TOPトーク教師全力バトン、つなぎます!#020 算数「たしかめよう」の1時間を子どもに任せてみた16:27 9月18日 375再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次算数「たしかめよう」授業の盲点一斉授業が抱える学びの現在地没頭を生み出す4コースの学習子どもの熱意が変える教師の常識平均点より大切な個の成長評価AI文字起こし(β版) # タイトルコール 始まりました。全力バトン繋ぎます。この番組は、普段子育てや教育に関わっている皆さんが、誰かから受け取ったバトンを次の誰かに繋いでほしい。そんなことを願う番組です。 パーソナリティは全力先生こと、私福田春也が務めております。 このオープニング、今3回目撮り直してます。もう今日噛み噛みで疲れまくってる。もう噛んで噛んでもういいや。これから以降は噛んだままそのまま放送を流します。 前回の放送でね、待つことの大切さみたいなことを話したんだけど、嬉しいことに、この前Voicyアプリのバナーに紹介していただいてるっていう話があったじゃないですか。 そのバナーからね、僕の放送に飛んできてくださった方がいて、こんな嬉しいことないですよね。 それも一つの出会いだと思って、その方がね、ずっとこれからも聞いてくださるような、そんなチャンネルにしたいなと思っています。 待つこと大事って言ったんだけど、昨日僕はですね、娘と早く寝るぞ、もう待てないぞって言って、ミニ喧嘩をしました。 もうね、寝ないんですよ。やりたいこと多いから。まだまだおママ事もしたいし、お絵かきもしたいし、なんなら本も読みたい。 お散歩も行きたいまで言い出してですね、お前は何時に寝るんだと思いながら、もうパパは待てない、寝ますって言って大泣きしながら娘を2階に連れて行った。 そんな一コマもありました。今日はね、算数の授業中に子供に気づかされた人を巻くのお話をしたいと思います。 それでは今日の放送スタートです。 # たしかめのプリントをやることが目的化してる? 僕は今、5年生を担任していて、絶賛、整数の単元なんですよ。 この単元難しくてね、何が難しいって、新しい言葉がたくさん出てくるんですよ。 偶数、奇数、倍数、公倍数、最小公倍数、約数、最大公約数。 子供たちはもうこんがらがって、わけわかんなくなりながら、5年生の最初に訪れる肝みたいな感じで捉えています。 ちょうどその単元も終わりがかったところで、うちの自治体は経齢感の教科書を採用しているんだけど、単元の一番最後に確かめようというページがあります。 問題が大文で4個から5個載っているようなページです。 つまり、1時間かけてこの単元の学びが身についているかを確かめるという1時間として位置づけられています。 このね、確かめよう。僕も今まで算数選科をやった時代もあるんだけど、 子供にノートにそのまま解かせてもいいし、子供が書き込んで解きやすいように自作のプリントみたいにして作られている先生も多いんじゃないかなと思います。 僕もそうやってきました。1枚のプリントにして、何ならそこに単元の振り返りみたいなのを書く欄まで作って、というデータはたくさん残っています。 そのプリントをやろうとしたんですよ。やろうとした時に子供が、でも〇〇くんと〇〇ちゃんできんくないって言い出して、 どういうことかというと、その2人はその確かめようの授業の前2日間、体調不良で欠席していたんですよね。 そりゃそうですよ。できませんよ。だって学習してないところがあるんだもん。 そこでふと気づかされて、確かにな、みたいな。これまで算数選科とかやってる時とかは気にせずに、今日は確かめようのプリントです、なんて言っちゃって。 習ってない子は先生と教えるから、昨日休んでた子は来てね、とか言って個別に教えたりはしてたけども、でもその確かめようのプリントをただやってた。 で、子供たちが〇〇ちゃんと〇〇くんは、こんなことしたらいいんじゃない?普通にもう1回昨日の時間戻って勉強すればいいんじゃない?別に先生とじゃなくても、みたいなことを言い出して、 そしたら、俺もしたいっていう子が現れたんですよね。どういうこと?あなた昨日いたよね、普通に教室にって言ったら、僕はまだ不安だって言うんですよ。 なるほどと。つまり、僕はまだ単元の最後の確かめようをするまでに自分は至ってない気がするのに、今日は確かめプリントをしましょうって先生に言われて、今までそれをやってたけど、 あの欠席の2人が前に戻る勉強をするなら、ちょっと自分も前の時間、公約数を使った応用問題をやってたんですけど、それもう1回復習したいわって言い出したんですよね。 すると何人かが、いや僕も僕も、みたいな話になってきた。そこで初めて、僕が何をしたかったかというと、僕はこの1時間、確かめプリント、または教科書の確かめ用の問題を解かせるということを目的にしてたんじゃないかということにハッとさせられたわけです。 