TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#244 無限に使える訳ではないマンホールトイレ、利点と欠点11:01 2021年11月26日 1,933再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次非常時のトイレ問題への新対策地下設備型トイレの仕組みと種類流す水が必須?マンホールトイレの給水設置容易性からコストまで、その真価万能ではない!効果的な活用法とはAI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友也がお送りする 死なない防災、備えるラジオ。 11月26日、週の終わりの金曜日。 本日も、備えて参りましょう。 # 非常時に役立つマンホールトイレ 本日のテーマはマンホールトイレでございます。 災害で停電や断水が発生した際に、特に問題となりますのがトイレ問題です。 仮設トイレを持ってくるまでには、早くても数日の時間が必要となりますので、 備蓄用の非常用トイレなどを事前に用意しておきまして、 放水した後、トイレを誰かに使われてしまう前に袋を被せてやらなければなりません。 ただ、自宅であれば袋を被せて家族みんなに使い方を教えて使用するということもできますけれども、 学校の開通管などに設置される避難所などでは、もともと大量のトイレの設備がないこともありまして、 備蓄用の袋や凝固剤、トイレを準備してあっても使い方がわからない、トイレがそもそも足りない、 使えたとしても袋や凝固剤を使ったトイレの使用には手間がかかりますので、 不特定多数の方々が集まる避難所、こういった場所で袋と凝固剤タイプの非常用トイレを準備し、 そして使うというのは、現実的には非常に難しいという問題があります。 そこで最近注目されまして、避難所の整備などが行われる際に合わせて用意されるようになっている設備が、 マンホールトイレと呼ばれる設備でございます。 このマンホールトイレとは、あらかじめ地面の中にトイレ用の穴、排水管、こういった設備を埋めておきまして、 普段はその上を駐車場とか広場とか、そういったオープンスペースとして活用しまして、 いざ災害が起こってトイレが必要になった場合には、 あらかじめ埋めておいた穴、その穴のマンホールを外しまして、 そこに便器とテントなどの目隠しをかぶせてトイレを設置できるようにしている、 そういった設備がマンホールトイレになります。 つまり、事前にマンホールトイレの地下設備を埋めておく必要がありますので、 その辺のマンホールを開ければ、トイレが簡単に作れるキットとか、そういうものではありません。 そのため、マンホールトイレには事前に埋めておく構造物の種類によって、 いくつかのタイプが存在するということになります。 どんなものがあるんでしょうか。 比較的多く使われている、というより埋めて埋められていますのが、 流過型あるいは貯流型と呼ばれているマンホールトイレでございます。 この流過型または貯流型というマンホールトイレは、 普段街の中を流れている下水道の近くに、マンホールトイレ専用の排水管、 これを埋めまして、これを下水道に接続をします。 そしてマンホールトイレ用の排水管、その排水管の上に何か所か縦穴を通しておきまして、 非常時にはその縦穴の真上に便器、組み立て式の簡易便器とテントなどを被せられるようにしている、 こういったものになります。 そしてこの埋め込んである排水管には水を流せるようにしてありまして、 定期的に水を流すことで排水管に溜まった排泄物を、 下水道の本館、街の中を流れている下水道に押し流すようになっております。 疑似的な水洗トイレに近い仕組みになっているんですが、 トイレを使うたびに水を流すというよりは、何回かしばらくは使いまして、 組み取り式トイレのようにポトポトと中に落としまして、 その程度使われて、排水管の中に排泄物が溜まってきたら、 水を一気に流してまとめて押し流すと、そんな感じになっております。 そのため、マンホールトイレという名前ではあるんですけれども、 流すための水をどこからか調達しなければ、排泄物で溢れて詰まって使えなくなってしまうんですね。 無限に使えるというわけではありません。 そのため、これら流過型、貯流型、流す水が必要なマンホール用のトイレは、 排水管を埋める場所、これが学校のプールとか、雨水の大きなタンクとか、 非常用の井戸とか、トイレを流すための水源を確保できる場所、 そういった場所の近くに埋め込まれることが多くなっております。 また、設置条件はちょっと厳しいんですけれども、災害時に利用しやすいマンホールトイレとして、 本管直結型と呼ばれるようなマンホールトイレもございます。 これは、普段から町の中を流れている、使用されている下水道の真上に、 トイレ用の穴を確保する仕組みで、日頃から下水道に流れている水を、 そのまま直接利用することができますので、 マンホールトイレ用の水源、これを特別確保する必要がないというメリットがあります。 ただ、設置できる場所などが限られますので、 後からマンホールトイレを整備する、準備するという場合には、 別に流すための水を準備しておくようなタイプの流下型、貯流型のマンホールトイレが多く整備されております。 # 水が必要なタイプが多い では、このマンホールトイレ、メリット・デメリット、どんなものがあるのでしょうか。 まず、マンホールトイレの良いところ、メリットでございますが、何と言っても手軽さですね。 普段の使い勝手に近い様式トイレを、災害時に素早く設置できるということが、非常に大きなメリットでございます。 仮設トイレをどこからか持ってくるという場合には、どうしても設備が大掛かりになりますので、 トラックなどを使わなければ、運んでくることができません。 そのため、持ってきて設置するまでに時間がかかってしまいます。 一方、マンホールトイレの場合には、仮設トイレで設備が大型化する要因の一つ、 排泄物を処理、溜める部分があらかじめ地下に埋めてありますので、 用意しておくべきものが、簡易便器、そして目隠し用のテントだけでいいと。 そうなりますので、避難所などでも簡単に備蓄しておくことができて、 組み立ても簡単であるという点がメリットになります。 また、トイレの下に汚物タンクが必要な仮設トイレと異なりまして、 マンホールトイレは、設備を埋め込んである地面の真上に便器をそのまま置くことができますので、 バリアフリーになるんですね。