TOPトーク専門家建築業界で自分らしく生きていくラジオ新国立競技場はライブ会場として優秀なのか?一級建築士が調査してみた17:09 4月29日 34再生 問題を報告する 再生する シェアする プレミアムリスナー募集中です! https://voicy.jp/channel/3464/premiumAI目次国立競技場ライブ音響の真実炎上した国立競技場ライブ音響の課題黒幕とスピーカー配置の改善効果観客動線と帰宅時の混雑問題建築士が考えるスタジアム設計の未来AI文字起こし(β版) # チャプター1 建築業界で自分らしく生きていくラジオ。 このラジオは、書籍建物は物理学であるを出版した一級建築士兼動画クリエイターの小建築士が、 建築の魅力や業界を自分らしく生き抜くためのヒントを共有している番組です。 さて、今日はですね、 昨日、TWICEという韓国アイドルの国立競技場公演に行ってきましたので、 国立競技場が音楽ライブの会場としていかがなものかというか、 音響が悪すぎてクソ会場すぎるみたいな、 そういう投稿をXでよく見かけるので、 実際行ってみてどうだったのかというところで、 一級建築士目線で話をできたらなと考えております。 結論から言うとですね、そんな悪くなかったですね、思ったより。 めちゃくちゃ悪いって聞いてたので、相当良くないんだろうなと思ってたんですが、 そうでもなかったですという結論です。 なんでそういった問題というかそういった話が出てくるかというところなんですけど、 まずですね、スタジアム、国立競技場、僕何回もサッカー見に行ったりしてるんですけれども、 そうですね、陸上競技だったりサッカーだと、スポーツ優先でスポーツのために作られた箱ですので、 よくトイレの便座みたいだっていう、やよされる、真ん中に屋根に穴が開いていて、 座席のところには屋根が掛かっているというような構成になっているんですけど、 もともとザハハディドという、今は熊健吾さんの案で落ち着いているんですけど、 その前はザハさんの案だったので、ザハさんの案だったら屋根が囲われていて、 音響もすごく配慮された、そんな建築になったんじゃないかみたいな話があるんですけれども、 それは予算等の兼ね合いで、なかなかそれが実現しなかったというところです。 なので、陸上サッカー用に作っているので、音楽ライブをそこでやった時に、 なかなかいい音響にならないというのは、一部仕方ないところもあるかなというふうには思います。 2024年、2年前ぐらい、初めて確か、国立競技場で音楽ライブをしたのが、 アドさんだったと思うんですけど、アドさんと、あとAちゃんもやってたと思うんですが、 その時ぐらいに話題になったのが、歌声が聞こえないとか、低音以外潰れてしまうとか、 変な反響で耳障りがすごいとか、曲が何なのか分からないみたいな、 歌い始めるまで曲が何なのか分からないみたいな、そんな声が上がっていたりだとか、 特にスタンド席ですよね、2層3層とか後列、後ろの列だと、 そういった声が多くて、かなり炎上というか、言いたい放題言われていたというような状態でした。 その原因として指摘されているのは、さっき言った屋根が、上が空いてしまっているので、 音響的に音が上に抜けていってしまうという構造的な問題が一つと、 あとは住宅街にすごく近いですよね。 なので音量制限が結構厳しくて、そこのPAの調整がすごく難しかったりだとか、 あとは大規模スタジアム特有での、何回もやってきた人たちも、 PAの音響エンジニアなんかも、そんなに何回もそこでテストしてやったわけではないので、 実際に音楽ライブをするってなった時に不具合が出てしまうというのは、原因としてありそうだよね、みたいな話はありました。 実際に行ってみると、意外と良かったんですよ。 でもあれは音が拾えてなかっただけなのかなと思いつつも、 そんなに言うほどひどくなかったなという印象でした。 何が改善されていたかというところなんですけども、 僕が見たのが、本当に天井席っていうくらい一番後ろの方の席だったんですけど、 その一番後ろの席に黒幕みたいなのが屋根と観客席の最前列、観客席の3層の最前列と屋根の間に、 空気が抜けるためのスリットというか、風が抜けるために開いているような状態になっているんですけども、 そこに黒い幕みたいなものを一周ぐるっとやってあったんですよ。 