TOPトーク専門家毎朝の思考あまりにも誠実な書籍「リベラル疲れ」の素晴らしさ09:11 10月6日 7,566再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「リベラル疲れ」誠実すぎる一冊鈴木大輔、農村で見た分断の根源自身の「リベラル」を問い直す原点リベラルはなぜ常に「怒る」のか?分断を招く「怒り」の構造と未来AI文字起こし(β版) # あまりにも誠実な書籍「リベラル疲れ」の素晴らしさ おはようございます。 佐々木敏直です。 今日は最近読んで感銘を受けた本を紹介してみようかなと思います。 鈴木大輔さんという ルポライターと言っていいのか 文筆家と言えばいいのか。 段階寿司屋世代は1973年生まれ ホリエモンとかと同じぐらいの世代ですかね。 貧困とか アウトサイダーとか あるいは反射系の人たちとかそういうのを取材する 仕事でとても有名な方ですけど その鈴木さんが出された最新刊で リベラル疲れっていうね リベラルに疲れた サブタイトルは農村自治会長分断解消に挑む 元々鈴木さんはリベラルな立場で 差別とかそういうものに対して 抵抗するっていうポジションだったんだけど その彼が 千葉のわりに田舎の農村に移り住んで そこで自治会長を務めるようになって 初めて地域に根差して保守的な人たち いわゆる農村の普通の人たちと出会うようになり 意外に彼らの気持ちは理解できるなってことに気づき だったら 思想心情が違うが故に ずっと距離を置いていた昔の友人 途中からネトウヨみたいになっちゃったみたいな人と 会って話をしてみようかっていうので 対話を始めるっていうそういう内容の本なんですよね この本はタイトルだけ見るとリベラル批判本みたいな感じに見えるんだけど 全然そんなことはなくて ものすごい誠実な本だなと思いました ものすごく血に足ついているというか 自分の居場所を常に探りつつ その上で今起きている分断とか 対立って一体何なんだろうってことを 一歩一歩探りながら書いていっている感じで すごく共感できるというか こんな誠実な本を読んだのは初めてだな ぐらいな感じに誠実な本だったんですよね 読んでみるとすごく面白いので ぜひ皆さん手に取ってみてください あっという間に最後にドッコワしてしまう やっぱり文章はめちゃくちゃ巧みな方なので まるで小説を一休みするぐらいの感じで読めてしまう そもそもなんで自分が リベラルだったのかと だから農村で生きている人たちとか 昔の友人ってやっぱり自分の足元みたいなのがあって 例えばその山を切り開いたりとか畑を作ったりとかっていう そういうところからスタートする思想ってなるんだけど 自分にはそういう経験はない 戦争経験はもちろんないし いじめられた経験もないし 格差の底辺でもない じゃあ自分の時代は一体どこから始まったんだろうと 問い直すところから始めているわけですよ こう書いている 反戦反差別反格差である僕自身は 性格的にはマイノリティだったかもしれないけれど そういう 戦争とかいじめとかの経験もないと では僕の思想の根幹は仮想なのか その思想に至る原体験も一切ないのか いや軽トラに戻ってカリバラ駅に混合ガソリンを給仕ながら 僕にも2種類の原体験らしきものがあることに気づいた 僕にとって原体験それは読むことと聞くことだ 人から話を聞き本を読むってところからスタートしてリベラルになったっていう風に考えるんですよね とはいえね そうやって昔の友人やあるいは若者なんかと話しているうちに なんでいつもそんなに 怒っているんですかとリベラルの人たちは っていう疑問を呈されてそれに答えに給仕しちゃうわけですよね なんでなのだろうってことを自分の中で考えて 自分の思考がどうやって構築されてきたのかっていうことを考える その童貞はやっぱりとても誠実なんですよね こういう風に振り返るんです 敷かれたレールに乗りたくないではなくて 乗ろうとしても乗れないダメな自分というセルフイメージが そういう性格である上の強い劣等感とマイノリティ意識みたいなものが幼い日から 自分の中にずっとあったっていうんですね そう僕の中にはこんな強いマイノリティ意識があったから マイノリティを差別することを批判するリベラルに同調した 差別に怒るリベラルに自身の疎外観や 表出させることのできない怒りと違和感を重ね合わせ 同じことを同じく怒ることのできる集団にシンパシーを感じた そして特に10代や20代ではその集団の怒りに乗っかって 自身も怒ることに疎外観をも感じていたのだと思う さっき読み書きが原体験って言ってたけどそれは後発的なものだったと どっちかというとこのマイノリティ感が リベラルの人たちと親和性が高かった根源的な理由じゃないかってことを 鈴木さんは書かれてるんですよね そうやって考えると 若者から問われたこと つまりリベラルはどうしていつも自分たちが絶対に 正しいってことを前提に語るんですか リベラルは何でいつも怒っているんですか っていうことに対する答えがそこにあったっていう そもそも怒りを内包しているからリベラルになる 間違っていることを許せないという感性や 