段差が物理的にできません。 そのため、足の悪い方、子供、車椅子の方でも非常に利用しやすいというのも強みと言えます。 また、備蓄用の非常用トイレ、袋と凝固剤のタイプのトイレを使う場合には、 排泄物を受け止めた袋、凝固剤で固めた汚物袋をしばらくその場で保管し続ける必要がありますけれども、 マンホールトイレは、疑似的な水泉トイレということになりますので、 水を確保することができれば、衛生状態を保ちやすいという点も大きなメリットでございます。 とはいえ、いいことばかりでもないんですね。 まず、マンホールトイレ最大の問題は、お金がかかることです。 事前に地下に設備を埋めておく必要がありますので、買ってきて置いておくというわけにはいきません。 設置をするためには、手間とコストがかかります。 重機がなければ設置することができないんですね。 お金もかかりますので、予算がなければ、そもそもマンホールトイレ整備ができないということになってしまいます。 また、当然ながら、地下に埋めてある設備そのものは移動することができませんので、 例えば仮設トイレの場合には、自治体とか都道府県単位でまとめて準備しておいて、 必要な場所に持って行って運ぶ、また普段はイベントなどでも使うということができますが、 埋めてあるマンホールトイレは運べませんので、他の被災地に運んで活用するということができません。 これも予算的な制約を受ける要因ということになります。 また、移動できないということは、津波とか洪水でマンホールトイレの周りが水没してしまいますと、 当然ながら使用することができません。 そのため、浸水の恐れがない地域でなければ、整備しておいても無駄になる可能性がありますので、使えないということになるんです。 また、浸水しない、沈まない地域の場合にも、トイレの上に目隠しとして被せる建物、 建物というかテントなどになりますので、これ、強風に弱いんですね。 強風がつくと上のテントを吹き飛ばされてしまう可能性がありますので、これも利用時に注意が必要ですし、 また、風に強いタイプの目隠し、こういったものをあらかじめ準備しておくということも必要になってまいります。 そして、何度かお話をしている通り、今、比較的普及をしております流過型、貯流型、下水道本館の横にマンホールトイレ用の排水管を埋めておくタイプのトイレには、 流すための水が必要になりますので、無限に使えるわけではありません。 また、プールとかのお水がなくなってしまえば、利用することができなくなってしまいますので、 永遠に使える万能トイレということではなくて、他のトイレ、他の設備と併用しておくことが重要だと言えるんですね。 ということで、本日はマンホールトイレのお話でございました。 いろいろと、最後に制約やデメリットも申し上げましたが、それでもデメリットを上回る良い点、メリットがたくさんありますので、 今後、様々な設備にあらかじめ埋め込みがなされるようになるといいなと思います。 また、設営が簡単とはいえ、初めてでいきなりやれと言われても、誰にでも設置ができたり運用ができたりするものではありません。 お住まいの街の自治体などが主催する防災訓練、そういう訓練でマンホールトイレに触れるきっかけがあれば、 ぜひ設営や利用の訓練などに参加をしていただきたいなと思います。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #断水対策 #非常用トイレ #マンホールトイレ 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:151.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/11/26/05:312.非常時に役立つマンホールトイレ05:163.水が必要なタイプが多いコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ポルカドット2021年11月26日以前他の方の動画を見た時に、非常用トイレの代わりに大人用の紙おむつや尿取りパッドを備蓄している人がいました。どう使うのかちょっと分からなくて、使いたい時だけ着替える?常に使うのか?コスト的にどうなんだろう?と疑問に思うことだらけでした。ゴミが増えることを考えると普通に凝固剤のトイレでいいかなと準備しています。ただ、高齢の方が普段使用しているなら、多めに買っておくといいですよね。マンホールトイレは初めて知りました。1返信 高荷智也2021年11月26日非常用トイレ「にも」なる他の代用品はありますが、事前準備をするならば、最初から「非常用トイレ」を準備するのが一番よいです。マンホールトイレも避難所へ行かないと使えませんので、まずは自宅への備えからでございますね!1 ちゃとらねこ2021年11月26日髙荷先生おはようございます🦀ま、マンホールトイレはマンホールでは無いですと( ゚д゚)映像で見たことあったと思うのですが、単純にマンホールを開けて落とすくらいに思ってました。これちゃんと周知しないと危ないですね…もちろんマンホールは重いので マンホール女優である釈由美子さま❤︎くらいしか素手で開けられないと思いますが。触りだけ知っても本質を知らないとこうなりますねヾ(_ _*)ハンセイ・・・1返信 高荷智也2021年11月26日おはようございます🐈マンホールトイレはマンホールではない、まさにそのケースが結構ございます。私自身も、マンホールトイレって無限に使えるのでは?と思っていたのですが、ちゃんと調べますとそうではない、この辺りは知っておくべき知識だなと思いました!1
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マンホールトイレは初めて知りました。
ま、マンホールトイレはマンホールでは無いですと( ゚д゚)
映像で見たことあったと思うのですが、単純にマンホールを開けて落とすくらいに思ってました。
これちゃんと周知しないと危ないですね…もちろんマンホールは重いので マンホール女優である釈由美子さま❤︎くらいしか素手で開けられないと思いますが。
触りだけ知っても本質を知らないとこうなりますねヾ(_ _*)ハンセイ・・・
マンホールトイレはマンホールではない、まさにそのケースが結構ございます。私自身も、マンホールトイレって無限に使えるのでは?と思っていたのですが、ちゃんと調べますとそうではない、この辺りは知っておくべき知識だなと思いました!