TOPライフスタイルメンタル・心理学研究者がそばにいるくらし「ホーディング」とは何か?(池内, 2014)10:41 2024年9月24日 316再生 問題を報告する 再生する シェアする おはようございます🔆本日もお聴きくださり、ありがとうございます!AI目次400回記念放送とNFTプレゼント「ホーディング」とは?その実態に迫る捨てられない心理、その原因を探るアニミズムとの意外な関係性とは?中島みゆき「瞬きもせず」へのオマージュAI文字起こし(β版) # 昨日400回目の放送でした! おはようございます。心理学記者の陳平です。 今日は心理学の論文を紹介していきたいと思います。 今日はですね、 ホーディングという言葉を紹介したいなというふうに思っています。 聞いたことある方もいるかもしれないんですけども、 論文は池内先生という先生が書かれた ホーディング傾向の尺度を作った論文、 かつアニミズムとの関係を調べたような研究になっています。 ホーディングは何かというところから スタートしたいと思いますので、軽く聞いてください。 お知らせです。 昨日400回目の放送でして、 NFTをまた作らせてもらいましたので、 もしまだの方は昨日の放送からゲットしてもらえればと思います。 昨日の放送のURLを貼っておこうと思います。 9月の末ぐらいまでゲットできるようにしておこうと思うので、 良きタイミングで忘れないうちにやってもらえると嬉しいです。 # ホーディングの説明とアニミズムとの関係 今日はホーディングの話です。 ホーディングは何かという話を先にしますと、 これは物が捨てられないとか、 溜め込んでしまうみたいな現象、 物の溜め込み行為のことを言います。 これをする人のことをホーダーと呼ぶそうです。 アメリカの研究例があって、 人口の2%から5%の人がホーディング、ホーダーである。 ホーディングで苦しんだりするみたいな報告がなされているそうです。 これは日常生活困らないぐらいだったらいいんですけど、 これが本当に病的になってくると、 脅迫性ホーディングという言葉もあるみたいで、 精神科とかで扱われるような内容にもなるそうです。 この脅迫性ホーディングというのはどういう状態かというのも研究がありまして、 愛知県立の論文で紹介されている専攻研究ですね。 これによると3つの特徴があるということです。 1つ目がほとんど、あるいは全く価値のなさそうな大量の収容物を収集して捨てることができないということ。 2つ目が生活空間があまりに散らかっているため、 本来意図されたような空間の活用ができない。 3つ目がホーディングによって深刻な苦痛や皮の不全が生じるというふうにされているそうです。 あまりここまでの人は心当たりがないかもしれないんですけど、 まあ捨てれないよねみたいなことは結構多くの方が共感してもらえるんじゃないかなと思っています。 これがなぜ起こるかというところ、興味あると思うんですけど、 これも先行研究で実践されていて、もちろん議論はあるんだろうと思うんですけど、 1つの研究を紹介すると、2004年のネジログルというグループがやった研究だと、 感情的な溜め込み、思い出や感情が沸き起こって捨てることができないみたいな原因。 2つ目が道具的溜め込み、いつか使うときが来るかもしれないという思いから捨てることができない。 なんとなく分かるかなと思いますね。 最後3つ目が、自分の研究にも結構関係するんですけど、美的価値ゆえの溜め込み、 物そのものに芸術性を感じて捨てることができない、みたいな風に分かれているそうです。 他にもいろんな説明があるんですが、こういう風にホーディングという概念が一応整理されているみたいです。 これを尺度にしようというのが池内先生の研究で、その尺度を紹介して、 最後アニミズムとの関係も簡単に紹介していこうかなと思います。 ぜひ項目の例をたくさん挙げながらしゃべりたいので、皆さんに当てはめて考えてもらったら嬉しいです。 6つの観点でこのホーディングの尺度が作られています。 ちょっと多いのでざっといきますね。 1つ目が物質多量という風な観点。 例えば、私の家の各部屋は大量の持ち物が散乱しているために使いにくくなっている。 家の中が大量の持ち物で散らかっているために、各部屋は本来の目的通りに使用できなくなっている。 生活スペースが持ち物で散らかっている、みたいな、結構、ホーディングみたいなのをここで聞いています。 