TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#566 日本海溝沿いの超巨大地震による、最悪の津波の高さ想定について17:22 2023年3月30日 3,476再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次日本海溝沿い巨大地震の対象地域とは岩手・青森・北海道沖の巨大地震発生確率北海道・青森に迫る津波の高さと速度岩手から千葉を襲う最悪の津波想定終わらない津波対策と備える心構えAI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友也がお送りする 「死なない防災 備えるラジオ」 3月30日木曜日、本日も備えて参りましょう。 # 岩手・青森・北海道沖の超巨大地震について 本日のテーマは、日本海溝における超巨大地震と津波に関するお話でございます。 昨日は、北海道千島海溝における超巨大地震と大津波に関する具体的な影響、そして被害の想定に関するお話をいたしましたが、 本日は、もう少し南側になります。東北日本海溝における超巨大地震と津波に関するお話です。 今回もテーマとしては、かなり重たい、ある意味でリアルすぎて嫌になる内容になりますので、 今日対象になる地域は、北海道、青森、岩手、宮城、福島、東北北海道地域ということになりますが、 この辺り、東日本大震災の被災地とも重なる、そして今日も津波のお話となります。 メインの話を飛ばして、コメント返しだけ聞きたいという場合には、チャプター4へ飛んでいただきたいなと思います。 それではここからは、今日は日本海溝沿いの地震のお話をしてまいりたいなと思うんですけれども、 2011年の東日本大震災、これを引き起こしました東北地方太平洋沖地震では、東北地方を中心に甚大な津波被害をもたらしました。 この地震の震源は宮城県の沖合を中心に、南北に400キロ、東西に200キロ、極めて広い範囲が、 滑り量、最大のズレの大きさは最大で50メートルと、ものすごく大きくズレまして、これが広範囲に強い揺れと津波をもたらすことになりました。 そしてこのマグニチュード級クラスの超巨大地震、これは過去の文献あるいは地質調査、そういったものを研究者の方々が行った結果、 過去3000年間の間に5回ぐらい、同じような地震が発生しているということが推定されております。 前回の発生がまだ12年前ということになりますので、この宮城県沖を震源とした同じ規模のマグニチュード級クラスの超巨大地震、 こういったものが近い将来に起こるということは想定されておりません。何百年かは先だろうということが想定されています。 ただ、こういった超巨大地震よりも一回り小さな地震は数十年から100年ぐらいの間隔で起き続けていますので、 そうした地震による津波の影響被害というものは想定が必要になりますし、そしてもう一つ今日のお話のメイン問題になりますのが、 2011年の東北地方太平洋沖地震、この震源よりも北側の地域です。 岩手、青森、北海道、この沖合に位置する日本海溝沿い、ここでもですね、大きな津波を起こす巨大地震が定期的に起きておりまして、 そして最大クラスの地震が起きた場合には、東日本大震災に匹敵する被害、こういったものが起こる、そういう可能性が指摘されております。 この岩手、青森、北海道沖の日本海溝沿い、ここは311では揺れてないんですね。 ということで近い将来の地震の発生が想定されているんですけれども、とはいえ、この地域、東日本大震災と同じ規模となる マグニチュード9クラスの超巨大地震は、可能性としてはなくはないものの、今後30年間で起こる可能性としてはほぼゼロパーセント。 そして一回り小さなマグニチュード7.9クラスの巨大地震につきましては、今後30年間で8から30パーセント。 このような確率となっておりまして、こちらは具体的な対策が必要な状況であるということが言われております。 そしてこの発生の確率は低いものの最大規模の超巨大地震、これが岩手よりも北側の日本海溝沿いで起きた場合には、死者が最大で約20万人。 建物の全壊等数は22万棟。そして避難者は最大で57万人。このような被害が想定されており、実際に発表されております。 昨日の放送では北海道沖、千島海溝沿いで超巨大地震が発生した場合の津波の高さ、これに関するお話をしましたが、 本日は日本海溝沿いで岩手、青森、北海道沖ですね、ここで大きな最大クラスの超巨大地震が起きた場合、可能性は低いがもし起きた場合ということで、津波の高さに関する少し詳しいお話をしたいと思います。 # 東日本大震災を契機とする津波対策はまだ終わっていない 日本海溝で超巨大地震が発生した場合に見込まれている最悪の条件が重なった場合、これにおける津波の高さの想定でございますが、今回も北側から細かく見てまいりたいと思います。 まず北海道でございますが、北海道もこの日本海溝沖の沿いの地震、大きな津波が到達することが想定されています。 まず昨日の放送、千島海溝沿いの超巨大地震で最大22メートルの津波が想定されているとお話をした串野市でございますが、串野も日本海溝沿いの地震でも最大9メートルの津波が想定されております。 そして同じく千島海溝沿いの地震では最大28メートルの津波が想定されている襟本町でございますが、こちらも日本海溝沿いの地震が起きた場合も最大23メートルの津波が想定されております。 