TOPトーク専門家毎朝の思考AIに「自分の人生の目標値」を与えるという課題08:07 23時間前 3,569再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次AIに「決定」を委ねる現代人選択の疲弊からAI依存の結婚へAIが示す「自由からの闘争」新たな形AIが設計する人生最適化の真実AIに与える「人生の目標値」とは?AI文字起こし(β版) # AIに「自分の人生の目標値」を与えるという課題 おはようございます。佐々木敏直です。 今日は秋祭りの日で 渋谷区の端の方にある我が家の近くでもずっとみこしを担いでいる人たちがいて、おはやしも流れてきて おはやしもスピーカーで 録音を流しているのかなと思ったら、そうじゃなくてちゃんとみんなで演奏してるんですよね。 素晴らしい。東京はこういう リアルな下町情緒というのはまだ残っている衣類がたくさんあるなと思います。 夏が終わって 秋が始まる。 ちょうどそういう時期ですよね。 最近AIを使って 何でもAIに決めてもらうみたいなことをしている人が増えているなぁ。 持っている衣類を全部写真に撮ってAIに渡して 自分の服を管理してほしい。 何か新しい服を買おうと思って アマゾンのこの服を買おうと思うんだけどって言ったら いやそれ似たようなものを前に持っているじゃないですか。やめた方がいいですよって怒られたりとかね。 番号は何作ればいいけどわからない。冷蔵庫にこれとこれとこれがあるんだけど何作ればいいって AIに決めてもらうとか 何でもAIに決めてもらうことによって 気が楽になる。 自由であることよりも決めてもらう方が楽っていう そういう気持ちの転換がある。 毎日毎日決められた食事しかダメだって言われると もっといろんなものを食べたいってみんな思うわけだけど 逆に 何を食べてもいいよ、好きなものを作りなよって言われると 逆にそれが辛いっていう。 これは前に本にも書いたことがあるんだけど 選択の科学って本があってね。選ぶことの科学。 ある小売店での実験で ジャムか何かを販売しようと。 20種類ぐらい用意した場合と 3種類だけ用意した場合 どっちが売れたかと言ったら3種類のが売れたみたいな、そういう話が書いてあって 選択肢が増えると結構みんな疲れちゃう。 それはありますよね。アマゾンとかで何か買おうとする。 もう買うものが決まっているならいいんだけど 例えばたくさん種類があってどれ選んでいいのか分からないっていう 選択基準がないものってあるじゃないですか。 例えばティッシュとかね。 ティッシュ何買おうかってアマゾンのページ開くと うわーっとたくさんのティッシュがある。 もうどれ選んでいいのか分からない。 ちゃんと吟味すればいいのかもしれないけど ティッシュごときでそこまでやるのはめんどくさいよねってなると アマゾンベストセラーとかアマゾンオススメって書いてあるやつをもう選んじゃう。 決めても渡った方が楽っていう気持ちは我々にはあるんじゃないかな。 結婚制度の話も僕は前からよく言っていて 戦争が終わって戦前のようなお見合い結婚とか当たり前じゃなくなり 自由な恋愛ができるようになって 自由な人と結婚できるようになった。 それを当時1950年代から60年代の日本人は とても素晴らしい民主的な時代だっていうふうに喜んだんですよね。 自由恋愛だっていう。 でもあれからもう70年80年経ってみると逆に自由が呪縛になっている。 自由恋愛って言ったって結局 恋愛ゲームで勝てるのはイケメン美女だけじゃないかみたいな話もありですね。 だったら親が決められた相手と 結婚してた方が昔のそういうやり方の方が気が楽だったんじゃないかって思う人も多分今増えてるんじゃないのかな。 そういう時にAIが出てくるわけですよ。 AIにもう何でも決めてもらう。 例えばじゃあ50歳ぐらいの結婚してない男性が マッチングアプリ登録して 僕はやっぱり20代の若い女の子と結婚したいとかね アホなこと言ったりする。 もちろんそういうこと言うのは自由なんだけどその時にAIに相談したらAIが あなた50歳のメタボのおじさんのくせに何言ってんですかと。 そんな20代の女性なんて言ってないで同年代のちゃんと生活力のある女性を探しなさい とか言われてシュンとなって分かりました。 そして同年代にそれで結婚できるみたいなね。 そうやってAIに決めてもらうことによって自由ではないけれども ある種気楽な人生みたいなのを歩むっていうことなんじゃないのかなと思うんですよね。 うん。 なんか昔からねやっぱりそれこそエイリー・ヒューフロムが1940年に書いた 自由からの闘争みたいな本もあったりとか やっぱり選べること、自由であることっていうのは常に抑圧になりかねないと。 かつてヒューフロムは自由からの闘争として そういうハシズムとか全体主義みたいな闘争して逃げ込んでしまうみたいなことを書いたんだけど 今は逆にそこにAIという我に知性のある存在がいるわけだから 別に全体主義に走らなくてもAIに依存することによって生きていくと。 逆に言うとAIというのは単に依存される存在ではなくて 自律的にこの人のためには何がいいかって事をきちんと考えてくれるっていう この人のためにその人の選択だったりとか自由な利用みたいなのを設計してあげようという そういう風に考えてくれる可能性があるわけで だからAIに依存することというのは決して悪いことでもないかなという感じもするんですよね。 人生をより豊かに最適化してもらう そういう設計をしてくれる存在っていう風に考えるって事もありなんじゃないのかなと。 でもここで その最適化ってのはどういう最適化なのかって議論も当然出てくるんだろうなって思うんですよ。 例えば今日すごい仕事をたくさんしていると もうやりすぎたぐらいにしてしまう。 その時にAIにもっと仕事をした方がいいだろうか、でもこのぐらいでやめた方がいいだろうか いやもうあなたは十分働いたんだからもうこれで終わりにしましょう、あとはゆっくりご飯でも食べてワインでも飲みなさいって言ってくれるのか いやいやあなたはまだもっとできるはずだからもうちょっと頑張りましょう、そうしたら 次のポジションがもっと上に上がるかもしれないという風に思うのか それがどっちが自分にとって幸せなのかっていうのは結局人間の側が決めなきゃいけないわけですよね。 AIに人間の幸せの最終目的地を決めることは多分できないと思う。 なぜなら人間の幸せの最終目的地は人によってそれぞれだから それぞれを決めるのは最終的に人間の仕事なわけですよね。 そう考えると人間が生きていくことの支えになるAIという時に そのAIに何をKPIとして与えるのかっていう新しい課題が我々に新たに生まれてくるんじゃないのかという風にも考えるんですよね。 いやこれなんか喋ってたらすげー難しい課題な気がしてきた。 もうちょっとこの話をじっくり考えてみたいと思います。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:071.AIに「自分の人生の目標値」を与えるという課題コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
AIに「自分の人生の目標値」を与えるという課題 9分・23時間前・ 3,569再生AI目次AIに「決定」を委ねる現代人選択の疲弊からAI依存の結婚へAIが示す「自由からの闘争」新たな形AIが設計する人生最適化の真実AIに与える「人生の目標値」とは?
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