TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#156 日本を東西に分割する「溝」フォッサマグナとヒスイ16:39 2021年7月14日 2,201再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次日本列島誕生と大陸からの分離日本を東西に分かつフォッサマグナの出現海底だったフォッサマグナの陸地化地下翡翠が糸魚川に露出したメカニズム縄文時代を彩った翡翠文化の幕開けAI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友矢がお送りする 死なない防災 備えるラジオ 7月14日水曜日、本日も備えてまいりましょう。 # 2000年前、日本湖と日本列島の誕生 本日はシリーズ 糸井川ジオパークの2日目のお話ということで、昨日の放送では5億年前に大陸プレートと海溝プレートの間、地下深くで作られた 翡翠のお話をいたしました。本日はこの続きで、では日本列島の地下で作られた翡翠が、なぜ糸井川周辺で産出するのか取れるのかと、そんなお話をしてまいりたいなと思います。 日本の国の意思、国籍でもある翡翠は、およそ5億年前、大陸プレートと海溝プレートの境界、地下深くで生成されたと考えられております。 この翡翠、地下の岩盤や周囲の影響を受けまして、少しずつ少しずつ地上に向かって移動を始めまして、およそ2.5億年前から2億年前ほど、この頃の時代に比較的地上に近い場所まで持ち上がってきたと推定されております。 ところが地上近くまで上がってきたとはいえ、それはやっぱり地下の話ですので、そのままでは翡翠を人類がゲットすることはできません。 ではこの翡翠、もう少し使いやすい場所まで出てきてほしいなということなんですが、ここでもう一つのポイントになる、糸井川ジオパークの特徴がフォッサマグナ、そして糸井川静岡構造線というキーワードになります。 日本列島が生まれ始めたのは、今からおよそ2000万年前の頃と推定されております。この頃の日本列島はまだ島ではありませんでした。 ユーラシア大陸の一部、まさに東の端っこ、今でいうと朝鮮半島から北朝鮮あたりですね、そのあたりにくっついていた陸地の一部が今の日本列島ということになります。 最初は島ではなかったんですね。この頃、地下のマントル活動や火山活動によって、ユーラシア大陸の東の端っこ、今の日本列島になる部分が文字通り裂け始めました。 おそらくは繰り返し繰り返し、巨大な地震や巨大な噴火が起こって、大地が少しずつ裂け始める。 もし当時その場に誰か人がいて、それを目撃していたらどんな感じだったんでしょうか。 ある日、巨大な地震が起こりました。この地震の影響で小さな割れ目、地割れが発生しました。 そしてその地割れは次第に大きな溝となり谷となり、地震や噴火などが繰り返すたびにだんだんだんだんと広がっていきまして、巨大な割れ目となる。 そしてこの割れ目がもう割れ目と呼べないほどの大きな大きな溝となった。それが将来日本海になる場所、当時巨大な湖として生まれたんですね。 大陸の端っこが引き裂かれて巨大な割れ目となり、そして日本海になる場所が巨大な湖になったということが想定されております。 なんでそんなことがわかるのかといえば、この巨大な湖であった場所と推定される場所、つまり今の日本海の地下ということになりますが、 この日本海の地下海底からは淡水魚などの化石が見つかっているからなんですね。昔はここは海ではなくて淡水のお魚が住んでいたと、そういった証拠が出てきているということになります。 ちなみにこの日本列島が大陸から引き裂かれ始めた頃、同じ頃ヨーロッパではアルプス山脈が作られ始めて、ユーラシア大陸の真ん中ではヒマラヤ山脈などが生まれていると、地球が全体的に激しく動いていた、そんな時代だったということでございます。 そしてさらに今から1500万年ほど前になりますと、将来日本海になる場所に生まれた巨大な湖、日本湖とでも言うんでしょうか、その日本湖、日本湖ですね、これはさらに広がりまして、いよいよ端っこから海水が侵入し始めて太平洋とつながることになります。 海となりました。日本海の誕生でございます。そしてこの頃ですね、日本列島になる陸地の部分というものは大陸から引き裂かれて真ん中には日本海が徐々に生まれ始めて、太平洋側にどんどん押し出されていったことになるんですけれども、 主にですね、西側と東側に避けた陸地がグーッと移動していきまして、西と東に陸地が分かれると、移動するとどうなるか、真ん中が割れるんですね、パカッと割れました。現在の地名で言いますと、北海道から東北辺りは2000万年前に大陸から割れた陸地の東側、 そして近畿四国九州辺りですね、この辺りは同じく2000万年前に大陸から引き裂かれて割れた陸地の西側ということになるので、日本の北と西南の地域というのはものすごく古い地層なんですね、数億年前からの地層がそのまま残っております。 一方、現在の日本の中央部ですね、関東、静岡、甲信越辺り、新潟辺りまでの日本の中央部というのは、この日本海が生まれた頃に、西と東に大陸が、大陸というか日本列島の一部が移動したことで、真っ二つに割れて、裂けて、沈んで、海の底になっておりました。 