TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#212 避難場所と避難所の違い、私はどこへ逃げればいい?16:47 2021年10月11日 2,783再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「避難場所」と「避難所」の明確な違い命を守るための「避難場所」の選び方自宅は安全でも?地震火災の脅威生活の場「避難所」利用判断のポイント自宅で生き抜く「在宅避難」の備えAI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高木智弥がお送りする 死なない防災 備えるラジオ 10月11日、週の始めの月曜日、本日も備えて参りましょう。 # 質問回答、避難先について 本日のテーマは、避難場所と避難所に関するお話でございます。 先週、相次ぎました少し大きめの地震。 10月6日水曜日の岩手県沖、最大震度5強、マグニチュード5.9の地震。 10月6日、同じく水曜日の大墨半島、鹿児島東方沖、最大震度4、マグニチュード5.4の地震。 そして、びっくりしましたね。 10月7日木曜日、千葉県北西部、首都圏で最大震度5強、マグニチュード5.9の地震。 これら、緊急地震速報を伴う地震が相次いだことで、 改めて日本は地震が多い国だなと、そういうことをですね、認識し直した方も多かったのではないかなと思います。 こういった地震が続きますと、そういえば我が家の地震対策どうなっていたかなと、 いろいろな状況を見直すきっかけになったという方も多いのではないかと思いますが、 これ自体は良いことだと思います。 ところでですね、この我が家の地震対策、避難についての計画は確認できているでしょうかということで、 本日はですね、コメント欄にいただいたご質問への回答をしたいと思うんですけれども、 こちらは第211回目の放送ですね。 首都圏震度5強、1週間は余震に警戒、具体的にはと、 こちらの放送のコメント欄にいただいたご質問でございます。 具体的な内容といたしましては、マンションの8階に住んでいる場合は、震災の際に避難は必要ないのでしょうか。 家に非常品はたくさん用意があるのですが、持ち出しを想定していないため、リュックなどには入れていません。 また、うちにはペットがいるため、必要なければなるべく避難は避けたいと思っています。 ネットでは、都内では、地震ではマンションの人が避難すると避難所が足りないため、 自宅待機をなどと情報が錯綜しておりわからないため、 こちらでご質問させていただきました。 という内容でご質問いただいております。 かなのさん、ご投稿いただきまして、誠にありがとうございます。 # 命を守る避難場所、生活する避難所 さて、この災害時に必要な避難なんですけれども、 実は避難先と呼ばれるものには種類が2つございます。 1つは避難場所、正式には指定緊急避難場所、 そしてもう1つは避難所、正式には指定避難所でございます。 正式というのは、法律上の名称ということなんですね。 この避難場所と避難所というもの、名前はとても似ているんですけれども、 とりわけラジオで音声だけ聞いていると、避難場所が避難所がそれぞれ言われてもほとんど差がわからないと思います。 ところが役割は全然違っておりまして、 避難場所は命を守るために逃げ込む場所でございます。 そして避難所は命を守った後に生活をするために移動する場所ということになります。 命を守るための避難場所、こちら例えば大地震で津波や大規模な地震火災、大規模な 炎症火災ですね、こういったものが発生した場合や、 台風や大雨の影響で洪水、土砂災害などが心配されるような場合に、 身を守るために逃げ込む場所、これが避難場所です。 ですので避難場所は想定される災害の種類ごとに異なる場所が指定されております。 火災と洪水では逃げるところが違うよねということですね。 例えば大地震で発生する二次災害でも、津波から逃げるのであれば、 津波避難ビル、津波避難タワー、あるいは高台の施設などが避難場所になりますけれども、 一方火災からですね、大都市の火災から逃げるということであれば、 周りに何もない公園、周りが広く開けている運動施設、河川敷、あるいは津波が発生していないならば、 海岸に避難をするというのも火災避難ではあり得るわけでございます。 また浸水や土砂災害が想定される状況であらかじめ、台風の時にあらかじめ避難をするということであれば、 今度はこちらはですね、沈んだり崩れたりしない場所にある施設へ移動するということになります。 