TOPトーク専門家毎朝の思考子どもの修学旅行で「文化や歴史を学ぶ」って意味あるんだろうか08:06 2024年7月10日 7,866再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次修学旅行の記憶に残る体験とは?京都の歴史、文化を学ぶ意味とは?身体的体験が記憶に刻まれる理由修学旅行で何を重視すべきか?子どもたちにこそ必要な旅の価値AI文字起こし(β版) # 子どもの修学旅行で「文化や歴史を学ぶ」って意味あるんだろうか おはようございます。さなきとしなわです。 小中学校の修学旅行って皆さん覚えてますか。 僕は小学校も中学校もその頃愛知県内にいたので 小学校の修学旅行は京都で、中学の時は東京だったかな。 でもほとんど何も覚えてないですね。 宮部も嫌で 何かつまらないものを買ったぐらいの記憶しかないかな。 もうちょっと充実した青春時代を送ってる人だったら 夜布団の中で友達打ち明け話したとか、恋話とかそういうのを覚えてるかもしれないけど でもまあどっちにするのかそのぐらいですよね。修学旅行の記憶なんて。 しばらく前にアベノアプライムで京都の修学旅行って本当に行く意味あるのかっていうのをやっていて 面白い議論だったんですけど、京都はあまりにも人が多いので 清水寺とか行ってももう人だらけ。 あそこに上がるずっと三連坂とか土産物がなんで坂道とかあるじゃないですか。 武蔵通りを真っ青というぐらいのすごい大渋滞ですよね。 京都に行く意味ってじゃああるのかっていうね。 昔から京都に行ってるから京都に行くんだっていうそういう慣習的なものも大きいと思う。 でも一応建前としては京都の歴史や文化を学びましょうみたいなことになってるんだけど 小中学生や高校生だって歴史や文化ってそんなに身につくのか。 そもそも歴史や文化を学ぶというのはコンテキストが僕は結構必要だと思うんですよね。 例えば京都ってどういう意味があるのか。なんで京都に都があったのか。 みたいなことを知っているとより京都って面白く見られるだろう。 あそこは盆地になっていて、東も西もそして北側も全部山なんですよね。 南側だけ大阪方面に淀川に沿って平地が開けている。 だから守るに強いそういう土地ではあるんだろうなと。 そしてまた日本海側に近いですよね。奈良とかに比べると。 山城の方から琵琶湖に抜ければ琵琶湖の水運が使えて そして琵琶湖の北の端から日本海に抜ける鶴川まではほんの一息の距離なので そこの小さな峠さえ越えてしまえば日本海側に出られる。 あるいはもう少し西の方から小浜のあたりから山を越えて京都に出るという道もあって 当時その主要な交通路である日本海側の運輸、物を運ぶルート そこから様々な物資を調達しやすかったという血のりもあったのかな。 そういう土地の感覚、地理の感覚、あるいはさらに歴史で 武家がだんだん台頭してくる平安時代みたいな そういう話を知っていると面白いんだけど でも小中学生はそこまで知らないじゃないですか。 そうすると結局清め面を見てでかいなぁとか 金株地を見て金ピカだぐらいの印象しか持たないで終わってしまって 本当にそれが学びになっているのかというと あんまりなってないんじゃないかなと。 あそこの京都で学んだ歴史の深さを僕はいつまでも覚えてますよって 小中学の頃、小学6の頃覚えてる人がいるかというと いないとは言わないけど相当数が少ないんじゃないのかな。 その話はアメアプライムだったとき ちょうど京都のセンス屋さんのおかみさんが出てこられて ズームオンライン出演だったんだけど センスの体験とかするのはいいですよと話されて まさにそれだと思うんですよね。 最近は様々な体験学習みたいなのをやっていて 織物の体験とか蕎麦打ち体験とかね ああいう身体的な感覚を伴うものっていうのは 意外に忘れないなと思うんです。 身体の感覚のエンビさってのは子供だろうが大人だろうがそこは分からない。 そして身体の感覚にコンテキストって もちろんあった方が体験は深まるけどなくても その体の喜びみたいなものがあるから それはそれで楽しめるんですよね。 そういう身体の喜びを感じられるような身体的体験 それは何でもいいんだよね。 海辺に行って地引き網を引くとかでもいいわけだし 本当に海岸沿い歩いて潮干狩りみたいなことをするとかでもいいだろうし あるいは山の中を歩いてヒーヒー言いながら 300段ぐらいの階段を登って 古い神社に行くとかね そういうような身体を伴う体験こそが やっぱりすごく印象に残っているんじゃないかなと思う。 僕が行ってた高校は全員が参加するって修学料が当時なくてですね メニュー式とか行って5種類ぐらい用意されていて1年中 それこそ京都ならみたいなのもあれば キャンプとかスキーとかねいろいろあったんです。 