TOPライフスタイルメンタル・心理学禅僧と考える...日々の暮らしから人生まで#450 人生を考える...良い友をもつ②09:53 2025年6月11日 299再生 問題を報告する 再生する シェアする 引き続き、「良い友」をもつことについて考えます。AI目次現代社会の友情、その難しさとは?SNSと友人関係、新たな課題とは?コスパとタイパ、友情の真価とは?人間関係の悩み、人生の問いかけ友情の価値、あなたはどう考える?AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ おはようございます。 エリンジュの古川周券です。 今日もどうぞよろしくお願いいたします。 # 現代のコミュニケーションの問題から見えてくるものは 今日は、昨日に引き続き人生を考えるということで、良い友を持つことについての続きをお話ししたいと思います。 昨日は、仏教の世界における友、同友についての話を中心にさせていただきました。 今回、こうして友ということについてお話しさせていただこうと思いましたのは、 あちらこちらで私はお話をさせていただく機会があるんですけれども、 その中で、比較的若い人たちから友人関係、友情とか友人関係についての質問とかご相談があるんですね。 その中で、ちょっと気づいたことがありまして、少し前から気になっていたんですね。 一度まとめて、そういうことについてお話したいなと思っていたんです。 今は、なかなか友人関係、なかなか難しいんですよね。 人間関係全体が難しくなっています。 その中で、若い人がいろいろ悩んだりするのがよく分かるんですよね。 一番典型的なことというのは、例えばインターネットのSNSというのは、人と人が簡単につながれる便利なツールですよね。 そこで、人間関係というのは、昔も今も将来も一番難しいものではあるんですが、 こんな便利なものが、しかも顔を合わせなくてもワンクッション間があるわけだから、 気難しいことはないし、気まずいこともなくて、付き合いやすいですよね。 とても便利なものじゃん。 だから、SNSが登場して、飛躍的にバーンと広がる瞬間に、 これで、例えばコミュニケーションの難しさというのは、随分改善されるだろうって、 もっと人と人が上手に、いい形で結びつくことができるだろうって、最初の頃は誰もが思っていたはずなんですよ。 でも、そんな楽天的な見方って、あっという間に覆っちゃったんですよね。 こう、会わなきゃならん。めんどくささがない。 それから、苦手でもつながることができるじゃないですか。 思い取ったときにつながることができるし、 あえて自分が忙しかったり、気が乗らないときには、自分の方の都合で付けたり切ったりできるじゃないですか。 そういう意味で、とても便利で、とてもコミュニケーションが取りやすくなるはずなんですよね、SNSって。 だけど、SNSが張り込んでくることによって、むしろコミュニケーションってますます難しくなる。 いじめの種になったり、ご存じのように既読するとか、そういった問題が起きてくるんですよね。 だから、こんな便利なものができて、コミュニケーションがもっと楽になって良くなると思ったら大間違いですよね。 逆にむしろSNSのせいで炎上したり、ヘイトが起きたり、火を吹いてすごいことになってしまったんですね。 なんでこんなふうになっちゃったんだろうって。 コミュニケーションがうまくいかなかった難しさっていうのは、便利になれば解決できる種類のものではなかったっていうことになるんですよね。 そうすると、本来私たちが考えなきゃならないことっていうのは、 そもそも、かつてはコミュニケーションの難しさって、コミュニケーションツールがちゃんと充実すれば、便利なものができれば、開発されると思ったら大間違いで、 もっと根本的に一人一人が人と向き合う時にどう向き合うか、どう向き合ってはいいのか、どう向き合うべきなのかって、そういうことと深く関わるものであって、 でもこれは場合によると、人と向き合うことができるためには、自分自身がどう生きるかっていうことにも関わってくる、もっと根深い問題だってことが見えてきたわけですよね。 だから若い人たちがコミュニケーションのことで苦しむ、悩むっていうのは、やっぱり人生に直面して悩んでいるってことにもなるわけです。 だから大変だなって、これは難しいもんだなって思い始めたんですよね。 # 友情とコスパ、タイパ 私がとても印象に残っている、こう、若い人の言葉に、こういうのがあったんですね。 その、自分がある友達との関係において。 その、一緒にいると楽しいし、自分は友達だと思っているんだけど、 よく考えると時々、その相手が自分を利用しているだけじゃないかって、疑いが湧いた時があるって。 低欲、自分は疲れているんじゃないかって、なんかそんな風に思っちゃうことがあるんだって言うんですよね。 で、それがあまりにも頻繁にあると、自分も辛いし、お金の上でも、時間の上でも、負担になってくることがあるって。 最近時々それがとても負担になってきてしまっているって。 だからこの友達と付き合っていると、そのコスパもタイパンも合わすぎちゃうから、 この付き合いって考え直したらいいんだろうかって。 そのような、あの、ご相談だったんですよね。 で、このご相談って、まあ、普通に考えればよく分かることではあるんですよ。 その相手が本当に自分のことを大事に思っているのかなってこともあるし、 友らず付き合いっていうのは、なかなか難しいところがあるんですよね。 