英語の語源が身につくラジオ (heldio)
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    英語史の名著紹介,および歴史記述の方法について📙

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    Strang, Barbara M. H. *A History of English*. London: Methuen, 1970.

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    一見不自然な遡及的記述のメリット3点

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    4.

    歴史の遡及的記述,皆さんはどう考えますか?

コメント

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umisio
2023年3月20日
堀田先生。この本、激やば!です。お願いがあります。最後の「「セントラリーヒストリカル」と言い切っている」以降の英文を教えていただけないでしょうか?何しろヒアリングが苦手、活字なら辞書を調べて解釈できるかと。すでに5回ほど聞き直し、私なりに理解したつもりです。私の推測ですが(先生も?)、著者は遡及的な記述法にとどまらず、その背景にある遡及的発想こそ正当な歴史学の手法ではないか?と主張しているような…。歴史学、とりわけ現在の日本史研究の抱えるジレンマを明らかにしながら論じてみたいと思っています。
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堀田隆一公式アカウント
2023年3月20日
「#1340. Strang の英語史の遡及的記述」 http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2012-12-27-1.html で1節を引用しているので参考になるかと思います.
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umisio
2023年3月20日
👨‍🏫ありがとうございました( ᵕᴗᵕ )🍀*゜
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SilverGrass
2023年3月19日
「歴史の遡及的記述」から真っ先に思い浮かんだのは、『うめぼし博士の逆(さかさ)・日本史』3部作です。高校時代に日本史の先生が推奨していました。読んではいないので内容については何とも言えませんが、Amazonで高評価なので、いずれ (Barbara Strang の名著と合わせて) 読んでみたくなりました。
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umisio
2023年3月19日
梅干し博士とは樋口先生ですね!大切な蔵書の1つです。日本史では数少ない遡及的学習を体得された先生だと思います。
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菊地翔太
2023年3月18日
堀田先生、名著のご紹介をありがとうございます。実は私の授業では遡及的記述を試験的に導入しています。これは英語史の概論の授業とは別で、実際に各時代の作品を読むことに主眼を置いた半期の授業なのですが、後期近代英語から時代を遡っていきます。各時代の英語の概要を説明してから、実際に作品を読んでいくという流れです。学期末には、もし順番が逆だったら最後までついていけなかっただろうという声がよく届きます。身近なところから始めることでハードルを低くすることができるという利点もあるのかもしれないですね。
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Grace
2023年3月18日
横から割り込んで申し訳ありません。
下に書いた私の卑近な例と一緒にして恐縮ですが、やはり遠い過去から始めると違いがあることはわかるものの比較の視点が得られにくい、違いが何を意味するのかわかりにくいということがあると思います。
後期近代英語の読解から始めると、このくらいのスパンでこの程度変化があるのだなという感覚をまず掴むことができそうですね。
その後に更に遡ると、例えば「あっ、前に学習した期間と比べて変化が大きい/小さいように感じられるけれど、この差は何でだろう」という疑問が湧きそうです。
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umisio
2023年3月18日
菊地様
好きなおかずは先に食べるべし!今ある材料でなんとか解決する、が問題解決の要諦。この習慣をつけることが問題解決能力を育てるとこに繋がると思います😊門外漢ですが学生さんたちの反応は分かります!
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堀田隆一公式アカウント
2023年3月19日
菊地先生、コメントありがとうございます! 各時代のテキストを読んでいく授業などでは、私もだいたい遡及的にやっています。テキストは「点」なので、そこそこうまく行きますよね。
 問題は、今回の放送で主にお話ししたような英語史通史(本や講義)の場合です。点を密に配し、結果として「線」や「面」という因果関係を描いて行かなければならないとなると、遡及的記述のネガティヴな特徴が重くのしかかってきます。
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堀田隆一公式アカウント
2023年3月19日
つまるところ、順行と逆行のバランスということかと思っています。逆行は関心を引きつける最初の導入(あるいは反対に玄人向けの何度目かの導入)には向いていますが、いざ腰を落ち着けての記述となると、やはり順行が無難という結論になってしまいますね.
 ただし,バランスですから,工夫のしどころだと思ってもいます.
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umisio
2023年3月18日
面白い論点で腕が鳴ります(笑)ですが時間がなくて…取り急ぎ、思いついたタイトルだけ送らせてください。「学習者ファーストは必然的に遡及的研究にたどり着く!?」「先生が英語史の道に入ったのはある意味必然!?」「時系列研究と遡及的研究(仮説・検証)どちらが真相に迫れる?」「遡及的研究を遠ざけて没落する日本史・遡及的研究で勃興する英語史」「優れた研究者を遡及的学習で見つけ出せ!?」「料理はレシピを見ないでまずやる!遡及的研究」「トンネルは両端から掘れ!時系列学びと遡及的学びの協働こそ生命線!?」
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Grace
2023年3月18日
遡及的に見ることは歴史記述においては通常とは「反対」でも、日常生活では馴染みのある視点ではないでしょうか。
例えば私はある業務のやり方や経緯を確認したい時、まずは前年をそしてもう少し情報が必要であれば2、3年前というように順番に遡ります。
やはり直接の影響を受けているのは直近の過去のため、現在(につながる流れ)を理解するためには一番近いところから辿るとわかりやすいですし、いきなり10年前を調べてもつながりが見えにくいという理由もあります。
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Grace
2023年3月18日
目的にもよりますが、このように歴史学でなく、普段の私たちの過去との向かい方は、遡及的な面もあるのかもしれません。

