TOPトーククリエイター原あいみの子離れ準備チャンネル#26 「大吉原展」と蛍光ピンクの話12:04 2024年5月18日 595再生 問題を報告する 再生する シェアする 滑り込みで「大吉原展」に行ってきました。見応えたっぷり!!!感想と共に、ロゴの蛍光ピンクがめちゃくちゃかっこよかったので、自分の仕事での「蛍光ピンク」印刷の思い出も話してみました。AI目次大吉原展の魅力を徹底解剖蛍光ピンクと現代美術の邂逅浮世絵から漫画へのインスピレーション制作過程への想像と考察アナログとデジタル、色の再現とはAI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ イラストレーターの原愛美です。 絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、 漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。 原愛美の小離れ準備チャンネルへようこそ。 # 大吉原展の感想です。私は美術展はどうしても描き手側の事を考えて見てしまいます。 昨日ですね、東京芸術大学大学美術館で開催中の大吉原展にやっと行ってきました。 もうすぐこの週末で会期が終わりですので、ギリギリセーフという感じでしたね。 ちょっと混雑していました。もういつもね、こういう展覧会が始まったら早めに行くのがいいなと思うんですけど、 結局ギリギリになってしまって、混雑の中見るっていう感じになってしまうことが多いです。 まあでもギリギリセーフで間に合ってよかったです。 今日はちょっと最近お仕事が忙しくなってきまして、さっくり感想の回を撮っていこうかなと思います。 まずですね、会場に入って一番最初に目に入ったのがこの大吉原展っていうののロゴなんですけど、 このロゴデザインがかっこいいですね。 何でしょう、なんかちょっと建物っぽくも見えるようなものすごい大胆なタイポグラフィーっていうんですかね。 しかも蛍光ピンクがかっこいい。 すごいこのデザインがかっこいいなってまず思いました。 この展覧会ちょっと炎上してしまったことで、最初はキービジュアルも蛍光ピンクだったと思うんですけど、 グレーに変わっちゃったみたいですよね、その炎上の後。 この蛍光ピンクがかっこいいのにな、このピンクの色に罪はないのにもったいないなっていうようなまず感想を持ちました。 蛍光ピンクの蛍光インクが使えるのって作り手側からすると憧れなんですよね。 普通に印刷するとレギュラー印刷って言ってCMYKとか聞いたことあると思うんですけど、 この4色でするのが普通なんですね。 そこにプラスして特色を1色、例えば追加できるっていう風になると、 予算が潤沢にあるときしかそういうことはできないですのでね。 蛍光ピンクとか蛍光の黄色とか好きなんですけど、こういうのが使ってあるデザインは気持ちいいって思いますね。 色に別に罪はないですよね。 この蛍光ピンクっていうのがちょっと浮かれた感じを助長するみたいな感じになるといけないからっていう感じでグレーにしたんですかね。 ちょっともったいないなと思いました。 でも会場ではね、蛍光ピンクを使ったロゴがバーンって入り口にありますし、 現代美術家の福田美蘭さんのピンクを使った作品もちょうどオープニングのところに飾られてますからね。 それを堪能できるんじゃないかなと思います。 とにかくすごい、皆さんも言ってましたがすごい物量で、最後後半時間が足りなくなってしまって早足で見るためになってしまいました。 やっぱり美術展とかに行くときは、思っている以上に時間に余裕を持っていかないとダメですね。 私こういった浮世絵とかを見ていくときにすごく感じるのが、 日本の線画をメインにした表現というのが、漫画とかイラストのルーツとも言えるような気がするんですよね。 線画なので、なんかちょっと可愛いっていう風に見えるものがあったりとか、 主役じゃない背景にちょこちょこと描かれている小さい人物とかを見ていくとめちゃくちゃコミカルで面白いんですよね。 この人物の省略の仕方とか、デフォルメの仕方とかが、もうなんかね、おじさんの絵とかすっごい可愛いんですよね。 そういうのを見ていると、なんか同じ絵を描く人間としてね、なんか同じことやってるなーって思えるっていう、それがねちょっと誇らしく思えたりします。 なので、ついつい主役の人物画よりも周りの脇役たちのね、ちょっと力を抜いて描かれた絵とかをね、にやにや笑いながら見るのが好きなんです。 