TOPライフスタイルメンタル・心理学僧侶邦元の「すわらない坐禅」人に伝えることの難しさ10:12 2024年9月30日 141再生 問題を報告する 再生する シェアする 人に言葉で伝えること。体験を言語化すること。難しいと感じませんか?AI目次伝えることの難しさとは何か?仏教の教えを伝える難しさ体験を言葉で伝える困難さ多くの人に伝えることの限界同じ話を繰り返し伝える意味AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ 僧侶方言の座らない座禅、私は遠通寺住職方言と申します。 この番組は身近な生活の中の仏教や禅についてお話ししている番組です。 今日は昨日行われた台頭式、それからお世書きでのお話をしようかなと思います。 # 人に伝えることって難しいよね 今日は、題名を人に伝えることの難しさと書きました。 という題にしました。 昨日、先代住職ということで、 私の父である師匠である28歳の太刀という引退の式を行いまして、 私が住職になって初めての音声書き、世辞記役の法要があったという中で、 一応、太刀の式の後に、今は刀道というんですけれども、引退しました。 先代の話、謝辞というか、皆さんに向けての感謝のお話、 それから、私が新しく住職になったということで、そのことについてお話をさせていただきました。 この伝えることの難しさというんですけれども、 まず、仏教という大きな括りで考えていくと、 お釈迦様が2500年以上前に見つけられたお悟りのこの境地、 この救いの道を仏教と名付けて、後の人がずっと伝えているわけです、現代まで。 しかし、お坊さんの中でも、伝わったというのは形式だけで伝わっているのか、 それとも本来のお釈迦様が見つけたものと同じお悟りの境地を見つけられている方と、 そういうルートがあるわけですね。 その昇殿の仏法、正しい法をつないでいる方というのは、本当に稀なんですね、ごくごく一部の方。 この仏法を伝えていくということが本当に難しい。 例えば、簡単にみなさん想像してほしいのですが、 自分で体験したことを言語化して人に伝えるのは難しくないですか。 これしてあれして、こんなふうに思ったんです、というようなことは一応言語化できますけど、 本当にその人が体験した内容を他の人に伝えるのに、言葉でいくら話しても、 その受け取り手の想像力とか、そういったところに頼ることになるので、 本当に同じ感覚を味わうことはできないじゃないですか。 例えば、マラソンを走りました。42.195キロ走った。 その感覚を一生懸命説明しても、実際に走った人にしか味わえない感覚というのはきっとあるんですよね。 こういうことって、それを言葉で伝えるということしかできないんですよね、人に伝えるときに。 それは確かに道具なんで、言葉という道具を使って人に伝えるんですけど、なかなか難しいなというふうに思うんです。 昨日その大盗式があって、東道浪士が60数年、重職を務めてきて、その思いを皆さんの前で話すんですけど、 どれだけの人にそれが伝わったのかなと。別にこれは受け取り手が悪いとかそういうことじゃなくて、 人数で言ったら50人、60人、もうちょっといたのかな。70人くらいいたかな。 それくらいの人数がいて、言葉で伝えるということの難しさってあるなというふうに思うんです。 これは私も政治経営が終わった後に挨拶させていただいたんですが、皆さんの顔を見ながらお話ししていて、うんうんと頷いてくださっている方には、もしかしたら届いたかなという期待もあるんですけど、 自分が話そうと思っていたことの7割8割くらいは話せたかなとは思うんですけど、伝わったかというともっと割合は減るんだろうなというふうに思うんですね。 これはですね、人数が多ければ多いほど、ひとことになるというかよそことになっちゃってですね、伝わりにくくなる。言葉にするということでもフィルターがかかっている。 さらにその人が大勢いればいれほどですね、なかなか伝わらなくなってくるということが考えられます。 でも私教員やってるんで、人前で話すということはよくやっている方だとは思うんですよね。職業の内容的に。 恋ボイシーでも一人ごとブツブツ言ってるんで、話すということには比較的慣れている方なのかなとは思っているんですが、それにしてもですね、やはり人数って大事だなといつも思っていて、私の中ではせいぜい20人がギリギリかなというふうな感覚があります。 これは何というか、それ以上になるとですね、本当によそごとになっちゃう人が出始めるというか、そのギリギリが20人な気がしています。 なんかね、これは何をやってもそうですね、お葬式でもそうですし、おしゃべりがまず始まっちゃいますよね、法要中にね。 法話をしていてもたくさんいると、居眠りをする方が出始めたりとか、よそ見していたりとか、下を向いちゃってる方がいたりとかね、ありますし、法事でもやはり同じでね、一緒に度胸をしましょうと教本を渡しても、人数多いと全く教本を開かない方がいらっしゃったりということもありますし。 本当にこの伝えるということの難しさであるなというふうに思います。 体験を特に口にするときの難しさというのはですね、電達とか連絡事項なんていうのは口である程度できちゃうし、メモを取っておけば9割以上は伝わるような気もしますけれども、 本当にこの感覚的なところ、体験というのは本当に難しいなというふうに思いますね。 味とか、体で感じた感覚とか、目で見た景色なんていうのも綺麗でしたとか言ってもね、あの時の青空がとても青々として綺麗だったんですよって言ってもね、伝わらないですもんね。 結局見た人にしかわからない経験、体験ということなんですね。 改めてですね、この仏教を皆さんに伝えていきたいというふうに私は話したんですけど、この伝えることの難しさってあるよなって感じました。 だから、しつこくですね、同じ話を繰り返し、これからも何度も何度もしていきます。 その話聞いたよとか言うこともあるでしょう。しかし、聞いたからってその人に伝わったのかというとまた違う話ですね。 300回でも400回でも同じ話をして、皆さんに同じ感覚を味わってもらえるまで語り尽くす、これしかないんじゃないかなというふうに思っています。 # 終わりのあいさつ 今日はですね、この伝えるということの難しさについて話をしてみました。 皆さんもですね、体験の中で人に伝えることって難しいなーっていうね、そういうのを感じている方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。 そんな感想でもいいので、シェアしていただけると、また話が広がるかなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 それでは今日も聞いていただきましてありがとうございます。また次回お会いしましょう。それではさようなら。 もっと見る #禅 #仏教 #人に伝える #退董式 僧侶邦元の「すわらない坐禅」プレミアム放送配信中!00:281.初めのあいさつ09:052.人に伝えることって難しいよね00:403.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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