命信仰もされていたし、 一方で片互いみたいなものとか、 御名字みたいなものも出てくる中でですね、 それらをどういうふうに、 書いているのかであったりだとか、 そもそもヒカルゲンジというものを、 どういうふうに訳しているのかっていうのをね、 すごく面白くて、 私たちゲンジゲンジっていうふうに言っちゃって、 いるんですけれども、 それでもね、ヒカルゲンジじゃないですか、 作品の中ではね、 プリンスゲンジ、 ゲンジというふうに訳されても、 いたりするんですけれども、 それっていうのは実はですね、 ゼウスみたいな神ですよね、 太陽神の神なのではないか、 みたいな話であったりだとか、 ウェイリー、イギリス人ですからね、 刺激を受けたシェイクスピア、 同じイギリス人ですよね、 の思想みたいなものも、 ゲンジ物語を日本語から英語に訳すときには、 入ってきてたりするわけですよね、 こういったところにシェイクスピアのような、 影響を受けたような部分もあるわよね、 みたいな話があったりだとか、 っていうのもですね、 もう本当にこう、 じゅうおむじんにそういう話が、 どんどんどんどん出てくるんですよね、 決してそのゲンジ物語と、 何でしょうね、 を翻訳し直した、 これも一回、 日本語の元々古典であったものを、 ウェイリーの手によって英訳されて、 1990年代にそれが世界に知れ渡って、 世界文学となった、 その世界文学となった、 ゲンジ物語を改めて日本語に訳す、 っていうこの作業を、 お二人はですね、 螺旋役というふうにおっしゃられてるんですよね、 螺旋のように、 ぐるっと回って戻ってくるのだけれども、 これもやっぱり螺旋なので、 同じ高さにはなくて、 ちょっと違う高さになってくる、 それってすごく、 そこがやっぱりね、 お二人がウェイリーのゲンジ物語を訳したところで、 気づかれたことでもあり、 二つあるんですよね、 それは何かっていうと、 何だろうな、 いわゆる日本というものを、 一回ウェイリーの目を通して海外から見たわけですよね、 それをウェイリーは、 紫色部が描いたものを、 より海外の方たちが理解しやすいように、 イギリス人が理解できるように、 言葉を変えて説明したものを、 日本語に訳されているので、 私たちのすごく日本文化というものを、 めちゃくちゃメタ化して理解できるなっていうのが、 このお二人が訳された、 紫色部ゲンジ物語の朝ウェイリー版でもあり、 それを通してマリアさんと森山さんが感じられたことが、 レディ紫のティーパーティーにもたくさん書かれているという、 すごくお二人の話を通すことによって、 もしくは当然、 ゲンジ物語の朝ウェイリー版を読むことにも通して、 でもあるんですけれども、 日本の文化とか歴史とか、 まさに紫色部というものを通して見た当時の日本というのを、 私たちはすごくメタ化して、 ある意味西洋の視点でも理解することができるわけです。 # らせん訳がすごいワケ 面白いのが、一方で、日本のカルチャーがどういうふうに海外で咀嚼をされていて、それがまた戻ってきたのかという螺旋の具合というのも、すごくお二人が書いてくださっていて、それはそれでめちゃくちゃ面白いのですけれども、 それと同時に、また逆というか、それこそ平安時代に日本で書かれた宮廷の非常に限られたというか、限定されたところの物語にもかかわらず、 やっぱりこれだけ世界文学となったということは、そこに通廷する物語とかメッセージみたいなものは、決して人種が変わっても時代が変わっても通用する普遍的なものがあるわけですよね。 それも同時に書かれているというのが、その本質みたいなものをお二人が翻訳をしながら感じられたのではないかなという、そこがもう本当に時代もかつて、それこそ平安時代から現代までのその時代の行き来ですよね。 また東洋、西洋の違いだったりだとか、その地域の違いもですね、本当に重大無尽に文学論、ヒカル・ゲンジの軸とした、ゲンジ物語の軸とした文学論というのが語られているっていうのでね、 私自身は中学生の頃なのかな、それこそティーン向けの、なんて素敵にジャパネスクとか、そういう漫画とか小説、ティーン向けのコバルト小説みたいなものとかからですね、その平安時代で結構ハマって、そこからゲンジ物語とか、そういう一連の物語がありますよね。 僕らの創始もそうですけれども、とかを読んでいったっていう感じで、本当に10代の初めとか中学生の頃ですよね、高校になったら大人向けの本を読んでたと思うんで、本当に限られた数年間の中でですね、めちゃくちゃハマった平安の時代の物語みたいなものをすごくまざまざと思い出すこともできたし、そしてその根底にあるゲンジ物語で紫色部が書こうとしていたもの。 一見すると華やかなプリンスゲンジっていうね、人たちの恋愛変歴っていうふうに極めて表面的なところだけを捉えると、そういうふうな物語というふうに捉えられるんですけれども、そこで描かれたものっていうのは決してそんなものではなくて、 極めて深いメッセージも紫色部も持ち、かつそれをウェイリーも感じて英語に訳し、そこからウェイリーが感じたもの、紫色部が感じたものを、さらに改めてお二人がですね、マリアさんと森山さんが日本語という形に戻していくというね、なんというのでしょうか、素晴らしい作品だなと思ってね。 