やっぱりあくまでも他人だから、自分のペースと相手のペースがなかなかかみ合わないですよね。 いくら仲良い友達でも、微妙な呼吸のズレっていうのがあるから、 忙しかった時、辛かった時、そういう時には、やっぱり負担になってしまうことも結構多いんですよね。 本当に自分とはちょがう友達って、なかなかいるもんじゃないです。 だから、そういうことが気になるのはよく分かるんですね。 でも、友達との関係性の中で、自分がその関係をどうしようかな、続けようかな、 それとも辞めてしまおうかなって思う時に、 そのコスパが悪いって、タイプが悪いって、そこで判断しようと思っているって、 そういう風に見えているんですよね。私がそこで見えてしまったんです。 で、もしそうだとすると、ちょっとこれは良くないなって、 ちょっと勘違いが起き上がっているんじゃないのかなって。 そもそも、友達との関係は、まあ、友情って言われるものですよね。 あるいは、小人の関係だったら、愛だったり、愛情だったりするわけですよ。 そこには、信頼だったり、共感だったりっていうのがあるわけですね。 でも、友情にしても、愛にしても、信頼にしても、共感にしても、言うまでもなく、 このお金なんかで買えないものなんですよね。 しかも、これは理屈じゃないんですよね。 で、無条件のものだし、無償のものなんですよ。 だから、これをコツパフォーマンスが悪い、タイムのパフォーマンスが悪いっていうことで考えていく。 もしそうなっちゃうんならば、友情とか愛とか、信頼とか共感とか、 本来は、お金が介在したり、存得は介在するものじゃない、 本当に人間の心が自然にパッと動く。 その存得抜きで、本当に自然に動くものって。 そういうものを、それを存得で測ってしまうことになってしまうんですよ。 で、もしも自分が、その本来、存得で測ることができないようなものを、 存得で測って決断するってことは、 要は、自分が、そういう存得じゃないようなもの、 友情や愛や、信頼や共感というものを、その存得や金銭に明け渡すことになるんですよね。 で、自分が、そういうふうに、その一番大事なもの、 お金で本来買えないようなものを、お金で判断するっていうふうにするってことは、 世界をそういうふうに見るってことを、自分は受け入れることになってしまうんです。 でも、自分がそういうふうに受け入れるってことは、 自分はそういう人間だってことを、聞き受けたことになるんですよね。 これは、自分の安寄りじゃないのかって。 もしそうならば、そのとこで人を売ることもできちゃう。 そのとこでポリシーを売ることもできちゃうって。 お金で動いちゃう人間、お金で買いちゃう人間になってしまうって。 それでいいのかって。 それは、自分の安寄りになるんじゃないのかって。 そこに、本当のあなたの生き様、あなたの生き方ってのがあるのかって、 なってしまうんですよね。 だから、どっかで損をしようが、辛い思いをしようが、 やっぱり譲らないものって、大切に思っているものはあるかどうか、 それがその人の値打ちだって、私は思っているんですよね。 それを引き受けることは辛いことですよ。 まっとうに生きるってことは辛いことなんだけど、 それでもやっぱり、最後、自分自身が私の人生だってことを言うためには、 間もなくならない一戦があると、私は思っています。 だから、そんな風に譲られてしまうこと、 自分が、いや、私はいいんだと、金銭で全部片付けるんだって風に、 引き受けるんだったらいいけれども、 無意識のうちに、コスパタイパーで大事なものを判断しているってことは、 気がつかないうちに、自分の心がそういったものに虫ままれているってことになってしまうんですね。 それ、気づかないと怖いよなって。 私にそのような相談をしてくれている人は、多分恐らく気づいていないんですよね。 だから、無意識のうちに、そういうことが起きるってことは怖いって。 で、自分がもしも、そういう風に世界を見ることを引き受けるんだったら、 そういう世界観を引き受けるんだったら、世界はそういうものになっちゃいますよ。 じゃあ、世界がその人をパフォーマンスで見てもいいってことになるんですよね。 あなたの価値はパフォーマンスで測れますよって。 あなたがいくら稼げますかっていうことで、あなたを測りますよって。 自分がそんな風に見られてしまって、本当にいいのかって。 そんな風に引き受けちゃったら、生きにくくならないかって。 そんなことを思ったりするんですよね。 だからやっぱり、この友情とか愛とか信頼共感というものは、 そのお金で買えないもの、だからそういうものが大事だっていうことを、 本気でやっぱり自分の人生と重ね合わせて考える機会というのは、 若いうちからでもちゃんと大事にした方がいいなって、 そんなことを感じたことがあるんですね。 # 終わりのあいさつ さて、今日もお聞きいただきまして誠にありがとうございました。 どうぞ、良い一日をお過ごしください。 もっと見る #人生を考える #お金で買えないもの #コスパとタイパ #良い友をもつ 禅僧と考える...日々の暮らしから人生までプレミアム放送配信中!00:101.初めのあいさつ03:552.現代のコミュニケーションの問題から見えてくるものは05:393.友情とコスパ、タイパ00:104.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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