そんな視点で見ているので、私はついつい描き手側の方をね、想像しながら見てしまうんですけど、 この北川宇多丸の「幽女の一日」をイラストルポのように記録したような作品がね、あるんですけど、 こういうのとか取材っていうんですか、どうやって描いてくるんだろうっていうのが気になりましたね。 今みたいに写真も撮れないし、記憶して帰ってくるのか、それともその場でささっと何かメモってくるのか、はたまたその場でも描いていくのか。 優雅をね、自身も体験して描いているのかとか、アシスタントさんとか、なんかどんな感じで制作しているのかなっていうのが、もうなんかそういうのを想像しながら見ているととっても面白かったです。 たくさんの人物が出てくる大きな絵を描くときとかって、まあなんとなく主役はこの辺、一番みんなが見るであろうところはこことここみたいな感じだけど、 その周りにある脇役たちとか、そういったところでこっそりこんな風に喋ってるシーンを入れようとか、ここで何か転んでる人を描いてみようとか、 そういうのって、実はね、周りの絵を描いていくのが楽しみだったりするんですけど、 うたまろとか当時の人もね、そういうのをここ見たら、うふふって思うかなって思いながら描いてるんだろうかとか、そんなことを想像しながら見ました。 高橋唯一の油絵のオイランがありましたね。 少し前の配信で、ブラブラ美術博物館のイラストレポートをやってましたというのをお話したんですけど、 この作品はまさにブラブラのレポートでイラスト絵画化したやつなんですよね。 今回が修復後の初展示って書いてありましたけど、 うたまろの吉原の花とかって色がすごく綺麗に残ってるじゃないですか。 あれは修復されてるのかな?ちょっと調べてもパッと出てこなくてわからなかったんですけど、 構成まで色がちゃんと残ってるって、描き手側としてはめちゃめちゃ大事だなって、なんか改めて感じましたね。 きっと当時はすごく色鮮やかだったんじゃないのかなっていうような作品がたくさんあるような気がしました。 でもちゃんと長年経っても色味が残ってるっていうので、 後世の人が興味持ってちゃんとずっと見ていってくれるかっていうのには大きく左右するんじゃないかなと思って、 私は最近あんまりアナログの絵を描けてないんですけど、 アナログ作品作るときは絵の具選びとかも大事だなって思いながら見ました。 あと写真があったのは驚きましたね。 実際のオイランの皆さんのブロマイドみたいなのが展示されてましたが、 皆さんやっぱり昔の方なので小柄ですよね。背がそんなに高くないなっていう印象でした。 でも絵に描かれるオイランの姿って本当に八頭身みたいなスラーッとした感じのディフォルメの仕方をされてますよね。 これってすごい上手な表現の仕方だなと思ったんですけど、 オイランがオイラン道中とかで動くときってすごいゆっくり歩く、シャラーンって仕草が大物感を漂わせるみたいな歩き方をするじゃないですか。 それを絵で表現するとああいう感じになるのかなと思って、 本物の写真と見比べてだいぶ違うなっていうのも驚きと発見の一つでした。 展覧会とかを見るときはついつい作り手側の方のことを想像しながら見てしまうんですけど、 皆さんはどんな感じでこういうものを絵とか見られるんですかね。 あと私は活字が苦手なのでキャプション読むのが苦手なんですよね。 しかも美術館って薄暗くなってるじゃないですか、作品の保護のために。 昨日行ったら人が多いのでキャプションから遠く離れたところからしか見れなくて、 薄暗いと本当に字が読みづらいんですよね。 失敗したな運転用のメガネを持ってくればよかったと思いながら、 頑張って目を細めて一生懸命読んでましたけど、 ちょっと途中疲れてしまってキャプションを追いかけるのは断念したものもいっぱいありました。 最近吉原の話をいろんな方とする機会が多かったんですけど、 その時に編集者の方に一つ漫画をお勧めしていただきまして、 曽根文子さんの「親なるもの断崖」という漫画です。 これはですね、吉原の話ではなく、 昭和初期のムロランの誘拐に売られていた少女たちの話なんです。 全4巻だったかな。 本当にね、結構読むのにカロリーがかかる苦しいお話ではあるんですけど、 その本を読んでいったおかげで、きらびやかに絵に描かれて、 時代のファッションリーダー的な存在というふうに憧れられたりもしていたかもしれない、 オイランの女性の皆さんとかを、でも実際裏側ではみたいなことを、 この漫画はね、全然昭和初期のお話なので、この時代とは全く違うんですけれども、 そんなことも自分なりに想像しながら、 両方の面を妄想して見ることができたかなというふうに思います。 # 絵本「うんぴー」は蛍光ピンクをうまく使ってあざやかさを再現してもらいました✨ 最後少しだけ、冒頭に蛍光ピンクの特色インクの話をしたので、 自分の絵本で蛍光ピンクをうまく使って再現してもらったということのお話を紹介して終わろうと思います。 私が昨年初めて作・絵とやらせてもらった絵本に、 ウッピーといううんちのキャラクターを絵本にしたものがあるんですけど、 トイトレとかが始まった頃のお子さん・親子に読んでほしいなと思って作った絵本です。 このウンピーというキャラクターが、かわいいすごくきれいなピンク色をしたキャラクターなんです。 私は最近、原画をiPadで描いているので、 モニターで描いていくとCMYKの設定だとものすごく色が濁ってしまうので、 RGBといって、ウェブ用でモニターで表現するための色設定で絵を塗っていくんですね。 ただ、RGBであった鮮やかなピンクとか、きれいな紫とか水色ってとても表現がしづらいんです、印刷にすると。 なんですけど、今回この絵本を作るにあたって、このウンピーのピンクをすごくきれいに再現してほしくて、 蛍光ピンクのインクを使ってもらったんです。 印刷するときって冒頭にも言いましたが、CMYKといって、Cはシアンで水色、Mはマゼンダーでピンク、Yはイエロー、Kは黒なんですけど、 その4色のインクを混ぜ合わせて全ての色を表現していくんですが、 そのM、マゼンダーのピンクを普通のマゼンダーのインクではなく、蛍光ピンクのインクに変えてもらったんですよね。 そうすることで、ピンクとかMを使っている紫の表現がすごく一段とぐっと鮮やかになるんですよ。 これを初めて体験させてもらいました。蛍光インクのパワーを見させてもらった感じがしましたね。 モニター上で描いているとどうしても光の加減ですごく鮮やかな明るい原画ができてしまうんですけど、 それを紙でなるべくこの感じを残して再現してもらうというのはすごく難しい技術が必要なんですけど、 とっても綺麗に再現してもらいました。 そんなこともあったので、大吉原店のロゴが蛍光ピンクからグレーになっちゃったのが、 すごく作り手側の気持ちとしてもったいなかったなという気持ちが最後まで残りました。 はい、ということで今日のお話はこれで以上にしたいと思います。 フォローやコメントをお待ちしています。 イラストレーターの原あゆみでした。また話します。 もっと見る #浮世絵 #展覧会 #吉原 #大吉原展 原あいみの子離れ準備チャンネルプレミアム放送配信中!00:131.初めのあいさつ09:102.大吉原展の感想です。私は美術展はどうしても描き手側の事を考えて見てしまいます。02:423.絵本「うんぴー」は蛍光ピンクをうまく使ってあざやかさを再現してもらいました✨https://www.amazon.co.jp/うんぴー-原-あいみ/dp/475625778X/ref=mp_s_a_1_1?crid=1O0X6BOZ6PL8K&dib=eyJ2IjoiMSJ9.zU1ffhR4pDr6xoKdmEki_P0u55K-sqyvAZVrzJxqrKQNYjGeE21XCCEhGCZOtCcyA0uEU1e1f5pwf1s6D-kGTzgxtAbG9tZeFkchC7dnHrYOtVp3kOD4PZ32IclKtE5e5Qez9565KnY8P2ot5wpvpPOsD0UBRYvhakvrvWePHs--cquHI091R5-Cj5rMLdlqJhNwas_ollvbnQQseRbc-A.AMZX1bgEzXRPKJX8xOxnjUk_DFS7vMqgz6ssAtW3K10&dib_tag=se&keywords=うんぴー&qid=1715948046&sprefix=うんぴー%2Caps%2C169&sr=8-1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 寸尺かんな2024年5月18日原さんも大吉原展、行かれたんですね✨おっしゃる通り、ピンクの方が良かったですよねー😢ちなみに、歌麿は遊郭にほとんど住み込んで書いていたそうです🖌️💕3返信 原あいみ/イラストレーター2024年5月18日住み込んで!やはり!(知識が浅くてお恥ずかしい!)若い頃は見るより自分が描きたくて、あまり美術館とか展覧会とか行かない人間でした。(見ていても、途中から、もういいや、早く描きたい!と思ってしまったり笑)今になって楽しくなってきています。2
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おっしゃる通り、ピンクの方が良かったですよねー😢
ちなみに、歌麿は遊郭にほとんど住み込んで書いていたそうです🖌️💕