TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#337 余震…という表現の見直しに繋がった2016年熊本地震09:12 2022年4月14日 2,440再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次2016年熊本地震、2度目の震度7観測史上初、連続する強い揺れ「余震」表現見直しの背景とは前震・本震・余震は全て後付け大地震直後に本当にすべきことAI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友矢がお送りする 死なない防災、備えるラジオ。 4月14日、木曜日。 本日も、備えて参りましょう。 # 2016年4月14日・16日…熊本地震 本日は2016年熊本地震のお話でございます。 6年前の本日、2016年4月14日、夜21時26分、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7、マグニチュード6.5、深さ11キロの大地震が発生いたしました。 平成28年2016年熊本地震の発生でございます。 熊本地震は276名の死者が発生する震災となりましたが、亡くなられた方の8割の方は地震そのものによる被害ではなく、その後の被災生活で命を落とす震災関連死と呼ばれるものが原因でございます。 改めて長引く避難生活などにどう対応して命を守っていくのか、これは行政だけでなく私たち個々人においても対策が求められることになります。 熊本地震の特徴は、1回目の大地震の28時間後、4月16日の深夜1時25分に、最大震度7、マグニチュード7.3の2回目の大地震が発生したことでございます。 マグニチュード6から7クラスの大地震が連続して起きるということは、2011年の東日本大震災でも経験していましたし、近年ではその他の地震でも2回連続の地震あるいはそれ以上の数の地震が続くということは観測されることがあります。 しかし一連の地震活動の中で、同一の市町村が2回連続で震度7の極めて強い揺れに襲われたということは、この熊本地震が観測史上初めてとなりました。 熊本地震では、この2回の大地震以外にも余震が活発に発生しまして、わずか2日間の間に震度5強を2回、震度6弱を3回、そして震度6強が2回、震度7が2回発生するなど、とにかく強い揺れが発生し続け、 1回目の揺れに耐えた建物が相次ぐ地震の揺れで倒壊してしまうなど被害が拡大した、そんな特徴を持っております。その後も地震から約半年後、2016年の10月末までの半年間で4000回を超える震度1以上の地震が発生するなど、長期間にわたって余震活動が続いたことも熊本地震の特徴でございます。 # 前震・本震・余震は全て後付け、常に「より強い地震」に警戒 熊本地震は、地震に関する報道発表に対しても、一つの変更を生じさせるきっかけになりました。 それは気象庁などが防災上の呼びかけをするときに、余震という言葉を使わなくなったというものでございます。 2016年に熊本地震が発生するまでは、どこかで大きな地震が発生しますと、気象庁から 1週間程度、最初の地震より一回り小さな余震に警戒してください。 また、余震が生じる可能性は何パーセントぐらいですと、こういった発表が毎回なされておりました。 しかし、熊本地震の2連続震度7という、1回目より2回目の本震の方が大きかった、そんな従来なかったパターンの大地震を受けまして、 まず大きな本震が起き、そしてその後一回り小さな余震がしばらく続く、こういった本震・余震という流れが絶対的なものではなくなりました。 そのため、余震という言葉を使うと、あ、もう強い揺れは起こらないんだなと、そのように捉えられてしまう恐れがある、 ということで、余震という言葉を使わずに、最初の大地震と同程度の強い揺れに警戒、そういった表現に現在は改められるようになっております。 こうした地震の報道に関する表現というのは、絶対的なものではなく、新しい想定外が発生する度に少しずつ見直されているということになるんですね。 ところで、この大地震、大きな地震が発生しますと、余震という言葉以外にも全震とか、あるいは本震といった言葉がよく使われております。 例えば、全震というのは、最大の被害をもたらした本震、この直前から数日ぐらい前に発生することのある地震でございます。 311東日本大震災においても、2日前、3月9日に強い全震が実際には発生しておりました。 また、余震というのは、本震の後に続く一回り小さな地震活動を指しますが、本震がマグニチュード8、あるいはマグニチュード9というような極めて大きな地震であった場合は、 余震すらマグニチュード6、マグニチュード7と単発で起きれば、大震災クラスの余震がバンバン生じることになりますので、強い警戒が必要になるということになります。 しかし、ここで問題になりますのは、これら全震、本震、余震という言葉、これ全て後付けということなんですね。 こういった全震、本震、余震という決め事というのは、一連の地震活動が一通り終わって沈静化した後に、 今思えばあれは全震でしたねとか、この中で一番大きな地震はこれだったから、本震はこれにしましょうとか、これ以降は全部余震ですねと、 そんな感じで後から決める定義ということになるんです。