どうでしょうか。自分にどれくらい当てはまるかは、7点が当てはまる。 1点が全く当てはまらない、みたいな感じで考えてもらったら良いかなと思います。 別に当て数がどうってことはないんですけど。 2つ目の観点。処分回避という観点ですね。 使わないであろう持ち物でも取っておきたいと思う方だ。 そうしたなら捨ててしまうようなものでも何かに備えて取っておく方だ、みたいな処分を回避するような傾向。 3つ目。拡張事故。この辺もすごい面白いと思うんですけど。 持ち物を捨てることは私の一部を捨ててしまうことに等しい。 持ち物を捨てることは私の人生の一部をなくすことに等しい、みたいな。 どうでしょうか。どれくらい当たはまるでしょうか。 僕はちょっとこういう感覚はあんまりないかなと思いますね。 4つ目。貸物責任という観点。私には持ち物の使い道を探す責任があると思う。 私には自分の持ち物を幸福にする責任があると思う。 結構この辺悪いですよね。アニミズムっぽい匂いがだいぶしてるんですけど、ホーディングの尺ですね。 5つ目が貸物管理という風な観点で、例えば誰かに持ち物の置き場所を勝手に変えられると苛立ちを覚えるとか、 持ち物があるべきところにいないと戸惑ってしまう、みたいな項目で聞きます。 最後、記憶補助という観点。もし持ち物を捨てたとすると、私にはそのものについて何も思い出せないだろう。 持ち物を整理整頓してしまうと、私はそのものの存在を完全に忘れてしまうだろう、みたいな観点です。 こういう6つの観点で聞くホーディングの尺度が、吉内先生によって開発されたということです。いかがだったでしょうか。 最後にアニミズムとの関係を紹介したいんですが、アニミズムも実は3つの観点があって、 本当に簡単に紹介すると、自然物の深刻化。大木を人間の都合で倒すと、たたりが起こると思う、深刻化している。 2つ目、所有者の分身化。古着や小道具には以前の所有者の心が宿っているような気がする。 3つ目、所有物の擬人化。身の回りのものに名前を付けることがある、みたいな、そういうふうにアニミズムも概念化されています。 これらの関係を見てみると、特に擬人化と分身化の得点が高い人は、やっぱりホーディングの傾向が高いそうです。 例えば、大物責任ということの関係は特につかない。あとは拡張事故みたいなのと、擬人化の相関が、Rイコール0.35とか結構高いなと。 めちゃくちゃ高いわけじゃないですけど、そこそこ高いなというふうに思います。 そんなふうに、イメージ通りというか仮説通りなんですが、アニミズムの傾向が高い人は、ホーディングの傾向も高いというふうに、そういう関係があるのかなと思います。 # まとめ 今日はホーディングの説明とアニミズムとの関係をイギリスセンシャル論文から紹介させていただきました。 ホーディングに興味があったというよりは、アニミズムに興味があってずっと研究はある程度は追っているんですけど、 今回はこのタイミングでホーディングというものと合わせて紹介させていただきました。 アニミズムについてはまだまだ深掘りが足りないので、今後も紹介する機会があるかと思うんですけど、 あんまり海外の研究が多くないので、そのあたりもむしろ自分の研究をしていく強みみたいなのになっていくかなというふうに思っていたりするところでもあったりします。 その辺はおよい話します。 最後まで聞いてくださってありがとうございました。 今日もいい一日にしていきましょう。 順平でした。心を込めて。 # 雑談「中島みゆきさんの『瞬きもせず』」 最後1分だけ雑談をします。 笠尾さんという方がおりまして、Voicyも聞いてくださっている、 反応をいつもくださる方なんですが、 Twitterでやりとりをしまして、 中島みゆきさんについてツイートされていて、 思わずこれまでツイッターで絡んでいたわけではないんですけど、 これはコメントしたいと思って、 コメントさせてもらったら、 またそのアンサーじゃないですけど、 笠尾さんも音声配信されていて、スタンドFMで、 僕が紹介した曲、音楽について語ってくださってますので、 紹介返しじゃないですけども、 この音声で返信するみたいな感じで、 紹介させてもらいました。 是非笠尾さんの放送を聞いてもらいたいですし、 その曲、まばたきもせずという曲です。 