TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#180 富士山噴火、避難すべき方向は?ヒントは物流にあり!13:36 2021年8月24日 1,751再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ポンペイ滅亡の謎と風向きの重要性富士山噴火 火山灰で首都圏停滞の危機火砕流の脅威と広域避難の鉄則とは分断される日本列島!物資供給の死角富士山噴火、避難先は北陸経由の西日本?AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 そなえ防災アドバイザー、高木智弥がお送りする 死なない防災、そなえるラジオ。 8月24日、火曜日。 本日も、そなえて参りましょう。 # 西暦79年ローマ・ヴェスヴィオ火山噴火でポンペイ消滅 本日は大規模噴火時の広域避難に関するお話でございます。 本日8月24日は、今から1942年前、すごいですね、大昔です。 イタリアのベスビオ火山が巨大噴火を起こした日でございます。 ベスビオ火山と言われても、なんかピンとこないなと、そういう方は多いかもしれませんが、 ローマのポンペイを生き埋めにした火山と言われると、あああれねと、なんとなく理解できるかもしれません。 西暦79年の8月24日のお昼過ぎ、ベスビオ火山が大規模な噴火を起こしました。 噴火の規模は極めて大きく、直後から大量の粉石や火山灰が、麓にあったポンペイの街に降り注ぎました。 当時、ポンペイの人口は2万人ほどだったと推定されていますが、ほとんどの方、9割くらいの住民の方々は、これは大変なことが起きたと火山灰の中を避難して、街を離れていったんですね。 そしてこの噴火、翌日になっても大規模な噴火が続きまして、8月25日の朝、大規模な火災流がポンペイの街を直撃し、 避難をしていなかった、残っていた1割、2000名ほどの住民全員が火災流に飲まれて、即死をしてしまったということでございます。 この域埋めになった方々が、現在、遺跡となって発掘されている、いわゆるポンペイの街、そして石膏で固められている、発掘された当時の人々の姿ということになります。 ちなみに、余談といいますか、大切な話なんですけれども、レスビオ火山の噴火は、8月24日、今日という節と、10月の中旬頃ではないかという節の2つがあるんです。 残された文献的には、8月の噴火というふうにあったんですけれども、ポンペイの街から実際に発掘された、住民たちが着ていたと思われる衣類、あるいは農作物とか、その当時の道具、そういったものの様子から考察をしますと、 夏じゃなくて10月頃じゃないかと、そういう推定がされていたんですね。このレスビオ火山の噴火が、8月なのか、それとも10月なのか、長らく8月24日の方が定節とされてきたんですけれども、 最近です。2018年のポンペイの発掘調査で、ポンペイの遺跡の中から、特定の日付を意味すると見られる、壁の落書き、落書きというのは今の我々の感覚かもしれませんが、そういった記述が新たに発見されまして、 この日付を解読したところ、おそらく噴火は10月の方だったのではないかと、そういった形で最近は見られるようになっています。 さて、この日付なんですけれども、2000年も前の噴火、大体の日付がわかっているだけでも十分じゃないかと思われるかもしれないんですが、結構この時期がいつなのかというのは重要なポイントになる可能性があるんです。 例えば日本です。私たちが住む日本も火山大国ということになりますが、とりわけ最近よく言われている脅威が富士山の噴火でございます。 富士山が噴火をした時には首都圏にも大きな影響、とりわけ火山灰によるライフラインへの影響というものが心配されているんですが、 火山の噴火による火山灰の影響、具体的に言うとどの方向のどのぐらいの距離まで飛ぶのかと、これは風向きで決まります。 8月の富士山周辺の風向きは結構ばらつきがあるんですね。 東西南北、わりとどの方向にも風が吹く可能性がありますので、真夏に富士山が噴火をすると果たしてどの方向に大きな被害が出るのか、これは火山灰の場合ですけれども、どの方向に被害が出るのかというのはなかなかわからない可能性があるんです。 ところが季節がですね、秋になりますと偏西風が強まりますので、富士山を含む日本列島周辺の風向き、全体的に西から東になります。 そしてこの状態で噴火が発生すれば、当然火山灰も全体的に西から東に流れるということになりますので、富士山の場合には首都圏も大きな影響を受ける。 ということで、この火山の噴火においては風向きが重要だ。そしてこの風向きが季節ごとに変わる地域であれば、一体いつ頃噴火するのか、あるいは過去にいつ頃噴火したのかと、そういったですね、季節も重要になるということで、このポンペイの噴火、8月なのか10月なのか、おそらく10月なのではないか説が濃厚になってきておりますが、そういった情報も重要なんですよと、そんなお話でございました。 # 富士山噴火、東北方面ではなく北陸へ ローマ・ポンペイを飲み込んだベスピオ火山の噴火。