そしてこの襟本町の場合、日本海溝沿いの地震が起きた場合には最短4分で第一波、第一波というのはまだ海面変動の始まりということになりますが、22分後には5メートル、45分後には10メートルを超える津波が到達すると想定されておりますので、迅速な避難、そういった計画が日本海溝沿いの地震についても必要となるということになります。 そして襟本岬から西側、札幌方面に向かってまいりますと、これは千島海溝よりも日本海溝沿いの地震の方が南から北に向かって津波が到達するということで、より大きな被害が想定されておりまして、 日高町で18メートル、戸間古前市で10メートル、室蘭市で10メートル、そして函館市でも10メートルの津波が想定されております。そしてこういった、これらの地域に津波が到達するのは、地震発生からおおむね30分程度と想定されております。 東日本大震災よりも早いタイミングで津波が到達する可能性がありますので、地震の揺れがおさまり次第、素早く避難行動を開始する、そういった準備が必要になっております。 続いて、東北地方でございますが、まず青森です。青森県内で最大の津波が想定されているのは、これは千島海溝沿いの地震と同じく八戸でございます。 八戸市では千島海溝沿いの超巨大地震では最大12メートルの津波が想定されているとお話をしましたが、より震源が近くなる日本海溝沿いの地震の場合には、地震の発生から20分から30分後に最大で27メートルの津波が到達すると想定されております。 2011年の東日本大震災でも八戸港では6メートルから8メートルの津波が襲来しまして、浸水の被害を受けておりますが、これをはるかに上回る被害が想定されておりますので、特に迅速な避難計画が求められるということになります。 そして南側、岩手県におきましても最も太平洋側に突き出している宮古市です。宮古市はかなり深い湾の構造になっているので、津波の高さが高くなりやすいと、そういう地形になっているんですけれども、宮古市では地震発生から10分から20分後に最大30メートルの巨大な津波が到達する想定になっております。 この宮古市の最大30メートルというのが、日本海溝沿いで超巨大地震が起きた場合の最悪の被害ということになっているんですが、実際八戸、宮古市辺りではハザードマップですね、重ねるハザードマップなどを見ましても、最大20メートルを超える浸水、これが想定されておりますので、大地震の揺れが収まり次第ですね、素早く避難を開始する、走って逃げる、 そういった準備計画というものが必要になります。そして宮城県でも気仙沼市で最大16メートルの津波が、福島県では南相馬市で19メートルの津波が、また茨城県や千葉県でも最大7メートルの津波が想定されておりまして、 震源の場所は東日本大震災よりも北側ということになりますが、2011年の津波で大きな被害を受けた地域は、ほぼそのまま次の巨大地震でも同等あるいはそれ以上の津波に襲われる、そういった想定をして各種の対策をしなければいけない。 もう終わり、しばらく来ないということではないんですね。また次の大きな地震、これが必ずやってくる、それも割と近い将来かもしれないということで、確かに宮城県沖の超巨大地震は今後数百年間起こる可能性はないと見込まれてはいますが、それ以外の地域での巨大地震、これはまた来るということで、そうした対策は引き続き必要になるということで、 ございます。ということで、本日も昨日に続きまして、今度は日本海溝沿いで超巨大地震が発生した場合の津波の高さに関するお話でした。ちょっと今日のお話も私嫌なんですね。やっぱり煽りっぽくなってしまうので嫌なんですが、しかも結構今日は心臓が痛いです。やっぱりリアルすぎて苦しいんですね。 ただ、今日お話をした津波の高さというのは、次の大地震として発生する可能性はかなり低いと見込まれている。ただ、万が一起きた場合の状況としては最悪の想定になると、そういったものになりますので、もう何をしてもダメだと、自暴自棄にはならないでいただきたいんですね。必ずしも、そこまでの超巨大津波が来る地震が起こるとは限らないんです。 もう一回り二回り小さな被害で収まるかもしれないということになりますので、対策そのものは最悪の想定に備えて実施をしていく必要がありますが、実際に大きな地震、揺れを感じた場合には被害が軽くなることを祈りながら逃げると、そういった心構えが必要になるかと思います。 # コメント返し・エンドコール ここからはコメント返しのコーナーでございます。 今回は565回目、 千島海溝の超巨大地震による北海道で想定される津波の高さ。 こちら皆様、いろいろなコメントを下さいましてありがとうございます。 コメントを下さいました、 チャトラネコさん、ノリゾーさん、サラトスさん、ミッカさん、シノキノコさん、ゴマ塩さん、ラスさん、モチさん、サイオンさん、キタクマさん、アヤポンタさん、パンダパンコさん、メンボウコウハイさん、ヨットさん、コチャさん、マグロダピオさん、謎の猫19さん、IDハイパーさん、ミナトモさん、ワテさん、妖艦しかカタンさん、そしてウサウサギさん、コメントを下さいまして誠にありがとうございます。 さて皆様、それぞれいろいろなご感想を持たれて、それの気持ちをですね、書いてくださっているのは非常にありがたいなと思っております。 まあこういうお話、煽りにならないように注意しながら喋るということと、あとはやっぱりリアルすぎてですね、ちょっと聞いていて気持ちがきついという方も実際に出てこられるかと思いますので、 そういった配慮もしつつ、とはいえやっぱり知らなきゃいけないことだとは思いますので、今日は第2話ということでお話をさせていただきました。 初コメをいただいております。