TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#239 子供用の防災リュックは必要か?注意するポイントは?14:10 2021年11月18日 2,105再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次子供用防災リュックの必要性とは?命を守る避難と生活避難の備え方子どもだけで逃げる時、親が伝えること低学年の子供にリュックは必要なのか防災リュックを普段使いする賢い活用術AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友也がお送りする 「死なない防災 備えるラジオ」 11月18日、木曜日、本日も備えて参りましょう。 # 防災リュックは、素早く安全な避難のために用意 本日のテーマは子どもの防災リュックでございます。 本日はツイッターにお寄せいただいた質問へ回答をしたいと思うんですけれども、こんな質問をいただきました。 8歳と6歳の小学生の子どもがいますが、個別の防災リュックは必要でしょうか。 我が家の場合、子どもだけで留守番をすることもあり、万が一親がいない状況で災害が起こったら、子どもだけで避難所へ行く可能性もあるかもしれないと悩んでいます。 ということで、子ども用の防災リュックはどう考えればよいかというご質問なんですけれども、林真子さんご質問くださいまして誠にありがとうございます。 さて、子ども用のリュックの必要性について考える前に、そもそも防災リュックは何のために準備するのかを理解しておく必要がございます。 これは哲学的な話ではなく防災的なお話なんですけれども、 防災リュック、非常持ち出し袋を用意する最大の目的は、命を守る避難を行うときに素早く安全に避難場所まで行くための準備をする、これが大きな目的になります。 リュックがあった方が素早く家を飛び出せる、リュックの中身を使って避難途中の危険を回避できる、そのために防災リュックを作ることが目的となります。 ところでこの避難ですね、いわゆる避難と呼ばれるものには2つ種類があります。 1つは命を守る避難、津波、地震火災、土砂災害、突発的な洪水、近距離での火山の噴火など、その場に留まると死ぬかもしれない、そういう災害から命を守るために行う避難場所、指定緊急避難場所への避難、これが1つの目的でございます。 津波避難タワー、津波避難ビル、あるいは広い運動場ですとか、そういった命を守る場所、広域避難場所とかですね、そういう名前で呼ばれることもありますが、避難場所に逃げるために作る、それがリュックの最大の目的になります。 そしてもう1つの目的は、命の危険はない、しかし自宅が破壊されたり、停電や断水が起きて生活ができなくなった、家にいられない方が行う避難所、指定避難所への避難でございます。 この場合には生活をするための道具ですね、水、食べ物、着替え、生活用品、そういったものを持っていくということになるんですけれども、この場合は防災リュックである必要はありません。大きなカバンに入れてしまっても構いません。 そのため防災リュック、非常持ち出し袋は命を守る避難のために準備するものになります。この時のカバンはできるだけ身軽に素早く行動する、イメージと最悪としては津波から走って逃げる、そういうことを行えるのが防災リュックの役目ということになりますので、 両手が自由になるコンパクトなリュックサック、あんまり荷物を詰め込みすぎずに軽く背負えるようなリュックサック、そういったものが推奨されるわけでございます。一方、生活ができなくなった時に避難所へ行く時の荷物を入れるカバン、これは必ずしも小さなリュックサックである必要はありません。 荷物も非常に多くなりがちですので、登山用の大型のリュックサック、スポーツ用の大型のボストンバッグ、あるいは旅行用のスーツケース、何でも構いません。必要なものを全部詰められる大きさのカバンを入れる。場合によっては、徒歩ではなくて車で避難所、学校の運動場などに行ってそのまま車中泊をするとか、そういう状況もあり得る可能性がございます。 ただ、居住地、お住まいの場所によっては、この命を守る避難と生活をする避難が別々の場合、どちらかしかしないケースもあれば、両方が同時になる可能性もあるんです。 