これらの避難場所というものは、災害ごとに逃げるところが違いますので、 ハザードマップを見ていただきたいんですね。 ハザードマップなどに掲載されている避難場所、ハザードマップ災害の種類ごとに違う地図が作られ ますので、その災害による影響、どこがどのぐらい沈むのか、あるいはどこが崩れるのかというような色が塗られている場所が載っています。 同時に避難すべき避難場所も載っているんですね。 洪水でこういう影響が生じる場合には、ここに逃げましょうねという避難場所が載っておりますので、 まずはご自宅周辺の避難場所をハザードマップを使って確認することが重要でございます。 この命を守る避難場所への移動、状況によっては1分1秒争う場合もあるんですね。 特に津波とか地震による火災などの場合は、走って逃げなきゃいけないそういう場合もあり得ます。 こういった状況に対しては非常持ち出し袋、いわゆる防災リュックなどを作成して、 できれば玄関の近くで普段から保管をしていただきまして、 素早く家を飛び出せる、そんな準備が必要になるということになります。 例えば今回ご質問をいただいたかなのさんの場合は、マンションの8階にお住まいということですので、 津波、洪水、土砂災害などによる避難の可能性はおそらく低いと思われます。 こういった方は日本全国、結構多くの方が該当すると思うんですね。 こういった場合、例えばお住まいの地域全域に避難指示が出た場合でも、避難場所に行く必要はありません。 避難指示というのは、あくまでもその場に留まると命に危険が生じる場合は、全員避難しましょう、そういう自治体からの情報ですので、 安全な場所に今いるということであれば、避難指示に従う必要はありませんし、 地震で津波の想定、津波が発生した津波警報が出たそういった場合も、 頑丈なマンションで上の方に住んでいるということであれば、あんまり屋外に出ると逆に危険が生じる恐れがありますので、そのまま自宅に留まっていただいた方が良い可能性も高いです。 ただし、停電や断水が起こる可能性はありますので、備蓄品の準備は日頃から行っていただきたいなと思います。 ただマンションにお住まいの方は、いわゆる水害の影響はほとんど無視することができるんですけれども、火災が問題なんですね。 特に地震による地震火災、東京、名古屋、大阪をはじめとする全国の都市部、大都市だけとは限りません。 具体的には、自宅の周りに木造住宅などが広がっているような地域の場合は、大規模な地震火災が発生する恐れがあります。 地震火災というのは、大地震でどこかで火災が起こった場合に、地震が起こりますと消防車すぐ来られません。 また、たくさんのお家が地震で潰れてしまっていますと、どんどんこの火災が延焼して広がっていくんですね。 ちょうど1995年の阪神淡路大震災における神戸の状況、あるいは1923年の関東大震災や、自然災害以外でもいわゆる空襲ですね。 東京大空襲ですとか、ああいった状況が今の大都市でも起こる可能性があります。 特に首都直下地震などの場合は、地震の揺れで亡くなる方よりも、火災で命を落とされる方の方が多いという想定になっていますので、 自宅が頑丈なマンションであっても、周りに木造住宅が広がっている場合は、大規模な火災に巻き込まれる恐れがございます。 この場合は避難が必要になる可能性がありますので、家の周りが燃えやすい地域なのかどうかということも合わせて確認をいただきたい。 そして、燃えやすい地域だった場合、木造住宅が広がっているような地域の場合は、念のために避難の準備まではしておくということをお勧めいたします。 # ハザードマップで行き先を確認 さて、もう一つの避難先ですね。避難所への移動、こちらは義務ではありませんし、必要なければ避難所へ行く必要はありません。 避難所は生活をするために移動する場所ということになるんですが、例えばですね、大地震や水害などで自宅の建物に被害が出た、 潰れた、流された、破壊された、あるいは床上浸水で家の中にいられなくなったとかですね、そういった場合、もしくは室内がめちゃくちゃになってしまってお家に留まることができなくなった場合、 あるいは停電や断水の影響で自宅に留まることが難しいとか、一人では生活することが困難、誰かにサポートをしてもらわなければならないとか、 災害が起きた後、自宅で生活をすることが難しくなった場合に移動する場所、こちらが避難所でございます。 命を守るための避難場所は災害の種類ごとに指定されているんですけれども、生活をするための避難所は原則として最寄りの学校や公共施設などが指定されることが多くなっています。 