「#412.○○語史のストーリーには要注意!」では英語史はサクセスストーリーとして描かれることが多いけれど…というお話でした。
これが反対となると斬新に感じられるのかもしれませんが、いずれの記述であっても何かしらが取捨選択された一つの見方なのだということに留意しないといけないですね。
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堀田隆一公式アカウント
2023年3月18日
Grace さん、ありがとうございます、確かにこれも関連回。次々に出てきますね。「#472. ○○語史のストーリーには要注意!」 https://voicy.jp/channel/1950/387156
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Grace
2023年3月18日
関連回の番号が間違えており、失礼いたしました。正しくは先生がリンクを貼ってくださったとおり#472ですね。

余談ですが、今回の現在から遡って見ることと関連して、世界英語をきっかけとして英語史に興味を持つ人が増えると嬉しいなと思っています。
専門家でないのに勝手なことを言って申し訳ありません…

そして私は考えることが好きなので、毎日テーマをいただきありがとうございます!
自己満足だとわかりつつ、こうして長々と書いてしまうのですよね😅
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umisio
2023年3月18日
Graceさん
直近からはじめる、同意です🙋👨‍🏫の言う通り遠ざかると不透明ボヤけてくるので。
この放送に「差し入れ」しませんか?
「差し入れ」することでパーソナリティに
感謝や応援の気持ちを伝えることができます
いつも放送を聴いていただき、ありがとうございます。「英語史はおもしろい」を伝えたいと思い、日々お話ししています。差し入れとともに質問やコメントを添えていただければ、チャンネル内で積極的に取り上げます❤

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▼プロフィール
堀田隆一(ほったりゅういち)
慶應義塾大学で英語史を研究しています。詳しくは下部のプロフィール欄、あるいはこちらの note 記事より?? https://bit.ly/3PnXWQ3

▼主著
 家入 葉子・堀田 隆一 『文献学と英語史研究』 開拓社、2022年。https://bit.ly/3WjY3iX
 サイモン・ホロビン(著)、堀田 隆一(訳)『スペリングの英語史』(早川書房、2017年)。https://bit.ly/3MXEfQ3
 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』(研究社、2016年)。https://bit.ly/3MV16fc
 『英語史で解きほぐす英語の誤解 ー 納得して英語を学ぶために』(中央大学出版部、2011年)。https://bit.ly/3OGj8Tx

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