TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#503 雪+雨で重量が10倍に!普段雪が降らない地域も雪下ろしの準備を13:50 2022年12月22日 3,889再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次降雪後の雨で雪は10倍に重くなる?屋根にかかる驚異の雪の荷重とは非積雪地域が抱える雪害の盲点カーポート・物置倒壊リスクへの備え火山灰と雨、積載荷重の共通点AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友也がお送りする 死なない防災、備えるラジオ。 12月22日、わんにゃんにゃんにゃん、 奥曜日、本日も備えて参りましょう。 # 積雪後の雨による雪の重量アップに注意 本日のテーマは、大雪と雨と屋根に関するお話でございます。 前回の放送では、地球温暖化により日本全体としての積雪は減るが、 局地的な土下雪災害は今後増えるかもしれないというお話をいたしました。 本日もこの雪に関するお話でございますが、雪の荷重の変化、重さの変化と屋根に関するお話でございます。 雪、サラサラフワフワとした印象のある雪でございますが、雪は降ってから時間が経過したり、 あるいは雨が降って濡れると重量が増していきます。 降ったばかりの新雪、この重さは1メートル×1メートルの広さに、高さ1メートルの雪が積もった場合、 つまり1×1×1、1立方メートルですね。 1立方メートルあたりの新雪の重さは、だいたい50キロから150キロということなんですけれども、 降ってから少し時間が経過しますと、だんだん雪がぎゅーっと圧縮されて固まっていきます。 こういった少し固まってきた雪の場合は、1立方メートルあたりの重量が150キロから250キロ、かなり重たくなるんですね。 屋根の上、1メートル×1メートルの重さごとに、大相撲の最悪クラスの方が1人ずつ座ると、かなり恐ろしい状況になるわけでございます。 そして、溶けて固まる、あるいは雨に濡れるなどして、ざらめ状態になった雪はかなり重たくなります。 1立方メートルあたり250キロから500キロと、降ったばかりの雪の10倍の重さになってしまうんですね。 こうなりますと、例えばコンパクトな1個建て、床面積が50平米ぐらいの住宅の場合、屋根の面積はだいたい75平米ぐらいになるんですけれども、 この場合、降ったばかりの雪であれば、それが1メートル積もったとしましても、屋根全体にかかる重さは約3.7トン。 このぐらいであれば、耐えられるかなという感じなんですが、これが雨に濡れて重たくなりますと、屋根全体にかかる雪の重さは10倍、37トンもの荷重がかかることになるんですね。 自衛隊の最新の10式戦車よりちょっと軽いぐらい、ちょっとわかりにくくなってますけれども、戦車が乗るのと同じぐらいの重量が屋根にかかるということになりますので、これは相当重たい状態になってしまうんですね。 あるいは自動車の場合、例えばミニバンなどの場合は屋根の面積がだいたい8平米ぐらいになるんですけれども、この場合、降ったばかりの雪が1メートル積もった場合の荷重は400キロ。 だいたい8名の乗員がぎっちり詰まっているのと同じぐらいの重さですので、耐えられるかなと。ただこれがざらめ状態で重たくなりますと、ミニバンの屋根全体に4つのタイヤにかかる重さがなんと4トンになるということで、結構危険な重さになってくるんですね。 シーズン始めあるいはシーズン終わりの大雪は降った後に気温が高くなって、その後雨が降るということも多くございますし、またこういった状況は温暖化によって気温が上がっていくと今後より多くなると、そういうことが想定されますので、雪が降った後、雨が想定されている場合には、できるだけこまめに雪下ろしなどをしなければ建物などに被害が出る恐れがあると。 そういう注意が必要になるんです。 # 雪が降らない地域の建物・カーポート・物置は雪下ろしを ただ、現実的にはですね、この雪下ろし問題は、雪国よりは雪が降らない地域の方が課題になります。 大雪の後に雨が降って雪が重くなり、建物倒壊につながる被害、これ実際には雪国ではほとんど起こらずに普段雪が降らない地域の方で生じることが多くあるんですね。 例えば防災対策における耐震基準でおなじみの建築基準法でございますけれども、建築基準法では雪に対する耐火重というものも定められておりまして、 これは普段どのぐらいの雪が降るのかということで結構値が変わっています。 積雪の多い地域については相当な大雪でも、雪が1メートル、2メートル積もっても、その後雨が降っても建物が倒壊しない、そういうレベルで頑丈に作ることが求められていますけれども、 一方で普段雪が降らない地域については、この雪の耐火重の基準が低いんですね。 そのため大きな地震が起きたときも、雪国の家は早々潰れないとよく言われるんですが、これはこの積雪に対する耐火重の基準が相当厳しいので、 地震に関してもかなり頑丈になっていると、そういうことが反映されているんです。 そのため、普段雪が降らない地域、私がいる静岡もそうなんですけれども、こういう地域で、例えば100年に一度の土下雪ですね、 そういうものが降りまして、そこにさらに雨が降って重量が増しますと、雪国では耐えられる重さが、 普段雪の降らない地域の建物では耐えられない、潰れてしまうということが起きちゃうんです。 