TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#374 防災アドバイザーが死神と呼ばれないための自問自答11:26 2022年6月13日 2,484再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次インターネット時代の○○アドバイザーの葛藤アドバイス業界に潜む「ソーシャルバッド」の影防災アドバイザーの理想的な社会貢献専門家を不要とする社会の構築へ秘匿知識を常識にする戦略的開示AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友也がお送りする 死なない防災、備えるラジオ。 6月13日、週の始めの月曜日。 本日も、備えて参りましょう。 # インターネットの普及で仕事を失うアドバイザーという業界 本日のテーマは、防災アドバイザーの社会的な役割に関するお話でございます。 という感じでですね、少々大行なテーマを掲げているんですけれども、 本日はVoicyの週次ハッシュタグ企画ということで、 ソーシャルグッドを語ろうというテーマに対するお話でございます。 ソーシャルグッド、こちら辞書で調べますと、 ソーシャルグッドというのは、社会へ良いインパクトを与える活動や製品、 社会貢献度の高い活動を支援する姿勢を表す総称ということで、 2010年代から頻繁に使われるようになった言葉、 当初はマーケティング界隈で使われていたという言葉でございます。 このソーシャルグッドに対して、では防災という領域はどうなのかということなんですが、 防災で重要なことは、命を守る環境を作っていくことでありまして、 そしてそれを実践するためのアドバイスをするのが、 防災アドバイザーと呼ばれる方々の活動の一つであるはずでございます。 基本的には、社会に良いインパクトを与える活動であると思いますので、 真っ当に防災アドバイザーという活動をしていれば、 ソーシャルグッドな活動をしているということが言えそうなんですね。 ただ逆に、例えばありもしない災害リスクをデッチ上げて、 人々社会の不安を煽ってお金儲けにつなげるとか、 あるいは人々の関心を集めるためのネタとしてだけ、 災害や防災の情報を利用するとか、 あとはちょっとこれは賛否ございますが、 机上の空論のみで導き出した、逆に命に危険を導くアドバイス、 そんなたくさんはないですが、そういう活動を積極的にするというのは、 社会的にネガティブ、ソーシャルバッドということですので、 これは慎みたいところでございます。 というところなんですが、今私自身はですね、 備え防災アドバイザーという肩書を自称して活動しているんですけれども、 防災アドバイザーを名乗るためには、特に資格はいりませんね。 国家資格などはありません。防災士を持ってないとダメとか、 そういうことはありませんので、防災アドバイザーという肩書は自称でございますし、 誰でも名乗ることができます。 そして最近ですね、私はその防災アドバイザーという職業の役割っていうのは、 一体何なんだろうかと、そういうことをですね、考えることがあるんですけれども、 防災に関するアドバイスをする、まあまあその通りなんですが、 問題なのはこのアドバイスの内容、方向性なんですね。 ちょっとですね、これはネガティブなお話をしますと、 例えばですね、これはちょっと該当する方には申し訳ないお話でもあるんですが、 ビジネスマナー講師という職業があります。 ビジネスマナー、マナー全般に関するアドバイスをすると、 防災アドバイザーと似たようなですね、活動をしている職業ということになるんですが、 最近ですね、このマナー講師と呼ばれる方々を失礼クリエイターと呼ぶような、 ネタというか風潮というか、そういうものをですね、見聞きすることがございます。 これは世の中にあふれるですね、やや行き過ぎたマナーに関する状況ですね、 揶揄するようなネタでございますけれども、 ○○アドバイザーと呼ばれる方が、生き残りをかけて新しいアドバイスを生み出すという構図は、 これはどんな業界にもあり得ると思います。 当然防災アドバイザー業界、そんな業界があるのかどうかは置いておきまして、 それも同様でございます。 こういった○○アドバイザーと呼ばれる方は、アドバイスをすることで当然生活をします。 そしてアドバイスをするためには、そのアドバイス内容について知らない方々、 学びたい方々が一定数存在することが必要でございます。 しまえながポーチ活用アドバイザーを名乗って生活したいと思っても、 しまえながポーチを活用したい方が世の中にいなければ成り立たない、 ちょっといるかもしれませんが、 ですので何かしらですね、それを学びたい方々が必要になるということになります。 