大きな地震が発生した直後に関しては、その今発生した大地震が果たしてより大きな地震の全震なのか、 それともこれが本番という本震なのか、あるいはその後にもっと大きな本震がまた来るのか、こういったことは地震の直後にはわかりません。 一つだけはっきりしているのは、大きな地震が発生した直後は、同等クラスの地震、あるいは人回り小さいが十分被害をもたらす可能性のある地震がバンバン起きる。 大きな地震が起きた後はしばらく大地震に警戒せよ、これだけしか言えないんです。大地震直後に飛び交う全震、本震、余震という言葉は、 これ明確に言われていたらデマというか嘘というか流言でございますので、地震直後にこれは全震、これが本震、これは余震、そういう言葉が出てた場合は全部無視してください。 同じような揺れがこの後来るかもしれない、その揺れでも死なない準備ができているか、そういう点検だけをすることが重要ということになります。 ということで本日は2016年熊本地震のお話でございました。 あの地震から6年、本当に早いものでございます。 犠牲となられた方々のご冥福を改めてお祈り申し上げます。 ところで余談でございますが、私九州は博多にしか行ったことがありません。 熊本地震が起きた当時は1階のサラリーマンをしていましたので、ボランティアでいきなり熊本に入るということはとてもできる状態ではなかったんですね。 そのため私は博多以外の九州の土地というのはまだ踏み入ったことがないんですけれども、火山をはじめとする様々な需要スポットをぜひ見学したいなと思っているんですが、 直近再来週ですね4月25日に初めて鹿児島に伺いまして、講演会をさせていただく予定でございます。 ちょっと楽しみなんですけれども、ちなみに5月にもですね再度鹿児島で、そして6月には博多と久留米で講演会のお声掛けをいただいておりまして、 急激にですねこの4月5月6月九州初めて伺うというのが連続しておりましてちょっと楽しみです。 コロナによる緊急事態宣言が出されないことをですね本当に祈る日々となっております。 それでは皆様本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #地震対策 #余震 #熊本地震 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:141.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2022/4/14/02:512.2016年4月14日・16日…熊本地震06:093.前震・本震・余震は全て後付け、常に「より強い地震」に警戒コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 青紅葉2022年4月18日なんとなくしか分かっていなかった表現についての解説ありがとうございます。流言飛語の判断材料にもなるとは知りませんでした!2返信 みょんみょん2022年4月14日毎日楽しみに聞いております。当地鹿児島に来られる機会があるとのこと、ぜひ楽しんでください。災害の多い地域ですが、それだけに行政や企業の防災意識が高く、勉強の意欲もありますので、先生の知見をしっかり生かしてくれると思います。桜島も祝砲をあげてお待ちしております。お忙しいと存じますが、いつかお目にかかれる機会があればうれしいです。1返信 めけてん2022年4月14日社会人になった頃は熊本に住んでました。ドライブが好きでしたので、毎週のように阿蘇に出掛けていましたが、地震の翌日、崩落した阿蘇大橋をみて「毎週のように通っていた橋が。。」と涙が出ました。鹿児島出張良いですね!もしお時間があれば、白くま(天文館 むじゃき)や黒豚塩しゃぶしゃぶ(寿庵 鹿児島中央駅など)がオススメグルメです!熊本にも機会がありましたら良い所沢山ありますので、訪ねてみて下さい😆1返信 ちゃとらねこ2022年4月14日髙荷先生おはようございます🦀もう6年と言うか、まだ6年というか不思議な気分です。毎回、常に地震は『想定外』がついてまわりますね。当たり前のことなのでそれを過敏に攻撃するのではなく 対応可能なことは備えるきっかけになる日になるといいなと思います。いいなぁ九州 まだ私には未開の地。もつ鍋…馬刺し…明太子…ちゃんぽん……送ってくださってもいいのですよ😆1返信
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当地鹿児島に来られる機会があるとのこと、ぜひ楽しんでください。
災害の多い地域ですが、それだけに行政や企業の防災意識が高く、勉強の意欲もありますので、先生の知見をしっかり生かしてくれると思います。
桜島も祝砲をあげてお待ちしております。
お忙しいと存じますが、いつかお目にかかれる機会があればうれしいです。
鹿児島出張良いですね!
もしお時間があれば、白くま(天文館 むじゃき)や黒豚塩しゃぶしゃぶ(寿庵 鹿児島中央駅など)がオススメグルメです!
熊本にも機会がありましたら良い所沢山ありますので、訪ねてみて下さい😆
もう6年と言うか、まだ6年というか不思議な気分です。
毎回、常に地震は『想定外』がついてまわりますね。
当たり前のことなのでそれを過敏に攻撃するのではなく 対応可能なことは備えるきっかけになる日になるといいなと思います。
いいなぁ九州 まだ私には未開の地。
もつ鍋…馬刺し…明太子…ちゃんぽん……送ってくださってもいいのですよ😆