どうかキャンプってのを選んで長野県の南部 真米の辺りだったかな あの辺のキャンプ場でキャンプするっていうのに参加したんですよね 一緒に行ったのは多分2、30人ぐらいの小じんまりしたメンバーだったんだけど やっぱり未だにその時のそういう身体的な感じってのを覚えてます。 昼飯作ろうって話になって じゃあスパゲッティやろう。缶詰温めるだけだから簡単だしっていうね 買い出しに行ってパスタ買ってきて で鍋はキャンプ場にあったんでそれで茹でて で缶詰のミートソースか何か温める まあ簡単な料理なんだけどスパゲッティを茹で終わる頃になって あっしまったザルがない。ザルキャンプ場にないよねどうするって言ってたら ちょうどその同級生の一人がまごめ塾か何かの土産物屋で ほら昔のスゲガサみたいなのあるじゃないですか 塩水系をもうちょっと広げたようなやつ。あれを買ってたんで おい、ひろしそのスゲガサ貸してくれよって言って スゲガサを洗ってひっくり返してそれをザル代わりにしてパスタを茹でてた なんていうねどうでもいい話をねやっぱり未だに覚えてんだよねあれから 40何年経つのにね だから子供にはやっぱりそういう身体的な感覚を覚えさせるっていう 旅の意味ってのはすごくあるんじゃないかな これは修学旅行に限らず様々な旅でも同じですよね 走行しているうちのその身体からスタートしてきっと コンテキストとか文化みたいなものを覚える スタート地点になってくる きっかけになってくるってことが起きるんじゃないのかな だからスタート地点としての身体っていうね こういう旅を子供たちにはさせてあげるといいんじゃないかなっていうのは 京都の修学旅行の話を聞いてて思いました ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:061.子どもの修学旅行で「文化や歴史を学ぶ」って意味あるんだろうかコメント感想・質問・応援メッセージを書こう おくら2024年7月14日なるほどねぇ…🧐 です!笑1返信 mii2024年7月12日東北在住です。修学旅行で行ったっきりの京都。もう一度行ってみたいけどなかなか難しくその時よくわからないまま眺めた京都はあとから意味や歴史を知って感慨に耽てますがそんな味わい方もあるのではと思います。旅館や店で聞いた京都弁がとても新鮮で忘れられない。これも体験ですよね。またそこの土地での肌感覚も体験。生きてるうちにもう一度行きたいけどとんでもない混み具合。こんな時代になるとは思ってもみなかった。やっぱり修学旅行で行ったこと感謝にたえません。1返信 俊尚 佐々木2024年7月18日学びを深めてから京都を再訪すると別の見え方ができて良いですねえ。 ハルカス2024年7月10日子供の頃に来た京都奈良、なんとも思わなかったけど、大人になって来たら違うものがある。それは自分の成長なんだ。それを感じるために、子供のうちに一度は行っておくのだ。だから京都奈良おいで、という話(売り文句?)があります。種まき的に体験しておきましょう、と。ちょっと納得してしまいつつ、楽しい方がいいなぁと思いつつ。ちなみに奈良県民です。3返信 俊尚 佐々木2024年7月18日種まき、なるほどねえ。面白いです。奈良いいですよね。私は京都より好きです。1 回鍋肉2024年7月10日抑、「文化や歴史を学ぶ」みたいなお題目、私(現在30半ば)の頃感じなかったですが私は北海道の田舎出身ですが中学で札幌に行って初めてのアニメショップに興奮して、高校では京都でタクシーに乗ったら人混み縫いすぎて酔ったり、そういうの引っ括めたのが「文化や歴史」というものだと思いますただ歴史においては、特に広島、長崎、沖縄系のコースだと内容によってはイデオロギー入ってしまわないか、それが心配ではあります返信 俊尚 佐々木2024年7月18日文化にはもちろんサブカルチャーも含まれるべきだと私も思います。1 まいたろ2024年7月10日身体感覚を伴う経験は確かに記憶に残りますね。京都で子ども達が記憶に残っているのは貴船神社の近くの川床の水がとても冷たく、クーラーが無くても涼しかった事だそう。少し意識して、旅行を考えてみようと思います。2返信 俊尚 佐々木2024年7月18日触感とか意外と記憶に残りますよね。 もっと見る
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だから京都奈良おいで、という話(売り文句?)があります。種まき的に体験しておきましょう、と。ちょっと納得してしまいつつ、楽しい方がいいなぁと思いつつ。
ちなみに奈良県民です。
私は北海道の田舎出身ですが中学で札幌に行って初めてのアニメショップに興奮して、高校では京都でタクシーに乗ったら人混み縫いすぎて酔ったり、そういうの引っ括めたのが「文化や歴史」というものだと思います
ただ歴史においては、特に広島、長崎、沖縄系のコースだと内容によってはイデオロギー入ってしまわないか、それが心配ではあります