これはですね、例えば大地震が起きた直後に焚火をするのは危ないですよとか、 台風接近の報道がされているときに外出するのはやめたほうがいいですよとか、 今は当たり前になっている、誰でも知っていることをアドバイスしても仕事にはなりませんので、 世の中に広まっていないことを探し出して、 そしてアドバイスをしなければならないということになります。 # 防災アドバイザーの役割は、防災アドバイザーを不要とする社会を作ること 世の中に知られていない情報、注意点を見つけてアドバイスをする。 これがうまく循環すれば、社会的にも良い活動、つまりソーシャルグッドになるわけなんですけれども、 しかしアドバイスのですね、人数が増えまして、 またSNSなどで一つの情報が多くの方に短期間で拡散するようになりますと、 従来よりも最新のアドバイスの賞味期限が短くなってしまって、 アドバイス内容がすぐに陳腐化してしまい、アドバイザーが仕事を失うと、 そういう時代にですね、今なっているんですね。 そのため、生き残り差別化を図りまして、極端に言うとちょっと微妙なアドバイスが生まれちゃったりとかですね、 なんとなくメディア受けしそうなアドバイスが優先的に広まるとか、 そういう状況に発展して、むしろアドバイザーの存在がソーシャルバッドになってしまう、 そういうことが起こり得ます。 これはインターネットやSNSが発展する前はですね、 最新情報を得られる媒体とか、最新のお話を聞く機会というのはそんなに多くなかったですね。 ですので、アドバイザーとお話をする機会とか、講演会とかですね、 そういうものが成り立ちましたし、 オラが街のアドバイザーという形で、我が街に1人のアドバイザー、 そういった距離的な住み分けというものができました。 しかし、インターネットの力でですね、世界が狭くなった昨今におきまして、 とりわけインターネット上、オンライン上でアドバイザーが生き残ろうとしますと、 ちょっと極端な方向に走らなければですね、ネタが被ってしまいますので、 微妙な状況になってしまう、こういうことがあり得るんですね。 これに対する解決策っていうのはありませんし、 今後このインターネット、モバイル、スマホがさらに普及すればするほど、 より極端な状況になっていくというのは、構造的な問題というふうに言えます。 そしてここからはですね、私自身への今締めと次回も兼ねてのお話になるんですけれども、 防災アドバイザーを名乗る人間が行うべきソーシャルグッドな活動、 あるいは目指すべき方向性の一つとして、防災アドバイザーは防災アドバイザーを不要とする社会を作る、 そういう活動が上げられるのではないかなと、これは個人的に思っています。 目から鱗とか、タメになった、そういうお話、例えばYouTubeのコメント、 Twitterのリプ、あるいは講演会でのお話、いろんな場所でそういうことを聞きます。 どうもありがとうございました、言われます。 ただこういう防災アドバイス、タメになった防災アドバイスというのは、 つまり効果があるが知らなかったこと、命に関わるが意識しなかったこと、 これが役立つ防災アドバイスなんですね。 こういう状況というのは本来は望ましい姿ではありません。 知っておかなければ命に関わる知識は本来は義務教育の間に子どもにしっかり教える。 そして防災アドバイザーではなくて、学校の先生が常識として教えられるようになっていなければいけません。 その上で最新の教育内容というのは時代とともに変わっていきますので、 その上で大人たちにも同じような話をする、これはアドバイザーの役割かもしれませんが、 世の中で知らなきゃいけない知識はやっぱり教育で教えておかなければいけないと思うんですね。 あるいは知らなくても命に関わらない状況を作っていくということも重要で、 これは例えば建築基準法で住宅の耐震性を縛りに行くとか、 物件を借りる際の告知義務としてハザードマップの状況を説明するとか、 あるいは治水工事ですね、ダム、堤防を頑丈にしてそもそも洪水を起こさないようにするとか、 何にも知らなくても安心して生きていける社会を作る、 そういう社会的に有益な防災対策を進展させる、こういう働きをするというのは、 これはアドバイザーの仕事の一つではないかなと思っています。 時代の変化や技術の進歩とともに、防災上で知るべき知識というのは当然変わっていきます。 そしてこれをいち早く察知して社会全体へ周知する、それが防災アドバイザーと呼ばれる職業における役割と思いますけれども、 同時にですね、このアドバイスをしなくてもヘッチャラさと生きていける、 そういう世の中になるように長期的な視点での大きな働きかけも行っていく、 そういう意識が一つ重要なんだろうなと思っております。 