TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#262 糸魚川大火から5年、二千万年越しの宿命と怖い飛び火10:56 2021年12月22日 1,690再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次糸魚川大火 2000万年越しの宿命強風「レンゲ卸」が招く連鎖火災離れた場所へ燃え広がる「飛び火」首都直下地震が学ぶべき延焼教訓100m先まで飛ぶ火の粉の脅威とはAI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷智也がお送りする 死なない防災 備えるラジオ 12月22日、水曜日 本日も備えて参りましょう。 # 2016年12月22日・新潟県糸魚川での大火 本日のテーマは糸井川大火でございます。 今日12月22日は新潟県糸井川市で発生した糸井川大火からちょうど5年目を迎える日でございます。 2016年平成28年12月22日、新潟県糸井川市の市街地で大規模な炎症火災が発生いたしました。 火災の直接的な原因は市街地にあった飲食店からの不注意による失火が原因でございましたが、 もともと糸井川という地域は大規模な市街地火災を起こしやすい強風が吹く地形をしたエリアであり、 昔から繰り返し大規模な火災に見舞われてきた地域でございます。 この糸井川大火のお話は当チャンネルソナエルラジオ第21回目の放送 大地震による炎症火災から逃げる準備を、こちらの放送でもご紹介したことがありましたが、 実はこの放送をしてから半年後、今年2021年6月に糸井川でお仕事をする機会がありまして、 この糸井川大火からの復興施設に訪問をさせていただいたり、 糸井川大火に関わった方、あるいは糸井川市の消防本部さんからお話を伺うような機会を得ることができていました。 今回はこの糸井川訪問で深掘りをした糸井川大火のお話、5年目を迎えた2021年度版をお届けしたいなと思います。 さてこの火災、まず火災が発生したのは2016年12月22日、時間帯で言いますとお昼前の午前10時20分頃と想定されています。 日元となりましたのは糸井川の市街地になりますが、 北陸新幹線も停車するJR糸井川駅の北側、日本海側に広がる市街地にかつてあったラーメン店、ここが出荷元となっています。 ちなみに少し話は変わるんですが、糸井川といえばジオパークが有名でございます。 糸井川ジオパークは実は日本で初めて世界ジオパークに認定された地域なんですけれども、 その特徴の一つにフォッサマグナと糸井川静岡構造線と呼ばれる地形が挙げられております。 糸井川静岡構造線はかつて日本列島を東西に分割していた巨大な谷状の地形、フォッサマグナと呼ばれるエリアの西の端にある地形、 これが糸井川静岡構造線と呼ばれる大断層地帯ということになりますが、 太平洋側の静岡県静岡市周辺と日本海側の新潟県糸井川市周辺まで、日本列島を東西に分ける巨大な断層が走っておりまして、これが糸井川静岡構造線になります。 この断層がある地形というものは地形を侵食していきますので、谷状の地形が生まれやすくなる地域ということになりますが、 これによって生まれた川が長野県から糸井川を通って日本海へ注ぐ悲鳴川でございます。 悲鳴川は被水が取れる産地としても有名で、これも糸井川ジオパークを構成する一つの要素となっているんですが、 この悲鳴川という川も実は糸井川を火災に招く一つの要因となっております。 日本海に発達した低気圧が生まれますと、この低気圧に向かって悲鳴川沿いの谷状の地形を通過する強い南風が生まれます。 この南風を地元ではレンゲ卸と呼んでいるんですが、このレンゲ卸、強い南風が昔から糸井川に大規模な炎症火災をもたらしてきました。 強い南風というものは、火災がどこかで起きた場合にあっという間にそれを炎症させるような効果を与えるということになりますので、 具体的には記録に残っているだけでも、1777年江戸時代ですね、それ以来合計13回の大規模な火災が発生し続けておりまして、 実は糸井川市という地域は国内でも有数の炎症火災発生地域でもあるということになります。 ということでちょっと話がそれましたが、つまり糸井川大火、糸井川で大規模な火災が発生するのは、 大元をたどればですね、日本列島が生まれた2000万年前頃から定められていた、ある種地形上の運命ということになっているんです。 日本列島が生まれるときに誕生したホッサマグナ、そのホッサマグナに沿って生まれた糸井川静岡構造船、この大断層が作った姫川という地形、 そしてこの姫川に沿って吹く強い南風レンゲ卸、これが糸井川に度重なる大規模な炎症火災をもたらしているということで、 つないでみますと2000万年前から現在までつながれ、なんともダイナミックな火災原因があるんだということが言えるんです。 # 100m離れた地域を延焼させた飛び火という恐ろしい存在 2016年に発生した糸井川大火は、近い将来の発生が心配されている首都直下地震などで発生すると考えられている 大規模な地震火災、都市部の延焼火災、この様子の一端を示したものであるとも言えます。 実際、糸井川大火の後、焼け跡に復興施設として大火の記録を展示したスペース、広いオープンスペース、また大規模な防火水槽などが設けられている 複合施設、まちづくりの拠点施設として、キターレと呼ばれる施設がオープンしているのですが、この展示施設に東京など首都圏から見学に来る方が結構いらっしゃるそうなんです。 何をしに来ているのかというと、首都直下地震で大規模な延焼火災が首都圏で発生した時に、いったいどんな状況になるのかと、 そういうものを、いわゆる東京の偉い方々が実際、一番最近起きた延焼火災、都市型の延焼火災が起きた糸井川に来て、その様子を重ねて視察をすると、そういうことが行われているということなんですが、 その時に来た方々が、これはまずいねと、声を失う展示物があるそうなんです。