例えば、津波で壊滅するような街にお住まいの場合とか、土砂災害で全て流されるような集落にお住まいの場合ですとか、あるいは東京、大阪、名古屋、大都市で木造住宅が密集しているような大規模な火災が発生するような地域にお住まいのような場合、こういう場合は命を守るための避難をした後、自宅に二度と戻れない可能性というのもありますので、 この場合は、失いたくない道具を入れた、最小限の避難に必要な道具を入れたコンパクトな防災リュックを背負っていただいて、プラス、水、食料、大量の着替え、生活用品、そういったものを詰めたカバンは別にしていただきまして、余裕があるうちはですね、両方持って全て持って移動すればいいんですが、危険が迫ったら、これはまずい、走って逃げないと死ぬぞと、 そういう状況になったら、大きなカバンは途中で捨てて、リュックサックだけを背負って逃げる、そういった工夫をするのが良いかなと思います。 # 子供用リュックがいる場合、不要な場合 それでは本題です。子供用のリュックサックでございますが、 子供用のリュックサックは何のために準備するんでしょうか。 例えばツイッターでご質問をくださいましたリンマコさんご一家の場合には、 小学生のお子さんが親のいない状況で留守番をする可能性もあるということですので、 自宅がハザードマップ上危険な場所にある場合、 津波、地震火災、土砂災害、そういったものに巻き込まれる恐れがある場所に、 もしお住まいだということであれば、子供だけで走って逃げなければならない、 そういう可能性がございます。 この場合は子供用の防災リュックが必要です。 リュックがあることで荷物を準備する時間を省略することができますので、 即自宅を飛び出すことができます。 これは子供だけではなくて大人にも全く同じことが言えるリュックのメリットです。 リュックがなければですね、避難しなきゃでも何を持っていこう、 そこから荷物を準備する5分10分の時間がロスとなりますので、その間に死ぬ可能性があります。 ちょっと余談ですが、映画シン・ゴジラの一幕で、こんな光景がございました。 ゴジラが街の中を進んでいる状況で、皆さん走って避難されていたんですけれども、 あるマンションに住んでいたご家族が、ゴジラが迫っているから逃げるということで、 お母さんが慌ててリュックに着替えとかいろんなものを詰め込んでいました。 ところが、その時間がおそらくロスとなって、 そのマンションはゴジラに踏みつぶされて、粉々になってしまいました。 おそらく皆様命を落とされたと思います。 非常に私シン・ゴジラの中で一番ですね、見ていられないシーンがその場所だったんですけれども、 素早く家を飛び出すためには、持っていくものを全部事前に作っておくということが非常に有効ですので、 そのためには特に子どもですね、地震が起きたら大事なものをリュックに入れて逃げるんだよと、 そんなことを言ったって何が大事なのか分かりません。 大人ですらパニックに陥ります。 家を飛び出す準備として、ぜひリュックを日頃から玄関や廊下に置いていただいて、 これだけ持って逃げればいいよということをですね、 避難場所までのルート、歩いて移動する訓練と合わせて行っていただきたいなと思います。 なお、子どもだけで避難をしなければならない場合、家に親がいない場合でですね、 子どもにこういうことをですね、お願いするのはやめてください。 もし逃げるときには、その自分用のリュックの中に、この棚のこの引き出しに入っている通帳と印鑑とパスポートと、 この貴重品のポーチを一緒に持って逃げてね、お願いねと、 そういうことをですね、お子さんに依頼する、教えるというのは絶対にやめていただきたいんです。 例えば、大地震の揺れなどで、その貴重品が入っている棚が転倒した場合、お子さんどうするでしょうか。 持っていかないと後で怒られるかもしれないと考えて、なんとか貴重品を取り出そうとして、避難が遅れて子どもが死ぬ。 あるいは、取り出そうとしているときに余震が来て、子どもが家具に潰されて死ぬ、そういう可能性が高くなります。 リュックだけを持って逃げる。リュックも余裕がなければ持っていかなくていい。 そういうことをですね、命を優先するということをぜひ教えていただきたいと思います。 大地震の後、親が自宅に帰宅したら、子どもが貴重品を握りしめて棚に潰されて命を落としていた。 そんな光景が起きてしまったら、もう一生ですね、悔やみ続けることになります。 とにかく素早く逃げる。