実際、例えば直近ですと2014年ですね、平成26年に記録的な豪雪が関東地方に降ったんですけれども、 この時の大雪では、積雪の後に雨が降ってしまい、雪の重量が増しまして、約1000棟の建物に屋根の被害が生じました。 そのため、これを受けまして、建築基準法では、積雪のあった後に雨が降ることを想定した割増しの耐火重を計算しましょうと、 そういったことを定めるように少し内容が変わったと、そういう経緯もあるんです。 また、大雪の後の雨で潰れるのは住宅もあるんですが、どちらかというとですね、 例えば車のカーポートですね、1個だけの車の駐車場に立っているような簡易的なカーポートとか、自転車置き場の屋根とか、 ああいったものはですね、やはり大雪で潰れることがよくありまして、これも雪国はカーポート相当頑丈なんですよね。 私は出張で雪国などに行きますと、建物観察をよくするんですけれども、 まあカーポートの柱が太い太いと、これだったらどれだけ降っても大丈夫だろうなと、 しかも屋根もですね、アクリルの透明な板ではなくて、鉄板の屋根になっていたりと相当頑丈に作られているんですが、 雪が降らない地方のカーポートって弱々なんですよね。静岡もそうなんですけれども、細い柱、 それからアクリルというか塩ビの弱い屋根、これ多分30センチぐらいの大雪で雨が降ったら潰れるだろうなと、実際潰れちゃうんですね。 こういった雪の後の雨は雪国じゃない地域が特に注意が必要。 住宅だけではなくてカーポートや物置など、弱い建物の屋根は結構豆に雪を降ろさないと潰れちゃいますよと、 そういうことはぜひ知っておいていただきたいなと思います。 ちなみに水を含むと重たくなるのは雪だけではありません。火山の噴火によって放出される火山灰、これも同様でございます。 火山灰も乾燥した状態であれば比較的軽い、軽いと言っても重たいんですけれども、これ水を含むと凄まじい重量になるんですね。 今目安としましては、例えば木造住宅の場合、屋根に30センチ程度の火山灰が降った状態ですね。 乾燥した状態であればまだ問題はないんですが、30センチの火山灰に雨が降って重量が増しますと木造住宅が倒壊する恐れがある。 もちろんこれはカーポートや物置もより弱いということになりますので、火山灰の灰卸しも必要になる可能性があるよと。 これは今噴火が恐れられている富士山。富士山噴火による首都圏の勾配。 首都圏の場合でも富士山が噴火した時には、都心部というよりは神奈川県の西部ですね。 もちろん火山の周辺にある静岡、山梨などもそうなんですが、火山灰が降った場合にも一定の重さになった場合は灰を降ろさないと。 その後雨が降ると建物が潰れる恐れがありますよということがありますので、屋根の上の状況を注意する。 そして屋根の上から雪や灰を降ろすための道具は一つぐらいは物置に入れておいた方が良いということが必要になってまいります。 # コメント返し・エンドコール ここからはコメント返しのコーナーでございます。 今回は502回目の放送。 温暖化で雪の総量は減るが、土下雪による雪害は増える恐れも。 こちら皆様、多くのコメントとカニを、ありがとうございます。 カニ、カニじゃない、コメントをくださいました。 チャトラ猫さん、サナトスさん、カスミンさん、お茶さん、謎の猫19さん、世界輪野さん、もちさん、梅ごはんさん、ウマヤドノさん、アイディーさん、タロスさん、シノさん、ミシンさん、ママチャさん、ナナちゃんさん、右耳さん、わてさん、皆様、コメントありがとうございます。 えーとですね、ちょっと気になるコメント。わてさんのコメントがいい感じですね。 カニメーターの提案というのが出ておりますけれども、放送を聞いたときはカニ1匹、面白かったときはカニ2匹、すごくためになったときはカニ3匹、こんな感じでカニメーターを使わせてもらうことにしますということで。 これ面白いですね。いいです。皆さんカニ1匹で構いませんので、つけていただければお名前は呼ばせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それから経験談のコメントを1つ、梅ごはんさんのコメント。今回のお話、体感はしていましたが理屈に納得しました。 長野県北部で子供の頃は毎日のようにスキーウェアで雪遊びをしていました。今では土混じりの鎌倉が作れる程度、そして雨の日に溶けます。 雪が減って少し油断しているので気を引き締めてどか雪対策ですねということで、長野の北でもそんな感じなんですね。 ちょうど今日のお話が雪が降った後の雨に注意という内容でございましたが、やっぱりこういった雪プラス雨というところは今後いろいろな地域で増えていくことが実際にあるんだなということを聞かせていただいたのがありがたいです。 梅ごはんさんコメントありがとうございました。もう一つコメントをご紹介。うまや殿さんからのコメント。おはようございます。犬と子供は狂ったようにって面白いですね。 エマージェンシーブランケットの結露対策ありがとうございます。衣服に北海道などを貼ると余計に結露が発生しますね。クラフト市でできた紙の寝袋もあるようですがこれはどうでしょうか。 ということでクラフト市の紙の寝袋ありがとうございます。