この避難場所と避難所というものは、同じ場所が指定されることもあれば、異なる場所が指定される場合もあります。 例えば津波避難タワーとか屋外の公園とか運動場、こういった場所は避難場所にはなるんですけれども、そのまま生活することはできませんよね。 ですので避難所には指定されていません。逆に学校の体育館などの屋内施設は生活する場所、避難所に指定はされるんですけれども、 そこが津波や洪水の影響を受ける可能性がある場合には、避難場所には指定されていないんですね。 こういった状況、最寄りの学校は避難場所、避難所どっちなのかなと、そういう情報はハザードマップに基本的には掲載されております。 ハザードマップに最寄りの避難場所、避難所載ってますので、それぞれどこにあるのかを確認してください。 ただし、この避難場所と避難所という名称は比較的最近の法律改正で指定されるようになりましたので、 ちょっと古いハザードマップ、10年ぐらい前のハザードマップの場合は、情報が混ざっていたり、違う言葉が使われていたりする可能性があります。 ハザードマップに載っている言葉がなんだか違うぞという場合には、その地図がいつごろ作られたのかというものもご確認いただけると良いかなと思います。 また、命を守るための避難場所は、基本的に地域の住民全てを収容できる場所が準備されます。 逃げるための場所ということですので、全員分確保されるということになるんですが、 ただこれはですね、屋内の快適な避難場所が用意されるというわけではないんですね。 とにかく広い屋外の公園とか、とにかく面積だけ確保したという地域が大半なんです。 避難場所へ移動するためのリュックの中には、雨晒しになることも想定していただいて、 雨具とか着替えとかですね、雨に濡れることを前提とした道具を是非入れるようにしてください。 また、津波や洪水で壊滅してしまうような地域にお住まいの場合、 この場合は避難場所へ移動したら、そのままもう自宅に戻ることができない。 しばらく避難先で生活をすることになる、そういう場合もあり得ます。 その場合は、数日分の生活物資を持って逃げることになりますので、荷物が少し多くなるんですね。 ただ、荷物が重すぎて避難が遅れたというのでは意味がありませんので、 身の安全を守るための道具とか、生活に欠かせないアイテムなどは、ちょっと小さめのリュックに入れていただいて、 このリュックは背負った時に走れる重さに留めてください。 そして、避難先で必要な数日分のお水とか食べ物とか生活用品は、非常に重くてかさばります。 普段からリュックを背負い慣れているという方であれば、大きいリュックにまとめて入れてしまってもいいんですが、 ちょっとこの量は持ち上がらないなと、そういう場合は別のカバンに入れていただいて、 余裕があれば全部持って逃げる、余裕がなくなったら捨てて走って逃げる、そういった準備工夫もしていただきたいなと思います。 # 自宅にとどまる在宅避難の準備を そしてもう一つ、生活をするための避難所につきましては、 こちらは多くの自治体において、全ての住民を収容できる場所、空間は準備できていないんですね。 例えば東京や大阪の場合、避難所の受け入れ可能数、具体的に、もう少し厳密に言うと、 収容可能人数は住民の約2割分ぐらいなんです。 8割ぐらいの方は避難所に収容することができないので、自宅に留まって生活してくださいねと、 そういうことが前提になっている地域は非常に多いです。 特にマンションなどの建物の場合は、大地震で崩れないという想定にされているんですね。 ですので、避難所の受け入れ対象外になっているケースが多くて、 そのままマンション住民は自宅に留まってください、避難所には来ないでくださいと、 そういう地域は非常に多いんです。 ただ、これを聞くと、マンション差別されているなというふうに感じられるかもしれないんですが、 実際には避難所に来ない方がいいんです。 なぜかというと、避難所というのはホテルじゃないですし、宿泊施設でもありません。 ですので、基本的に環境は悪いです。床で座っこ寝、これが前提になっています。 最近のニュース番組などを見ますと、避難所にテントとかダンボールベッドなどが整然ときれいに並べられている映像とか、 自衛隊による入浴支援とか、ボランティアによる手厚い焚き出しの映像とか、 そういうものをよく見かけるようになっているんですが、こういった準備が事前にできている自治体というのはごく一部です。 