この話をね、ちょっと次のチャプターで具体例に置き換えて考えてみようと思います。 # 泳げない子も泳がせようとしてた これね、よくケテブレのクズハラさんが 自分の現在地を知るケテブレということで水泳の話に例えてされるので ちょっと僕もね、この現状を水泳の話に置き換えて話してみようと思います。 例えば、この単元で身につけることっていうのは、指導要領に示されていますよね。 で、それが例えば水泳で置き換えて25メートル泳げることだとしましょう。 すると、単元の後半で25メートルほぼ泳げるようになっている子が大多数であることが 確かに望ましい状況ではあります。 ただ、現実全然そうじゃありません。 さっき言った子は欠席をしていたので、おそらく25メートルプールの 10メートル、15メートルまでしか泳げないような状況でしょう。 中には、いや、毎日練習をしてちょっとずつ進歩はしたけど 僕はまだ半分の12.5メートルまでしか泳げてないんだっていう子ももちろんいるでしょう。 その子たちはすごいことに自分の現在地がちゃんと分かっているわけです。 毎日蹴手振れ回したりして。 で、中にはですよ、25メートルなんてもうとっくに泳げるよと思っている子もいるわけです。 つまり僕は50メートルだって泳げるよ。 そんないろんな子が在籍している教室にもかかわらず、 僕は明日のテストに向けて、とにかくこの25メートルを今日は泳げって言ってたわけですよ。 で、実際どうなってたかというとこれまで。 25メートル泳げる子はサッと泳げるわけですよ。 途中で溺れる子は溺れるわけです。 で、溺れる子を必死に必死に救うために、25メートル泳ぎ終わった子にミニ先生なんてさせてみたり、 なんなら早く終わった子は、はい、AIドリルやってていいよみたいなこともありました。 これ本当に子供たちのためになってるかっていう話です。 なってないでしょ。 いや、なってないんですよ。 なってないのに、僕はみんなをとにかく25メートル泳がせることを目的として、 いや、それは探院の最後のテストの段階ではそれをもちろん狙うんですよ。 でも今日1時間もこの25メートルを引きずってでも泳がせるってことを目的にしてた。 いや、子供の発言にハッとさせられましたね。 でもそこから算数は急遽一旦中止、もう別の授業に変えるって言って作戦会議しました。 どんな1時間、どんな45分なら今のみんなに合った学びができるかっていうのをそこから徹底討論したわけです。 その話は次のチャプターでいきます。 # 何のために何をするか さっきのチャプターでも話したんだけど、子供たちが自分の現在地を分かっているって素敵なことですよね。 もうそれにまず感心しました。君たち素晴らしいねって。自分がまだ分からないところがあるとか、僕はもうこのぐらい楽勝だみたいなことが今もう分かってるんだね。 いやもうそれが一番まずすごいことだよって話をしました。その上で子供たちと選んで大きく4コースに分けました。 一つは教科書をもう一回戻って自分なりにまとめたり、自分なりに勉強したり、それから教科書の練習問題をまだまだやりたいっていう子。 ここには自分で一人でやりたい子もいるし、友達とやりたい子もいるし、先生もう一回一緒に勉強しようっていう子もいます。 教科書でもう一回学ぶがAコース。Bコースがミニテストに挑戦する。 つまり先生が用意した類似のプリント、もうそんな山ほどありますよ。ネット上でも授業で活用できるものもあるし、 そんなものを例えば公倍数のプリント、公約数のプリント、何種類か用意して自分に合ったミニテストをやってみる。 このミニテストは一応友達と話してもいいし、教科書やノートを見てもOKというコーナーです。 Cコース、三つ目のコースが本気テストコースというのを作りました。 つまり、経理院館はワクワク自己評価テストっていう単元末用のテストみたいのがネット上からダウンロードすることができます。 明日のテスト本番だと思って、自分一人でとにかくやってみると、もちろんしゃべることもできないし、教科書なんか見ることもできない。 自分で本気のテストと思って取り組んで見直しまでして、丸付けに挑むという本気テストコース。 大きくまずこの三つから行きました。するとちょうどクラスが三等分ぐらいに分かれたんですよ。 へーと思って。それでやらせてみたら、本気テストコースの子たちがまっ悔しがってるんですよね。 95点とか90点で。こんな姿って今まで確かめプリントを解かせてる時にはなかったんですよ。 それは子供たちにとってもプリントを終わらせることが目的になっていたし、僕もクラス全員このプリントを終わらせることが目的になっていた。引きずってでも。 で、この悔しがってる子供たちがどうしたかというと、自分でAコースやBコースに戻るわけです。 