TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#276 北海道・東北の巨大地震で死者20万人…の読み解き方11:37 2022年1月14日 1,968再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次死者20万人想定!衝撃発表の背景発表は政府の裏情報か、その真実30年以内60%超?巨大地震の確率死者20万人「最大想定」の意味とは絶望の前に!今できる防災の第一歩AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友矢がお送りする 死なない防災 備えるラジオ 1月14日金曜日、本日も備えて参りましょう。 # 日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震 本日のテーマは、巨大地震、日本海溝、千島列島沿いの大きな地震に関するお話でございます。 これは昨年末のニュースになりますが、2021年12月21日年末、政府からあるショッキングな大地震被害想定の発表がございました。 日本海溝及び千島列島沿い、青森北海道沖でございますね。 ここで津波を伴う巨大地震が発生した場合に最大で19万9千人に上る死者が発生すると、そういった報告書が公開されたんです。 こういったですね、大規模な災害に関する被害想定の発表が出ますと、 これはもしかして近々大地震が発生するんじゃないかとか、実は政府はすでにそのことを知っていて、対策を促すためにこういった報告をあえて今したんじゃないかとかですね。 そういう裏事情をいろいろ考えたくなるんですけれども、今回の報告、そういう話では全然ございません。 そもそもですね、この日本海溝、千島海溝沖における津波対策、地震対策というものは、きのうきょう始まったものではなくて、 20年ぐらい前からですね、2004年に制定された法律に基づいて、各種の調査ですとか計画などが進められておりまして、ずっと継続されていました。 長年の調査、検討内容がようやくまとまったので発表しましたというタイミングが、たまたま今だったというだけですので、別に政府が何かですね、裏の情報を握っているとかそういうことではないんですね。 このような被害想定は日本海溝、千島海溝沖だけではありません。日本は地震災害大国でございます。 とりわけその中でも、南海トラフ巨大地震、それから首都直下地震については、特に被害の規模ですね、桁が大きいものになりますので、同じようなですね、被害想定の報告書は公開されております。 公開されていて、これは結構前からですね、レポートの形で誰もが見られる形で公開されていたんですが、2011年の東日本大震災ですね。 これで、やはり想定外の被害がたくさん出たということで、被害想定の見直しが行われました。 例えば日本海溝、千島海溝沖の地震につきましても、以前からですね、資料を公開されておりました。 例えばちょっと古い資料でですね、2006年ぐらいの資料を見ますと、どんな地震が起きて、どんな被害が出るのかというのは載っているんですが、実はこの中にですね、宮城県沖の地震とか、明治三陸地震と同じような地震が起きた場合の被害の想定とか、そういうものが出ているんです。 宮城県沖で大きな地震が起きた場合には、最大で死者300名弱ぐらいの被害が起きるだろうと、大きな被害が出るということが想定されていたんですが、ご存知の通り、その数年後にですね、311東日本大震災が起こりまして、死亡者の桁が一つ二つ違うとんでもない大きな被害が出てしまったということになります。 こういった311の大きな被害を受けて、それまで既に作られて公開されていた資料なども見直しが必要だということで、抜本的な想定の見直しが行われました。 まずは南海トラフ巨大地震と首都直下地震のですね、被害想定の見直しが行われて、これはもうだいぶ前に公開済みになったんですが、それが終わったのでようやく続いて、じゃあもう一個あった日本海溝、千島海溝沿いの地震の被害想定見直しをしようじゃないかということで、これをずっと行っていたんですね。 これが形になって公開されたのが昨年末、今回の被害想定の報告書ということになるわけでございます。 # 昨日今日の話ではなく、以前から想定が進められていた ということで、今回のですね、日本海溝、四島海溝沿いの巨大地震、 まあ政府が何かを訴えたいために、このタイミングで公開した、情報を公開したということではないよと、 そういうお話をしたんですが、それと合わせてですね、今回の被害想定の発表と、 そもそもの大地震の逼迫度合いというのは、また全然別の問題になります。 例えば、よく聞いたことのある数字と思いますけれども、首都直下地震については、 今後30年以内の地震発生確率が70%程度と、そして南海トラフ地震につきましても、 今後30年以内の発生確率が70から80%と、かなり高い数字が示されております。 これらと同じようなですね、内容で、日本海溝、四島海溝周辺で想定されている津波を伴う大地震、 これの発生確率がどのぐらいかというと、同じ言い方をすれば、 今後30年間で60%程度の数字ということになっておりまして、 これはかなり高い確率ですね。国内で想定されている地震の確率の中でも、かなり高い数字だということになります。 そのため、これらですね、巨大地震、数字が公開されている巨大地震につきましては、 来るのか来ないのかじゃないんですね。もういつ来るのかと、そういうことを考えた準備が不可欠になるということになります。 もう一つですね、こういった情報を見るときに重要なポイントが、その地震の規模というところなんですけれども、 例えば今回の日本海溝、四島海溝沿いの地震についても、被害想定、死亡者最大で約19万9千人という数字出ておりますが、 この被害想定で使われているのは、あくまでも想定最大規模の巨大地震が起きた場合ですよということなんですね。 この想定最大規模の巨大地震というのは、次のこの地震、次の日本海溝、次の四島海溝沿いの大地震が、この想定最大規模になるとは限りません。 より大きな地震になる確率もあるといえばあるんですが、どちらかといえば想定を下回る、ちょっと小さい地震でよかったねと、 そういう地震が起こる可能性の方が高いわけでございます。 これは日本海溝、四島海溝沿いだけではなくて、首都直下地震、あるいは南海トラフ巨大地震などでも全く同じことが言えます。 例えば首都直下地震の場合には、首都直下地震って結構範囲が広いんですね。 東京が震源になる地震のタイプもあれば、神奈川とか埼玉とか千葉とか、かなり広い範囲でどこかで地震が起きたら、それは首都直下地震としようと、 そういう形で見積もられておりますのと、また今想定されている首都直下地震は、海溝型の地震ではなくて足元で起こる直下型の地震です。 海溝型の地震もあります。例えば前回の関東大震災ですね。大正に起きた関東大震災は、相模トラフ、海で起きた地震でございました。 さらにそのもう一つ前の江戸時代に起きた関東で起きた大きな地震、これも相模トラフの地震でございました。 この海で起こる首都直下地震はだいたい200年起きぐらいに起きてますので、次に起きるタイミング、たぶん今から100年後くらいだろうというふうに想定されていて、 地震の確率としても0から2%くらいという数字になっているんですけれども、足元で起こる首都直下地震はいつどこでどのぐらいの大きさの地震が起こるかはっきりわかりません。 繰り返し来ているというよりは、どこかで定期的に地震が起こるのは間違いないんですが、南海トラフ地震とか相模トラフ沖の地震のように定期的なタイミングで来るものではないので、 どんな地震になるのかはよくわかってないんですね。ということで首都直下地震の被害想定も、いくつかの被害想定用の地震というものを想定しまして、 もしこのタイミングでこの大きさの地震が起きたとしたらこのぐらいの被害が出ますと、そういう言い方になっているんです。 南海トラフ地震の場合もこれは同じでございます。南海トラフ地震というのは、実は南海トラフ地震とか南海トラフ巨大地震とか、 巨大という言葉がつくものとつかないものがあるんですが、一般的にただ南海トラフ地震といった場合には、東海地震かあるいは南海地震かのその単体を指す場合が多いです。 一方、南海トラフ巨大地震と巨大をつけた場合には、東海、南海地震が連動するようなかなり大きな地震が想定されています。 次の南海トラフ地震がこの超巨大な、いわば東日本大震災に対しての西日本大震災になるような巨大地震が次に起こるのか、 それともちょっと規模の小さな東海地震単発、南海地震単発、そういったものが起こるのかはわかりません。 