TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#237 ハイパーインフレ対策・資産編…住居はどうなるか?11:26 2021年11月16日 2,275再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ハイパーインフレが経済にもたらす破壊資産を守る2つの対策とその焦点持ち家・賃貸住宅の潜在的リスク株式や貴金属投資の落とし穴個人が今すぐできる資産防衛策AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高木智弥がお送りする 「しなない防災 備えるラジオ」 11月16日火曜日、本日も備えて参りましょう。 # 資産を守る準備と生活を守る準備 本日のテーマはハイパーインフレ対策編ということで、昨日の放送ではハイパーインフレというものが買えなくなる災害、これについてお話をいたしました。 本日は対策編ということで、ではこのハイパーインフレに対して個人レベルで備えられることがあるのかと、この辺りを考えてまいりたいと思います。 なお、ハイパーインフレが今日本で起きるのかどうかと、可能性はあるかもしれないが、それが生じるかどうかは誰にもわからないというのが現状ですので、ここは考えません。 仮に起きたらどうするか、何をしておくべきかと、そんな前提で対策を考えてまいりたいなと思います。 さてところで、大地震や大規模な風水害が発生いたしますと、人の命はもちろん、住宅や町のインフラなどにも大きな物理的な被害が発生いたします。 一方、現在進行形の新型コロナウイルス感染症をはじめとするパンデミック災害が発生した場合には、住宅やインフラそのものには影響を与えませんが、 人の命や人が関わる社会の運営に対して大きな被害が生じます。これを今私たちはリアルに体験をしているということになるわけです。 では、ハイパーインフレが発生すると、そもそも何がダメージを受けるのでしょうか。 ハイパーインフレが発生しても、直接人が死ぬことはありませんし、住宅や都市のインフラが物理的にボンと破壊されるということはありません。 ハイパーインフレが破壊をするのは、通貨を用いた経済活動全般、もう少し厳密に言えば日本円を用いた仕組みが破壊されるということになりますので、 個人で言えば日本円で積み立てている予貯金が影響を受けるというか紙くずになると、これがハイパーインフレによる被害ということになります。 もちろん、この間接的な影響で、仕事が立ち行かなくなった方が自殺につながってしまう、命が奪われる、 もしくは都市、住宅、メンテナンスなどが適切に行われなくなり、物理的な被害が出る、そういうことはあるのですけれども、 ハイパーインフレという何かがやってきて、人を殴ったり、街に火をつけたりすることはありませんので、経済をどう守っていくのかということが重要になります。 ということは、ハイパーインフレに対する考え方、守りの考え方を考える際の方向性は2つになりまして、 1つはハイパーインフレによって破壊される金融資産を守る、そんな対策を講じること、 そしてもう1つはハイパーインフレによって破壊される通貨を用いたシステムに頼らない生活スタイルを構築すると、 物々交換なのか、自給自足なのかということなんですが、お金を使った世の中の仕組みがめちゃくちゃになりますので、 お金を使わない仕組みで生きていくための準備をしなければならない、これがもう1つの対策ということになります。 ではここから、今日はお話が長くなりそうですので、対策の前編ということで、金融資産対策の方のお話をまずしたいなと思います。 # できれば固定金利でお家を買いたい さて、今日のお話はですね、ちょっと一般論的な要素が多いんですけれども、 ハイパーインフレが発生いたしますと、日本円の価値が暴落します。 そのため、一般的にハイパーインフレ対策としてよく推奨されている手段は、 資産を日本円以外で持ちましょうと、そういうことが言われております。 具体的には、今持っている予貯金、その一部をですね、 土地、建物などの不動産、金などの貴金属や宝石、また企業の株式、またドルなどの外貨、 そういうもので持つことが、一般的には推奨されております。 