これちょっと私試したことがないのでどうなんですかね。紙の内側にビッチリとこうビニールでコーティングされている場合にはやはり透湿性が小さくなりますので同じように結露してしまう可能性はあるんですが、ある程度紙が主体になっている場合は水分抜けていきますので意外と快適なのかもしれないですね。 これは入手する機会があったら実際試してみたいなと思うんですけれども、ただクラフト市でできている寝袋ってこの入っている姿が絶望的に人間が大きな紙の封筒に入っていると売られていくどなどなみたいな感じになって悲しくなっちゃうのでやっぱり寝袋とか毛布がいいなというようなことを感じました。 もちろん非常時にはそうも言っていられませんし、実際に段ボール箱の中なんかに入っているとすごくあったかいのでいいんですけれども、人間の尊厳を保つためには最低限の装備が必要なんだなとそんなこともちょっと感じる昨今でございます。 ということで皆様本日もコメントありがとうございました。今日は大雪と雨と屋根のお話でございました。新潟地方では大雪で停電が発生してなかなか現地に入れずに停電も長期化しているというお話も聞いております。 停電で家の中が寒くなり車の中に逃げ込んで暖を取るとマフラーが埋まってしまって一酸化炭素中毒で命を落とす今回もそういったことが起きています。皆様雪の中で車にずっと乗りっぱなしになるときには本当に換気に気をつけてください。 うっかり寝てしまって雪が降ってマフラーが閉じると一酸化炭素逆流して死んでしまいます。本当にお気をつけください。それでは皆様本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #大雪 #雪下ろし #降灰 #灰おろし 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:151.タイトルコール03:562.積雪後の雨による雪の重量アップに注意05:183.雪が降らない地域の建物・カーポート・物置は雪下ろしを04:234.コメント返し・エンドコールコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ワテ2022年12月22日雪国仕様のカーポートが屋根雪で潰された経験がございますので我が家は現在鉄骨造のカーポートです⛄️積雪時の雪かきは晴れ間を待っていると踏み固められたり溶けかけて重たくなるので出来るだけ積もったら直ぐに作業しないと大変です💦新雪の時は幅広のアルミスコップで効率良く、氷の塊になってしまったら小さめの重たい鉄製スコップで少しずつ確実に、道具とやり方を変えながら頭と体の両方を上手く使っての雪かきを強いられる「重たい雪と毎年戦う北陸民」は歳をとっても案外力持ちだったりします💪🦀🦀🦀4返信 ななちゃん2022年12月22日我が家のカーポート、現在強風で飛ばされそうです…😭これはどうにかしなくては…🦀🦀🦀5返信 おちゃ2022年12月22日🦀🦀関東では、雪止め瓦を使ってない家が多かったですが、増えていっている印象です。雪国では重量を考慮して雪止めは設けないそうですね。残した方が危ないからでしょう。そんなことにも基準があるのは気付きでした。雪国と台風銀座の各地方の屋根比較は義務教育時に触れましたけど。4返信 にしん2022年12月22日クラフト紙寝袋は、超コンパクトに保管できて良さそうな反面、市場に売られていく感は否めませんね😅万が一カーポートが壊れたり、雨樋が壊れたら、全力で火災保険使いましょう!!これも備えていたからこそ使えるモノです💡また寒波が来るそうですので、犠牲者が出ない事を願います。5返信 mama cha2022年12月22日高校生の頃、雪が10センチ位でもカーポートが潰れていた気がします、たった数cmの積雪で電車もバスも交通マヒして、雪の中歩いて帰ったりしましたね〜😣毎年1〜2回はこんな事があって、雪国出身者に関東は駄目だね~🤣と笑われてました、今や準備万端の雪国でも太刀打ち出来ない事態に、田中角栄さんが、何かの話で「雪で人は死ぬんだ」と言ってたのを思い出します。7返信 もっと見る
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新雪の時は幅広のアルミスコップで効率良く、氷の塊になってしまったら小さめの重たい鉄製スコップで少しずつ確実に、道具とやり方を変えながら頭と体の両方を上手く使っての雪かきを強いられる「重たい雪と毎年戦う北陸民」は歳をとっても案外力持ちだったりします💪
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現在強風で飛ばされそうです…😭
これはどうにかしなくては…
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関東では、雪止め瓦を使ってない家が多かったですが、増えていっている印象です。雪国では重量を考慮して雪止めは設けないそうですね。残した方が危ないからでしょう。そんなことにも基準があるのは気付きでした。
雪国と台風銀座の各地方の屋根比較は義務教育時に触れましたけど。
万が一カーポートが壊れたり、雨樋が壊れたら、全力で火災保険使いましょう!!
これも備えていたからこそ使えるモノです💡
また寒波が来るそうですので、犠牲者が出ない事を願います。