2023年11月
【英語史の輪 #53】酒飲みが大騒ぎしたセミコロン
29:35
▼注目のリンク
・ 拙著 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』(研究社,2016年) https://amzn.to/3EOWDWD
・ 拙著 『英語史で解きほぐす英語の誤解 --- 納得して英語を学ぶために』(中央大学出版部,2011年) https://amzn.to/4547oz4
・ heldio 「#58. なぜ高頻度語には不規則なことが多いのですか?」 https://voicy.jp/channel/1950/183069
・ YouTube 「新説! go の過去形が went な理由」 https://youtu.be/vcRD3OSE1Ek
・ YouTube 「英語の不規則活用動詞のひきこもごも --- ヴァイキングも登場!」 https://youtu.be/zjTbRoZKNVo
・ YouTube 「昔の英語は不規則動詞だらけ!」 https://youtu.be/uB69_6Fsh3U (cf. 「#4807. -''ed'' により過去形を作る規則動詞の出現は革命的だった!」 ([2022-06-25-1]))
・ heldio 「#9. first の -st は最上級だった!」 https://voicy.jp/channel/1950/164444
・ heldio 「#10. third は three + th の変形なので準規則的」 https://voicy.jp/channel/1950/164742
・ heldio 「#11. なぜか second 「2番目の」は借用語!」 https://voicy.jp/channel/1950/164852
▼「セミコロン法」の原文と訳文
[ オリジナルの条文(1875年) ]
That no sale of spirituous or intoxicating liquor shall be made between the hours of 11 at night and 6 in the morning, nor during the Lord's day, except that if the licensee is also licensed as an Innholder he may supply such liquor to guests who have resorted to his house for food and lodging.
夜11時から朝6時までの間において,及び安息日には酒類の販売を認めないが,ただし販売免許保有者が宿泊施設の免許も有する場合,食事ならびに宿泊のために施設を利用する客への酒類提供はその限りでない.
[ 「セミコロン版」の条文(1880年) ]
That no sale of spirituous or intoxicating liquor shall be made between the hours of 11 at night and 6 in the morning; nor during the Lord's day, except that if the licensee is also licensed as an Innholder he may supply such liquor to guests who have resorted to his house for food and lodging.
夜11時から朝6時までの間においては酒類の販売を認めない;これは安息日にも及ぶが,ただし販売免許保有者が宿泊施設の免許も有する場合,食事ならびに宿泊のために施設を利用する客への酒類提供はその限りでない.
▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています📻
Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.
https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392
▼「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む」シリーズ(有料)を展開しています📻
英語史の古典的名著 Baugh, Albert C. and Thomas Cable. *A History of the English Language*. 6th ed. London: Routledge, 2013. のオンライン講座です.毎回1セクションンずつゆっくりと進んでいき,内容について縦横無尽にコメントしていきます.シリーズについて自由にご意見,ご感想,ご質問をください.皆さんで議論しながら読んでいきましょう.1回200円です.
https://voicy.jp/channel/1950/570931
▼10月30日に『英語史新聞』第7号がウェブ発行されています.
khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第7号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください
https://keio.box.com/s/ah2xnchu5qckogc4oh9fguj73hxfob16
第7号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio を通じても案内しています.
リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.
▼最近の人気配信回📻
「#711. なぜ be going to は未来を意味するの? --- khelf 広報の渡邉さんとの対談」
https://voicy.jp/channel/1950/526359
なぜこの表現が未来を意味するようになったのでしょうか? 「文法化」の事例として易しく解説します.
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「【英語史の輪 #18】「英語は(私にとって)○○です」企画の発進」
https://voicy.jp/channel/1950/579430
人名・地名はもちろん,私たちはあらゆるものに名前をつけます.名前に焦点を当てた英語史・言語学の探究,「名前プロジェクト」を始めようと思っています.皆さん,名前について一緒に考えていきませんか?
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「英語史の古典的名著 Baugh and Cable を読む (1)」
https://voicy.jp/channel/1950/570931
Baugh, Albert C. and Thomas Cable. *A History of the English Language*. 6th ed. London: Routledge, 2013. この一押しの英語史概説書は12章264節からなる英語史の通史です.これを最初から1節ずつ読んでいき,Voicy heldio にて私が自由自在にコメントしていくという有料配信(1回200円)の試みを始めています.
▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) とは?📻
「英語史の輪」にこめる想い
1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.
2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.
3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.
4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.
5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方
・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)
・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方
・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方
・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方
・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方
・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方
以上,よろしくお願いいたします😄
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[ オリジナルの条文(1875年) ]
That no sale of spirituous or intoxicating liquor shall be made between the hours of 11 at night and 6 in the morning, nor during the Lord's day, except that if the licensee is also licensed as an Innholder he may supply such liquor to guests who have resorted to his house for food and lodging.
夜11時から朝6時までの間において,及び安息日には酒類の販売を認めないが,ただし販売免許保有者が宿泊施設の免許も有する場合,食事ならびに宿泊のために施設を利用する客への酒類提供はその限りでない.
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That no sale of spirituous or intoxicating liquor shall be made between the hours of 11 at night and 6 in the morning; nor during the Lord's day, except that if the licensee is also licensed as an Innholder he may supply such liquor to guests who have resorted to his house for food and lodging.
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1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.
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4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.
5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方
・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)
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以上,よろしくお願いいたします😄
英語の語源が身につくラジオ (heldio)
堀田隆一(英語史研究者) #heldio
- 10:001.
「ゆる言語学ラジオ」最新回は「不規則動詞はなぜ存在するのか?」

- 09:352.
セシリア・ワトソン(著),萩澤 大輝・倉林 秀男(訳) 『セミコロン --- かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』 左右社,2023年.

- 10:003.
マサチューセッツ州の「セミコロン法」(原文と訳文は概要欄をご覧ください)🍺
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