TOPトーククリエイター編集者ひのなおみの読んで、旅して、恋をして。#435 マクドナルド、イスラエルにある店舗を直営に。世界が割れる中で問われる企業の経営姿勢18:57 2024年4月9日 692再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次マクドナルドのイスラエル撤退劇企業倫理と経営判断の狭間グローバル化の光と影難しい経営判断の連続企業の未来像とは?AI文字起こし(β版) # 企業の経営判断がどんどん難しくなっている 皆さんこんにちは。編集者日野直美の軽井沢の音放送を始めます。 この番組は、編集者である私が四季折々の軽井沢の様子や、 編集者の視点を通して日々感じていること、発見したこと、 心を震わされたことを皆さんと共有するVoicyです。 ということで、4月9日火曜日の朝5時に、こちらを配信しております。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 桜も先週末かな、4月6日、7日というのが結構満開で、 SNSなんかを見ていると、皆さん本当にお花見を東京でしたような桜の写真が伝わっていて、 なかなか長野はまだ全然桜咲くような気配はないんですけれども、 それでも皆さんの投稿なんかを見ていると、 桜だなあということで、お花見をした気分にもなりますし、 ありがたいなあなんていうふうに感じておりました。 軽井沢に移住する前に、ちょうどこの時期かな、もうちょっと早かったかな、 3月末ぐらいかな、なかなかこういうふうに、目黒川、うちの近所に目黒川があって、 目黒川の桜というのは本当に素晴らしいんですけれども、 軽井沢に引っ越すとこういう景色見られなくなるのかなあなんていうのを一度、 Facebookか何かで投稿したことがあるんですよね。 その時に地元の方、軽井沢町の方に言われたのが、 いやいやと軽井沢に引っ越すと桜のタイミングというのが全然違うので、 2回、1つの春で東京の桜と軽井沢の桜ということで2回楽しめるんですよというふうに教えていただいて、 そういうものなのかなあなんていうふうに感動したことを記憶を覚えているんですけれども、 そうだなあと思って、とりあえず東京の桜はこれからもうほぼ満開なのかしらね、 もうちょっと楽しめるかもしれないんだけれども、 この後はどうでしょうね、軽井沢の桜が咲くまでもうちょっと楽しみにしたいなあなんていうふうに思っております。 毎週火曜日のボーイシーというのは気になるニュース、 私が最近新聞なんかを読んでいて気になったニュースとかをお話しできればと思っております。 たまたま今日真面目な話になっちゃうんですけれども、 たまたま数日前に日経新聞に載っていた記事が結構感慨深いというか、 いろいろ考えさせられるなあと思ったものだったので、 ちょっとそれをご紹介したいなあと思っております。 それが何かというとですね、 ハンバーガーのマクドナルドなんですけれども、 このイスラエルで展開していた店舗を直営に変えるというふうなニュースがあったんですよね。 これちょっと話がややこしいので何が起こっているのかというのをお話ししながら、 私の感じたことなんかもお伝えできればと思うんですけれども、 もともとマクドナルドはフランチャイズとして、 イスラエルの国の中に225店舗を展開していたそうなんです。 このフランチャイズを手掛けているのは、 イスラエルの地元のアロニアルという会社。 アロニアルですかね、かわいいらしい名前ですね。 アロニアルという会社が30年以上にわたって、 マクドナルドのフランチャイズというのをイスラエルで展開していたと。 なんだけれども、ガザ地区での戦闘が始まった直後のですね、 昨年秋ですよね、このアロニアルというマクドナルドを イスラエルで展開する地元企業はですね、 自分たちのマクドナルドチェーンの中でですね、 軍の兵士たちに無償で食事を提供すると表明したんです。 要するに、イスラエルの兵士たちを応援するぞというのをですね、 アロニアルとしては、イスラエルの国の企業ですからね、 それを明確にしたわけですよね。 