TOPトーク専門家ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方#495 オッサン教員、自由進度学習に挑む11〜ひと単元終えての成果08:14 10月13日 97再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次自由進度学習 単元終えての「成果」ペーパーテスト「変わらない」が示す可能性パフォーマンステスト 劇的な変化の背景外国語教育における知識定着と評価の課題テスト観の転換 シングル・ダブルループAI文字起こし(β版) # ChaChatタイトルコール NARITA JUNIOR PRESENTS チャチャットアップデート 教育現場で日々奮闘する先生方、そしてこれから教育に関わろうとする方々へ、 外国語教育、AIやICTの活用、働き方改革、中年教師のマインドセットなどなど、 NARITAのごく個人的な興味のあるテーマで、ちょっとした価値観のアップデートを、 真面目に、でもどこか緩く、気ままにチャチャッとお届けします。 # 「変わらない」ということ自体が成果といえるかもね 久々に自由振動学習の話をしようかなと思います。 今年度、私が外国語の授業で自由振動学習に挑戦しているというのは、ここまでの放送でもお話ししてきましたが、 割と1楽器はおっかなびっくりやってたというか、 こんなんでいいのかな、大丈夫かな、みたいな感じで、少しずつ少しずつやってたって感じなんですけど、 2楽器入ってね、割と単元丸ごと、それでやろうっていうふうに覚悟を決めて、 時間の配分とかも、1楽器の繁盛を活かしながら、 全体はこんな感じ、自由振動の部分はこんな感じって感じでやってたりとか、 駆け出し自由振動学習実践者として、とりあえず、現時点でこんな感じだったらいけるかなって思った形で、 一単元通したって感じなんですよね。 その結果、簡単に言うとテストとかパフォーマンスの成果ってことなんだけど、 これを言ったら、え?って思うかもしれないし、不都合な事実かもしれないんだけど、 これちゃんと正直に言うと、ペーパーテストに関して言うと、それほど変わらない。 全然みんなができてないって意味じゃなくて、ちゃんとできてるんですよ。 ちゃんとできてるんだけれども、みんながみんなが100点になるとか言うような、 そんな劇的な効果があったかって言うと、ない。それはなかったです。 でもこれは、私がテストに向かわせる方略がいまいちだったってことなのかもしれないから、何とも言えないんだけど、 ただ、ペーパーテストに関して言うと、劇的な変化はなかった。 ただ、裏を返すと、変わらなかったってこと自体が成果なんじゃない?って気もするのよね。 というのは、一斉指導の中で取り組ませていたテスト対策っていうことを手放して、 テスト対策に君らができることっていうのは、これこれこれとこれがあるよと。 その中で自分がこの単元で評価を受けるにあたって、成績、テストを受けるにあたって納得いくように、 全部できるように練習してらっしゃいというふうにポンと投げて、 取り組んでいる様子を適宜フィードバックしたよ、頑張ってね、すごいね、全部できたじゃんとかというふうに励ましていったのと、 テストの成績はそのほど変わってないっていうことなわけですよ。 ってことは、これでいいじゃんねって話なんですよ。 私が一生懸命テスト対策のための授業ってことをやるよりも、 そのテストに向けて子どもたちが自分で取り組むっていう時間を渡したとしても、 結果はそれほど変わらないっていうことは、じゃあそのほうがいいじゃんって話になってくるんですよ。 自分で勉強したんだから。 一方でね、紙のテストの話をしたんですけど、パフォーマンステスト、これはね、変わった。 劇的に違う。パフォーマンステストも複数日、機会の期間を設けて、この間でやりに来なさいと。 だから、それはいつでも構わないよっていうふうにしたんですよね。 そうすると何が起きるかというと、練習している傍らで、今まさにテストを受けに来る子が、 視界に入るっていう環境になるわけですよね。 これなんかテストの勉強というか、パフォーマンスに向けての練習に熱入りますよね。 例えば授業の終わりに、次回はパフォーマンステストやりますよ。 じゃあ頑張ってきて、練習してきてねって言って、明けた次の授業でパフォーマンスをやるのと比べると、 そのパフォーマンステストに向かう期間っていうのが空白じゃなくて、 今まさに試験が行われているのが目の前で見えてるわけですよね。 これって結構学習に熱入るよねと思って。 実際にテストを受けに来たんだけど納得いかないからもう一回やりますって言って、 練習してきてからもう一回リベンジかけてきた子もいるんですよね。 やっぱり変わるんですよ。 やっぱり一回やって納得いかないって戻った子は変わる、二回目のときは。 だからそう考えると、明らかにこの自由振動学習で子どもたちに練習を委ねた時間、 結果的にそれは一斉指導のときよりも発話の時間とか、 あとは自分のパフォーマンス、言おうとする内容に責任を持つっていうのかな。 