まずは住宅でございますけれども、持ち家であれば、日本円がどうなろうと直接的な影響は受けません。 住居を確保する意味では、住宅を持っておく、不動産を持っておくということは、 ハイパーインフレ対策としては有効です。 ただ、途中の場合にはちょっと注意が必要なんですね。 途中というのはどういうことか、つまりローンを返済している場合です。 例えば、返増金利で住宅ローンを組んでいる場合、ハイパーインフレで金利が急上昇しますと、 金利の見直しのタイミングで返済額が爆上がりする可能性がございます。 すると途端に返済不能に陥る可能性が出てまいります。 もちろん、こういう状況を防ぐために、もともと返動金利の場合は返済額が急激に上昇しない、 そういう仕組みなどがあるんですけれども、これが長期間続くと限界がありますし、 返済額は急上昇しなくても、金利が上がっていきますと元本が全然減らなくなると、 むしろ利息分が増えていってしまうというような可能性がありますので、 なかなか対策を講じておかなければならないということになります。 もちろん、ハイパーインフレになりますと、物の価格も上がりますが、 お給料をもらっている場合には基本的には賃金も上がっていきます。 ただ、ここからは競争なんですね。 ローンの返済額の上昇と賃金の上昇とどっちが早いかと、 これによってローン破産するかどうかが定まりますし、 基本的には賃金上昇がなかなか追いつかないというのが過去といいますか、 今、各国で起こっているハイパーインフレの現状から見ると、 なかなかお賃金の上昇が間に合わないということが続いておりますので、 ハイパーインフレ対策のことだけを考えるのであれば、 住宅ローンは固定金利で住宅購入したいところでございます。 また賃貸住宅はどうなるのかということなんですが、 ハイパーインフレになりますとあらゆる物価が急激に上昇していきますので、 家賃が無条件で見直される可能性がございます。 賃貸住宅を借りておりますと、 2年置きぐらいにいわゆる更新のタイミングというものがやってくるんですが、 実は家賃というものは周りの物価ですとか、 あるいは周辺の家賃などが急激に上がっていった場合には、 いわゆる更新のタイミングを待たずに、 好きなタイミングで上げることができるというような法律が実はあるんです。 ですので、ハイパーインフレで急激にあらゆる物の値段が上がっていった場合には、 お家賃もある日突然値上がりするという可能性があります。 ただ、一方的にバーンと値上がりするこの状況が、 日本全国で同時に発生した場合には、 数千万世帯が同時に家賃を支払えなくなり、住み家を失うということになりますが、 これでは社会を維持することができませんので、 何かしら法律的な制限が入る可能性は十分にございます。 また現実問題としまして、 日本中で家賃滞納が数千万件同時多発的に発生することになりますと、 これらすべての方々を物理的に追い出すということは無理でございますので、 ハイパーインフレが起きて家賃が急激に上がったとしましても、 即住居を失うということにはならないのではないかなと私は思っています。 ただ、いずれの場合もハイパーインフレともなりますと、 変動金利の住宅ローンで家を購入した方や、現状賃貸住宅に住んでいる方については、 長期的にはやはり何かしら住宅問題が生じるのではないかと思われます。 では株式はどうでしょうか。 日本円が暴落しても会社企業が無事であれば、株式の価値、株価が即座に失われるということはありませんので、 資産の一部を株にしておくことはもちろん有効でございます。 ただ株価というのはあくまでも会社の価値を表すもの、最近はそうとも限らずに色々問題もありますが、 ハイパーインフレともなりますと多くの企業がやはり苦しい状況になりますので、最悪倒産するということもあり得ます。 ですので日本株だけを持つことはリスクが高めだと、外国株式などを混ぜておくことが必要だろうなとは思われます。 また、貴金属や宝石類はその価値そのものがなくなるわけではありませんので、ハイパーインフレ対策としても有効ではございます。 ただこういうめちゃくちゃな状況下において、金とか宝石を適切に監禁できるかどうかは分かりません。 