するとですね、これがSNSなどの展示ですごく拡散されて、 アロニアルというのは真イスラエル派であるという風なことではなくて、 アロニアルではなくて、マクドナルドが真イスラエルであるという イメージが強まることによって、 マクドナルド全体を対象にですね、つまり世界でいろんなところに マクドナルドを出展しているんですけれども、 マクドナルドの全世界で展開するマックを中心対象に、 結構特にイスラム諸国ですよね。 大規模な腐敗運動が発生したということで、 中東とかマレーシアとかインドネシアとか、 そんなところでも腐敗運動が起こってしまったということらしいんですよね。 それこそマクドナルド全世界で今4万1千点展開しているそうなんですけれども、 イスラエルを除く中東でも1千7百点、1千7百点とか、 あとインドネシア、マレーシアでも6千点というのがあったんだけれども、 それがですね、真イスラエル派であるということが分かったことに、 分かったというか、このアロニアルさんですよね、 がやっているイスラエル国内での経営判断ということが、 アロニアルという企業ではなくて、 看板はマクドナルドですからね、マクドナルドのイメージとして、 マクドナルドそのものが真イスラエル派であるかのように捉えられてしまった結果、 腐敗運動が起こったということだと思うんですよね。 これ本当に難しいなというのは、 ここでマクドナルドのCEOも、 投資家向けの説明会でこういった状況が続くと、 海外のフランチャイズというのはほとんど成長が期待できないみたいなことを言っていたそうなんですけれども、 難しいんですよね。 そもそもフランチャイズは何でやってきたかというと、 本国、本部では捉えられないような地元のニーズであったりだとか、 消費習慣みたいなものに合わせるために、 フランチャイズというのをやっているということは多いと思うんですよね。 商品開発とかテストマーケティングとか、各国のフランチャイズ企業であれば、 そこによって独自食を出すということはあると思うし、 特に食なんていうのは国々の文化とか歴史とかにすごく密接に関わっていますからね。 本国で豚肉を使っていますと言ったとしても、 それが御宗教上の都合で食べられない国だったりすると、 独自のメニューというのは開発せざるを得ないわけですよね。 そういうふうに、ここの地域はこの企業に任せるみたいな形で、 特定の企業にフランチャイズを任せるわけじゃないですか。 そうするとそこの企業が自分たちの経営判断として、 何らかの政治的な立場を明確にしたりだとか、 今回もそうですよね。 イスラエルの軍の兵士たちに対して無償で食事を提供しますということを アロニアルという会社はマクドナルドの看板を使って、 マクドナルドで食べられますよというふうにしたわけですよね。 そうすることによって、実はそのマックの看板を持っている グローバル全体に影響が及んで不買運動というのが イスラム諸国で起こったということなんですよね。 本当にすごくこの時代あるあるだなと思いました。 結構このグローバルチェーンの限界みたいなものも すごく出てきているんじゃないかなと思いましたね。 どうなんでしょうね。 1990年代とか2000年以降が特に日本でも顕著だったんですけれども、 関税をどんどん低くしていく。 例えばそれこそTPPみたいな国家をまたいだ通商条約を結ぶことによって 関税をどんどん下げていって、 あらゆる企業がサプライチェーンというのを国境をまたいで 組んでいくようになったわけですよね。 それとほぼ同じく、時を同じくして グローバルチェーンというものもどんどん進んでいったと思うんです。 スターバックスだってそうだし、ケンタッキーフライドチキンとかも いろんな食だけではなくて、 それこそ私は小売りを担当してたんですけれども、 ウォルマートとかコストコですね、 IKEAとかもそうかもしれないし、 小売りは特にそういうの多いかもしれないですよね。 それでユニクロだって出ていった。 どんどんアジア圏に出ていって、 支持を得ているわけじゃないですか。 とはいえ、食とか人々とB2Cのビジネスですよね。 人々の生活と密着するような事業になればなるほど、 やっぱりフランチャイズチェーンで現地でということって 結構多いと思うんですよね。 コンビニエンスストアなんていうのはまさにそうですよね。 ファミリーマートとかはすごくアジアで多いじゃないですか。 