この日本列島が東西に割れた頃ですね、海底だったくぼみ一帯をフォッサマグナと呼ぶことになります。 このフォッサマグナという言葉は、ラテン語で大きな溝という意味の言葉を意味するんですが、日本の東西を分割する巨大な溝、これがフォッサマグナでございます。 ちなみにフォッサマグナ、なんでラテン語なのかといえば、フォッサマグナの地形を最初に観測して、どうやらここは地質学上溝だと、そういったことを論文にまとめて発表し、フォッサマグナと命名したのがドイツ人だったからなんですね。 この方何者なのかというと、明治時代の初期に明治政府の依頼でドイツから招かれて、そして日本国内の地質学のいろいろな調査を行った科学者、ハインリヒ・エドムント・ナウマン博士という方がフォッサマグナを発見して命名したということになります。 ちなみに日本海が誕生して、日本の東西がフォッサマグナ海峡で隔たれていた時代、この頃は人はまだいなかったんですね。 人とオランウータンが分岐して、この後いよいよ類人猿が登場する時代に突入すると、そんな頃、人間がまだ登場しない頃、お猿だった頃に日本海が誕生したということになります。 # フォッサマグナの隆起とヒスイの露出 このフォッサマグナ海峡となった海は、次第に海底の土砂、海底火山の噴火、またプレート活動などの影響で、徐々に埋め立てられて、 隆起して、だんだん盛り上がっていきます。これが今から1200万年あたりと考えられております。 その後も日本列島全体が徐々に隆起を続けまして、海底から持ち上がり始めて、陸地の面積がだんだん広がり、 そして最初は陸地で、途中で海になったフォッサマグナ海峡、ここもすべて埋め立てられて陸地になりました。 時代で言えば今から300万年あたりの状況ということになります。 ちなみにこの頃、琵琶湖が誕生したのもこの頃ということで、琵琶湖はかなり古い湖と、世界的に見ても古い湖ということになります。 また生物で言うと、生物というか我々のご先祖で言うと、アウストラロピテクスが最初の人類として登場した。 それがこのフォッサマグナ海峡が埋め立てられて陸地になった頃だということになります。 この頃から日本列島全体でですね、大きな地震や火山の噴火などが継続的に起こりまして、現在の日本列島の地形を作っていくことになります。 ということで、1500万年前あたりには海底だったフォッサマグナ、300万年前あたりにはようやく陸地となりました。 現在パッと見ではですね、フォッサマグナの存在を知ることはできないんですけれども、この日本の各地の地層を調査しますと、明らかに日本の東西は違った地層になっている。 厳密に言うと、日本の西側と東側は元々ユーラシア大陸の一部だったので、同じような地層ということになるんですが、日本の真ん中が明らかに違うと新しいんですね。 海の中からだんだん砂などが埋まってできた地層だということで、ちょっと違った溝っぽいものがあるぞということになっております。 そしてこの溝、フォッサマグナの西の端っこが糸井川、静岡構造線と呼ばれる非常に長い断層、日本を南北に貫く断層の一つということになっております。 そして舞台は再び新潟県糸井川市でございます。 糸井川市の中心部には川が流れております。姫川と呼ばれる川なんですけれども、この姫川は長野県から新潟県糸井川市までまっすぐ北上する川なんですが、この姫川がおおむね糸井川、静岡構造線に沿って流れている川ということになります。 つまりこの姫川の西側は2000年前にユーラシア大陸から避けて生まれた古い日本列島の地層、そして姫川の東側はもともとフォッサマグナ海峡として海の底だった場所ということになるんです。 今この姫川に立って西と東を眺めても見える景色は全く同じなんですけれども、生えている草などはさすがに同じものが生えているんですが、地面を深く掘っていくと明らかに違うと、その境界がこの姫川ということになるんです。 そしてポイントになるのが秘水でございます。秘水は2億年ほど前から今の日本列島の地下に埋まっておりました。 そして2000万年前に日本列島が大陸から避けてフォッサマグナとなる部分が大きく割れて溝になりました。 溝になった、つまり大地が裂けてその地下が地上に露出してきたということなんですね。 ということは地下に眠っていた秘水がフォッサマグナの境界部分に沿って地上に露出してきた可能性があるということになります。 そしてこのフォッサマグナ、徐々に埋め立てられ隆起して、一時は海底になりましたが再び陸地になって日本列島の一部になりました。 この時フォッサマグナの溝に落ちたというか露出したというか、そういった秘水もその辺にポイッと放り出されたということが想定されます。 糸井川は秘水の産地です。そしてこの糸井川の中でも秘水がどこから出てくるのかというと、姫川の上流にこの産地が集中しております。 姫川はフォッサマグナの西の端っこ、糸井川静岡構造線に沿って流れております。 フォッサマグナの境界、まさに地上が裂けた場所ですね。 この場所に地下に眠っていた秘水が転がり出てきて、地上に出て、そして姫川の流れに沿って次第に海の方に流れ、海岸などでも秘水が取れるようになった。 