#864. 「湯」と hot water --- 一昨日のEテレ「漢字ふむふむ」より
17:55
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「英語史の輪」にこめる想い
1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.
2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.
3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.
4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.
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・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)
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・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方
・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方
・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方
・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方
以上,よろしくお願いいたします😄
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プレミアム放送配信中!
- 00:431.
一昨日Eテレの「漢字ふむふむ」に出演して「湯」についてコメントいたしました📺
- 03:552.
昨晩の井上・堀田の YouTube 最新回は「させていただく」の椎名美智教授との飲み会回第2弾です🍺
- 10:003.
「漢字ふむふむ」で日本語の「湯」の特異性について語りました♨ 多くの言語では「熱い水」というんですね💡
- 03:174.
語りきれない「湯」論,続編は heldio で取り上げていきますネ♨ 椎名さんの「させていただく」新書も是非どうぞ📙
コメント

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言葉を分けるかどうかの基準は「見た目」が1つの重要なポイントになるのでしょうか…
するどくネ!
大昔、箱根に行った時、あれが、ただの暖かい水だとは、思わなかったです。
硫黄臭いし。
(中間テストは終わっけど、次の仕事はまだ見つかってません (ToT))
「湯呑み」という言葉を考えると、お湯ではなくお茶を飲むものなので、「ゆ」が初めから温度の高い水だけの意味だったのか、漢語の「湯」のように煮出したものも最初は指していなかったのか気になります。温泉と関わりがあるなら、効能のある成分が入った薬用水で、ただの飲み水を熱した水ではないですし、ただの熱い水は白湯と言い分けていますので、「ゆ」は初め漢語と同じ意味だったが後に現在の意味に限定されたということはないでしょうか。
まるでスペイン語でクジャクのことをpavo realと言うみたい。もともとpavoはラテン語でクジャクだったけど、七面鳥を指すようになってしまったのでrealをつけてクジャクという意味に戻している。
「茶碗」も茶から離れて器だけを指すようになったので「湯呑み」もそれと同じで初めは茶ではなく白湯を飲んでいた可能性もあり?
boiled water
उबला हुआ पानी
开(開)水
沸騰した水
hot water
गर्म पानी
热水
熱い水
tepid/lukewarm water
कुनकुना पानी
温水
温かい水/ぬるま湯
と言うことができます。でもやはりwaterにつける修飾語で表現しているので、1語で表す「ゆ」は特別な語なんだなと思いました。
煮出した薬用水→飲用の熱水○
└→湯治用の熱水→浴用の熱水○
=体に良い温度の水○
<漢語「湯」>
煮出した薬用水→料理の汁○
│└×飲用の熱水×
└×浴用の熱水×
あと、ちょっと温泉とは違うかもしれませんが、公衆浴場文化のある🇹🇷
のトルコ語だとどうなるのかなとも思いました。ネットで少し検索すると🇹🇷語ではお風呂関連のお湯だとbanyoという単語があるみたいです。一般的なお湯はsıcak suみたいです。
実際の使い分けについてトルコ語ご存知な方がいたらぜひ教えていただきたいです〜😄
一方で日本語の方が漢語の古い形を保っていることもよくあるので、古代中国の水・湯の区別が現代中国語では廃れたのに対して、日本語では保持されているという可能性もありそうで、いろいろ深掘りしがいがありそうです。
また中国語には热水•开水の2つがお湯を指しますが、前者が熱くなくてはいけないのに対して、後者は沸騰させたことを指していて、その後冷めても冷白开などと湯冷ましであることを示すのにも使えるようです。
中国語の熱い湯と沸騰した湯の使い分けは面白いですね。外国の人からみると、水と湯を分けるのは不思議なのでしょうか。
訳は相互理解にとても役立つものの、温泉の例のように、情緒に訴える細かい部分が零れ落ちてしまう感覚があります。間違いなく湯を記述的に表現するならhot waterなのですが、物足りない!
食べ物が言語間で行き来する例が面白いと思っていて、記述的にも書くことができますが、多くの場合借用語でそのまま書くようになる印象。やっぱり記述的だと美味しそうでないから?
例えば豆腐をbean curdと記述的に表現できますが、英語でもtofuとみることが多くなっていると感じます。
半年ぐらい前に Twitter で盛り上がった話題ですね。
👇
お湯はなぜ「あったかい水」ではなく「湯」の一語で表されるんだろう?他言語との比較や語源、文化から考える
https://togetter.com/li/2096476
ウクライナ語だと окріп という一語があるようですが、どうも沸騰水を指し、ぬるいものは指さないようで、また別の単語の切り取り方の観点があって面白いです。