これ自分で言えるようにしなきゃいけないんだって言って調べて練習してとか、 友達に聞いてこれで合ってるみたいな。 そういう活動も意図的に入れたんですよ。 グループの中でお互いにこれが合ってるかどうかを確認し合いなさい。 違ったらちゃんとここに載ってるからこれ聞いてやりなさいって教えてあげなさいよみたいな。 そういう総合参照、総合評価の活動も自由の中に入れたんですよね。 それもあって、ちゃんと練習のときに友達と会ったりとか、 ピクチャーディクショナリーのデジタル版で音声を聞いて、 何回もそれをリピートして練習するみたいな様子が見られたので、 これいいなって思いましたよね。 ということで、とりあえず一単元をまるごと自由振動学習でやってみた成果としては、 変わらないところがあったけれども、それはそれで、 やり方変えたのに変わってないってこと自体はすげえ成果だなっていうのと、 あとは確実に変わってる部分があるということ。 特に習熟を図るというような文脈においては、 このやり方はかなり効果あるなっていうことを手応えを感じています。 ということで、私が次の単元に進むにあたって気をつけていきたいことっていうのは、 パフォーマンスはこのままで良かろうとね。 本当に私が聞いてもみんな上手になったねって言えるぐらいの成果なので、これで良しと。 ってことはペーパーのほうですよね。 つまりはほぼほぼ知識理解の定着っていうところですよね。 この部分はもう少し改善の余地があるのかなっていうふうには思っている。 この成果からすると、結果からするとそういう反省になるんだよ。 ただ一方で、これ繰り返し言ってるんだけど、 この外国語か外国語活動の授業で知識理解っていうことを追求し始めると ちょっと歪んだ方向に行くよなっていうことは気にしていて。 テストの点数を上げるためにやってんじゃないんだよねっていうところなんですよ。 だからそのための対策っていうよりも、子供たちが自分で学んだ成果として 結果的にテストの点数が上がるという状況が生まれればいいなっていう そういう関わり方ですよね。 テスト対策っていうとどうしたって練習問題解かせてみたいな 先生が評価して、間違えた問題解き直してみたいな発想になるじゃないですか。 それじゃないんだよなって。 外国語の授業でやりたいのはそれじゃないので。 そうじゃないやり方でテストにも対応できる力を子供たちにつけさせるってことを 考えていかなきゃいけないなというふうに今思ってるところでございます。 ということで、あとこのテスト開始については ナンバー君のVoicyでもちらっと話が出たんだけれども シングルループじゃなくてダブルループっていう話ね。 その話にもちょっと言いたいことがあるので それは次回の放送に回そうかなと思います。 ということで、また次の単元も頑張っていこうかなと思っております。 以上、Junior Narratorでした。 次回もお楽しみに。 もっと見る #英語教育 #自由進度学習 #外国語教育 #中年教師のマインドセット ChaChat Update 〜現役教師・成田潤也の思考録 | 外国語学習×ICT×働き方成田 潤也 | ChaChat英語00:271.ChaChatタイトルコール07:482.「変わらない」ということ自体が成果といえるかもねコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 智美 清水10月14日ここ数年。「現状維持は努力の証と思う自分。何でもかんでも上り龍のようにはいかなくて、下がらないってのも一つの成果。1返信 成田 潤也 | ChaChat英語10月17日昇竜拳じゃなくて、待ちガイルで迎え撃つ、みたいな感じか(違う)。 Asu ka10月14日変わらないのも成果😊なるほどなぁ😊1返信 成田 潤也 | ChaChat英語10月14日現状維持だって、「低下させてない」という意味では成功なわけで。手法がAでもBでも変わらないなら、それは代替可能な選択肢になり得るということ。より子どもの主体的な学びに繋がる方を選ぶ。1 Yosuke Takeda10月13日すごくよくわかります。自由進度学習において、テストの点数が重心度学習をやる前と変わらなくても、子どもたちは様々な学び方をここでは学べたので、むしろプラスではないかと思っています。これをさらにブラッシュアップしていけば、成田さんがおっしゃるように知識技能のところまで充分届くようなものになるのではないかと思います。1返信 成田 潤也 | ChaChat英語10月14日そうそう、「結果論としての知識・技能の定着」があるといいな、と思ってます。
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「現状維持は努力の証と思う自分。
何でもかんでも上り龍のようにはいかなくて、下がらないってのも一つの成果。
自由進度学習において、テストの点数が重心度学習をやる前と変わらなくても、子どもたちは様々な学び方をここでは学べたので、むしろプラスではないかと思っています。
これをさらにブラッシュアップしていけば、成田さんがおっしゃるように知識技能のところまで充分届くようなものになるのではないかと思います。