TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#160 防災に不可欠な人工衛星と増加し続けるスペースデブリ12:21 2021年7月20日 1,531再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次人工衛星と宇宙のゴミ「スペースデブリ」の脅威宇宙ゴミはなぜ危険?衝突が引き起こす連鎖とは数億個!地球を取り巻く宇宙ゴミの衝撃的な実態日本の守護神「ひまわり」と防災衛星の重要性スターリンクが加速?宇宙ゴミ問題の未来とはAI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー 高荷友也がお送りする 死なない防災 備えるラジオ 7月20日火曜日 本日も備えて参りましょう # 人工衛星の天敵スペースデブリ 本日は、人工衛星とスペースデブリのお話でございます。 本日7月20日は、今から52年前の本日、1969年7月20日にアメリカの宇宙船アポロ11号が月面に着陸した日でございます。 これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である、 アポロ11号のアームストロング船長の有名な言葉がございますけれども、 私個人的には、このアポロ11号の月面着陸というプロジェクトは、 人類の成し遂げた様々な偉業の中でナンバーワンではないかと思っております。 なぜなのか、例えば、私たちが素手では立ち打ちできない動物というのは地上にたくさんおります。 それから人類がたどり着けない深海にも生き物が泳いでいます。 また、大災害が起こって人類が滅亡してしまったとしても、おそらく何かしらの生命体は生き延びると思います。 しかし、地球から他の天体へ移動することができる生命は人類しかおりません。 この第一歩となった月面着陸というのは、人類が地球上の他の生命体と決定的に異なると、 そういうことを示した意味で非常に偉大な功績なのではないかなと思っております。 ところで、このアポロ11号の前に、いろいろアメリカ、ソ連は宇宙開発競争を繰り広げておりましたけれども、 人類が初めて人工衛星を打ち上げたのは1957年のことでした。 ソビエト連邦のスプートニク1号が初めての人工衛星となっております。 ここから人類が月面にたどり着くまで、わずか12年ということですので、 この頃の宇宙開発競争は本当に激烈だったんだろうなということがよくわかります。 ちなみにこのスプートニク1号、世界初の人工衛星が打ち上げられたわずか1ヶ月後には、 早くもスプートニク2号が打ち上げられました。 このスプートニク2号は、生き物を乗せるということが重要なミッションになっておりまして、 この時には犬が乗せられたんですね。 世界で初めて宇宙を飛んだ生き物は犬だったということでございます。 この宇宙開発が始まった時代から現代まで、徐々に大きくなっている問題というものがございます。 それが宇宙のゴミ問題、スペースデブリです。 スペースデブリは、太陽年数を超えたり、あるいは故障したりして動かなくなった人工衛星ですとか、 あるいは打ち上げに使われたロケットの本体ですとか、 あるいは例えば宇宙飛行士が宇宙ですね、戦害作業をしている時にうっかり落としてしまった道具ですとか、 あるいはこういったデブリ同士が衝突して砕けて細かくなったデブリの破片は、 そういったものを含めていろいろなものが存在しています。 スプートニク1号の打ち上げ以来、世界各国では数千回を超えるロケットの打ち上げが行われてきております。 もちろん日本もこの中に加わっているということになりますが、 この打ち上げの度に、あるいは人工衛星の運用が始まる度に、少しずつですね、スペースデブリが増加しております。 スペースデブリは最終的にはですね、地球の引力に惹かれて落下をして、大気圏で燃えてなくなるということになるんですけれども、 現状はこのデブリが減っていくペースよりも増えるペースの方がはるかに早く、 加速度的にですね、この宇宙ゴミが増え続けていると、そんな状態になっております。 なぜこの宇宙ゴミが問題なのか、それはこのスペースデブリというものが、他の人工衛星や宇宙船を破壊する原因となるからなんです。 