笠尾さんの放送を聞いてもらって、 笠尾さんの放送にYouTubeリンクついてますので、 その順番で、是非曲も聴いてもらったら嬉しいです。 本当に壮大な曲、 小学生とか中学生くらいの時から好きなんですけど、 当時は別に歌詞とかの深みとかもよくわからずに、 母がすごい好きで、 姉とかも聴いてたので、 僕の家族はだいたい中島みゆきさんのことがすごく好きというか、 よく聴いていたんですけど、 その中でも特に、 自分の家族みんなこの曲好きだなみたいな曲の一つです。 他にもたくさん中島みゆきさんの曲で好きな曲があるので、 もし興味があったら聴いてください。 また話したいと思います。 もっと見る #心理学 #捨てる #捨てられない #論文 #ホーディング #アニミズム #強迫性ホーディング 研究者がそばにいるくらし心理学者じんぺー01:031.昨日400回目の放送でした!https://r.voicy.jp/ByKo6pNEVnx06:512.ホーディングの説明とアニミズムとの関係https://doi.org/10.14966/jssp.30.2_8600:563.まとめ01:534.雑談「中島みゆきさんの『瞬きもせず』」https://stand.fm/episodes/66efc009dffc48fb5ebbb696コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
#1064 中絶可能週数の法律が人生の決断のタイミングを変えたかもしれない 17分・一昨日・ 63再生AI目次日本の「中絶可能週数」法改正の背景年間1億2千万件超「望まない妊娠」の実態WHO勧告と日本の週数制限の独自性法改正後の中絶タイミング「駆け込み」現象決断を迷う女性に影響を与えた法改正
#1063【心理学対談#37 桑水隆多さん・渡部綾一さん】声に出す時と心の中で言う時、瞳孔の大きさは違う?「内言」の心理学 1時間5分・10月22日・ 71再生AI目次AIの文章作成: 80点と完璧の境界線超低速ランニングが脳に与える効果とは?内言の心理学:声と心で語る瞳孔の謎黙る怖さ:内言が示唆する自己存在の重要性幼児の内言発達を瞳孔で探る未来
#1062【心理学対談#36 栗原勇人さん】二人の脳を同時に測る:コミュニケーションがうまくいく時、脳はどうなっているのか? 1時間2分・10月21日・ 67再生AI目次教師から研究者へ:栗原勇人の転機二人同時脳計測の挑戦とタッピング課題「うまくいかない時」に脳が同期する真実脳に電流を流し同期を操作する新研究コミュニケーションに必要な「分かろうとする態度」
#1061 保育園が契約破棄、乾燥機が壊れて1年 14分・10月20日・ 72再生AI目次ドイツで発生!保育園契約破棄の衝撃再びか?ドイツ特有のトラブルの連鎖1年放置された乾燥機、その原因とはたらい回しにされる修理依頼の実態日本と異なるサービス対応の打開策
#1060【academist対談#7 宮川創さん】なぜ古代の言葉を研究しているの? 1時間0分・10月19日・ 97再生AI目次世界観を変える古代言語研究の魅力「合わない言語」からコプト語への道コプト語に刻まれた古代キリスト教の歴史AIが実現する言語「復活」の可能性星の王子様をコプト語で出版する夢
#1058【高山ゆかりさん、ヒデアキさん(中編)】秋の推し季語発表会! 33分・10月17日・ 137再生AI目次秋灯が描く学びの情景一つの明かりが示す時代の差「秋の声」が織りなす静寂庭園に感じる「静」の趣隠された季語「月」への期待
#1057【高橋晋平さんと対談】狂気とハックは共存する?(悩み相談?) 34分・10月16日・ 157再生AI目次高橋晋平氏の仕事観と自己変革ハックと狂気、魂込める仕事とはクリエイター高橋晋平の狂気論人の心を動かす狂気の源泉感情の報酬と狂気の繋がり
#1056【森川満章さんと対談】応援したい人、応援される人ってどんな人? 43分・10月15日・ 112再生AI目次応援される人の本質とは?森川氏が明かす「応援の循環」「自信がない」研究者の本音と成長研究をビジネスに変える発想術次世代へ繋ぐ「稼ぐ研究者」の道
#1055 皆既日食で感じる感情「畏敬の念」 13分・10月14日・ 49再生AI目次心理学のホットトピック「異形の念」皆既日食が引き起こす独特の感情体験「異形の念」と科学的アイデンティティ巨大さの知覚が好奇心を高める理由珍しい自然現象研究の難しさと魅力