金や宝石はそのまま食べてお腹の足しにすることはなりませんので、最悪の場合といいますか状況が進んでいますと、 金の延べ棒と同じ重さのお米を交換するみたいなですね、めちゃくちゃな状況にもなりかねません。 ですのでハイパーインフレの最中に使うための資産というよりは、ハイパーインフレから回復する、あるいは回復した後の状況へ残したい資産が貴金属や宝石類なのではないかなと思っています。 ということでですね、この資産防衛ということを考えた場合には、私個人としてはですね、余貯金の一部を米ドルなどの外貨、あるいは外国株式で持っておくことが比較的容易にできる資産防衛ではないかなと考えています。 ちなみに容易にできるというのはやり方が簡単だというだけであって、そもそも貯金なんて全然ないという状況をなんとかできるということではありません。 実際ですね、ハイパーインフレに見舞われた国家の多くでは、価値を失った自国の通貨ではなくて、外貨が流通するようなこともありますので、やはり一定のドルを持っておきたいなと。 もしこの後コロナ禍が収まった後にですね、海外旅行、ハワイとかどこかに出かけるようなことがあった場合には、使い切れなかった外国の現金は日本円にすべて換金せずに、そのまま記念プラスハイパーインフレ対策ということで机の引き出しの中に入れておくというのもありなんじゃないかなと私は思います。 ということで本日はハイパーインフレ対策資産防衛編というお話でございました。防災の話まで行きたかったんですが少し長くなってしまいましたので、今日はここまでとしまして、明日はですね生活防衛のお話を完結編ということでご紹介したいと思います。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #ハイパーインフレ 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/11/16/03:362.資産を守る準備と生活を守る準備07:383.できれば固定金利でお家を買いたいコメント感想・質問・応援メッセージを書こう りく@そなえるらじお2週目10月5日🦀🦀🦀2週目返信 ミッキー2021年11月16日いつも勉強させて頂きありがとうございます。質問です。都内のマンションにおりますが、大規模災害での浸水に備えて救命胴衣も必要でしょうか?オススメの製品がありましたらご教示ください。1返信 高荷智也2021年11月17日ご質問ありがとうございます!救命胴衣の優先順位は低いと考えます。そもそも救命胴衣がなければ命に危険が生じる状況に陥らないように準備するのが防災ですので、まずは「早期避難」「逃げ遅れたら自宅で待機」を徹底する準備が優先です。とはいえ、腐ったりする物ではありませんので、お守り代わりに購入することを妨げるものではございません。水難事故と異なり、突然溺れるというより、沈むことが分かって使うアイテムですので、破れたりする恐れのないウレタンタイプがよいかと思います。1 キムーリングラード@MMありがとう2021年11月16日日本がハイパーインフレになる時、日本以外もたぶんハイパーインフレになってしまいます。CDS(クレジットデフォルトスワップ)というその国の国債にかけられる保険で見ると日本が一番安全なので、日本がハイパー化するとき日本以外もほぼハイパー化します。と、言ってしまっては身も蓋もないので…金融資産だと他に、例えば日経225やJPX400全体に投資する投資信託やETF(上場投資信託)もありですし、海外のものならS&P500やNASDAQ全体に投資する商品もありです。1返信 キムーリングラード@MMありがとう2021年11月16日(続き)個別株だと企業ごとのインフレ対応に強弱があるので…変動金利の10年満期の個人向け国債(3・5年は固定金利なのでNG)や物価連動債(物価に合わせて元本が増える)もありです。ともあれ、ハイパーインフレが発生する条件は基本的に生産力の低下が原因(日本もドイツも戦争で生産設備が破壊or転用され民需品が作れなり極端な供給不足)ですので、現物を持っておくことがベストかと思います。ハイパーインフレ対策にも、日頃から水・食糧を備蓄しておくのが最善かと思います。1 高荷智也2021年11月17日おっしゃる通りですね!日本がハイパーインフレ状態に陥る場合、世界経済が無事とは思えませんので、外貨や外国株式を持つにしても分散しておきたいところですね。