それは何なのかなって一瞬で僕がピンときたんですけど、それは音を反響させるための幕だったっぽいですね。 反響とか吸音とか、そういったことを目的とした、本当に布なんだけどちょっとテカってたので、 ちょっと触れなかったんですけど、ちょっとテカリもあるゴムっぽい感じの布で音を吸収しそうな、そんなものでした。 でも完全に隙間がギュッとなっているというよりかは、隙間が普通にありつつ、幕として、 幕というか、何て言うんだろうあれは。 引っ掛けているような感じ、洗濯物で、洗濯物を2本の棒の間に、 なんて言うんでしょう、めちゃくちゃ難しい説明が。 垂らしているみたいな感じの施工というか、垂らしている感じの取り付け方になっていて、 隙間を完全に埋めるというよりかは、面積を増やすことによってうまく音を反響させよう、そういった狙いがあるのかなと思いました。 あとはですね、スピーカーですね。スピーカーの配置もどうやら変えたようです。 これちょっとグロックっていうAIに聞いてて、どこまで本当か分からないんですが、 メインスピーカーと外周のスピーカーを増やしたことによって、 1台あたりの出力を抑えて、会場全体で均一な音になるようにカバーしたと。 だからスピーカーの数が小さいと、その1個1個ですごく大きな音を出さなきゃいけなくなる。 そうすると、近いところでは聞こえやすいけど、遠くなると聞こえにくくなってしまうという欠点が出てしまうので、 スピーカーの数を増やすことによって、どこの場所にいても同じように聞こえやすい。 そんな音響設計になるようにスピーカーを増やしたりとか、そういったことをしたようです。 とか、日産スタジアムでも400台分散したスピーカーを置くことによって、 そしてフルデジタル化することによって、会場全体の音質、音を均一にカバーするみたいなことをやっていたそうです。 やっているようです。 そういった工夫とかもあり、そしてコンサートもすごく何回もやってますよね。 ミセスグリーンアップルもやっていただろうし、あとはワンオークとかもつい最近やっていたみたいで、 すごくノウハウとしてもたまってきたのかなというところでございます。 話があれなんですけど、そもそもこうやって、もともとは行政が運営していた新国立競技場だったわけですけれども、 MUFGスタジアムということで、命名権をMUFGが買って、運営も民間化、民営化しているとのことで、 こういった音楽ライブをより積極的にやっていこう。 なかなか国立競技場を完全に埋めるほどのイベントを何回も打つことができない。 たまにJリーグで埋まったりとか、日本代表戦やったりとか、あとはラグビーやったりとか、 陸上ですよね、世界陸上とかこの間はやってましたけど、 そういった単発的なイベントぐらいでしか埋めることができなかったんだけど、 こうやって民間の企業が入ることによって、いろんな音楽ライブとしても使うことができる。 というので、より建物自体の収益性を上げていこうという動きが背景にはあります。 あとちょっと取り上げたいのが、動線が悪いってすごく言われるんですよ、このスタジアム。 確かにこれはコンコースっていう、座席はスタジアムの中心に向かって並んでるわけじゃないですか。 そこに向かうまでの廊下というか、トイレがあったりとか、あとは売店があったりとか、あと階段がある。 そんな廊下みたいなところをコンコースって言うんですけど、 そのコンコース自体は広いんだけれども、コンコースから座席の方に行くと、座席側で通り抜けられる通路がないんですよね。 なので、一回中に入ってしまうと、そこから近いところまで、自分の席の一番近い口から入らないと、なかなか座席にたどり着きにくいっていうことがあって。 あと、そもそもの席の広さ、一人当たりの席の広さもめちゃくちゃ狭いですし、いろいろスタジアム見てるとそれぐらいのところもあるんですけど、 場所によっても違うし、何とも言及しにくいところもあるんですけど、比較的狭めなスタジアムであることは事実かなという感じです。 これって一部しょうがないって僕は思ってるんですけど、それはなんでかというと、予算ですよね。予算のところがなかなか取れなかった。 そして年型のスタジアムということで、そこまで大きく作れなかった。