素早く逃げるための仕掛けがリュックなんだと、そういう優先順位をぜひ考えていただきたいなと思います。 一方ですね、緊急避難の可能性が低い場所、沈んだり崩れたり燃えたりしない、そういう場所に住んでいる場合ですとか、 また、子どもが一人きりになるということがない、誰がいると、そういうご家庭の場合は、子ども用のリュックサック必ずしも必須ではありません。 もちろん作って悪いことではないんですけれども、なくても良いと私は考えます。 避難所などへ家族でゆっくり移動するという場合には、基本的に親がすべての荷物を持っていただきたいと思います。 親というか大人ですね。小学校、高学年ともなれば、そこそこ体もしっかりしてきますので、ある程度の荷物を持つことはできます。 そのため、多少のですね、避難所へ、生活をするための避難所へ持っていくリュックを作っておいても良いんですけれども、 少なくとも低学年以下の子ども、低学年、幼稚園児、乳幼児、そういった子どもが背負える量は高が知れています。 荷物を分散するという意味合いで子どもに持たせるとしてもですね、そんなに持たせることはできません。 ですので、実用を考えるというよりは、ポーターとして子どもを使うということを考えるのではなくて、防災教育の一環ですね。 子どもに防災意識を植え付けるためにリュックを作る、これは良いと思います。 なぜリュックが必要なのか、中に入っているものがどんな時に役立つのか、そんなことをですね、話しながらリュックを作るというのは、これは良いことです。 荷物を運ばせる要因としてお子さんを考えるのはやめた方が良いです。 普段とは異なる災害時です。足元がめちゃくちゃかもしれません。危険物が転がっているかもしれません。地震の余震で落下物があるかもしれません。 こういう状況ではできるだけ身軽に動けるようにしておくことが重要です。 リュックサックは大人が背負って、子どもには身軽な格好をさせる、そういうことをしていただきたいなと思います。 ちなみに子ども向けの防災セットとしてはですね、枕元に設置するポーチ、これはお勧めでございます。 特に子どもがですね、お子さんが子ども部屋で一人で寝ているような場合には、停電時にすぐ使えるようなライト、親を呼ぶための笛、手足を守る軍手、靴下、スリッパ、 こういったものをですね、ぬいぐるみリュックサックとか、かわいいポーチとか、そういうものに入れていただいて、枕元なり、あるいは布団から手を伸ばせば届く場所にですね、 地震の揺れで吹き飛ばされないようにポーチを固定しておくと役立つ可能性がございます。 ただもちろん前提として、子ども部屋の家具の固定とかですね、そういう地震対策は万全にすることをまず行っていただきたいなと思います。 ということで、本日は子ども用の防災リュックのお話でございました。 もしお子さん用にですね、防災リュックを作る場合には、防災専用にするのではなくて、学校行事ですとか、普段のアウトドアやレジャーでも使えるような、 そういうリュックサックを活用することをお勧めいたします。 普段は防災リュックを、防災グッズを入れて玄関などに置いていく。 学校でリュックを使う場合には、中身を取り出してリュックを持って行かせるということをしますと、当然リュックサック、お金の節約にもなりますし、 定期的にですね、学校行事で使うたびに中の防災用品をまるっと取り出して空っぽにする。 リュックを背負うということをしますので、そのタイミングで防災用品のチェックしたりですとか、リュックサックの状態などもチェックできると。 行事で定期的に背負っていれば、その子供の今の体格に合った状態にベルトの長さとかもですね、常に調整などをするということもできますので、 メンテナンスとお金の節約をするために、防災専用じゃないリュックにするのが良いかなと私は思っております。 ちなみに私、マイヤ様、ボイシーでお話をしておりますが、小ネタとかですね、突発的な災害の状況はTwitterの方で日々つぶやきを流しておりますので、 よろしければタカニ友やで検索をしてぜひフォローをください。それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #非常持出袋 #防災リュック #子供の防災 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/11/18/05:292.防災リュックは、素早く安全な避難のために用意08:293.