ただ、やはり金融資産そのものは食べられませんので、まずは他の災害への備えとあわせた備蓄、必要な機材の準備から、でしょうか💰1 ポルカドット2021年11月16日ハイパーインフレが起こる可能性よりも水害や地震などの災害の可能性や方がはるかに高いですよね。私は貯蓄も備えのひとつと思っていて、災害や健康問題などにより働けなくなっても数年は生活出来るだけの防衛資金を一番はじめに貯めました。実際、コロナの影響を我が家も受けましたが困ることは無かったです。貴金属や外国株もひとつの方法だと思いますが、そもそもの貯蓄をしっかりして備えたいと思います。水害などで新しいお家が流されたりするのを見ると本当に悲しくなりますからね…。1返信 高荷智也2021年11月17日同意です、現実的には地震・水害など毎年かならず生じるリスクへの対策が優先で、そのついでにハイパーインフレ対策にもなっているといいよね、という認識で良いと思います。命が無事で、お金があれば、大抵のことはどうにかなりますので、「お金の備蓄」もがんばりたいところです(が、現地は厳しいですね…💰1 たろもふ2021年11月16日ハイパーインフレ。勉強不足ですみません💦初めて聞きました…かなりの災害度合いですね💦💦聞いていて暗くなってきてしまいました。究極は…時給自足でしょうか。家庭菜園に、蝋燭作り、手作り石鹸、雨水の濾過…そうなると先生が紹介していた足漕ぎ電力発生マシーン欲しくなりますね💦でもお高い(T . T)明日も楽しみにしてます!1返信 高荷智也2021年11月17日ある意味究極の人災がハイパーインフレなのかもしれません。札束がバーベキューコンロの燃料にしかならない日…というのは、現代社会においては恐怖でしかありませんね。基本は防災備蓄から開始かなと思っております!1 もっと見る
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質問です。都内のマンションにおりますが、大規模災害での浸水に備えて救命胴衣も必要でしょうか?オススメの製品がありましたらご教示ください。
救命胴衣の優先順位は低いと考えます。そもそも救命胴衣がなければ命に危険が生じる状況に陥らないように準備するのが防災ですので、まずは「早期避難」「逃げ遅れたら自宅で待機」を徹底する準備が優先です。
とはいえ、腐ったりする物ではありませんので、お守り代わりに購入することを妨げるものではございません。水難事故と異なり、突然溺れるというより、沈むことが分かって使うアイテムですので、破れたりする恐れのないウレタンタイプがよいかと思います。
CDS(クレジットデフォルトスワップ)というその国の国債にかけられる保険で見ると日本が一番安全なので、日本がハイパー化するとき日本以外もほぼハイパー化します。
と、言ってしまっては身も蓋もないので…
金融資産だと他に、例えば日経225やJPX400全体に投資する投資信託やETF(上場投資信託)もありですし、海外のものならS&P500やNASDAQ全体に投資する商品もありです。
個別株だと企業ごとのインフレ対応に強弱があるので…
変動金利の10年満期の個人向け国債(3・5年は固定金利なのでNG)や物価連動債(物価に合わせて元本が増える)もありです。
ともあれ、ハイパーインフレが発生する条件は基本的に生産力の低下が原因(日本もドイツも戦争で生産設備が破壊or転用され民需品が作れなり極端な供給不足)ですので、現物を持っておくことがベストかと思います。
ハイパーインフレ対策にも、日頃から水・食糧を備蓄しておくのが最善かと思います。
私は貯蓄も備えのひとつと思っていて、災害や健康問題などにより働けなくなっても数年は生活出来るだけの防衛資金を一番はじめに貯めました。実際、コロナの影響を我が家も受けましたが困ることは無かったです。
貴金属や外国株もひとつの方法だと思いますが、そもそもの貯蓄をしっかりして備えたいと思います。水害などで新しいお家が流されたりするのを見ると本当に悲しくなりますからね…。
究極は…時給自足でしょうか。家庭菜園に、蝋燭作り、手作り石鹸、雨水の濾過…そうなると先生が紹介していた足漕ぎ電力発生マシーン欲しくなりますね💦でもお高い(T . T)
明日も楽しみにしてます!