このスペースデブリは秒速数キロ、時速に直せば数万キロというスピードでですね、宇宙空間をものすごいスピードで移動しております。 スピードが速い物体は大きなエネルギーを持ちますので、わずか10センチほどのスペースデブリであったとしても、 これが宇宙船や他の人工衛星に衝突しますと、完全に相手を破壊すると、そういう恐れがあるんです。 そしてまずいことにですね、この破壊された宇宙船や人工衛星は、その瞬間に新しいスペースデブリとなります。 しかも一つじゃないんですね。バラバラに破壊された場合には、この破壊された破片一つ一つがスペースデブリとなり、 それがまた別の宇宙船や人工衛星にぶつかって破壊する、そういった連鎖的なスペースデブリの増加というものが起こる恐れがある。 そしてこれはスペースデブリが増えれば増えるほど、衝突の確率が上がりますので、もう止められない、止まらない、そんな状況になる可能性があると、 こういった問題が現在指摘されております。 ちなみにこのスペースデブリ、一体どのぐらいの数があるのかということなんですが、 日本のJAXAの資料によれば、2020年の時点で宇宙船や人工衛星を一撃で破壊する恐れがある、 大きさ10センチ以上のスペースデブリの数は、およそ2万個存在して宇宙空間をビュンビュン飛んでいるということなんです。 さらに、衝突すれば人工衛星の機能を一瞬で止める可能性がある1センチ以上のデブリ、これの数は50万個から70万個以上存在する。 また、衝突すればぶつかった機械を故障させる恐れがある1ミリ以上の小さなデブリ、この数に至っては、 なんと1億個以上が現在地球の周りを回っているというふうに推定されております。 このスペースデブリ、ゴミですので除去したいわけなんですが、除去する計画も様々に考えられているんですけれども、 何しろ宇宙空間の話ですし、また1億個以上もある数ミリのデブリをすべて除去するには、 現在の技術ではまだまだ到底どうにかできるものではないということで、根本的な解決方法はまだ生まれていないというのが現状でございます。 # 気象衛星ひまわりは日本を守る守護神 さて、防災対策においても、人工衛星というのは欠かせない存在でございます。 例えば、私たちに馴染み深いもので言うと、気象衛星、ひまわり。 現在はひまわり8号が気象観測を行っておりますけれども、 既にひまわり9号の打ち上げがだいぶ前に終わっておりまして、 いつでも交代できるように隣で待機しております。 来年2022年からは、ひまわり9号が気象観測を開始する予定にもなっております。 かつての日本では、毎年の台風で数千名以上の死亡者を発生させると、 そういった大きな被害が多く発生しておりました。 気象観測網が充実していなかった頃は、台風が不意打ちで接近して、 気付いた時には大雨や高潮が発生し、避難する間もなく洪水や土砂災害が起こる、 そういうことが非常に多く発生していたのです。 ただ、ある一時から台風による不意打ちが激減します。 1960年代に入りまして、富士山の山頂に富士山レーダーを建設し、 さらに1977年にひまわり1号が打ち上げられまして、 宇宙からの気象観測が本格化しますと、台風の不意打ちはなくなりました。 何しろ目で見えるようになりましたので、 この気象観測のデータを使った天気予報の精度がものすごく良くなったということです。 現在は、いつどこにどのくらいの台風が来るのか、 ほぼ予知並みの精度で予測することができるようになっておりますが、 こうした気象観測には、現在人工衛星のデータが絶対に欠かせないものになっております。 また、各種の自然災害や大事故が発生した時には、 例えば人工衛星による緊急観測で撮影とかデータの取得が素早く行われることがあります。 これ例えば、現在JAXAの人工衛星第1、2号ですとか、 NECが保有するレーダー衛星、アスナロン2号、こういったものが活躍しております。 また、緊急時の連絡には通信衛星が不可欠ですし、 スマートフォンで現在地を調べて避難先を把握する、 このためにはGPS衛星が不可欠になるということでございます。 これら日常生活にも防災対策にも不可欠である人工衛星、 また、究極の防災対策である宇宙進出には、 この宇宙の安全を確保しなければいけないスペースデブリ問題への対応が不可欠であるということが言えるんです。 