子供用リュックがいる場合、不要な場合コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 青紅葉2021年11月19日子供の避難、たしかに重要ですね!同時に、足腰が不自由な高齢者の避難についても、例えば高荷さんのご両親ようの備えなど、いつかお教え頂けたら嬉しいです。いつも素晴らしい番組ありがとうございます。1返信 高荷智也2021年12月12日足腰が不自由な方の避難、これは重要ですね!ネタ投稿をありがとうございます!といっても、大雨等の事前避難は早めに「車両・タクシー」で実施、大地震などは避難が不要な地域に住む…辺りしか、抜本的な対策はないのが悩みでございますね。1 ポルカドット2021年11月18日我が家は子供用のリュックを用意しています。基本的にほぼ在宅避難で済むであろう地域に住んでいますが、隣が空き家のため火災が起きないとも限らないのでその為の避難リュックを準備しています。車が使えるなら載せられる大きなケースも玄関に置いています。子供用リュックも毎年2回見直しをしますが、その時に子供も一緒にしています。何が入っているか確認すること、またこれからもずっと防災対策をする必要があることを忘れないでいてほしいという思いからです。初めて子供用リュックを作った時なぜか嬉しそうでしたね笑1返信 高荷智也2021年12月12日ハザードマップ的に危険が少ない地域においても、大規模な火災や、地震の揺れによる建物への想定外の被害、また大雨は大丈夫としても暴風による思っていなかった飛来物などもありますので、最低限の避難の準備もして置きたいところだなと思います。子どもは「自分用」の何かをもらうと喜びますね!1 ちゃとらねこ2021年11月18日⇒ 低学年の子には命に関わるような情報 アレルギーとか喘息とか病気の情報を書いてリュックに入れて(あとえいようかんくらいいれて)周りの大人に見せなさいと言うように教えるくらいでいいかもですね。そもそも低学年の子が子供だけでいたら、どんな災害が起きていても話しかけてあげられる日本であって欲しいところ!!1返信 ちゃとらねこ2021年11月18日髙荷先生おはようございます🦀今日のお話 特に通帳を握りしめて…の下りや低学年以下はポーターとして考えない、学校行事でチェックというところは3人のお子様がいらっしゃる髙荷先生ならではのお話だと感じました。リュック持たせてもそれで疲れてしまって子供+子供用リュックを背負うのは結局親ですしね。:°ஐ..♡*乳幼児にはぬいぐるみリュック、その中に軽い子どもがぐずった様のアイテム位で⇒1返信 高荷智也2021年12月12日おはようございます🐈この学校行事用リュックを、普段防災リュックにしているというのは、わが家のリアル情景です(なんならこのリュックで富士登山などもしています🗻)。アレルギーや持病の情報なども重要ですね!非常時に支援が必要な場合は、日頃から誰に何を頼るべきなのか、よく教えておくことが必要だなと思いました。1
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子供用リュックも毎年2回見直しをしますが、その時に子供も一緒にしています。何が入っているか確認すること、またこれからもずっと防災対策をする必要があることを忘れないでいてほしいという思いからです。
初めて子供用リュックを作った時なぜか嬉しそうでしたね笑
周りの大人に見せなさいと言うように教えるくらいでいいかもですね。
そもそも低学年の子が子供だけでいたら、どんな災害が起きていても話しかけてあげられる日本であって欲しいところ!!
今日のお話 特に通帳を握りしめて…の下りや低学年以下はポーターとして考えない、学校行事でチェックというところは3人のお子様がいらっしゃる髙荷先生ならではのお話だと感じました。
リュック持たせてもそれで疲れてしまって子供+子供用リュックを背負うのは結局親ですしね。:°ஐ..♡*
乳幼児にはぬいぐるみリュック、その中に軽い子どもがぐずった様のアイテム位で⇒
この学校行事用リュックを、普段防災リュックにしているというのは、わが家のリアル情景です(なんならこのリュックで富士登山などもしています🗻)。アレルギーや持病の情報なども重要ですね!非常時に支援が必要な場合は、日頃から誰に何を頼るべきなのか、よく教えておくことが必要だなと思いました。