フランチャイズだったと思うんですけれども、 そういう風にやっていきますよね。 そうなると、その国のフランチャイズをやっている会社の経営判断によって、 何かを決めること、何らかの政治色を出すことによって、 ブランド全体に何らかの影響を与えてしまうということは、 今後も起こり得ると思うんですよね。 # 企業倫理と経営判断の距離が縮まってきている まさに今回のマクドナルドのフランチャイズとして、イスラエルのアロニアルの判断。 これ、新聞の記事ではですね、兵士への食事の提供がアロニアルという会社の判断だかどうだったかというのが不明なんだけれどもと書いているんですけれども、 まあそうだったとしても、やっぱりそれでまずいということになって、そのフランチャイズではなくて、やっぱりマクドナルド本体が自分たちの参加管理下に置くことでブランドイメージを変えていく必要があるというふうに判断したということらしいんですよね。 そういうことって今後は特に起こり得るだろうし、グローバルなブランド、グローバルチェーンというのかなというものって、やっぱり一つのブランドでこうやっていくっていうのって、平和な時代であれば全くそれで問題ないと思うんです。 つまり、ある程度のプロトコルに従って皆さんが商品もするし、買い物だったりもするし、経済発展もしていくという中ではグローバルチェーンというのはすごく成立もしたと思うし、それによってフランチャイズで、私たちだってやっぱりスタバが、例えば日本に来ること自体も嬉しかったという時代もあったわけですし、 今度はスタバというのが47都道府県それぞれにつつ入っていくということで、やっぱり受け入れられたということもあるんだけれども、価値観があまりにも多様化していくとか、いわゆる企業の経営そのものにおいても、どのように意思決定を下すかということが明確に、 何て言うんでしょうね、その企業の倫理観であったりだとか価値観であったりだとかを明確にせざるを得ない状況にどんどんこれからなっていくと思うんですよね。 まさに今回のイスラエルの件は、少なくともアロニアルという会社に関しては、国の要請があったのかどうかわからないんだけれども、平日に無料で食事を提供するということを経営判断をしたわけですよね。 そういった企業というのは今後、つまり何て言うのかな、玉虫色の意思決定というのはできないというか、誰にでも都合がよく見えるようなものというような経営判断はできないし、この世界がどんどん対立していけばいくほどポジションを取らざるを得ないし、取ってしまうということはやっぱり半分は敵になってしまうということでもあると思うんですよね。 そのポジションを取った瞬間に、そのポジションじゃない方の人たちからは反感を得ざるを得ないわけですよね。 少なくとも、ただその中でも企業が持っている哲学と社会情勢であったりだとか、知性学的なものも含めたいろんな経営判断をした上で、自分たちはこうするというふうな企業のポジショニングを明確にしていかなきゃいけないわけですよね。 そういう時に、グローバルチェーンの判断ってめちゃくちゃ難しくなるなと思うんですよね。むしろマクドナルドではなくて、別の看板で中は全部マクドナルドがやってますみたいなことの方が、これからはもしかしたら良くなるかもしれないなあなんていうのは感じたんですよね。 そもそもその全員、あらゆる地域で商売をする中で、全員にとって良い判断って果たしてできてくるのかっていうのがありますよね。私はこのニュースを見た時に一番最初に思い出したのが、ユニクロがね、ロシアがウクライナを攻め始めた時に、いろんな企業がロシアから撤退するということを表明したわけですよね。 主に欧米の企業なんですけれどもね。日本の企業も外圧に弱いというか、右へならえの価値観なので、日本企業としてもロシア撤退するということを表明する企業が相次いだんだけれども、最初のユニクロの柳井さんというのは、自分たちはロシアでもやっていくんだ。なぜならばユニクロというのは、ライフウェアであって人々の生活を支える服を作っていると。 それは政治的にいかなる理由があろうと、関係ないロシアの人々だって服を着なきゃいけないんだから、みたいなそういう考え方で言ってたと思うんです。