さらに災害発生からしばらく経った後の状況になるんですね。 災害が発生した直後は基本的に人命救助などが優先されますので、自衛隊や行政の力というのは命を助ける活動に前振りされます。 ですので、命が助かった方々、避難所にとりあえず生活するために来た方々への支援が本格化するのは数日経った後になります。 ですので、避難所に入れたとしても、屋根と床以外は何ももらえないかもしれないと。 衣食銃は基本的に自分で持っていかなければ、雨風をしのげる場所しかもらえないかもしれない。 そういう可能性は結構高いですので、自宅が無事であれば自宅に留まった方がいいんですね。 在宅避難になる可能性が高い場合と言いますか、割合的にはほとんどの方が在宅避難をすることになるんですけれども、 この場合は水、食べ物、日用品、あと赤ちゃんやペットとかですね、介護が必要な方、アレルギーを持っているご家族がいる方、 そういう場合には必要な物資を日頃から十分に準備、備蓄をしていただきたいなと思います。 ということで本日は質問回答ということで、避難場所と避難所のお話をさせていただきました。 避難場所というのは自宅に留まると危険が生じる場合にだけ移動します。 周りに危険がなければ避難指示などが発令されていても、移動する必要、避難する必要はありません。 そして避難所は自宅で生活できなくなった方が一時的に身を寄せる場所になります。 ですので自宅が無事であり、周りに危険がなければ避難所に行く必要はありません。 そのまま自宅で生活を継続する在宅避難をしていただくことになります。 我が家の場合は一体どっちに該当するのかということを、ぜひ一度ハザードマップを見ながらご確認いただきたいなと思います。 それでは皆様本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #避難所 #避難計画 #避難場所 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:141.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/10/11/02:142.質問回答、避難先について06:173.命を守る避難場所、生活する避難所04:204.ハザードマップで行き先を確認03:455.自宅にとどまる在宅避難の準備をコメント感想・質問・応援メッセージを書こう りく@そなえるらじお2週目9月9日🦀🦀🦀2週目返信 ちゃとらねこ2021年10月11日髙荷先生おはようございます(*´∀`*)今日は気合いの入った長め配信ありがとうございます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”避難所はホテルではないこれすごく大事なことなのにあまり知られていないですよね。床と壁と屋根しかない、トラブル犯罪だって起きるペットは入れなかったり、入れてもケージ山積みアレルギー持ちや乳幼児の食べるものの配慮は後回しそういう面が広く知られて在宅避難準備や、避難所の備蓄が進めばいいなと思います。2返信 高荷智也2021年10月14日おはようございます(・∀・)/リアル災害が身近で起こりますと、録音時間も長めになりますね…!!避難所の実態については、毎年避難訓練や避難所開設訓練をしている自治体であればおなじみなのですが、盛んでない所、参加したことのない方には、えっ!となる要素ですので、もっと広めなければならないお話ですね。ペット問題、アレルギー問題、関連死問題、山積みです…!1
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今日は気合いの入った長め配信ありがとうございます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
避難所はホテルではない
これすごく大事なことなのにあまり知られていないですよね。
床と壁と屋根しかない、トラブル犯罪だって起きる
ペットは入れなかったり、入れてもケージ山積み
アレルギー持ちや乳幼児の食べるものの配慮は後回し
そういう面が広く知られて在宅避難準備や、避難所の備蓄が進めばいいなと思います。
リアル災害が身近で起こりますと、録音時間も長めになりますね…!!
避難所の実態については、毎年避難訓練や避難所開設訓練をしている自治体であればおなじみなのですが、盛んでない所、参加したことのない方には、えっ!となる要素ですので、もっと広めなければならないお話ですね。ペット問題、アレルギー問題、関連死問題、山積みです…!