ちなみに、先日の放送でお話をしたアメリカのイーロン・マスクさんのお話をちょっとしましたが、 アメリカの宇宙開発ベンチャースペースX社では、 今年の8月間もなく、北極と南極を除く全世界で、 衛星ブロードバンドサービス、スターリンクというものを開始する予定なんです。 これは専用の端末などを使うことによって、地球のどこにいてもインターネットに楽々接続ができるようになると、 そういったちょっとすごいサービスが間もなく始まるんですけれども、 このスターリンクというサービスはスペースX社が打ち上げた人工衛星を使って行うサービスなんですが、 なんと今の時点で1800機を超える人工衛星が濃密な通信回線を構成しているんです。 さらにまだまだ打ち上げは続きまして、最終的にはこの人工衛星12000機まで増加させる計画ということになっているんです。 こうなりますとスペースX社、これ民間企業ですよ。単独で打ち上げる人工衛星の数は1万機を超えるということになるんですが、 この1万機を超える人工衛星というのは、これまで人類が世界中で打ち上げてきた人工衛星の数を超えてしまうんです。 宇宙開発というのはもう国家プロジェクトだけではなくて、民間企業がビジネスベースで行う時代になってきていると、 そういうことを象徴するのがこのスターリンクという新しいサービスなんですけれども、 ただこれということはですね、近い将来人工衛星の数が単純に考えて2倍以上になるということになるんです。 またスペースデブリが爆発的に増大する可能性も秘めているということになりますので、 この人工衛星を使って便利になればなるほどですね、宇宙、地球ともにゴミ問題の解決、 これを何とかしなくてはその先に進むことができなくなると、そういうことをですね、深く考える必要があるということは言えそうでございます。 ということで本日はスペースデブリと人工衛星に関するお話でございました。 避難所生活や自宅での在宅避難で最も重要な課題の一つはトイレ対策です。 また非常食を食べたらゴミ回収が始まるまでは自宅にゴミを保管しておく必要があります。 また大規模な自然災害が起こったときに行政が課題となるのは大量のがれきやゴミ廃棄の問題でございます。 防災対策を考えるときにはゴミ問題が大変重要ですが、これは地上だけでなく今後は宇宙も同じような問題が大きくなっていくということでございます。 それでは皆様本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #人工衛星 #スペースデブリ 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/7/20/06:302.人工衛星の天敵スペースデブリ05:393.気象衛星ひまわりは日本を守る守護神コメント感想・質問・応援メッセージを書こう りく@そなえるらじお2週目8月19日🦀🦀🦀2週目返信 ちゃとらねこ2021年7月20日高荷先生おはようございます( *´꒳`*)スペースデブリ 宇宙ゴミの単語は知ってましたが、どんなものを指すかは知らなかったです。ゴミ問題は海や山だけではなく宇宙もなのか…。ひまわりそんなに代替わりしていたとは(・∀・)🌻今も台風は沖縄辺りにありますね。これは本州には来ないようで安心しています。ひまわりありがとう🌻2返信 高荷智也2021年7月20日おはようございます(・∀・)/人がいる所にゴミあり、貝塚…などゴミも数千年経過すればロマンですが、生まれたばかりの廃棄物は処理方法を適切にしないと二次災害を招きますね…。台風シーズンも始まりました、ひまわりの観測に期待したいところです🌻1
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おはようございます( *´꒳`*)
スペースデブリ 宇宙ゴミの単語は知ってましたが、どんなものを指すかは知らなかったです。ゴミ問題は海や山だけではなく宇宙もなのか…。
ひまわりそんなに代替わりしていたとは(・∀・)🌻
今も台風は沖縄辺りにありますね。
これは本州には来ないようで安心しています。ひまわりありがとう🌻
人がいる所にゴミあり、貝塚…などゴミも数千年経過すればロマンですが、生まれたばかりの廃棄物は処理方法を適切にしないと二次災害を招きますね…。台風シーズンも始まりました、ひまわりの観測に期待したいところです🌻