2025年10月
児童精神科医🌈河野ドクター心のビタミン❤️第735回【医師が解説】寝付けない、途中で起きる…「新しい睡眠薬」の賢い使い方 後編
06:28
4. タイプ②:「覚醒スイッチ」をオフにする薬
二つ目は、ここ数年で主流になってきたタイプです。
**「オレキシン受容体拮抗薬(きっこうやく)」**と言います。
(少しゆっくり、分かりやすく)
「オレキシン」というのは、脳を「起きろ!」「覚醒しろ!」と興奮させる物質です。
日中、私たちがシャキッと活動できるのは、このオレキシンのおかげなんですね。
この薬は、その「オレキシン」が働くのをブロックします。
つまり、脳の「覚醒スイッチ」をオフにするお薬です。
(例:スボレキサント(ベルソムラ)、レンボレキサント(デエビゴ)など)
無理やり眠らせるのではなく、「起きている力」を弱めてあげることで、自然に睡眠状態へ移行させる。
これは、「寝付きが悪い」だけでなく、「夜中に何度も目が覚めてしまう(中途覚醒)」という悩みにも効果が期待できるのが大きな特徴です。
依存性も低いとされています。
5.【重要】新しい睡眠薬の「賢い使い方」
ただし、これらの新しいお薬、とくに「覚醒スイッチをオフにする薬」を使う時には、とても大事な「お作法」があります。
これは必ず守ってください。
1. 飲むのは「就寝直前」
これは「飲んだら、すぐに布団に入る」という意味です。
飲んだ後にスマホを見たり、何か作業をしたりするのは絶対にダメです。効果がすぐに出るので、ふらついて転倒する危険があります。
2. 食事のタイミングに注意
寝る直前に食事、特に脂っこいものを食べると、薬の吸収が遅れて、効き目が悪くなることがあります。
3. 翌朝の運転や危険な作業はNG
薬の効果が翌朝に残って、眠気や注意力の低下が起こることがあります。
服用した次の日は、自動車の運転や危険を伴う機械の操作は、絶対に避けてください。
睡眠薬は、「無理やり眠る」ものから、「自然なリズムを整える」「覚醒をオフにする」ものへと進化しています。
もちろん、一番大切なのは、日中しっかり光を浴びて、夜はリラックスする、という生活習慣です。
ですが、それでも眠れずに辛い時は、我慢しすぎないでください。
今日お話ししたような新しい選択肢があることを知って、ぜひ専門のお医者さんに相談してみてください。
二つ目は、ここ数年で主流になってきたタイプです。
**「オレキシン受容体拮抗薬(きっこうやく)」**と言います。
(少しゆっくり、分かりやすく)
「オレキシン」というのは、脳を「起きろ!」「覚醒しろ!」と興奮させる物質です。
日中、私たちがシャキッと活動できるのは、このオレキシンのおかげなんですね。
この薬は、その「オレキシン」が働くのをブロックします。
つまり、脳の「覚醒スイッチ」をオフにするお薬です。
(例:スボレキサント(ベルソムラ)、レンボレキサント(デエビゴ)など)
無理やり眠らせるのではなく、「起きている力」を弱めてあげることで、自然に睡眠状態へ移行させる。
これは、「寝付きが悪い」だけでなく、「夜中に何度も目が覚めてしまう(中途覚醒)」という悩みにも効果が期待できるのが大きな特徴です。
依存性も低いとされています。
5.【重要】新しい睡眠薬の「賢い使い方」
ただし、これらの新しいお薬、とくに「覚醒スイッチをオフにする薬」を使う時には、とても大事な「お作法」があります。
これは必ず守ってください。
1. 飲むのは「就寝直前」
これは「飲んだら、すぐに布団に入る」という意味です。
飲んだ後にスマホを見たり、何か作業をしたりするのは絶対にダメです。効果がすぐに出るので、ふらついて転倒する危険があります。
2. 食事のタイミングに注意
寝る直前に食事、特に脂っこいものを食べると、薬の吸収が遅れて、効き目が悪くなることがあります。
3. 翌朝の運転や危険な作業はNG
薬の効果が翌朝に残って、眠気や注意力の低下が起こることがあります。
服用した次の日は、自動車の運転や危険を伴う機械の操作は、絶対に避けてください。
睡眠薬は、「無理やり眠る」ものから、「自然なリズムを整える」「覚醒をオフにする」ものへと進化しています。
もちろん、一番大切なのは、日中しっかり光を浴びて、夜はリラックスする、という生活習慣です。
ですが、それでも眠れずに辛い時は、我慢しすぎないでください。
今日お話ししたような新しい選択肢があることを知って、ぜひ専門のお医者さんに相談してみてください。
児童精神科医河野ドクター心のビタミン❤️
児童精神科医河野ドクター
- 04:011.
【医師が解説】寝付けない、途中で起きる…「新しい睡眠薬」の賢い使い方 後編

- 02:272.
今回のまとめ

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