間違っていることにより被害を受けた原体験があるから リベラルの代わりシンパシーや共同体意識を持つ つまり自分が許せないと思ったことに対して みんなで怒るってことでそこの仲間意識が育つ でもその仲間意識や共同体意識っていうのは よく言えばそうなんだけど 言い方を悪くすればエコーチャンバーであり タコツボーカーであるっていうことでもあるわけですよね こういう結論になるんですよ そういう嫌悪感によって視野を失うことで 価値観のことながら相手の人物像を見失い 必要以上に悪魔化してしまう それが分断を生む一因というか むしろ主因ではないかということだった となればたどり着く結論は リベラルイコール怒りを内包するものこそが その存在そのものが分断生産の主因主体になりかねない なっているという事実ではないか つまり怒ることこそが分断を生んでるんじゃないの っていうことを言うわけなんですよね 僕も散々 なんでそんなに怒るんですかってことは問い続けたんだけど それを言うたびに やれトーンポリシングだなんだっていうふうに反発されてですね 全く言ってることが議論が成り立たないというか 言葉が通じない感じがあって 本当にこの10年か15年ぐらい虎狼感だらけだったんだけど リベラルって言われてる人たちの中から こういう鈴木さんのようなことを考え それを本にする人が現れてきたというのは もう実に心強くて ようやくねこの日本で本来のリベラリズムに基づいた 寛容とかね多様性みたいなものを大事にする思想ってのが そこにもう一回立ち返るね いいきっかけになるんじゃないかなって思いますよ なんかリベラルって言いながら 寛容でも多様でもないっていうね 一つの価値観を引き付けすごい怒ってばかりって やっぱりおかしいわけで 最近鈴木さんに限らずね それこそ京都世界大の白井さとしさんだったりとか 後乃井さんだったりとか なんか従来のリベラルあまりにおかしいんじゃないですか っていう意を唱えつつある人がね だんだん増えてきてるっていうのはね なんか時代の転換点に来てる感じは僕はしますよ 世界は正しい正しくないでは語れないことばかり もちろん正しくあって欲しいが そうでない事象が来た時に正しくないから許せない そもそも正しくない時代について議論の余地がない といった怒りの思考停止では 対話が成立しない一歩も進まない そうなんですよね 本当にその通りだと思います というわけで今日はリベラル図鑑という本について紹介しました ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚09:111.あまりにも誠実な書籍「リベラル疲れ」の素晴らしさhttps://link.amazon/B0g0IAXuRコメント感想・質問・応援メッセージを書こう VOICY14310月9日😊返信 杉原 順(HN ス・ギー)10月7日早速楽天で購入しました。私自身、リベラルな方々と行動を共にしていた(過去形)時期があり、そのときの体験談をときどきコメントさせていただいていますが、当時から感じていた違和感をかなり言葉にしてくれていそうです。1返信 俊尚 佐々木10月7日はい、そこがとてもリアルと思いました。1 sek10月7日紹介ありがとうございます。日本のオールドリベラルにとって、自分たちが他の思想に怒っていることが分断を生じさせている根幹であることを認めるのは、彼らにとって非常に大きなハードルだと思います。ただ年月が経つにつれそういった層の声は小さくなって行き、この本のような新たな価値観のリベラルが段々と厚くなっていってくれるのではないかなと期待しています。返信 俊尚 佐々木10月7日少しずつリベラルの人たちも変わりつつあるようです。世代交代もあるかも。 回鍋肉10月6日「本来のリベラリズム」という視点で見れば、寧ろそれには疲れていないどころか回帰しているのだと思います例えば、自民党の今井議員がタレント出身であることでバッシングを受けたときに共産党の大門議員が「職業への偏見とジェンダーバイアスで叩くべきではない」とそのバッシングを非難しましたお二人は障害者福祉に対して意見交換もしましたし、リベラルってそういうものだと思います「保守」にしても、抑、日本潰したい人なんていないでしょうし若者がとかいうより、イストのイズム離れな気がします3返信 俊尚 佐々木10月7日まあそうかもねえ。
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私自身、リベラルな方々と行動を共にしていた(過去形)時期があり、そのときの体験談をときどきコメントさせていただいていますが、当時から感じていた違和感をかなり言葉にしてくれていそうです。
例えば、自民党の今井議員がタレント出身であることでバッシングを受けたときに共産党の大門議員が「職業への偏見とジェンダーバイアスで叩くべきではない」とそのバッシングを非難しました
お二人は障害者福祉に対して意見交換もしましたし、リベラルってそういうものだと思います
「保守」にしても、抑、日本潰したい人なんていないでしょうし
若者がとかいうより、イストのイズム離れな気がします