ということで本日はですね、防災アドバイザーの社会的な役割というお話でございました。 今日のお話はですね、ちょっと悩ましいところもあるんですね。 ここだけの話とか、まだ誰も知らない情報とか、秘伝の書とか、医師送伝の究極奥義とかですね、 こういうアドバイスは受けます。こういうネタをたくさん持っていると仕事も増えます。 本来はそういうネタっていうのは囲い込んでおきたいところなんですね。 ただこれだけSNS、インターネットが普及した時代においては、 誰か一人がですね、情報拡散すれば翌日には世間の常識になっちゃうんですね。 ですのでこういうですね、秘伝のネタというのはあんまり抱え込まずにガンガン出していった方が、 今の時代的には合ってるんじゃないかなと思っているんです。 個人的にはですね、私自身もいろんな実験などをして得られた新しい防災ネタとか防災知識っていうのは、 あんまり秘伝の書にしてもですね、どっかで広まってきますので、 できればガンガン普及させまして、さっさと常識にしてしまうと。 で、より大きな働きかけをすることで、そういうネタを知らなくても安全、安心に生きていける世の中、 そういうのを作るお手伝いができたら健全なんじゃないかなと思いまして、 本日はですね、半分自分ごとのようなお話をさせていただきました。 それでは本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #防災アドバイザー #ソーシャルグッドを語ろう 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:141.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2022/6/13/04:532.インターネットの普及で仕事を失うアドバイザーという業界06:203.防災アドバイザーの役割は、防災アドバイザーを不要とする社会を作ることコメント感想・質問・応援メッセージを書こう とうやま しょうき2022年8月5日とても素晴らしい考え方です。義務教育や法規制整備への働きかけは長い目で見て大事なことと思います。より身近なところで、防災のことを知らなくても防災になっている状況を作り出すことは、日常使用される商品で実現する可能性があるので、防災のプロとして防災を意識したモノづくりに関わっていくのも面白いかと思いますね。2返信 ちゃとらねこ2022年6月13日髙荷先生おはようございます🦀シマエナガポーチ笑真面目な中にやはりクスリと笑えるネタを入れ込んでくるのが髙荷先生の強みですね😆〇〇アドバイザー自分が思っていることをポロリとした時に、それを自分の考えなのか、一般的なあるいは根拠のある話なのか ハッキリ言う必要がありますね😎7返信 みしな2022年6月13日ロクに調べもしないでおかしなことを垂れ流してる国際レスキューなんたらを自称してる人もいましたね。極端なことで耳目を集める人はいなくならないと思うので、受け手にもある程度のリテラシーが求められるのかなと思います。6返信 みょんみょん2022年6月13日おはようございます。いつも貴重な情報をありがとうございます。先日、タワマンの高層階に住んで自慢気なお年寄りがYouTubeで紹介されてましたが、このような防災意識のない人はいなくなりませんので、高荷先生の役割は大きいと思います。また、費用や時間がかかる実験を積極的に行う人はなかなかいませんので、高荷先生の出される情報はとてもありがたいです。YouTubeで視聴者が増えれば、実地でのお仕事も増えると思います。これからの更なるご活躍、期待しております。8返信
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シマエナガポーチ笑
真面目な中にやはりクスリと笑えるネタを入れ込んでくるのが髙荷先生の強みですね😆
〇〇アドバイザー
自分が思っていることをポロリとした時に、それを自分の考えなのか、一般的なあるいは根拠のある話なのか ハッキリ言う必要がありますね😎
いつも貴重な情報をありがとうございます。
先日、タワマンの高層階に住んで自慢気なお年寄りがYouTubeで紹介されてましたが、このような防災意識のない人はいなくなりませんので、高荷先生の役割は大きいと思います。
また、費用や時間がかかる実験を積極的に行う人はなかなかいませんので、高荷先生の出される情報はとてもありがたいです。
YouTubeで視聴者が増えれば、実地でのお仕事も増えると思います。
これからの更なるご活躍、期待しております。