先ほどシェイクスピアの話が出ましたけれども、シェイクスピアだけじゃなくてですね、例えばユングのね、かわいはやおさんがね、ゲンジ物語についてこういうふうに言及しているであたりだとか、 大江健三郎が哀れについてこういうふうに言及しているとかね、谷滝純一郎がね、笹芽行きでしたっけ、でですね、こういうふうにの中にですね、ゲンジ物語の影というのがこういうところにあるみたいなので言うとですね、それだけじゃなくて堀立夫の話であったりだとか、小林秀夫だったりだとか、本当にいろんな人たちにですね、ゲンジ物語そのものが影響も与えているし、 何でしょうね、そういうゲンジを論じるにあたって、極めて過去の文学というものが、いわゆる古典のですね、素晴らしい文学に携わった人たちが皆さんやっぱりゲンジを意識して、なかなかの影響を受けてもいるというのはね、すごく面白いなと思って、そういったところも含めてこの本の中には書かれてるんですよね。 つまり、どういうことかっていうと、このマリアさんと森山さんお二人はですね、ゲンジ物語、ウェーリーのゲンジ物語を訳す時にもですね、そういったいろんなゲンジ論を読みながら、そこを賢にいろんなものをですね、感じながら訳していったっていうことだと思うんですよね。 ということでですね、ちょうどね、今まさにね、私これもほとんど今までタイガドラマってなんか見ることなくてですね、面白いんだろうなと思っていたんですけれども、あんまりね、なんか最近はエンド多くなっていたんですけれども、今ね、紫式部をやってますよね。 それも実は毎週欠かさずに見ていて面白いんですよね。という意味で、たぶん同じようにね、今タイガ見てるって方もいらっしゃると思いますので、もしね、そういう方いらっしゃったらですね、まさにマリアマリアさんとですね、森山恵さんが翻訳をされたアンサーウェリー版の紫式部ゲンジ物語というのもご覧になっていただきたいですし、これカバーも素晴らしくって、クリム等なんですよね。 第1巻はですね、まさにクリム等の名著でもある、節分のね、カバーにしているんですけれども、それ以外にも全4巻あってですね、全てクリム等ですね。 このクリム等というのもね、非常に恋大きい人だったんですよね。 確か5回ぐらい結婚したのかな、人生で。結構もう十何人ぐらい子供がいらっしゃるみたいな人だったように私は記憶をしていて、まさに本当にゲンジのような恋大きい男性ではあったんですけれども、そういったところも含めてね、とはいえ一方で同時にですね、その当時の芸術家の世界ではですね、いろんな挑戦を重ねてきた人なんですよね。 確か分離派と言われる、いわゆるオーセンティックなアーティストの中からですね、分離をして自分たち新しい試みをするんだっていう挑戦を続けてきた人なんですよね。 という意味でもね、このクリム等がカバーになっていることも含めて素晴らしいなと思いますので、このアーサーウェーリー版の紫色部のゲンジ物語をご覧になっていただくというのもいいでしょうし、2月22日になりますが、アマゾンで予約もされておりますので、レディ紫のティーパーティーという、これ後でですね、リンクも貼っておきますけれども、 そちらから入っていただいても全く読めると思いますので、ご覧になっていただければなと思います。 はい、ということで非常に久しぶりにですね、まず番組の収録なんですけれども、のための資料としてというか、読んだんですけども、めちゃくちゃハマってしまいましてですね、すごい一瞬で読んでしまったっていうような素晴らしい本だったので、ちょっと今日はシェアをさせていただきました。 紫色部ね、ハマってるゲンジ物語好きなんだっていう人って結構多いと思うので、もしよかったらね、ちょっと普段とは違うゲンジ物語というのも楽しんでもらうのいいんじゃないかななんて思いました。 はい、ということで今日はここまでとさせてください。 今日頑張ればいよいよ週末ですね、ということで頑張っていきましょう。 エイエイオー! もっと見る #源氏物語 #紫式部 #翻訳 #軽井沢 #軽井沢移住 #日本文学 #毬矢まりえ #森山恵 #アーサーウェイリー #らせん訳 編集者ひのなおみの読んで、旅して、恋をして。ひのなおみ|編集者/メディアの世界の研究員/ラジオパーソナリティ10:001.頭をめちゃ刺激してもらったhttps://www.amazon.co.jp/dp/4065345952/07:372.らせん訳がすごいワケhttps://www.amazon.co.jp/dp/4065345952/コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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