もう一回、教科書を見て僕はここ復習せない、いけんとか、ミニテストでもう一回ここやるわとか。 そしたら子供たちがもう2個ぐらい別のコースを作ってほしいって言いました。これ全部45分の中ですよ。 別で、この3つ以外のことも別にやったっていいよねって。どういうことかというと、AIドリルでどんどん応用問題を自分でやりたいっていう子。 そしてもう1個のコースが、僕は水泳のコーチになるって言い出した子がいました。どういうことかというと、 自分はもう明日のテスト100点取れる自信もあるし、人に教えられるぐらいまで理解できていると。 だから、苦手な子たちと一緒に伴奏できる役にもうなれるんだって名乗り出してきたわけですよ。 いや、すごいことですよね。だって、できると分かると、教えられるって全然違うことでしょ。 この教えられるっていう領域までその子たちは自分で達してたって思ってるわけですよ。 だから僕はもう25メートルプールで言えば、50メートル、100メートルまで泳げると。 確かに200メートル、300メートルで泳げる練習をしてもいいけど、一旦10メートル、20メートルの子たちが25メートル泳げるように、僕はサポートをしたいって言い出したわけです。 いや、素晴らしい姿です。ミニ先生しなさいなんて言ってないです。やってみたい。コーチをやってみたい。 で、そのコーチ組がちょっとずつ増えてくるわけです。 で、コーチ組がどうなったかというと、うわあ、うまく教えられねえ、ちょっと待ってって言って教科書に戻るわけですよ。 で、教科書でまた自分で理解して、はいはい、えっとね、さっきのはねって言って、その子のまたコーチに戻るわけです。 こんな姿、今までなかったです。 そしてね、45分のチャイムが鳴るわけですよ。ほとんどプリントが途中とか、何かやってる途中ですよ。 で、子供たちが何を言ったかというと、頼むから次の時間も算数をさせてくれと。 この今の熱量とやる気を止まらせたくない。 なんでこんな45分あっという間なんだ、みたいな話をするわけです。 いや、没頭ってこういうことだなと思って。 これは教科の本質的な面白さとは違って、自分が主体的に粘り強く自己調整してやるっていうところだと思うんですけど、 この熱量がね、この教室すごかったんですよ、その45分。 まあ、そういうことなんだけど、うちは教科担任制で、もう次体育専科の体育の授業があったので、 ごめん、それはどう言っても無理だって言って、子供たちはえーっと言いながら体育に向かったわけです。 # 子どもの姿から、教師の当たり前を捉え直す 実際ね、その後体育から戻ってきた子供たちは 体育の授業でも体は熱量、体は温まってるけど 脳みそはまだ酸素熱のまんまで 頼むから次の国語やめて酸素させてくれってことで 子供たちといろいろ話をしながら あと15分だけ酸素していいって言って 国語もしなきゃいけないからってことで 酸素の続きをさせました。 それでもやっぱりまだ自分がやりたいことがあるから 残りはもう今日先生宿題はもう好き勝手やらせてくれと もちろん普段も漢字けてくれとかをやってるから 自分で質や量とかを決めてるんだけど内容とか 酸素もう今日はもう俺たちやってくるから 明日のテスト見といてくれみたいな感じで じゃあもういいよ君たちを信じるってことで 自分の課題になった学びをしておいでっていう風に言いました。 定出もいらないかなと思っています。 だってもうその熱量だったらやってくるし テストを見ればわかるから。 これねほんと子供の姿から気づかされたんですよ。 教師ってやっぱり長年やってたら いろんなことが当たり前になってくるでしょ。 確かめようのプリントなんて普通に1時間でやらせることが目的になってました僕も。 でももう何より嬉しかったのは 算数が苦手だって言ってた子が もう僕先生計算ドリルのここ終わってないから ここ教えてほしいって言って まあそんな子たちとマンツーマンでやれる時間が僕も増えたわけですよ。 そしたらその子たちがね わかったって今日の勉強はめっちゃわかったって言ったわけです。 これ確かめようのプリントさせる時なかったんですよ。 なんとかして終わらせようとして 終わらなかったら昼休みななんて言ったこと 昼休みやりななんて言ったこともあります。 そんな算数が好きになるわけないですよ。 だってもう子供たちにとってもプリント終わらなきゃ昼休みないし 先生にとってもなんとかしてこのプリントみんな終わらせることが目的になってるから。 やっぱり自分の現在地を見て 何をするか考え そしてやりたいことができる まあその大前提には学習期率とかありますよ。 あるけど そんな時間がやっぱりあってもいいなって子供から気づかされた 今日の一時間でした。 いやー子供はすごい やっぱりもっと子供を信じなきゃいけないし もうその授業の後ベタボメしました。 