そして人類がこれに気づくことができるようになったと、そんなストーリーになってまいります。 # ある縄文人の日常 こうして完成した現在の日本列島ということになるんですけれども、 日本列島が今の形になった当初は当然ながら動物しか住んでおりませんでした。 人類が日本列島に到達したのは、およそ今から3万8千年ほど前あたりと想定されております。 旧石器時代が日本列島でも始まります。 当初は原始的な生活をしていた人類ですけれども、 徐々に技術や文化が発展しまして、石器などを活用して日々の生活を行った、 そういったことが推定されるわけでございます。 そして今から約6500年ほど前、縄文時代になりますが、 糸井川周辺にも人類が定住を始めていた、そういったことが分かっております。 そして当時この糸井川周辺に定住し始めた人類は、日々の生活を行うための道具として石器、石を使っておりました。 いろんな石を割って、いわゆる魔性石器、教科書で習った言葉、思い出されるかもしれませんが、 石を割って魔性石器を作って、ナイフにしたりハンマーにしたり、 いろいろな道具を作って日々の生活に使っていたと、そんなことが想像されるわけでございます。 そしてここからは私の完全な想像のお話なんですけれども、 ある日、縄文人の一人である糸井川太郎氏、21歳は、姫川の近くで拾った石を割って石器を作ろうとしていました。 この糸井川太郎さん、河原でこの石を拾った時に何かビビッとくるような反応を得たんですね。 おや、この石は何か重いなと。他の石と比べてずいぶん重い、ずっしりとした感触があって、 何だかいい感じの石器が作れるような気がする。そんなことを彼は考えたに違いありません。 そして縦穴式住居である自宅に戻って、中は暗いのでおそらく外ですね。 自宅の脇で拾った石を割ろうとしました。ところがどうも割れません。 それどころか叩きつけた他の石がかえって砕ける始末。 姫川で糸井川太郎さんが拾ったこの石、重たいだけではなくてとんでもなく頑丈な石だったんですね。 そこでこの太郎氏、21歳は、この重い石でじゃあ他の石を叩き割ったらいいんじゃないかということで、 石を割るのではなくて割るための石として活用し始めました。するとどうでしょうか。 面白いように他の石がパカパカパカパカ割れていきます。 こうして糸井川太郎さんは集落の石割り名人として活動することになるんですけれども、 この重たくてめちゃくちゃに頑丈な石は徐々に村の中の口コミで、 集落の人々に伝わって、おいあの姫川で採れる、当時姫川と呼んでいたかわかりませんが、 あの川で採れるこんな石がいいぞと、お前らもこの石拾ってこい、すごいはかどるぞと、 そんな感じでですね、次第にこの集落のみんなが便利な道具として、このやたらと重くて頑丈な石を活用し始めます。 この重くて頑丈な石こそ、まさに翡翠の原石ということになるんです。 この翡翠を使って糸井川の縄文文化が無双を始めます。 黄金時代もとい翡翠時代の始まりということになります。 ということで本日はですね、糸井川ジオパーク、シリーズ糸井川ジオパークで地下深くに存在していた翡翠が、 フォスタマグナの誕生とともに糸井川周辺にばら撒かれたであろう、 そしてそれを縄文人が偶然拾って活用を始めたに違いない、そういったお話でございました。 本当はもう少し先まで踏み込みたかったんですがだいぶ長くなってしまいましたので、 今日はここまでにいたします。 次回は今度こそですね、この翡翠と縄文文化とそして防災のお話をしてまいりたいと思います。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #糸魚川 #ヒスイ #フォッサマグナ 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/7/14/07:082.2000年前、日本湖と日本列島の誕生05:023.フォッサマグナの隆起とヒスイの露出04:174.ある縄文人の日常コメント感想・質問・応援メッセージを書こう りく@そなえるらじお2週目8月18日🦀🦀🦀2週目返信 ちゃとらねこ2021年7月14日高荷先生おはようございます(๑•̀ •́)و✧すいよーび今朝起きるの大変でした笑そもそも論日本の国石が翡翠…どころが国石というものがあるのをこの放送で知りました(・∀・)今回の学び(*´∀`*)石割名人 糸魚川太郎氏(21)が翡翠時代を作ったw1返信 高荷智也2021年7月14日おはようございます(・∀・)/週の真ん中にお休みが欲しいですね…!次回、糸魚川太郎氏(21)の活躍にご期待下さいw1
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おはようございます(๑•̀ •́)و✧
すいよーび今朝起きるの大変でした笑
そもそも論日本の国石が翡翠…どころが国石というものがあるのをこの放送で知りました(・∀・)
今回の学び(*´∀`*)
石割名人 糸魚川太郎氏(21)が翡翠時代を作ったw
週の真ん中にお休みが欲しいですね…!
次回、糸魚川太郎氏(21)の活躍にご期待下さいw