アヤポンタさんからのコメント。勇気を出して初コメです。 たかに先生のYouTubeに出会って1年半になりました。いつもありがとうございます。 YouTubeやボイシーを流しまくって夫に嫉妬されているので、せっかく買った食料備蓄もこそこそ読んでいます。 私の住んでいるところは津波で浸水する可能性があり、高台へ逃げる予定ですが、高台のほとんどは土砂災害の警戒の色がついています。 もし雨が降っていて大地震が来たらそこも危ないのかなと思います。避難計画はどうすべきでしょうか。 回答をお待ちしております。ということでありがとうございます。 これもですねハザードマップ、水害ハザードマップ特集をどこかでやりたいなと思ってますので、詳しくはそちらでお話をしたいなと思うんですけれども、 土砂災害は大地震の時にも起こります。起こる可能性はあります。 自治体のハザードマップの作り方にもよるんですけれども、避難場所というのは災害の種類によって決まっているんですね。 要は津波が来る場合には海沿いはダメですし、逆に土砂災害が来る場合には、そういった場所は避難場所にはならないということになっていますので、 まずお住まいの地域のハザードマップを見た時に、地震が起きた時の避難場所がどこかというのを確認していただきたいんですね。 津波が想定されている場合と土砂災害が想定されている場合、それぞれOKな避難場所、NGの避難場所が載っていると思いますので、 津波および土砂災害両方に対して丸がついているような避難場所ですね。そこが地図に反映されていれば、そこを目指していただきたいなと思いますし、 逆にですね、載ってないという場合にはある程度自分の判断が必要になります。 ただ、この場合は要はリスクの確率でございますね。確実に今目の前にやってくる津波と、もしかすると起こるかもしれない土砂災害どちらに警戒すべきか、 これは津波からの避難が優先ということになりますので、もちろん万全を期して崩れない、沈まない、そういう場所があれば、そこを目指していただきたいと思いますが、 土砂災害の色がついているところしかないという場合には、まずはそこにですね、移動する、あるいは高い建物があればそこを使うというようなことをですね、個別に考えていく必要があるのかなと思います。 まとめとしましては、災害が起きた時の逃げ場所なんですが、リスクを完全にゼロにすることができない場合は、少しでも安全と思われるところに逃げるということで、 100%安全ではないものの多少マシというところをですね、優先順位をつけて使っていただく必要があるんじゃないかなと思います。 ということで、綾ポンタさん、コメントをくださいまして、誠にありがとうございます。 ということで、本日も津波のお話、日本海溝での超巨大地震と津波に関するお話でございました。 そしてこのシリーズ、もう1回続きます。 明日の放送は、南海トラフ巨大地震と津波のお話ということで、こちらもですね、多くのニュースなどで報道されている内容でもございますが、 実際のところ、津波、具体的にはどのぐらいの高さが想定されているのか、同じようなお話をしたいと思います。 単純により人口の多い地域になり、かつエリアも広いんですね。 静岡、愛知、紀伊半島、四国から九州までということで、かなりですね、多くの方が耳を塞ぎたくなるようなお話になるかと思いますが、 ここまで来たからには全部お話をした方が良かろうということで、明日は一応最終回の予定です。 シリーズ津波の高さ対策第3話ということで参りたいと思います。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #津波 #日本海溝 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2023/3/30/05:102.岩手・青森・北海道沖の超巨大地震について06:423.東日本大震災を契機とする津波対策はまだ終わっていない05:184.コメント返し・エンドコールコメント感想・質問・応援メッセージを書こう みなとも2023年3月31日一昨年に気仙沼・陸前高田・南三陸・相馬を巡りました。10mのかさ上げされた土地の迫力に圧倒されました。すぐ下に災害遺構の米沢商会の三階建てのビル。屋上に突き出た部分のてっぺんに書かれてある「津波到達水位」。そして「わすれないよ みんなと暮らしたこの町」の文字。この場所で、多くの方々が亡くなったのだと、体が震えました。あの3倍もの高さの津波、想像だにできません。移住ができなければ、命を守る行動を絶えずシュミレーションをしなければと思いました。6返信 かっかー2023年3月30日🦀🦀🦀高荷先生、こんにちは!最近、ハザードマップをよく見るようになりました。まだまだ使いこなせてはいませんが、せっかくの情報を無駄にしないようにしたいです。10返信 みたらし2023年3月30日🦀🦀🦀10返信 おちゃ2023年3月30日南海トラフ地震、明日の放送は心して聴きます🦀🦀🦀11返信 ごましお2023年3月30日🦀🦀🦀13返信 もっと見る
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この場所で、多くの方々が亡くなったのだと、体が震えました。
あの3倍もの高さの津波、想像だにできません。
移住ができなければ、命を守る行動を絶えずシュミレーションをしなければと思いました。
高荷先生、こんにちは!
最近、ハザードマップをよく見るようになりました。まだまだ使いこなせてはいませんが、せっかくの情報を無駄にしないようにしたいです。