君たちの自分で学ぶ力は本当にすごいって。 # おわりに そう考えるとね、ちょっと今思ってるのは テストを受けるタイミングも ほんとみんな一律でいいのか、みたいなことはちょっと考え直してます。 まあそれが今回の本気テストみたいな感じで いつでもテストの模擬みたいなものにチャレンジできるような時間を設定してあげるで 今のところはいいのかな。 まあ業者で買ってるテストを好き勝手いつでもやっていいっていうわけにはいかないし そこまではやっぱり学年とも足並みを揃えていかなきゃいけないけど でもそうやって自分でトライする 自分の現在地から何が必要か考えるっていう時間が 時間の大切さを子供に教えてもらいました。 日本はまだまだ受験社会なので 受験って一発勝負だから その一発勝負でどれだけ自分の力を出せるかっていうことも大事なので そこに向けてね、何をすべきかってことを考えてやってほしいなと思います。 明日このままテスト受けたら30点になるな 50点になるなって思ってる子が ちょっとでもそれが伸びるように自分で努力できたらいい。 そしてテストをやって 自分の課題がまた見えて 次の単元こうしたいなとか このままテスト終わったままじゃダメだから 先生もう一回テスト受けていいみたいな子が 出てきたら嬉しいなと思いながら こんなに明日のテストが楽しみなことないです。 点数が楽しみっていうよりも 一人一人の点数が楽しみです。 平均点なんてどうでもいい。 平均点は慣らした結果でしかないから 一人一人が今日の45分とか家庭学習を通して どう伸びてきているかを見るのが こんなに楽しみなことは初めてです。 今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。 金曜日放送予定なので 皆さん今日が終われば5連休ですよ。 シルバーウィークとやらです。 思いっきり体を休めてね そして心も休めて また来週の水曜日 違うわ、来週の木曜日から 子どもたちと笑顔で迎えられるような 5連休になることを願っています。 最後1日頑張りましょう。 僕も頑張ります。 それでは。 もっと見る #算数 #自己調整 #自由進度学習 #子どもに任せる 全力バトン、つなぎます!S.Fukuda@全力先生01:291.タイトルコール03:162.たしかめのプリントをやることが目的化してる?02:313.泳げない子も泳がせようとしてた04:484.何のために何をするか02:225.子どもの姿から、教師の当たり前を捉え直す02:036.おわりにコメント感想・質問・応援メッセージを書こう まゆみ9月21日素敵な気付き!!本当の目的は・・ なるほど、ヒントをいただけました!✨🙇1返信 puchi_guso9月19日先生の話を聴くとすごいなぁという思いとともにいつも反省と悔しい気持ちにもなります。その感覚があれば、もっと子どもたちにできたことがあったなぁとか、「確かめプリントさせる」が自分の中で目的になってることに気付けてたなぁとか。教師としてまだまだ未熟だと痛感しました。とっても勉強になりました。ありがとうございました。1返信 yurika.uri9月19日選べる環境っていいですよね。うちの小2息子は夏休み明けあまり学校に行けなくなってしまいました…。算数は簡単すぎてつまらないらしく、今まで初めて知ったのはデシリットルだけだったと言っていました。入学してからずっと彼にとって算数の授業は復習でしかないんですよね。昨日遅刻して行く車の中で、学校がどうだったら楽しいんだろうねと聞いたら、選べると楽しいって言ってました。図形やかけ算の問題がこれから出てくると思うので、そしたら知らない学びを受けられるから、行ってみようと思えるかなぁなんて。1返信 Asu ka9月18日悔しがりながらさらに進んでいく子どもたちすごい👏1返信
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本当の目的は・・ なるほど、ヒントをいただけました!✨🙇
その感覚があれば、もっと子どもたちにできたことがあったなぁとか、「確かめプリントさせる」が自分の中で目的になってることに気付けてたなぁとか。
教師としてまだまだ未熟だと痛感しました。
とっても勉強になりました。ありがとうございました。
うちの小2息子は夏休み明けあまり学校に行けなくなってしまいました…。
算数は簡単すぎてつまらないらしく、今まで初めて知ったのはデシリットルだけだったと言っていました。
入学してからずっと彼にとって算数の授業は復習でしかないんですよね。
昨日遅刻して行く車の中で、学校がどうだったら楽しいんだろうねと聞いたら、
選べると楽しいって言ってました。
図形やかけ算の問題がこれから出てくると思うので、そしたら知らない学びを受けられるから、行ってみようと思えるかなぁなんて。