TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#172 ついに東海地震!?とざわついた2009年駿河湾地震11:42 2021年8月11日 1,530再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次2009年駿河湾地震 静岡を襲ったM6.5の衝撃M6.5ながら被害が軽減された要因東海地震 167年周期が示す次の危機駿河湾地震は東海地震前兆だったのか備え続ける南海トラフ地震への教訓AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高木智弥がお送りする 「しなない防災 備えるラジオ」 8月11日水曜日、本日も備えて参りましょう。 # 2009年8月11日・駿河湾地震 本日は東海地震に関するお話でございます。 12年前の本日、静岡県を中心に日本中がヒヤッとした大地震が発生しました。 2009年、平成21年8月11日、早朝5時7分に、静岡県尾前崎沖の駿河湾でマグニチュード6.5の大地震が発生いたしました。 通称2009年駿河湾地震と呼ばれる地震でございます。 この地震で、静岡県内の複数の地域で震度6弱の強い揺れを観測しまして、静岡県八重洲市では最大60センチの津波を観測しております。 また、この地震では死者1名、重傷者18名、住宅の半壊6棟、一部損壊8666棟の被害が発生しております。 この被害なんですけれども、マグニチュード6.5、最大震度6弱の地震としては、比較的ですね、被害が小さかったことが特徴となっております。 亡くなられた1名の方は、当時43歳の女性の方だったんですけれども、部屋に積まれていた書籍、本ですね、こういったものが地震によって落下して圧死されてしまったと、そういった発表がなされております。 また、住宅被害においては建物の全壊はゼロ、半壊が6棟と、地震の揺れの大きさの割には被害が小さくなっているんですけれども、これは地震の揺れ方、この揺れ方が木造住宅を強く破壊する揺れ方ではなかったということが幸いしています。 また、静岡県という地域は、もともと東海地震などに備えまして、建物の耐震化ですとか、そういった地震対策が全国的にも進められていた地域であったと、こういった揺れ方等を備え、2つの要素が重なった結果、地震の規模の割には比較的被害が小さく済んだと、そういうことになっております。 建物が破壊されなければ、行きうめになる方も少なくなる。建物が破壊されなければ、火災も発生しづらくなる。結果、全体としての被害も軽減される。こういった大地震対策で最も重要なこと、これが1つ形となっていたのが、2009年の駿河湾地震ということでございました。 そして、この駿河湾地震、特徴の1つが、地震の規模に比べての被害の小ささということになるんですが、もう1つ特徴といいますか、注目された点というものがございます。それは被害の内容そのものではなくて、もう1つの理由、つまり東海地震につながるのかと、そういった点でございました。 # 想定東海地震ではなかったが… 2011年の311東日本大震災以降、南海トラフ地震の発生が強く警戒されております。 そしてこの駿河湾地震が発生した2009年当時は、まだ南海トラフ地震という言葉はあまり使われていなかったんです。 では南海トラフ地震、何と呼ばれていたのかと言いますと、言葉上では東海・東南海・南海連動地震、そういった言葉が使われておりました。 どちらも地震の想定されている震源域としましては、同じ南海トラフ地震のエリアということになるんですけれども、 2009年当時は、この南海トラフエリアで発生する大きな地震、これを一つの巨大地震として捉えるのではなくて、 東海地震の想定、および東南海・南海地震の想定、この2つに分けて対策などが検討されていた、そういった資料などが多く作られておりました。 その後、気運が変わったのが2011年の3.11東日本大震災ということで、それまで日本の周辺ではあまり想定されていなかったマグニチュード9という、 まさに想定外の巨大地震、これが3.11で発生したと、こういったことを受けまして、 もしかすると南海トラフエリアで発生する地震についても同じような想定をしていくべきではないのかと、そういったことがいろいろと考え方が変わっていきまして、 すべてが連動する最大級の地震被害、そういったものを使って被害の想定、津波の想定、そういうことをした方が良いのではないかと、 そんなことで、それまでは東海、東南海、南海地震、そういう形で呼ばれていた、あるいは対策が検討されていたこの地域の地震が南海トラフ巨大地震というふうに一つにくくられまして、 新しい被害想定、より大きな被害想定などが盛んに行われる、作られる、そういうふうになってきたという経緯がございます。 そしてこの南海トラフエリアで発生すると想定されている地震、いくつかの地震がございます。静岡県の駿河湾沖を震源とする、いわゆる東海地震、 そして三重から紀伊半島沖を震源とする、想定されている東南海地震、また紀伊半島の西側及び四国沖を震源とする、そういう想定がされている南海地震、 そして宮崎沖を震源とする、そういう想定がされている湘南地震、こういったいくつかの地震が想定されておりまして、全てまとめると南海トラフ巨大地震というものになる。 なるというよりは、この分け方というのはあくまでも人間の都合ということになりますので、次の大地震、この南海トラフエリアの次の大地震でどのエリアが揺れるか、 いくつかがまとめて揺れるのか、それともバラバラに揺れるのか、全部まとめて巨大な南海トラフ巨大地震になるのか、何が起こるのかはまだ分かりません。 