噴火直後に早期避難をした住民の方々は助かりましたが、 ギリギリまで街に留まった住民は残念ながら全滅してしまいました。 大規模噴火の際には温度数百度のガスや個体が時速100キロ以上で襲いかかる火災流ですね。 この火災流が極めて恐ろしい存在となります。 例えば火山灰を浴びても即死はしません。 また溶岩も恐ろしい対象になりますが、溶岩は速度が遅いので走って逃げることができます。 しかし火災流はですね時速100キロ、そして数百度の高温帯ということになりますので、 近隣で発生したら最後、逃げられず、そして巻き込まれたら100%死ぬというもう恐怖の存在ということになるんです。 そのため今自分がいる場所あるいは自宅の近所で火山の噴火が発生した場合には、とにかく早めに避難を完了させると、できるだけ遠くまで逃げるということが重要になります。 この場合にはそれぞれの火山ごとにですね、火山噴火ハザードマップなどが作られていますので、一体どのぐらいの距離まで逃げれば影響範囲を逃れられるのかと、そういった情報を事前に仕入れておくことが重要ということになります。 そしてもう一つですね、先ほども少し触れたんですが、富士山の噴火ですね。 1707年に発生した江戸時代、富士山豊江噴火、これと同じようなですね、大規模噴火が発生して大量の火山灰が噴出した場合には、首都圏にも大きな影響が生じる恐れがあると、そういうことが今恐れられています。 ちなみに最近ですね、SNSですとかTwitterとかゴシップ界隈で、今年の8月20日に富士山が大規模な噴火を起こす、そんな予言が流れておりました。 先週末、金曜日がそのXデーだったわけなんですが、結局どうなったかというと何も起きませんでしたね。予言は今回は外れてくれたということになるんですが、とはいえ富士山というのは核火山です。 そして今噴火もスタンバイができている可能性がある山でございます。今回の予言は外れてくれたんですが、実際のところいつ噴火してもおかしくない山ということになりますので、警戒することは常に必要になります。 そしてこの富士山の噴火、運悪く今発生しますと火山灰が大量に降り注ぎます。そしてそれがもし冬場ですね、偏西風の強い季節で首都圏に大量の火山灰が降り注いだ場合には停電が発生します。 停電が起こると鉄道がすべて止まります。そして自動車もですね、信号が停止して大きな渋滞が起きたり、また道路に大量に火山灰が降りつもりますとスリップ事故を起こして車も走れなくなるということになりますので、大渋滞が起こります。 そのため、もし今首都圏にお住まいで富士山が噴火したら素早く逃げようかなとそういう計画を立てている場合にはですね、できるだけ早めに行動を開始して交通網が麻痺して止まってしまう前に噴火の影響範囲から離脱しなければ身動きが取れなくなる可能性があります。 そしてですね、この富士山噴火、じゃあ噴火もししたらどこに逃げようかなということなんですが、富士山の噴火の影響は当然ながら山に近づくほど大きくなりますので、首都圏にお住まいの方の場合避難する方向は基本的に北ですね、東北方面ということになります。 ただもう一つ問題があります。富士山噴火が起こりますと、首都圏にも影響が出るとは言われているんですが、それ以上に大きな被害を受けるのはもちろん近隣の自治体、静岡県山梨県を中心とする近くの町ということになります。 こういった地域が大きく被害を受けますと何が困るのか、太平洋側の東西の交通網が完全に止まる可能性があるんですね。南の方から国道1号線、東名高速道路、新東名高速道路、国道246号線、そして山梨に入っていきますと中央高速道路、様々な物流、また東海道本線、中央本線、新幹線、いろいろなものが東西を繋いでおりますが、これらが全滅する恐れがあります。 そうするとこの西日本と東日本の物流がかなり制限を受けるということになるんですが、この状態ではライフラインが壊滅した首都圏から東北地方に大量の方々が避難をしたらどうなるのか、東北地方、北海道地方だけで首都圏の住民をすべて支えるだけの物資を供給することはできません。 首都圏は大量の消費地であると同時に大量の物資の供給拠点でもありますので、東西の交通網が完全に止まってしまいますと食料、生活物資、こういったものが東北地方だけでは首都圏に供給ができなくなる恐れがあるんです。 そのため、もし私が今首都圏に住んでいたら、そして富士山が噴火した場合には、東北地方ではなくて交通網が動いている間に長野経由で北陸に移動しまして、そしてそこから西日本の方にしばらく移動して避難生活を送るだろうなと考えております。 東京方面すべて交通網がシャットダウンしてしまいましても、西日本ですね、名古屋、大阪、広島、福岡、九州、四国、そちら側がすべて生きていれば、西側の生活は維持することができますので、首都圏にお住まいの場合には東北に移動すると身動き取れなくなる恐れがありますので、北陸経由で西に行くということも一つの選択肢にしていただけるといいんじゃないかなと。 ただ、噴火が始まってしばらく経ちますと身動きが取れなくなりますので、できるだけ早めに行動を始めるということが重要でございます。 ちなみに火山の噴火が起きますと、航空もすべて閉鎖されます。飛行機は極めて火山場合に弱い乗り物になりますので、飛行機の移動はほとんどできなくなります。 