それが飛び火、飛ぶ火と書いて飛び火ですが、飛び火というものがあります。 糸井川対下では、強風に煽られて火災がどんどん延焼していったんですが、 実はこの時の火災の広がり方は、日元からじわじわと広がっていく次の建物、またその隣の建物とだんだん広がっていくのではなくて、 少し離れた場所へ同時多発的に延焼が起こるという、非常に恐ろしい燃え広がり方をしていたんです。 木造住宅などが燃えますと、火の粉だけではなくて、火のついた木片なども風に煽られて飛んでいくことになるんですが、 糸井川対下の時には、最大100メートル離れた場所までこの木片、飛び火が飛んでいきまして、とんでもない距離を超えて火災を延焼させていたということが分かっています。 強風で起こる大規模な延焼火災では、火災は徐々に広がるだけではなくて、離れた場所に同時多発的な延焼を起こす、 そういった可能性がありますので、これを大地震などによる地震火災への対策、これを立てるときに知っておかなければならないということになるんです。 そのため、今、東名阪をはじめとする大都市にお住まいの皆様、もし今ご自宅がある地域が大地震、大地震が発生したとき、近くで火災が起きていなかったとしましても、 遠くから火のついた木片などが飛び火が飛んでくることで、いきなり自宅とか近所が延焼を始める、そういうこともあり得るということなんです。 大規模な地震火災、延焼火災に発展する恐れのある木造住宅が密集する地域に今住んでいるよという場合には、大地震の後、すぐに安全な広い場所に避難を始めるか、 または移動できる準備をすぐに整えておく、そうしたことが地震対策としては必須であるということが言えるわけでございます。 ということで本日は糸井川大火のお話でございました。 糸井川は日本列島形成の歴史上、火災が避けられない地域として存在してしまっているということになりますが、とはいえ現在は火災に強い町づくりが進められております。 二度と悲惨な大火を再現させない、そういった努力が町を挙げて行われております。 一方、日本各地に今もまだ存在している木造住宅が密集しているような地域、ここでは大地震を引き金にどこでも大規模な炎症火災が発生する恐れがあります。 起きることが分かっている災害であれば、防がなくてはなりません。 ぜひ地域の防災、消火訓練などへの参加、またご自宅職場の近所にある消防設備の把握など、少し気にしてみていただきたいなと思います。 ちなみに年明け2022年の1月にも、また糸井川を訪問する機会をいただくことになりました。 またですね、新しい糸井川ジオパークの情報などを学びまして、それを防災知識としてお話をしていければなと思っております。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #火災対策 #フォッサマグナ #糸魚川大火 #飛び火 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:141.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/12/22/05:402.2016年12月22日・新潟県糸魚川での大火05:033.100m離れた地域を延焼させた飛び火という恐ろしい存在コメント感想・質問・応援メッセージを書こう ちゃとらねこ2021年12月22日髙荷先生おはようございます🦀今日は糸魚川のお話だと思っていました🙂記録に残るだけでもそんなに火災が起きていたとは…人と人とが手を取り合って復興に尽力してきた成果なのか、単に学ばないのか←私は いや引っ越せよ と思ってしまうのですがそんな簡単な話じゃないですよね100m離れた所への飛び火…地震が起きて火災は起きていない、いま大丈夫だからと外を見ず中を片付けていたらいつの間にか日に囲まれてるということがありそうですね今大丈夫でも避難しておくか、留まるのか…なかなか難しい問題です😅1返信 高荷智也2021年12月28日おはようございます🐈日付から内容を予測されるようになってきた今日この頃✨ちょうど5年目&追加ネタあり、ということでこれはお話しせねばと、ご紹介させていただきました。江戸なども大火はしばしば生じておりますが、木造が主体の都市&強い季節風が吹く地域は、どうしても大火を避けることは難しいですね。糸魚川の場合は、避難経路整備、スペース確保などを続けてきた歴史もあり、昭和以降意は火災が激減していたそうです(今回は久しぶりの大火)。火災対策、冬は特に考えたいですね。1
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今日は糸魚川のお話だと思っていました🙂
記録に残るだけでもそんなに火災が起きていたとは…
人と人とが手を取り合って復興に尽力してきた成果なのか、単に学ばないのか←
私は いや引っ越せよ と思ってしまうのですがそんな簡単な話じゃないですよね
100m離れた所への飛び火…地震が起きて火災は起きていない、いま大丈夫だからと外を見ず中を片付けていたらいつの間にか日に囲まれてるということがありそうですね
今大丈夫でも避難しておくか、留まるのか…なかなか難しい問題です😅
日付から内容を予測されるようになってきた今日この頃✨
ちょうど5年目&追加ネタあり、ということでこれはお話しせねばと、ご紹介させていただきました。江戸なども大火はしばしば生じておりますが、木造が主体の都市&強い季節風が吹く地域は、どうしても大火を避けることは難しいですね。糸魚川の場合は、避難経路整備、スペース確保などを続けてきた歴史もあり、昭和以降意は火災が激減していたそうです(今回は久しぶりの大火)。火災対策、冬は特に考えたいですね。