私それはね、一つの企業のポジションであって、柳井さんがそういうふうに考えて、ユニクロという会社はこういうふうにやっていくというのであれば、それはそれでいいと思うんですよね。 なんだけれども、結局なんかそれですごく炎上をしたというか、ユニクロというブランドに対するバッシングみたいなもの、世論の冷たい評価みたいなものもあって、彼らはやっぱり撤退しますみたいな感じの判断に変えたんですよね。結構すぐ変えたような、私の中での記憶がありますね。 そういうことはすごく起こり得るというか、ユニクロの姿勢としても、私はそれが悪いとは思わないというか、一つの経営判断ですよね。自分たちは庶民を支える。庶民というのは誰であっても、政治的な理由関係なく、暮らしている人々にはそれは関係ないんだからということで、服を提供し続けるんだということも、 一つの経営の判断だと思うんですけれども、結局なんかそれによって、批判にさらされるわけですよね。なんだけれども、そういう極めて難しい中でグローバルチェーンをやっていくっていうことって、まあまあ大変ですよねっていうことを改めて考えさせられたのが、 今回のマクドナルドのイスラエルのフランチャイズのチェーンの何店舗でしたっけね。122店舗ぐらいかな。ごめんなさい、225店舗だ。225店舗を直営に戻さざるを得なかったっていうところっていうのは、そういうことなんだろうなと思うんですよね。 ということで、なかなかイスラエルとハマスの衝突みたいなものっていうのも、正解はないじゃないですか。正解はないというか、両方の主張することが正解でしかないと思うんですよね。お互いにそれぞれ正義がありますからね。 もしかしたらロシアとウクライナだって、視点を変えるだけでお互いにそれぞれの正義っていうのはあるわけですよね。どんどんどんどんそういうふうに分担が進んでいく世の中の中で、企業経営って本当にこれから誰にでも受け入れられるっていうことってすごく難しいというか、もちろんパーパスとか理念みたいなものとしてはですね、全人類の平和のためにとかっていうふうに歌うことはできると思うんですけれども、 平和のためにあなたはどっちを応援しますかっていうことを、経営レベルで問われて答えざるを得ない状況というのがこれからどんどんどんどん出てくると思うんですよね。 で、その時に自分たちがどういう判断を下すのかっていうのが、すごくこの、つまり企業の倫理観とですね、まさに経営の意思決定というのがどんどんどんどん距離が近くなっているというか、SDGsとか言っておけばいいっていう世界ではなくてですね、本当に実業にどういう影響を与えていくのかっていうところまで考えて、 企業、つまり自分たちがどんな倫理観で経営をしているのかということを明確にした上でですね、意思決定をしていかなきゃいけないということがどんどん増えていくんだろうなぁなんていうのを、このニュースからですね、感じましたということなんですよね。 ちょっとお堅い内容だったので、あれかもしれないんですけれども、やっぱり新聞を紙で読むってすごいいいなと思っていて、多分ですね、私これオンラインの日経電子版だったらタイトル見ただけで読まなかったと思うんですよね。 なんですけれども、ぱっと目に入って、今回この記事を読んで面白かったなと思ったので、ここでシェアをさせていただいたということになりますので、新聞で紙で読むのすごいいいなと最近は必死必死と感じております。 というお話を今日はさせていただきました。はい、朝からね、まだ火曜日ですけれども、なんかちょっと今日はお天気が優れないようですけれどもね、どうか皆さんもご体調を崩さず、春ね、乗り越えていきましょう。では今日も頑張っていきましょう。 もっと見る #イスラエル #マクドナルド #軽井沢 #中東 #フランチャイズ #軽井沢移住 #気になるニース #企業倫理 #不買運動 #グローバルチェーン 編集者ひのなおみの読んで、旅して、恋をして。ひのなおみ|編集者/メディアの世界の研究員/ラジオパーソナリティ10:001.企業の経営判断がどんどん難しくなっている08:572.企業倫理と経営判断の距離が縮まってきているコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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