羽田空港ではなくて、できるだけ高崎、長野方面から移動を始めるというのがお勧めですが、あまりそういう話をたくさんすると、そっちの方面がパニック状態になる可能性がありますので、あまり私はこの話はまだしていません。 そのうちYouTubeでお話ししようかなとは思うんですが、実はこれを初出し、きょうはMOISYで初出しということになります。 ただ、私自身は富士山のお膝元、静岡県三島市の住民ですので、富士山噴火が起きた場合には、もろに影響を受ける場所におります。 ただ、静岡県に住んでいる場合には、噴火の直前に移動を始められれば、まだ西側に直接移動することができますので、噴火の兆候が観測されて警告が出たその段階で、早めに名古屋方面に一時的に引っ越しをすることになるだろうなと、そんなことを考えております。 ということで本日は、大規模噴火時の広域避難に関するお話でございました。 日本は火山大国でございます。ポンペイを飲み込んだレスビオ火山の噴火と同じような噴火が発生しないとも限りません。 頻度は低いです。ただ、発生すれば恐ろしい自然災害、巨大噴火、せめてそうした災害があるんだという事実を知っておく、そして万が一の時にどうやって逃げるのかと、そのぐらいはですね、ぜひ考えておいていただきたいなと思います。 ちなみに東京ディズニーシーですね、ランドじゃなくてシーの方にはシンボルとして大きな火山がありますね、プロメテウス火山がありますが、あの火山のモデルはポンペイを滅ぼしたレスビオ火山ということでございます。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #ポンペイ #富士山噴火 #ヴェスヴィオ火山 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/8/24/05:062.西暦79年ローマ・ヴェスヴィオ火山噴火でポンペイ消滅08:183.富士山噴火、東北方面ではなく北陸へコメント感想・質問・応援メッセージを書こう りく@そなえるらじお2週目8月19日🦀🦀🦀2週目返信 のぶさと2021年8月28日噴火後に西の方へ避難するのであれば、面白い町がありますよ。鳥取県の智頭町では、災害時に疎開できる保険をやっているそうです。(智頭町疎開保険)災害がなければ年に1回、地元の特産品を送ってくれるというものなので、地域おこしとしても面白い取り組みですよね。2返信 高荷智也2021年8月28日コメント、そして貴重な情報をありがとうございます!智頭町の疎開保険、なるほど、拝見しました、こういうのは良いですね!ふるさと納税的にも広げられそうな取り組みだと思いました。居住地含めて、日本の東西に拠点をなり、非常時の行き先を確保しておくことは重要ですので、こうした仕組みの活用も良いですね!1 ちゃとらねこ2021年8月24日高荷先生おはようございます(*^^*)ポンペイ…ほとんどの人は助かってるんですね。昔漫画絵本みたいなのを読んだのですが大多数の方が飲み込まれてた思ってました。長野経由関西へ。広めないでくださいw笑ただこれがどれだけの猶予があるのか…移動中に止まったら、または乗り換えの長野で足止めをくらったらと考えると中々の賭けでしょうか。長野の方が東京のが被害が少ない…?それもきせつと運かしら長野まで行けたらヒッチハイクでも何でもして新潟や金沢に、おいおい関西へ逃げればいいのか🤔4返信 高荷智也2021年8月27日おはようございます(・∀・)/ポンペイ遺跡単体で見ると甚大な被害に見えますが、実際には多くの方が避難済だったりするので、やはり早期の行動が重要であることは、2000年前から変わらないのですね。富士山噴火時の避難も、そう、早目の行動が重要ですね。1
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鳥取県の智頭町では、災害時に疎開できる保険をやっているそうです。(智頭町疎開保険)
災害がなければ年に1回、地元の特産品を送ってくれるというものなので、地域おこしとしても面白い取り組みですよね。
智頭町の疎開保険、なるほど、拝見しました、こういうのは良いですね!ふるさと納税的にも広げられそうな取り組みだと思いました。居住地含めて、日本の東西に拠点をなり、非常時の行き先を確保しておくことは重要ですので、こうした仕組みの活用も良いですね!
ポンペイ…ほとんどの人は助かってるんですね。昔漫画絵本みたいなのを読んだのですが大多数の方が飲み込まれてた思ってました。
長野経由関西へ。広めないでくださいw笑
ただこれがどれだけの猶予があるのか…
移動中に止まったら、または乗り換えの長野で足止めをくらったらと考えると中々の賭けでしょうか。
長野の方が東京のが被害が少ない…?それもきせつと運かしら
長野まで行けたらヒッチハイクでも何でもして新潟や金沢に、おいおい関西へ逃げればいいのか🤔
ポンペイ遺跡単体で見ると甚大な被害に見えますが、実際には多くの方が避難済だったりするので、やはり早期の行動が重要であることは、2000年前から変わらないのですね。富士山噴火時の避難も、そう、早目の行動が重要ですね。