ただ分かっていることとしては、周期性なんですね。南海トラフのこのエリアでは、だいたい90年から150年程度の周期で、津波を伴う大地震が繰り返し発生している、そういう歴史的な事実だけは分かっているということになります。 前回のこのエリアでの地震は、75年前に発生した南海地震、そして77年前に発生した東南海地震でございます。 この75年前と77年前の地震は、昭和南海地震、そして昭和東南海地震と呼ばれておりまして、いわゆる前回の南海トラフ地震として認識されているということになります。 一方で駿河湾を震源とする、いわゆる東海地震、東海地震も同じく周期的に発生しているんですけれども、この駿河湾沖の地震というものは、前回の昭和の南海トラフ地震では揺れていなかったんです。 この駿河湾が揺れた時期というのは、さらに遡りまして、1854年の安政東海地震まで遡ることになります。 江戸時代ですね。この安政東海地震が発生したのが、今から167年前ということになりますので、90年から150年程度の周期で揺れているこのエリア、南海トラフエリアの地震の周期で言えば、もう167年経ってますので、いつ発生してもおかしくないよねと、そういう時期になっている。 ゆえに次の南海トラフ地震の発生が恐れられているということになるわけでございます。 そしてこの2009年の駿河湾地震の時にもですね、前回の安政東海地震から155年が経過したタイミングで、駿河湾で大きな地震がドカンと起きましたので、これまず揺れた瞬間ですね、 特に静岡県民、多くの方々が、ついにあの東海地震が来たかと、ある種の覚悟を決めたというふうに思われます。 また揺れが収まった後はですね、あの東海地震の割には揺れが小さかったような、と言ってもあの東海地震と言われていただけで誰も体験したことはありませんでしたので、 こんなもので済んだのか、ああ良かった、もしくはこれはもしかすると次にやってくる本番に向けての前兆ではないのかと、そういうことを考えた方も多くいたのではということが想像されるわけでございます。 実際2009年に駿河湾地震が発生した直後、当時国がですね、唯一正式に行っていた地震予知活動の一環としまして、東海地震観測情報というものが発表されまして、 また気象庁にいわゆる地震学の有識者の方々が招かれて、この地震はより大きな想定東海地震につながるのかどうか、いわゆる判定会と呼ばれるような会議ですね。 これが招集されて検討がなされました。そして結論としてはですね、この地震は想定されている東海地震ではないし、想定されている東海地震の前兆でもないと、 やや異なる場所で発生した地震、たまたま駿河湾で発生した単体の強い地震ではないかと思われると、そういう結論が出されまして、 実際その12年後の本日現在まで、この想定されていた東海地震は発生していないと、そういうことになっております。 ということで本日は、この2009年駿河湾地震に関するお話でございました。 2009年の駿河湾地震の後、どうなったのか、結局現在までですね、想定されている東海地震、また想定されている南海トラフエリアでの地震というものは、まだ発生していません。 その代わりに起きたのが、2年後、2011年の311、東北地方太平洋沖地震による東日本大震災ということになりました。 南海トラフ地震がいつ来てもおかしくない、駿河湾地震の後、大きな地震が誘発されてもおかしくない、そういうことが言われていましたが、結局地震が起きたのは東北地方だったということになります。 日本という国は、どの地震がどの地震の前兆なのかということはわかりません。 また大きな地震の予知、これも正規式にはできないということになっております。 今この瞬間にお手元のスマートフォン、パソコンから緊急地震速報が鳴ってもおかしくない、また引き続き南海トラフ地震、今日明日起きてもおかしくない、引き続きの備えが必要だということになるわけでございます。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #地震対策 #東海地震 #南海トラフ地震 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/8/11/03:062.2009年8月11日・駿河湾地震08:243.想定東海地震ではなかったが…コメント感想・質問・応援メッセージを書こう りく@そなえるらじお2週目8月19日🦀🦀🦀2週目返信 ちゃとらねこ2021年8月11日高荷先生おはようございます°ʚ(*´˘`*)ɞ°建物が1番大事、そしてそれだけではなく家の中の収納(片付け)が大事。それがはっきりした地震ですね。疲れてくるとちからり出すから気をつけよう(´∩ω∩`)想定されている東海地震(の前兆)ではないという結論を出すのは非常に難しいですね。(´・×・`)2返信 高荷智也2021年8月16日おはようございます(・∀・)/それが前兆でないことを証明する、というのは悪魔の証明にも近い考え方ですので、やはり現代においては、予知より防災ですね。お片付け大切です…!!1
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建物が1番大事、そしてそれだけではなく家の中の収納(片付け)が大事。
それがはっきりした地震ですね。
疲れてくるとちからり出すから気をつけよう(´∩ω∩`)
想定されている東海地震(の前兆)ではないという結論を出すのは非常に難しいですね。(´・×・`)
それが前兆でないことを証明する、というのは悪魔の証明にも近い考え方ですので、やはり現代においては、予知より防災ですね。お片付け大切です…!!