ただ、最悪の地震が起きた場合にはこのぐらいの被害が出ますねと言っているのが南海トラフ巨大地震の被害想定であり、 次に起きた地震がちょっと小さいタイプの地震だとしたら、そこまで被害は大きくならなかった、めでたしめでたし、そういうようなことにもなるわけでございます。 今回の日本海溝、千島海溝沿いの地震についても、19万9千人の死亡者というのは、あくまでも最大規模の、想定最大規模の地震が起きた場合の被害であって、 次の地震がもうちょっと小さなものになった場合には、そんなに大きな被害は出なくてよかったと。 でも、犠牲者は出たので、次への改善対策が必要ですねと、そういうことが言われるということになるわけでございます。 また、想定最大規模の巨大地震が起こった場合の想定って結構エグいんですね。 もう街の中に逃げ場がないとか、地震が発生してから避難を始めても間に合わないとか、そういう地域結構ございます。 ただ、それで絶望して防災対策を捨ててしまうというのは、やっぱり良くないんです。 これは報告書の中でも語られていますが、想定の被害の大きな地震の発表があると、 もうダメだ、何をしても無駄だと諦めがちになってしまったり、あるいはこういった被害想定をうまく悪意をして、 こんなに大きな地震が来て、こんなにたくさん人が死ぬぞ、怖いぞ、この動画で解説してるから見てねとか、 そういういたずらに不安を煽るようなコンテンツが生まれてきたりですとかいうこともあるんですが、 次の巨大地震、巨大地震になるとは限りません。ちょっと小さい地震になる可能性もありますので、 できる準備を少しずつ進めましょうと、そういうことが重要になります。 もちろん大きな巨大災害になる可能性はあるんですが、ちょっとした防災をしておけば、 被害を小さくすることができる、小さな地震で収まる可能性も高くあるわけでございます。 諦める前に、まずやれることをやっておくということが何よりも重要だということでございます。 ということで、本日は日本海溝、千島列島沿いの巨大地震のお話でございました。 今回の報告書の中では、こういった被害想定、もっと細かいお話ですとか、 また今までの被害想定にはあまり出ていなかった、冬ならではの、北国ならではの新要素、 凍結で避難が遅れるとか、凍死者が発生するとか、そういった情報もいろいろ盛り込まれておりますので、 またどこかのタイミングで続きのお話をさせていただきたいなと思っております。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #津波対策 #日本海溝 #千島海溝 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2022/1/14/03:492.日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震07:363.昨日今日の話ではなく、以前から想定が進められていたコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ちゃとらねこ2022年1月14日髙荷先生こんにちは🦀首都直下地震、南海トラフ地震は有名ですがこちらは知らない人も多いのではないでしょうか。私も北海道ではたまに大きな地震があるという認識ですが、東北はあまり…。もちろん日本は全ての場所で地震の危機がありますが。冬の北海道東北での地震や津波…想像するだけで辛いです( ´・ω・`)2返信 高荷智也2022年1月14日こんにちは🐈どうしても人口集中地域の災害想定がクローズアップされますので、知名度に関してはおっしゃる通り…の一方で、大地震さんはそんなことに忖度せずいつでも生じますので、いつ物ごとくですが、できる準備・冷静な対応、これしかありませんね。真冬の被災は…厳しいです💧1
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首都直下地震、南海トラフ地震は有名ですがこちらは知らない人も多いのではないでしょうか。
私も北海道ではたまに大きな地震があるという認識ですが、東北はあまり…。もちろん日本は全ての場所で地震の危機がありますが。
冬の北海道東北での地震や津波…想像するだけで辛いです( ´・ω・`)
どうしても人口集中地域の災害想定がクローズアップされますので、知名度に関してはおっしゃる通り…の一方で、大地震さんはそんなことに忖度せずいつでも生じますので、いつ物ごとくですが、できる準備・冷静な対応、これしかありませんね。真冬の被災は…厳しいです💧