おそらく予算のところが一番大きいかなというところではあるんですけど、 でも海外のスタジアムの事例とかをよく見ると意外とこういう設計のところもあるみたいで、新しいところはやはり余裕を持って作るところが多いようなので、 一概にこの設計自体が普通だよねとはなかなか言えないんだけど、熊さんの事務所のところも予算の中でどうやって座席数を確保して、 快適性を確保して、デザインも確保して、機能性も最低限確保するというところで、そこの攻め合いが面積のところと含めてすごくそういう攻め合いがあったんじゃないかなということをすごく想像しています。 あとちょっと言及したいのはですね、帰りの混雑の仕方が結構すごくてですね、僕日産スタジアムよく行くんですけど、日産スタジアムで外に出るときにあそこまで階段を降りるまでにすごく時間がかかるというのはなかなかないなと思っていて、 階段自体がすごく幅が狭いんですよね。 座席から一斉に外に出ようとすると、そこの階段のところで一度に降りれる人数が決まっているので、かなり後ろの方で待つ人が増えてしまったりだとか、 そういう動線の悪さというか、人の吐けにくさみたいなのがすごくあるんじゃないかなというのは指摘したいところでございます。 あとはね、最寄り駅が千駄ヶ谷駅ですよね。 その他にもいろんな駅があるわけですけれども、なかなか周りもすごく大きな信号が多いので、人が吐けにくいような国立競技場自体がそういう構成になっているのかなというふうには思います。 いろんな周りの状況とか、あと昨日はちょうど阪神タイガースとヤクルト・スワローズの試合も神宮球場すぐ隣で行われていたので、 そういった終了時間もちょっとかぶっていたみたいなので、そういったことも要因があってなかなか進めなかった、外に出るまで時間がかかったという背景もあるのかなと思います。 この辺はね、今はシミュレーションを結構できるみたいなので、 この間、アリア家の方で新しくできた東京ドリームパークという建物は、人がどう流れていくか、外に出ていく人がどう吐けていくかというのをシミュレーションでパソコン上で一旦シミュレーションして、 どういう形にしようかとか、それで人がなかなか抜けにくくなっているんだったら形をちょっと変えてみてとか、そういったことも検討できるのかなと思うので、 もし自分が今後設計する機会があれば、そういったことも考えて建物を作っていけたらなと思っているところでございます。 という感じで、国立競技場どうだったかと言われると、僕は結構思ったより悪くなかったなという感じです。 ただ、そういった動線のところだったりとか、狭い問題は僕はそんなに気にならないんですけど、帰るのにすごく時間がかかるというのは、 ある程度しょうがないところもあるけど、建築側で何かもっとできなかったかなというのはちょっと考えたいところだなというふうに思います。 という感じで、今日の配信はこんな感じで終わりにしたいと思います。 いかがだったでしょうか。何か参考になった話が聞けたなと思ったら、ぜひいいねボタンで教えてほしいですし、 しょうさんこれどうでしょうとか、何かもっとこういうことを聞いてみたいよみたいなことがあれば、ぜひコメント欄で教えていただけるとすごく嬉しいです。 というわけで、最後にお知らせでございます。 プレミアムリスナー募集中です。 プレミアムではですね、僕のセキュラルな経営者1年目としての宿泊だったりとか、僕の挑戦期みたいなところをお話ししておりますので、ぜひ聞いてみていただけたら嬉しいなと思います。 昨日はね、新しい事業、こんなこと考えてるんだけどどうかなみたいな話をさせていただきました。 近々ね、それも通常放送でお話しできるかなと思っておりますので、先に聞いてみたいよという方は、ぜひプレミアムも聞いていただけるとすごく嬉しいです。 というわけで、今日の配信はこんな感じで終わりにしたいと思います。 最後まで聞いてくださってありがとうございました。また明日の配信でお会いしましょう。バイバイ。 もっと見る #TWICE #国立競技場 #一級建築士 建築業界で自分らしく生きていくラジオプレミアム放送配信中!17:091.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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